goo blog サービス終了のお知らせ 

マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

第214話 フォークランドは赤く血で燃える

2018-07-05 23:41:30 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
             【マウント・プレザント基地】
ラウラ達がフォークランド沖で自由アルゼンチン軍と接敵する数分前。
アルタミラの女性兵グループは、陸軍の通信車を借りてラウラ達の様子を見ていた。

警務隊の活動だけじゃいろいろと意味がないのでラウラ達の様子を見る事にした。

劉夢華「あらぁ演習じゃなくなったのね。」

カゴメ「誤って整備班がコマンチに実弾装備したそうよ。」

相沢美弥「へぇ重力に引かれた整備班はそうゆうミスするのね。」

ラウラ達の様子を見ているアルタミラ女性兵グループ。
結構熱心に見ているけど、半分はふざけていてガールズトークをしていた。
特に話題になったのはラウラ達が乗っている第29飛行小隊と第30飛行隊が実弾であった件。

仕事に一応関係している話題を主に・・・・・・・

劉夢華「あれ、新統合軍以外の編隊。」

相沢美弥「えぇ、何やら旧式の戦闘機が沢山。一体どうしたんだろうね。」

そうしている中で、夢華が自由アルゼンチン軍の編隊に気がつく。
その夢華の言葉に反応し、カゴメと美弥が真剣な目になってモニターを見た。

しばらくモニターを見ていると......

相沢美弥「戦闘になった。」

カゴメ「となるとこの後、戦闘になるわね。」

劉夢華「たぶん戦場はここね、なんたってフォークランドは激戦区だし因縁深いし」

カゴメ「とにかく私たちも動こう、いろいろと何か起きそうだし」

ラウラ達と自由アルゼンチン軍と交戦になったことを確認した。
それに対し、まだ空襲警報は発令されてないが。
夢華達は警戒する準備に入る、下手したらフォークランド紛争の再現となり。
フォークランド諸島全体が火の海になると。

劉夢華「とにかく非戦闘員の退却を支援しなければね。」

相沢美弥「一応来ない可能性あるけど・・・・・・一応ねぇ・・・・」

劉夢華「そう一応・・・・・・・・とにかく急いで退避させないと!!」

いつ敵が来るのか分からないので、夢華は通信車を運転し非戦闘員の避難誘導をしに行った。
手遅れになる前に出来るだけ多くの人々の命を救うために・・・・・・
戦場で逃げ送れて死ぬ人が減るために・・・・・・・

アルタミラ女性陣は普段はふざけた態度を取っているが・・・・・・・
いざって時に真面目になり軍人としての役目を果たす。

彼女達も新統合軍と言う籍を置いている身分であるので、プライベートと業務の区別はついている。
だから、今すべき事は仕事なので全力で集中し取り組む。

果たして彼女達はうまく避難誘導をしてどれだけの命を救うのか・・・・・
それはまだ分からない。

一方・・・・・・・・・・・

メラル「ザースロン機関って・・・・・・・・・やっぱりお前!!」

ラウラ「やめろ!!今は戦闘中でしょ!!」

メラル「私の腕ではそう簡単に落ちない!!どういう事なのか説明してもらおうか!!」

ラウラは周りが戦闘を行っている中で、メラルから尋問されていた。
尋問している理由は、ラウラが対テロ工作機関ザースロンと関係を持っていたから。

拳銃をラウラの方に向け、尋問してくるが・・・・・
周りは激しい死闘を繰り広げている。
そうした事からラウラはやめるようにメラルを説得するが・・・・・・・・・

メラルはそれをやめる気はないようである。

と思われたが・・・・・・・・・・

メラル「まぁいい、今回の件に関しては戦闘が終わってから説明してもらうよ・・・・それに格納庫付近に降ろし愛機に乗れるようにするから。」

ラウラ「ふぅぅ・・・・えぇぇぇぇ!?」

メラル「とにかく、一度基地に帰還して・・・・機体に乗って加勢してね。」

ラウラ「分かっている、きちんと約束は守るよ。」

メラルは基地に戻り、ラウラを格納庫付近で降ろし、自分の愛機に乗れるようにしてやると言う。
ただし・・・・・・・・・戦闘が終わって説明してもらうのが大前提として・・・・・・

ラウラはメラルとの約束を守ると言った・・・・・・・・・同じメルトラン同士の約束として・・・・・
そのラウラの発言に、メラルはにっこりと微笑んだ。

メラル「隊長、ラウラ・ベルタリア准尉を基地に送り届けますので一旦帰還します。」

ハルト「あぁ・・・・旧式機ばかりだから許可する。」

メラル「ありがとうございます。」

メラルは戦線から一時的に離脱しなくてはならないためハルトに許可を取ると・・・
案外すんなり許可してくれた。

そうとなればすぐに基地に向かわなければならない。

ラウラ「うわっメラル飛ばし過ぎ!!」

メラル「ラウラが怪しい機関と組んでいるから何か起きるんでしょ、早くいかないとまずいでしょ!!」

全力で基地まで帰還するメラル。

想像を絶するスピードであり、ゼントラーディ人であるラウラは驚いてしまう。
ここかで早くするとは思ってもいなかったから。

早く基地に向かう二人であったが・・・・・・・・

              【VF-X-8ファントムⅢ格納庫】

ラウラがオルガと共に見学に行ったファントムⅢの格納庫。
1機だけ地下に格納し、アムはいつでも飛べるように調整していた。

後でラウラが戻って来た時試乗させるために起動させている。

アム「空襲警報何かしら?」

接敵してから4分後、基地内で空襲警報が鳴り響く。
ファントムⅢを整備していたアムは空襲警報を聞いて何があったのか気になる。

格納庫内では多くの整備兵や警備兵がドタバタしていた。

アムは演習だと思っていたが・・・・・・・・・・・・・

ズゴォォォォン

アム「きゃっ!?」

突然、基地の何処かで爆発が起きてしまった。
一体何処で爆発が起きたのか、アムは突然の出来事に驚いてしまう。

別の視点では・・・・・・

劉夢華「今のは?」

カゴメ「爆発ね・・・・・・・まさか空襲がもう始まったの?」

劉夢華「あれを見て!!」

夢華達は爆発する光景を見た。
空襲がもう始まったのかと思ったが、夢華が何かを見つける・・・・・・

それは・・・・・・・

相沢美弥「オクトス・・・・・・いや発展型!!」

デストロイド・オクトス・・・・・
正確にはデストロイド・オクトスⅡと呼ばれるオクトスの発展型であった。

反統合政府思想のあるとある企業が製造し反統合勢力に横流しした物。
それを自由アルゼンチン軍が運用していた。

「基地司令、多数の飛行物体確認!!」

「迎撃できるか?」

「出来る限りやって見ます・・・・・・うわっ!!」

基地司令部では、迎撃態勢を取ろうとするがどんどん爆発し混乱が広がる。
第30飛行小隊やデストロイド部隊が迎撃に出ているが・・・・・

主役である可変戦闘機部隊が滑走路がやられ離陸できないようになってしまった。

他の島の滑走路も目茶目茶にされてしまった。

メラル「嘘、やられている。」

ラウラ「愛機の所に行けない。」

基地に戻って来たラウラとメラルは惨劇を見てショックを受ける。
炎上しているフォークランドの姿を見た二人はこの世の地獄かと錯覚する。

アム「くっ・・・・・・・まさか銃撃戦に発展するとはね。」

その頃、アムは格納庫で銃撃戦をしていた。
何者かが格納庫を襲撃してきてそれの対応をしていた。
一体何処の連中なのか分からない、緑色の迷彩服をいて顔をマスクで隠した歩兵が・・・・

「ぐあっ・・・・・・・」

アム「ちょっと大丈夫?」

「すいません・・・・・・」

格納庫内は地獄であった。
多くの兵士が自由アルゼンチン軍であろう特殊兵士の銃弾に倒れる。
本来、戦闘員ではないアムまでが応戦する異常事態になっている。

このまま救援が来るのか、アムは震えながら助けを待った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする