【西暦2012年5月12日 アルタミラ ブリーフィングルーム】
アルタミラ航空隊員達は艦長のジェイルや管制官複数名をブリーフィングを行う。
全員は既に制服に着替えており、中にはきちんと制帽を被る者もいる。
直掩部隊はまだしも、ファントムⅢやはぐれゼントラーディや反統合勢力と戦った面々は疲れていた。
戦場はツラい、神経や体力を使う。
中でもラウラの表情はやつれていた。
その前よりもマシになっているが、レミアの死で更に何かやつれたのだろう。
全ての作業を終えた茂人が入る。
桐原少佐「全員起立、礼。」
茂人は入ってまもなく、艦長の近くに立ち号令を行う。
起立して礼をして、よろしくお願いしますと一同は言う。
そうした中でもラウラは元気がなく、あんまり聞こえてない。
ラウラは心の中の傷が癒えておらず、大樹はラウラの心境を知っており。
あえて何も言わなかった。
桐原少佐「茶席。」
着席すると今回の事件の反省する。
何が行けなかったのか、今後どう対処すればいいのかいろいろ話し合う。
ラウラは終始大人しく、今回は特に何もすることはなかった。
だが
ジェイル艦長「諸君地球の統合軍総司令部より通達があった、前日の事件ははぐれゼントラーディ艦隊に強襲された事件として処理される。」
!?
相沢美弥「以後外部への事件の真相を話すことを禁ずる、特にダンシング・スカルには以上。」
話の中で今回の事件の処置がはぐれゼントラーディ艦隊に襲撃された事に処理された。
美弥からも外部に漏らさないように注意され、特にダンシングスカルだけには言うなと。
すると終始黙っていたラウラは席を立ちあがって。
ラウラ「隠蔽するんですか?」
ジェイル艦長「上の方針だ、仕方が無い。」
ジェイルに隠蔽するのかと聞く。
ラウラの問いにジェイルは地球の統合軍司令部の決定だからしょうがないと言う。
それでもラウラは引き下がらない、むしろ突っかかる。
ラウラ「なぜ隠蔽するんですか?前日の戦闘は正規の戦闘です。」
ジェイル艦長「レミア・ジフォンと言う存在をマクシミリアン・ジーナス大尉とミリア・ファリーナ・ジーナス中尉には知られてはならない。」
ラウラの問いは怒りが込められている。
感情的もそうだが、内容的にも激怒している。
それに対しジェイルは冷静に対象しながら、ラウラの話を聞いている。
ジェイルもラウラの気持ちと言うのを分かっているから。
ラウラ「もしかしてモアラミア・ファリーナ・ジーナスいやモアラミア・ジフォンがレミア・ジフォンから作られた、地球産戦闘用ゼントラーディ人と言う事実だからですか?」
ラウラはマックスとミリアに言ってはいけないのが、モアラミアの件。
いや地球産戦闘用ゼントラーディ人だからと言う事実。
その事がラウラにとって一番気になる事であった。
ジェイル艦長「そうだ。」
ラウラの問いにジェイルは肯定する。
地球の統合軍司令部は地球産の戦闘用ゼントラーディ人の存在を認める気はない。
認めたくはなかったのである。
だけど、それでもマシであった。
ラウラを暴走させるジェイルから話される事になる。
それは.....
ジェイル艦長「投降した将兵は軍法会議の後無期懲役刑に処する予定である。」
ラウラ「!!.................それが統合軍いや統合政府の正義なんですか............」
ジェイル艦長「!?」
桐原少佐「?」
吉野大樹「まさか.........やめろラウラ!」
ラウラ「隠蔽する事が...............統合軍の正義かぁぁぁぁぁぁぁ!」
捕虜となった兵士達の処置を無期懲役とする事。
同じ誇りを持ちながら戦った兵士である彼ら彼女らを無期懲役にする。
当然の処置だが、それを知らないララウラはブチ切れてジェイル艦長を殴り倒す。
ジェイルはよろけながら軍帽を取る。
相沢美弥と劉夢華は第二打を与えようとするラウラを取り押さえる。
ラウラ「艦長!艦長!私達はそのような事のために戦ったんじゃない!なんで.....なんで......」
相沢美弥「ラウラ落ち着いて......」
劉夢華「艦長を殴っても意味がないわ........だからやめて......」
カゴメ「これ以上やったら・・・・・」
取り押さえながら、美弥達はラウラを説得する。
彼女らもラウラが懲戒免職するのは嫌だと思っている。
だから、これ以上ラウラに人を殴りつけ罪を重くさせたくない。
軽い罰程度ぐらいにして欲しいと思っていた。
ラウラ「でも....私達は......」
ラウラは美弥の説得を受けて落ち着きを取り戻す。
だけど、それでも納得していない表情をしている。
よろけながらもラウラを見るジェイルは・・・・・・・
ジェイル艦長「確かに隠蔽する事は正義ではないな。」
劉夢華「艦長.......」
ラウラ「隠蔽する事が正義じゃない分かっていながら何故。」
隠ぺいする事は正義じゃないと言う。
ラウラは分かっていながら何故と言うが・・・・・・
ジェイル艦長「だがまだ幼きモアラミア・ファリーナ・ジーナスを教育すべきジーナス夫妻が今知ったらどんな風になるのか想像した事はあるのか?」
ラウラ「それは.......」
ジェイル艦長「前日の事件の事の真相は彼女がある程度成長したら密かに伝えればいい、子供の時に道を間違えれば本来の道へ戻るのは難しいぞ、ベルタリア准尉納得してくれないか?はぐれゼントラーディ達の事は私も善処しよう・・・・分かってくれるな・・・・」
ラウラ「............はい。」
モアラミアの事・・・・・・・
ジェイルの言葉を受けラウラはようやく納得した。
確かにそう考えてみればそうなのである。
地球の統合軍の決定もそうだし、反統合勢力もテロリストだからしょうがない・・・・
やはりはぐれゼントラーディの処置は・・・・・
そう思ったがジェイルがなんとかしてくれる・・・・
もう考えるのはやめよう・・・・
ラウラは抗う事をやめた・・・・・・
ジェイル艦長「ベルタリア准尉、さっきの行為は流石に風紀を乱す関係で君は自室謹慎処分に処す。劉少尉、同室なので監視役を頼む。」
劉夢華「ハッ.....ラウラ...自室へ戻って水を飲んで頭を冷やしましょう。」
ラウラは夢華と共に自室に戻る。
目的は落ち着かせるためだと言う事である。
ブリーフィングルームからラウラは退室するが一つの騒動が起きてしまう。
アルタミラ航空隊員達は艦長のジェイルや管制官複数名をブリーフィングを行う。
全員は既に制服に着替えており、中にはきちんと制帽を被る者もいる。
直掩部隊はまだしも、ファントムⅢやはぐれゼントラーディや反統合勢力と戦った面々は疲れていた。
戦場はツラい、神経や体力を使う。
中でもラウラの表情はやつれていた。
その前よりもマシになっているが、レミアの死で更に何かやつれたのだろう。
全ての作業を終えた茂人が入る。
桐原少佐「全員起立、礼。」
茂人は入ってまもなく、艦長の近くに立ち号令を行う。
起立して礼をして、よろしくお願いしますと一同は言う。
そうした中でもラウラは元気がなく、あんまり聞こえてない。
ラウラは心の中の傷が癒えておらず、大樹はラウラの心境を知っており。
あえて何も言わなかった。
桐原少佐「茶席。」
着席すると今回の事件の反省する。
何が行けなかったのか、今後どう対処すればいいのかいろいろ話し合う。
ラウラは終始大人しく、今回は特に何もすることはなかった。
だが
ジェイル艦長「諸君地球の統合軍総司令部より通達があった、前日の事件ははぐれゼントラーディ艦隊に強襲された事件として処理される。」
!?
相沢美弥「以後外部への事件の真相を話すことを禁ずる、特にダンシング・スカルには以上。」
話の中で今回の事件の処置がはぐれゼントラーディ艦隊に襲撃された事に処理された。
美弥からも外部に漏らさないように注意され、特にダンシングスカルだけには言うなと。
すると終始黙っていたラウラは席を立ちあがって。
ラウラ「隠蔽するんですか?」
ジェイル艦長「上の方針だ、仕方が無い。」
ジェイルに隠蔽するのかと聞く。
ラウラの問いにジェイルは地球の統合軍司令部の決定だからしょうがないと言う。
それでもラウラは引き下がらない、むしろ突っかかる。
ラウラ「なぜ隠蔽するんですか?前日の戦闘は正規の戦闘です。」
ジェイル艦長「レミア・ジフォンと言う存在をマクシミリアン・ジーナス大尉とミリア・ファリーナ・ジーナス中尉には知られてはならない。」
ラウラの問いは怒りが込められている。
感情的もそうだが、内容的にも激怒している。
それに対しジェイルは冷静に対象しながら、ラウラの話を聞いている。
ジェイルもラウラの気持ちと言うのを分かっているから。
ラウラ「もしかしてモアラミア・ファリーナ・ジーナスいやモアラミア・ジフォンがレミア・ジフォンから作られた、地球産戦闘用ゼントラーディ人と言う事実だからですか?」
ラウラはマックスとミリアに言ってはいけないのが、モアラミアの件。
いや地球産戦闘用ゼントラーディ人だからと言う事実。
その事がラウラにとって一番気になる事であった。
ジェイル艦長「そうだ。」
ラウラの問いにジェイルは肯定する。
地球の統合軍司令部は地球産の戦闘用ゼントラーディ人の存在を認める気はない。
認めたくはなかったのである。
だけど、それでもマシであった。
ラウラを暴走させるジェイルから話される事になる。
それは.....
ジェイル艦長「投降した将兵は軍法会議の後無期懲役刑に処する予定である。」
ラウラ「!!.................それが統合軍いや統合政府の正義なんですか............」
ジェイル艦長「!?」
桐原少佐「?」
吉野大樹「まさか.........やめろラウラ!」
ラウラ「隠蔽する事が...............統合軍の正義かぁぁぁぁぁぁぁ!」
捕虜となった兵士達の処置を無期懲役とする事。
同じ誇りを持ちながら戦った兵士である彼ら彼女らを無期懲役にする。
当然の処置だが、それを知らないララウラはブチ切れてジェイル艦長を殴り倒す。
ジェイルはよろけながら軍帽を取る。
相沢美弥と劉夢華は第二打を与えようとするラウラを取り押さえる。
ラウラ「艦長!艦長!私達はそのような事のために戦ったんじゃない!なんで.....なんで......」
相沢美弥「ラウラ落ち着いて......」
劉夢華「艦長を殴っても意味がないわ........だからやめて......」
カゴメ「これ以上やったら・・・・・」
取り押さえながら、美弥達はラウラを説得する。
彼女らもラウラが懲戒免職するのは嫌だと思っている。
だから、これ以上ラウラに人を殴りつけ罪を重くさせたくない。
軽い罰程度ぐらいにして欲しいと思っていた。
ラウラ「でも....私達は......」
ラウラは美弥の説得を受けて落ち着きを取り戻す。
だけど、それでも納得していない表情をしている。
よろけながらもラウラを見るジェイルは・・・・・・・
ジェイル艦長「確かに隠蔽する事は正義ではないな。」
劉夢華「艦長.......」
ラウラ「隠蔽する事が正義じゃない分かっていながら何故。」
隠ぺいする事は正義じゃないと言う。
ラウラは分かっていながら何故と言うが・・・・・・
ジェイル艦長「だがまだ幼きモアラミア・ファリーナ・ジーナスを教育すべきジーナス夫妻が今知ったらどんな風になるのか想像した事はあるのか?」
ラウラ「それは.......」
ジェイル艦長「前日の事件の事の真相は彼女がある程度成長したら密かに伝えればいい、子供の時に道を間違えれば本来の道へ戻るのは難しいぞ、ベルタリア准尉納得してくれないか?はぐれゼントラーディ達の事は私も善処しよう・・・・分かってくれるな・・・・」
ラウラ「............はい。」
モアラミアの事・・・・・・・
ジェイルの言葉を受けラウラはようやく納得した。
確かにそう考えてみればそうなのである。
地球の統合軍の決定もそうだし、反統合勢力もテロリストだからしょうがない・・・・
やはりはぐれゼントラーディの処置は・・・・・
そう思ったがジェイルがなんとかしてくれる・・・・
もう考えるのはやめよう・・・・
ラウラは抗う事をやめた・・・・・・
ジェイル艦長「ベルタリア准尉、さっきの行為は流石に風紀を乱す関係で君は自室謹慎処分に処す。劉少尉、同室なので監視役を頼む。」
劉夢華「ハッ.....ラウラ...自室へ戻って水を飲んで頭を冷やしましょう。」
ラウラは夢華と共に自室に戻る。
目的は落ち着かせるためだと言う事である。
ブリーフィングルームからラウラは退室するが一つの騒動が起きてしまう。
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