ショッキングニュース 第2弾・・・

またまたショッキングかつ、今度は怒りも伴ったニュースが飛び込んできました。（ちょっと時代遅れですが）
今、話題沸騰！SAF1３ｒｄドライバーのギド・ヴァン・デル・ガルデが、SAF1と契約があるにも関わらず、スパイカーの加入を発表した件であります。

『ハヒ～～～！？』
このニュースを見た瞬間は、「ドライバー名、間違えてますよ」と、PCに向かって突っ込みいれたくらいでした(苦笑）。
それが、どこのサイト見てもこのニュースを伝えてますし、終いにゃ自身も「スパイカーに入れて、ヤッター」みたいなこと言ってるし・・・

この件に関しては、普段お世話になっている多くの方々もブログで書かれているので、やはり衝撃は巨大の様子です。
私も『これは！』と思ったので、今更ながらなんですが書かせてもらいます。


まず第一に、SAF1側の契約内容がどこまでのモノなのか！？
F1という世界は、普段もレギュレーションの抜け穴を見つけては、その穴を通ろうとする人達の集まりですから、SAF1側の契約にちょっとした穴でもあったかどうかですね。
もし、SAF1側が彼の実力は未知数だから、使えなかった時には簡単にクビ切れるように、結構曖昧な記述の多い契約書だったりしたんでしょうか？
もし曖昧な記述だと、ダメかもしれません。
チームの若さが出てしまったんでしょうかね？（認めたくないものですなぁ、チーム自身の若さ故の過ちというもんを・・・、なんちて）

もう一つは、オールオランダを目指していそうなスパイカーが、『来季はレギュラー』や、『スティールがダメなら、後半戦からレギュラーに昇格』等の餌で、こんなことやったのか？
相手がライバルのSAF1だから、尚更な面もあるでしょうしねぇ。
彼に付くスポンサーは、ライバルのSAF1より自国チームの方が自国での宣伝力も全然違うだろうし、心情的にもそっちにしたいでしょうしねぇ。
あくまで例えばの話ですが、塚越広大がDocomoのスポンサー連れて、「スパイカーと契約しました」なんて言ったら、『HondaやSAF1、それで良いのか？』って、思いますもん。（まぁ、まず有り得ない話ですが）
もし私が去年の状態でも、テールエンダー確実のSAF1と、そうじゃないミッドランドの「どっちを選ぶ？」って言われても、『SAF1！』と、即答しますし。


ちょっとオランダの肩を持つ発言をしてしまいましたが、ただ「ちゃんと契約をしたんなら、守れ！」とは、声を大にして言いたい。
「2度も契約絡みで問題を起したバトン贔屓のお前が言うな！」と、突っ込まれるかもしれませんが。（それでも特に2004年の時は、凄く腹立ちましたよ！私も。）
しかもSAF1にマシン用意してもらって、シート合わせも事前に行って、実際走った翌日ですからね！
いくらスポンサー絡みで、ギド本人には決定権無いかもしれないと言えど、『テメェ、ナメ過ぎだろ！』って、憤り感じまくりですよ。

ヘルメットはヴィルヌーブの色違いみたいで、あんまりカッコ良くない


彼には6億円のスポンサーがついていると言われています。
6億円と言えば、単純計算でざっと1万km走れる計算です。（F1通信さんの記事に、現在のF1は1km走るのに、約6万円のコストがかかるとあったので）
1万kmと言えば、そりゃデカイですよ。
もし、この6億円を当てにしていたなら、1万km丸々とは言わなくても、テストの計画にも影響を及ぼすか、ひょっとすると開発にまで影響を及ぼすかもしれませんし。

でも、もう私個人的な感情は、契約委員会がどういう判決を下そうが、『オランダ君はもういい』です。
こうなったら、スパイカーに『カスタマーシャシー問題のことは、以後ガタガタ抜かすな！』と、『違約金、最低300万ドル』を要求したいですねぇ。


ただ、もし彼が居なくなったら、少なくともヨーロッパラウンドでの３ｒｄドライバーがいなくなります。
フリー走行は別にいなくても構わないんですが、もしレギュラーに何かがあった時には、さすがにリザーブドライバーがいないのはマズイでしょう。
でも、今私の頭の中には、“お金を持っていて、スーパーライセンスも持っているドライバー”って、モンテイロしか浮かんでこないんですよねぇ。
やはりここは赤いチームのまだバリバリ走れる、ターミネーター・M様にお願いするしか・・・（笑）。