

朝から雨模様で、ほぼ一日降り続きました、夕方になってやっと雨が上がってくれました。
「寒い」と言うのがピッタリの一日でした、とても半袖姿では過ごせませんでした。
最高気温は20度を超えた程度だったのではないでしょうか。
こんな、あいにくの天候だったので、出かけるに出かけられず、一日家にこもってしまいました。
寝転んで、先日図書館で借りてきた本を読んだり、眠くなるとうたた寝をして、まったりとした一日を過ごしました。
朝、通勤時に聴いているお気に入りのラジオ番組が「日本全国8時です」という番組です。
火曜日のゲストは「荒川洋治さん」で、詩人らしく本関係の話題が多く語られます。
その中で「蔵書」にしたい本と言うのが話題になりました。
その時、私の記憶に残ったのが下の写真に写された「知的生産の技術(著者:梅棹忠夫)」「日本の思想(著者:丸山真男)」の2冊でした。
私は、図書館へ通ってはセッセと本を借りてきますが、ジャンルは「歴史関係(歴史のウンチク、歴史小説)」「趣味に関係する本(現在は写真関係が多いです)」「雑学」と言ったたぐいです。
いわゆる、名作と言われるジャンルは全く読みません、ですから教科書へ載った以外名作と言われる小説や、巷で売れている本とは全く縁がありません。
記憶に残った2冊も、多分蔵書にしている方も多い名著なのでしょうが、私に取っては初めて聞いた本でした。
どういう風の吹き回しか、自分でも分からないのですが、お気に入りの番組で紹介されたので、読んでみようかと言う気分になりました。
根が貧乏性なので、とりあえずブックオフの本棚を探してみました。
ご存知のとおり、岩波新書と云えども、ブックオフの105円本棚には驚くほどの本が溢れています。
出かけた先で、何店舗(ブックオフ)かの本棚で探したのですが、105円コーナーはもちろん半額コーナーにも見つけることができませんでした。
先日、エキナカのブックオフで「日本の思想」を運良く見つけました。
パラパラとめくったら、いささか敷居の高そうな内容でした。
この本を蔵書していた前の方は傍線を引きながら読んだようで、本は相当「傍線」だらけの状態です。
とりあえず、購入しました。
さて、「知的生産の技術」だけはどうしても見つからないので、豊栄図書館の蔵書を検索したら、蔵書していることが分かったので、借りることにしました。
本棚にあるのかなと思ったら、図書館の倉庫へ保管されていました、保管されている本を借りたのは、初体験です。
もう40年以上前に発行された本なので、相当痛みがありました、なので保管対象になったのだと思います。
「知的生産の技術」を先に読みました。
この本、最初に感じたことは「偉くひらがなが多い」ことでした、通常大学の教授が書いた本は、面倒な表現や漢字が多いと言う刷り込みがあったので、新鮮な感覚でした。
本の中に「あえてひらがなをおおくしている」と書かれていましたので、私の感じたことは正解だったようです。
名著と言われる本なので、書評は差し控えますが、40年以上も前に現在の状況を予測していた事に名著と言われる片鱗を感じました。
「日本の思想」の方は、少しパラパラとめくっただけで、まだ読んでいません。
こちらは、難しい表現が多いようなので、いささかハードルが高そうです。
読み終わるかどうかは、自身が持てません.......
