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癒し系獣医師の動物病院開業日誌

アニマルセラピー団体で活動している癒し系獣医師。農業団体職員から脱サラし、動物病院を開業しています!

ベトメディン

2009年03月31日 | 動物医療
今日は年度末ですね。
去る人あり。
去るにあたり、記念の品をいただきました(写真)。
いいものをいただき恐縮です。

適性検査も終わりましたが、終了後はいろいろ改善点を聞くようにしています。
今回もそれなりにありました。
運営に関することはどんな場合にもありますね。
これでいいというものはありません。
忘れないうちに検討したいです。何せ最近すぐ忘れちゃう・・・

家の犬も実家の犬も心不全持ちですが、最近はACE阻害剤だけでなく、血管拡張作用と強心作用の両方を持ち合わす画期的な薬剤が出ていることを「最近」知りました。まあ、不勉強だったのですが・・・

日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社
のHPによれば

「ベトメディン®」は、ベーリンガーインゲルハイムによって開発された、慢性心不全薬の新しいカテゴリー「カルシウム感受性増強薬」に属し、ピモベンダンを主成分とする錠剤です。国内外でベトメディン®の犬に対する安全性および慢性心不全に対する高い有効性が確認でき、その有用性が認められ承認されました。ピモベンダンは心筋のトロポニンCのカルシウム感受性増強作用及びホスホジエステラーゼ(PDE)活性抑制作用を有することで、強心作用及び血管拡張作用の2つの作用を同時に示し、従来の製剤とはまったく異なった作用機序により、ゆっくりと確実に進行して行く慢性心不全に対して有効性を発揮します。

とのこと。
別の治療薬であるアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤の塩酸ベナゼプリルと比較して、ベトメディンが生存期間に及ぼす影響を探ることを目指したと説明し、ベトメディンによる治療を受けた犬はベナゼプリルの治療を受けた犬より2倍近く長く生きることも報告されているそうな。

我が家の心不全レベルは4段階の内、2段階ですが3以上になったときお世話になるかもしれません。

心不全の犬を飼われている方は情報として持っていたほうがよさそうです。

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