日本男道記

ある日本男子の生き様

受・想・行・識亦復如是とは

2008年05月04日 | 般若心経解読
受・想・行・識亦復如是(じゅそうぎょうしきやくぶにょぜ)とは
感受することも、思いをめぐらせることも、分別することも、認識することも、またこれと同様であるという意味。これと同様のこれは、空を指している。「照見五蘊皆空」の「五蘊(色受想行識)」のうち、「色即是空、空即是色」と色のみを空じたので、今度は、受想行識つまり心のはたらきも空と示している。
思いや心のとらわれは空であることに気づき、得られたもので満足して生きる心、足るを知る心で生きることを示唆している。

『仏説摩訶般若波羅蜜多心経』
観自在菩薩行深般若波羅蜜多時、照見五蘊皆空、度一切苦厄。舎利子。色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。受・想・行・識亦復如是。舎利子。是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。是故空中、無色、無受・想・行・識、無眼・耳・鼻・舌・身・意、無色・声・香・味・触・法。無眼界、乃至、無意識界。無無明、亦無無明尽、乃至、無老死、亦無老死尽。無苦・集・滅・道。無智亦無得。以無所得故、菩提薩埵、依般若波羅蜜多故、心無罣礙、無罣礙故、無有恐怖、遠離一切顛倒夢想、究竟涅槃。三世諸仏、依般若波羅蜜多故、得阿耨多羅三藐三菩提。故知、般若波羅蜜多、是大神呪、是大明呪、是無上呪、是無等等呪、能除一切苦、真実不虚。故説、般若波羅蜜多呪。
即説呪曰、羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶。般若心経

(出典: 一部 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia) 



般若心経 (Han-nya singyou)


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2 コメント

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足を知る (地理佐渡..)
2008-05-04 19:25:45
こんばんは。

>得られたもので満足して生きる心、
 足るを知る心で生きることを示唆している。


まさに自分もそのような面持ちでありたい
至極の境地です。「足を知る。」
欲深きは煩悩にまみれる入り口ですね。
Re:足を知る (日本男道記 )
2008-05-05 08:43:49
こんにちは!

今日は子供の日ですが、予報どおり曇りの朝です。

「吾唯足るを知る」も一つの境地ですね。

ご存知かもしれませんが、
http://kyoto.jr-central.co.jp/kyoto.nsf/prt/sp_11_4
もごらん下さい。

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