マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

望月千代/菅野直次

2017-09-27 22:48:54 | マクロス短編
西暦1999年7月。
日本国領土内小笠原諸島にある南アタリア島。
突如、宇宙から飛来した巨人戦闘種族の軍隊.監察軍の砲艦が落下した。

その衝撃波で日本を始めとする太平洋沿岸は津波の被害を受けてしまう。
その後、米軍を中心とする国際連合の調査団がこの監察軍の砲艦を調査。
調査により巨人サイズの宇宙人の軍艦だと判明・・・・・・・・・・

アメリカを中心とするNATOの旧西側諸国を中心に地球統合政府を樹立。
米軍を中心に英軍.中華民国軍.仏軍.韓国軍.オーストラリア軍.カナダ軍などを統合し地球統合軍を設立する。
そしてOTMの技術を導入し、人型兵器デストロイドを開発する。

世界は異星人の脅威に備えるべく結束を固めようとするが。
ロシアを中心とするワルシャワ条約機構を中心とする反統合思想国家が現れ。
統合政府に非正式にゲリラ戦を行った後、反統合同盟を正式に組織する。

世界中は第3次世界大戦とも言うべき状態になり。




兵士が駆けまわり、民間人が逃げる凄惨な状態になり。
両軍がジュネーブ条約違反とも言うべき戦争犯罪などが多発する事が相次いだ。
日本は地球統合政府に正式に加入しないでいたが、次第に戦火に巻き込まれ参戦する事になる。

その戦争が始まってから6年か7年。
マヤン島の事件をきっかけに反統合同盟が崩壊。
マヤン島に出現した鳥の人も事があり、地球統合政府は長らく情報を封印する。

そして

          【西暦2009年2月第1次星間大戦開戦前日 南アタリア島軍事施設滑走路】
望月千代/現代のくの一
この日、翌日に開催されるASS-1を改修したSDF-1マクロスの進宙式に参加すべく各地からいろんな来賓が集まっていた。
無論、最大のVIPはマクロス改修推進派で自由共和党の古狸ハイマン・グエント議員と艦長であるブルーノ・J・グローバル准将らなど・・・・・・・

だけど一番の目玉はマクロスだ!
誰だって巨大戦艦SDF-1マクロスが見たいのだ・・・・・・・・

真田智鶴「千代~よく来たわね。」

望月千代「智姐さん・・・・・胸が当たっている。」

真田智鶴「そうだったわね。」

士官候補生である望月千代はキム・チェヨンや武田信一郎などの士官学校の同期と共に。
最新戦艦であるSDF-1マクロスの進宙式に参加する泊まり込みの校外学習に来ていた。
その最中、千代の従姉妹である真田智鶴に再会したわけである。

チェヨン「千代、とんでもない従姉妹だね。」

武田信一郎「むしろ代わってくれだな・・・・・・・・っていてててて・・」

チェヨン「ほぅスケベの甲斐の山猿め。」

武田信一郎「誰が山猿かっての!!おチビチビチビ!」

チェヨン「誰がおチビチビチビよ!!」

千代とチェヨン.信一郎は同じ班である。
部隊長は優秀な成績を収めている信一郎であるが、実質それが無い場合があった。
3人は仲良く楽しく喋っているが・・・・・・・
千代とチェヨンは統合戦争で悲惨な目に遭っている・・・・

信一郎もその事実を知っており、その話題になるといつも暗い雰囲気になる。
その話題をするのは稀である・・・・・・・・

真田智鶴「まぁ折角来たんだし、私がなんか奢るわよ。私の可愛い妹分のお友達なんだし。」

チェヨン「本当ですか!?」

真田智鶴「ただし一人2ギャラン(日本円で言う2千円)までね。」

望月千代「え~」

真田智鶴「軍人は国家公務員だから安給料なの、これは贅沢コースよ。嫌ならば椎茸コースでも・・・・」

望月千代「それは嫌・・・・」

智鶴は南アタリア島に来たんだから楽しんでいきなさいよの意味で飯を奢ってくれる。
だけど、軍人は国家公務員であるのでそんなに安くは奢れない。
4人はそのまま何処か食事に行く、今は御昼時だから・・・・・・・・

                        【同時刻】
菅野デストロイヤー・直次

日本の下総航空基地から飛来した2機のバルキリーが南アタリア島に到着した。
カラーリングはかつての日本海軍.第343海軍航空隊の紫電改を思わせるカラーリング。
1機は誠の文字に黄色いストライプがあった・・・・・・・

菅野直次「どうも新撰組.エースパイロット、下総航空基地.実験飛行隊所属菅野直次.大尉であります!!」
地球統合海軍.菅野直次.大尉

宮崎勇気「同じく宮崎勇気.大尉であります。」
地球統合海軍.宮崎勇気.大尉

元気よく答えたのは、菅野直次と宮崎勇気であった。
どちらかと言うと元気成分は菅野が一番であった。
それを出迎えた南アタリア島の士官らは・・・・・・

「知っているよ貴様は確か下総航空基地に所属している、乱暴者のエースパイロット.航空自衛隊から海上自衛隊に転身・・・そのまま地球統合海軍にはいった菅野直次.階級は大尉.通称デストロイヤー。」

「まるでかつての日本海軍のエースパイロット、菅野直大尉の再来と言われている男・・・・・」

「文学少年であるが、破天荒な性格でF-15.3機損傷.ドラゴンⅡ2機を損傷.修理不可に追い込んだメカニックマン殺しの不良パイロット。」

と称されてしまう。
宮崎はやっぱりか・・・・・・・・と頭を抱える。
菅野は暴れん坊であり、機体を何度も壊してしまうが決して人体に被害を出さないように墜落する天才であった。
腕前もよく統合戦争での戦課は89機を撃墜するエースであった・・・・・・

菅野直次「ではそんな事でよろしくお願いしますな~親父殿!」

「親父だと!!」

菅野直次「そんじゃ~ロイのおっさんに挨拶に行ってくりゃ~」

と豪快に笑いながら去って行った。
宮崎はしょうがない奴と想い上官らは将来を悲観した。


そして翌日、地球人と異星人ゼントラーディ人初による第1次星間大戦が勃発する。
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