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癒し系獣医師の動物病院開業日誌

アニマルセラピー団体で活動している癒し系獣医師。農業団体職員から脱サラし、動物病院を開業しています!

アロマ 

2012年03月04日 | Weblog
最近家で「アロマ」はじめました。
アロマの精製油を数滴垂らして、夜ミストで流していると、朝になって起きても仄かにアロマがかよいます。

ランプ付きでLED電球ですが、中々癒しの雰囲気を出してくれます。
あまり、強い香りは家族は好まないので、リラックス系のブレンドアロマ油です。
偶に間接照明にして夜アロマミストにすると結構家族にも好評です。

犬は癒されているか?
分かりませんねぇ。
でも、年のせいかよく寝ます・・・・・がこれも効果だと考えればいいのです。

電子カルテ

2012年02月27日 | Weblog
今朝も吹雪でした。
もうすぐ、3月だというのに中々春らしい日がきません。

昨日は、家具屋さんをぶらぶらしたのですが、買うつもりがなくても結構楽しいものです。
最近の家具屋さんは家具だけでなく、生活関連用品を広く扱っているので、いろいろ刺激ももらえそうです。
時々行くようにしたいですね。

さて、最近では医療の現場で「電子カルテ」を導入する医院が増えてきています。
カルテを紙で書くのではなく、電子化して記載保存するのです。
併せて、検査結果、治療薬のオーダー、画像データ、担当医師の所見など患者に関するデータを一元化してデータで保存、活動できる仕組みですね。

メリットは多く
・カルテを保存する物理的スペースが必要ない。
・データを画像データも含めて一元化して保存できる。
・過去のデータを膨大なデータから簡単に検索できる。
・請求データや投薬指示薬の処方が迅速になる。
など多くのいい点がありますが、一方で

・データのセキュリティ問題
・初期投資が大きい
・患者とのコミュニケーションが希薄になりやすい。
・パソコンに慣れていなくてはならない。
などのデメリットがあります。

実際電子カルテの普及は厚労省の予想をかなり下回っているようです。
ちいさい医院や高齢の医師にはとっつきにくいでしょう。
コストもバカになりません。

しかし、間違いなくレセプトもコンピュータで行うことが義務化されると思います。
それにより、請求処理の迅速化と「審査」の機械化でより厳密な請求審査が行われるようになるのです。
そうなると、地方のちいさい病院は閉院する場合もでるでしょう。

我が業界(産業動物医療)でも「電子化」は進んでいます。
今や、現場で所見や処置内容、それに必要なデータを入力して、パソコンに自動的にデータが取込まれているのです。後で、飼い主インターネットで診療内容を見ることも可能です。

機会を活用することは大いに結構なことです。
しかし、機械化にいたる移行を慎重にしなければ、患者さんとの接点という原点を忘れた医療になることもあるので注意が必要ですね。


梅酒専門バー

2012年02月26日 | Weblog
昨日は、地元「琴似」で中学校依頼の友人と飲みました。
友人は中々食通で飲食には厳しい。

最初の「スペイン料理」の店は中々だったと思ったのですが、彼に言わせれば今一。

次に「梅酒専門」の店に行ったら、これが当たり!
「梅」だけにしわくちゃなおばちゃんが切り盛りしているかと想像しましたが、ぜんぜん違う。

まあ、若いバリバリの女性が3名のスタッフを使って大繁盛の店でした。
場所的には結構琴似のなかでは地味なところなんですが、まあお客が来る来る!
2階もあってびっくり。
これじゃ、下手したら予約なしでは入れない。
全国の約200種の梅酒を扱っていて、おいしかったです。
つい、飲みすぎましたが、二日酔いにはなりませんでした。



しめのお茶漬けも最高でこの店のお勧めです。
もちろん、梅入り!
この店は、梅酒とお茶漬けの店ですが、それだけではない!
久々のヒットでありました。

回虫

2012年02月25日 | Weblog
寒い日でしたよ、また。
春はぜんぜん遠い存在です。

久々に、回虫をみました。猫ですが。
野良猫だった子は、一度駆虫してもどこかに隠れているのか、また出たそうです。

人にも感染するので注意が必要です。
余り神経質になる必要はありませんが。

駆虫もドロンタールというプラジクアンテルを成分とした薬剤か、最近ではノミやフィラリアも駆除してくれる、レボリューションは背中に垂らして、2、3時間で吸収されます。

油断大敵です。
どっこい生きてる、「回虫」。

ビタミンB1

2012年02月24日 | Weblog
雪、雪、雪また朝から雪ですがね。でも、最近めっきり寒さが柔らいできました。

神経の話です。

僕もかつて腰痛持ちで、よく「メチコバール」という薬を服用していました。正直、効いているのかと半身半疑でしたが、その後なんとなく腰痛は改善され、今では多少疲れたら重い感じが残るのみです。

メチコバールはビタミンB12の系統のお薬です。手足のしびれや神経痛に用います。
そんなビタミンB12の効果は、主に血液と神経にみられます。ビタミンB12と葉酸を一緒に摂取することで、造血の効果があります。また、神経細胞内の脂質、たんぱく質、核酸の合成を助け、神経系の健康を保つことに効果があります。

神経細胞は髄鞘と軸索から成り立っていて、鎖のように連なっていて、電線に例えると判り易いです 髄鞘が電線のビニールの被膜軸索が 銅線のようになっています。
ビタミンB12は髄鞘が傷ついたところを修復して神経痛を和らげます。
そのため、手足のしびれや痛みを伴う末梢性神経障害の治療に広く用いられています。糖尿病で神経が傷んでいるときや、帯状疱疹にともなう神経痛にも使われる場合があるそうです。

ただし、ビタミンB12はあくまで末梢神経を修復するための栄養ですから、神経痛の原因が「神経が傷ついている場合」でのみ有効です。そうではなく、神経の伝達系統に傷害がある場合は、メチコバールなどを飲んでも効果はないそうです。

動物でも抹消神経系の病気は多く、その治療には困難が伴い、皆さん苦労されているのではないでしょうか。まあ、それでも、抹消神経系の病気ではビタミン剤でなんとなく改善する場合があるというのが現実です。

プラズマクラスター

2012年02月21日 | Weblog
また、寒いし吹雪くそうです。
遠い春・・・・・・
ちなみに、昨晩町内会の役員会を開催したのですが、そこで出されたおやつの「吉備だんご」を思わず食べてしまい、案の定歯の冠が取れてしまいました。
皆さん、「吉備だんご」は注意して食べましょう。

今、あちこちのお店や医療機関で「プラズマクラスター」という空気清浄機みたいなのがよく見られるようになりました。
シャープが発明賞を受賞したこの装置は、単なる空気清浄機でなく、臭いや空気中の細菌、ウイルス、カビやダニの糞、死骸を吸着してその作用を抑える装置です。

プラズマクラスターの特徴は、「イオン放出」「浮遊菌を攻撃」「水になって空気中に戻る」という3つのプロセスだそうです。

自然界には、プラスとマイナスのイオンが存在する。森林浴が体に良いといわれるのも、森の中には植物が作り出すイオンが多数存在するからだそうですが、プラズマクラスターでは、自然界にある状態と同じプラスとマイナスのイオンを放出するが、これらは水分子に包まれた状態で放出されるので、空気中に長時間とどまることができます。結果、作り出されたイオンは、空気中に浮遊するカビ菌やウイルスの表面に付着すると、酸化力が非常に強い「OH ラジカル」に変化し、瞬時にカビ菌やウイルスのタンパク質から水素(H)を抜き取りタンパク質を分解するため、カビ菌やウイルスが人体に悪影響をおよぼさなくなるというわけです。

で、最終的には
カビ菌やウイルスのタンパク質から抜き取られた水素(H)は OH ラジカルと結合し、水(H2O)になって空気中に戻る。

空気中に浮遊する、細菌、カビ、ウイルス、臭いの作用を抑え、静電気も予防します。
設置したところでは、臭いも少なくなり、風邪を引きにくくなったとの声もあるようです。

動物病院は臭いの問題があり、まさに「プラズマクラスター」がぴったりかも・・・・
別に、シャープの回し者ではありませんが。

野生動物とサルモネラ症

2012年02月19日 | Weblog
今年の町内の排雪の手伝いはできませんでしたが、見事にきれいになりました。
毎年、お手伝いして排雪後の皆さんとの交流が楽しく(まあ、酒を飲むのですが)、充実感があふれるので、ちよっと残念でした。

先日の「勉強会」での話題で印象に残ったもうひとつのものが、「野生動物とサルモネラ症」です。
サルモネラ症(面倒だから、は酪農畜産でも感染して主に腸炎を起こし、さまざまな血清型がある臨床現場で一番問題となり得る感染症です。

この伝播に野生動物が関与している可能性が指摘されています。
主に、
カラス
アライグマ
キタキツネ
です。

特にカラス等の鳥類は空間を飛び回るのので対策も大変です。
防鳥ネットを設置して、隙間からのの侵入も許さない対策が必要です。
せっかく設置していても、ネットを開けたり閉めたりするのが面倒で開け放してしる牧場もあるようです。宝の持ち腐れです。

鳥はいろんなところで、他の鳥類と接触しており一番危険かもしれません。
丹頂とカラスの刈り終ったデントコーン畑で接触している風景は僕でも見ています。

野生動物の保菌している菌種、血清型まで一致したから、牛の発症のそのせいだと言い切れませんが注意が必要です。

特に牧場周辺での生ゴミや餌の管理は徹底しなければ、感染源を寄せ付ける「まき餌」状態になりますから、注意が必要です。

感染症との戦いは細心の注意が必要です。
安心安全な食品提供のための戦いです。

消毒

2012年02月18日 | Weblog
昨日は北海道の産業動物獣医師の「勉強会」が札幌グランドホテルで開催され、参加してきました。
総勢、300名以上が参加!
さすが、北海道です。

感染症が主題でしたが、昨日は「消毒」の効果について議論されました。
今更、消毒、されど消毒です。

北海道の場合、畜産現場で長靴や畜舎の消毒において、その効果を求める時、やはり厳冬期の問題があるのです。

せっかく消毒槽を設置したり、畜舎を消毒しても、消毒液が凍ったり、温度が下がることで効果が著しく下がるのです。
水性ですと凍ると水素が固定されPH依存性の消毒液は効果がなくなります。

凍らせないように、アルコール成分を加えても温度が低いと効果が落ちます。
以下に、消毒の効果をあげるかは意外と難しい問題もあるのです。

また、寒くない時期の消毒も消毒の仕方で効果は全く違ってきます。
消毒の効果を上げるには、当たり前のことですが、

正しい濃度で
正しく、丁寧に
仕残しなく

これだけだそうです。
当たり前にことですが、消毒を行う側が消毒の効果を理解して、気持ちを入れて行うとのそうでないのでは、効果が全く違うことが「科学的」に証明されています。

正しい理解と正しい行動、これはどこにでも言えることですが。

ペットの飼育と少子化との捻れ

2012年02月15日 | Weblog
今日から、北海道はまた寒さと雪に舞い戻るようです。
ここ、数日暖かい方でしたので体に応えそうです。

日本ペットフード協会では毎年犬や猫の飼育実態調査を行い発表していますが、平成23年度は大震災もあり大きく減るものと考えていましたが、ほどんど横ばいだったようです。
「犬・猫 推計飼育頭数全国合計は、ほぼ横ばいの21,542千頭(犬:11,936千頭、猫:9,606千頭)。
非飼育者の今後の飼育意向は現在の飼育状況の約2倍近くあり、将来の大きな伸びに期待。 」
と発表されています。
最近は、ペットではなく「コンパニオンアニマル」として生活に欠かせない仲間と認識されてきているからだと思います。
しかし、一方で少子化の問題と絡んで、一種の捩じれ現象がでてきているのではないでしょうか?


日本の人口の14才未満の子どもの総数よりも多い数のペットが飼育されているということになるのだそうです。つまり、子どもの数よりもペットの数の方が多いというわけです。ペットブームとはいえども、これは世界的にも歴史的にも極端で異常な事態といえるでしょう。

真偽のほどは分かりませんが、こどもの遊びに、大人の暮らし方をまねする「おままごと」がありますが、最近は随分様子が変わってきて、一番人気の役はペットで、一番人気が無い役はお母さんだそうです。なぜかというと、お母さんはいつでも怒っていて、ペットはただただごろごろして、ご飯を食べて、寝ていればいい役だからです。(悲)

子どもの数については、少子化問題ということになるのでしょうが、適例世代の就労条件が過酷であったり、経済的な問題、ひいてはこれまでの教育の結果が複雑に入りくんでいるわけで、やむ得ない方もおられますが、子どもの代わりにペットを飼うことの弊害でているように感じますね。日本独特のペットの擬人化現象です。

これは、社会にとってねじれ現象であり、あまり喜べない事象と捉えるべきでしょう。日本は教育も含めて社会の仕組みを子供を安心して育てられる環境にしていかないと、とんでもないことになると、ペットは教えてくれているのかもしれません。



有酸素運動としての水泳

2012年02月14日 | Weblog
最近毎週プールに通っている。
市営の市民プールですが、毎回1kmは最低泳ぐので、終わった後はぐったりです。しかし、ここ数年は冬にあえてプールに行くことで体により強い「抵抗性」が付いたように感じますね。

水泳は安全かつ効果的に全身の体力を高められる運動のひとつでしょう。
それはからだが酸素を多く取り込む、有酸素運動として優れている などの点で、中高年者の体力づくりには最適な運動の一つといわれています。実際、プールは中高年で溢れていますね(笑)!

水泳は、上半身、下半身ともに、ほとんどの筋肉をバランスよく、リズミカルに使う全身運動です。このため筋力をバランスよく高めてくれます。また、浮力や水圧が、からだによい影響を及ぼします。浮力をうけて水平姿勢をとるために、陸上では常にからだの重みを支えている腰や下肢の筋肉が緊張から解放されますし、また、水圧などに対抗して呼吸をしなくてはならないため、肺機能も向上するといわれています。水から上がったときに本当に地球の重力を感じますね。

こうした有酸素運動をつづけると、心臓や肺に適度の刺激が与えられます。そして、有酸素運動を週に何回か定期的に行うことにより、心臓のポンプ機能や肺の呼吸機能といった能力もしだいに高まってきます。

プールは湿度が高いので、喘息には好都合とも言われています。
また、室内プールは温度も一定に保たれて、ほこりも入りません。 水の刺激で、皮膚も鍛えられます。 皮膚が鍛えられれば、免疫力が上がり、風邪をひきにくくなるといわれていますね。

水泳はいいですよ!ダイエット効果も!

犬もアクワフィットネスがいいかもしれませんが、まだまだ一般的ではありませんね。