![]() | 人間臨終図巻〈1〉 (徳間文庫)山田 風太郎徳間書店このアイテムの詳細を見る |
【一口紹介】
◆内容(「MARC」データベースより)◆
人は誰でも死を怖れる。いつか来るとはわかっていても、それが今だとは誰も信じたくないものだ。源実朝から夏目雅子まで、古今東西の若くして生を全うした人々の最期の刻。1986年刊の再刊。
【読んだ理由】
NHK[私の1冊 日本の100冊」の中で仲畑貴志さん推薦本。
【印象に残った一行】
もし自分の死ぬ年齢を知っていたら、大半の人間の生きようは一変するだろう。
従って社会の様相も一変するだろう。
そして歴史そのもが一変するだろう。
最愛の人が死んだ日にも、人間は飯を食う。
【コメント】
歴史を彩る古今東西の偉人、有名人たちを中心にの臨終のありさまを死亡年齢順に綴ってある。
全三巻の一巻では、八百屋お七、15歳から大川橋蔵55歳までで死んだ人々を取り上げてある。
キリスト(32歳)、浅野内匠頭長矩(34歳)、モーツァルト、芥川龍之介(35歳)等など私が思っていたより若くして死んだ人々が多いのには驚いた。
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