もっと乗りた~い,自転車に!

自然の中をロードバイクで走るのが大好き。現在の愛車ははPINARELLO GAN-RS(2016)。

休日出勤。とジェネシス。

2006-09-16 | 音楽

3連休かと思ったら仕事ですよ,仕事…。今日は自転車にはちょうど良い晴れ曇り。明日明後日は台風接近で天気悪いんでしょ?タイミング的に最悪…。気を取り直して音楽レビューいたします。
さて僕の最も愛するプログレッシブ・ロックバンド,GENESIS。イギリスの古典音楽の要素と詩的な寓話の世界を結び付けた,ある意味非常に文学的な解釈を要求するバンドとも言える。最高傑作は72年録音の「Foxtrot」(←試聴可)。アルバム全体がひとつの組曲になっている構成で,緻密に作り上げられた叙情的かつシンフオニックな楽曲は素晴らしい。しかし歌詞は意外にも猟奇的(ジャケットもね)。変拍子のリズムが気持ちいい。脳ミソを心地良く刺激してくれる。と思えば,ギター1本で奏でる非常に美しい旋律の曲もあり,心の琴線に響きます。凡百の音楽は何回か聴くともう曲の構成が掴めてしまってつまらないが,ジェネシスは何度聞いても飽きることは無い。
高校2年のときに級友の青木君が「聴いてみろよ」と貸してくれたのが始まり。最初は「何これ?」と良く分からなかったけれども,聴いてるうちにだんだん凄さが分かってきて,その美しい深みの世界へどっぷり浸かってしまった。アナログ版からCDへと何回聴いたか分からないけど100回~200回は聴いているんじゃないかな。自分が持っているレコード(CD)から『究極の3枚』を選べといわれたら「Foxtrot」は間違いなくその1枚。Amazon.のレビューにも「感涙」「聴かずに死ねない」といった言葉が並んでいた。異議なし。