
朝一番、スマホから警戒音が鳴り響きました。何事かと思えば、「熱中症警戒アラート」の通知。確かに、今朝もじわりと蒸し暑く、湿気が肌にまとわりつくような気配です。
本来なら昨日とは違う場所で、福島潟のハスを撮影する予定でしたが、この暑さでは当然のように断念しました。
遊潟広場で出会ったハクチョウ
昨日撮影した写真は、福島潟の「遊潟広場」にて。一枚目の写真には、ここで越夏するハクチョウが写っています。以前とまったく同じ場所で過ごしていたことから、どうやらここが彼のねぐらになっているのかもしれません。
よく見ると、左側の羽が傷んでいるのが分かります。これが、彼がシベリアに帰れない理由なのでしょう。なんとも痛々しく感じられます。
二枚目の写真は、オニバス沼での一枚。遊潟広場をあとにして、偵察目的で少し足を伸ばしました。
沼の一角にはハスが密に広がり、水面を覆うように咲き誇っていました。実は、今日はここで撮影しようと目論んでいたのですが……暑さに負けてお預けです(笑)。
沼を見渡すと、オニバスの葉が芽吹き、開花へ向けて準備中の様子がうかがえました。驚いたのは、その葉っぱたちが、まるで並んで整列しているかのようにきれいに芽吹いていたこと。しかも一つの沼だけでなく、見渡せる限りの範囲の沼すべてが同じように整列していました。
もしかすると、沼を管理されている方がこんなふうに仕立てたのでしょうか。とはいえ、きれいに並べるためには、種を同じように配置しなければなりません。そんなことが果たして可能なのか――ぜひ聞いてみたい気がします。
て、話を戻します。オニバスは、強い日差しや高温を苦手とすると聞いたことがあります。こんな猛暑が早々に始まってしまった今年の夏、果たしてどうなるのでしょうか…。

