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癒し系獣医師の動物病院開業日誌

アニマルセラピー団体で活動している癒し系獣医師。農業団体職員から脱サラし、動物病院を開業しています!

往診やら歯石取やら

2013年06月28日 | 動物医療
今日は昼食なしで働きました。
まあ、件数はそうでもないのですが、歯石とりやら往診やらでお陰様でそれなりに忙しい日でした。
歯石は結構ハードで、5本抜歯もしなくてはなりませんでした。
麻酔はなるべく軽くしてほしいとのことでしたが、結構容易なことではなかったです。
が、何とか無事に終了。無麻酔で歯石取りする方もいるそうですが、どうやってやるのかと?

昨日は鍼灸治療を見てみたいという先生が来られ、私の拙い鍼灸治療を見学して東洋医学を学んでみたいとのこと。
嬉しいですね。仲間も少ない中、そういう同志ができることは嬉しいです。

明日は夕方まで診療して、鍼灸の勉強のため出張です!

水曜日は何かがある!

2013年06月27日 | 動物医療
毎週水曜日は何かがあります。

水曜日は看護士さんがお休みで家内と2名体制で病院を午後1時まで開けているのですが、水曜日に比較的重症な子が飛び込んでくることが多いです。
今週も、ウサギさんですが「お腹に腫瘍がある子が元気がなく食べない」との稟告で初診です。
体温も相当低く元気なく、排便もほとんどないようでした。

ウサギ専門病院での研修記録を引っ張りだし、それに従って治療し、最後に「お金はいりませんので、お灸をさせてください」としてお灸してあげました。
初めてのお灸に少し飼い主さんも驚いていましたが、それで少しウサギさんが元気になってきました。
今日様子を聞いたら、「帰ってからご飯をバリバリ食べて驚いています」とのこと。大変喜んでました。

そして、その日はいろいろと診療が長引き、終了したのは午後3時。
しかも、親戚の不幸があり、その足で余市まで仮通夜に行きました。
帰りは午後9時頃になり、ぐったり!

まあ、水曜日は何かがある日です!

毛玉症の猫

2013年06月25日 | 動物医療
昨日は手術で疲れたのか、爆睡しました。

ずっと吐いて食べなかった猫ちゃんは、毛玉を出してなお食べず、機能も点滴したのですが、下痢とはいえウンチもでてガスもでているととのこと。
「この先、必ず食べますから」と説明しました。

先ほど電話したら、昨日の夜に1回吐いたものの、翌朝、つまり今日の朝に缶詰を食したそうです!!!
いや、良かった。ホントに。

大げさかもしれませんが、今回の症例でいろんなを学んだ気がします。
なんにせよ、食べてくれてありがとう!

腫瘍摘出

2013年06月24日 | 動物医療
今日は患者んさんは少なかったのですが、犬の腫瘍を摘出しました。
丁度、股の間にできて、長さが4cm、幅が3cm、高さが3cmくらいです。
事前にカラーエコーで血管の走行を確認して太いものは確認できなかったので、「電気メス」も駆使して摘出しました。

写真が少しグロイですが、中は液状物があって、後は実質性のもので、悪性度は低いとみています。
こういう腫瘍は電気メスがないと大変ですね。





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毛玉

2013年06月22日 | 動物医療
心配だった猫ちゃんから、今朝毛玉が結構な量排出されました。
排便とともに毛玉がでてきたので、更に浣腸もしてもたら更にでました。

レントゲンで確認したら、ガスも抜けてます。
イヤー、良かった。
4日目にして展望が開けたです。

まだ、元気ないけど回復するでしょう。
点滴していますので。

心配な猫ちゃん2

2013年06月21日 | 動物医療
心配な猫ちゃんは、昨夜ウンチを少しながら排出し、一切れのささみ肉を食べたそうです。
それでも今朝嘔吐したそうですが、排便は大変よかった!

血液検査をしても、ナトリウム、クロール、カリウムは正常値で血小板が低いことのみが異常値です。
元気も出てきたみたいで、まだまだですが、回復傾向になりそうです。

今日も日帰り入院でさらに元気にしようと治療しています。
低かった体温も正常になり何とか回復に向かってくれればいいです。
今日のレントガン検査ではガスが増えている所見もないですし。

後、一日絶食して胃腸を休ませればなんとかならないかと念じています。
最後に鍼灸で治療するつもりです。

心配な猫

2013年06月20日 | 動物医療
昨日から心配な症状の猫がいます。
ずっと吐いていて、一昨日の朝初診しました。
点滴と吐き止め、H2ブロッカーの投与で吐くのは止まりましたが、食欲が一切なし。
レントゲン検査では微妙なガス。

しかし、今日は元気も出てきたので、まだ維持療法で行きたいと考えています。
異物とか閉塞も視野にいれつつ、血液検査等で経過観察しようと思うのですが、「気になる」んです。
早く良くなってほしい・・・

肥満細胞腫のその後

2013年06月19日 | 動物医療
肥満細胞腫の犬の前足です。
一度腫れて大量の排膿をしたものの、その後は順調に回復して皮膚も盛り始めてきました。

やはり、一度腫れたのは治癒への好転反応だったと理解しています。
飼い主さんも非常に喜んでくれて、お散歩も依然と変わらずできるそうです。

肥満細胞種そのものが消えたということはないのでしょうが、生活の質を上げることに成功しました。
このまま維持していくよう、治療を継続します。

猫の皮膚病

2013年06月18日 | 動物医療
この猫ちゃんは、眼の周囲が赤くなって禿げていたのですが、2回の治療でぐっと良くなりました。
鍼灸とオゾンで地領しているのですが、ことのほか治療の反応が良かったです。
往診にいったのですが、いままで皮膚病の治療にかなりのお金と時間がかかったようです。

別に皮膚病の治療に長けているとは思いませんし、そんなつもりもないですが。
やはり鍼灸の効果は高いですね。
猫に効果が高いかもしれません。
猫は即効効果がでるように感じる今日この頃です。


保護猫ちゃん譲渡!

2013年06月14日 | 動物医療
写真では分かりにくのですが、先日来から保護された子猫ちゃんの診療をさせていただいていましたが、この度無事譲渡されました。
写真は箱で空気穴から、顔をだしている子猫です。

保護された当初は目がこぺこぺで体温も低下しており、正直危ないとも思いましたが、暖かい点滴と保護してくれた方の看護で生き延び、途中も一時体重がへったりしたのですが、加療で持ち直し、この度めでたしめでたしとなりました。

こんなにうまくいくと思っていなかったのでうれしいです。
そして、保護してくれた方は妊婦さんで来月出産を控えた方でした。
そんな大変な時期に保護してくれた暖かい気持ちに感謝いたします。
元気なお子さんを産んでください!

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