今日も損切り!徒然なる列車

損切続きの人生ですが、そんな事は忘れて鉄道旅や鉄道模型とかの話、日常生活での発見や思い浮かんだ話とか書いてみます。

鉄道模型社 EF58 レストア 車体は自作 5

2020-02-16 17:39:24 | 鉄道模型EF58

また出直しです

 1月は過密な勤務、2月に入って廃業寸前の自営業の確定申告書類作成とかの合間に少しづつ作業を進めてやっとの事でおでこの整形が完了しました。前回前頭部の段差が1mmと書きましたが、部分的にはそれ以上になっていました。まずハンダを盛って整形してその上に t0.1mmの真鍮板を貼ってその上からまたハンダを盛って真鍮板を貼ると言う繰り返しでした。製作に当たっては鉄道模型趣味誌(TMS)とスタイルブックの図面を参考にしましたが、前頭部の曲線に関しては車体の長手方向の中心線上のカーブしか参考になりません。ただ、有難い事にインターネットから多数のEF58の画像を見る事ができますので画像も見ながらヤスリで少しづつ曲線を付けて行きました。実車は製造メーカーや製造時期により多少のカーブの違いがあるようですので最後はある程度妥協しての完成としました。

 サーフェーサースプレーを吹き付けて仕上がりの確認を行っています。曲線の確認だけでなくハンダを盛って整形した所にどう言う訳か小さな穴ができていたり凹みがあったりしますのでチェックします。ハンダ盛りした後、盛ったハンダをヤスリなどで削っていると小穴が現れる事があります。フラックスが蒸発した際にできるのかもしれません。また、ハンダを盛ると今度はその周囲が凹んだりと、あちらを立てればこちらが立たずと言った気の長い作業になってしまいました。

 ヘッドライトを取り付けました。まず少量の瞬間接着剤でヘッドライトを仮固定します。ライトが上下左右に傾いていないか確認した上で異常がなければハンダで固定します。ハンダ付けには年末に買った白光プレストと言うこてを主に使用しました。こて先はマイナスドライバータイプの物に取り換えています。これまで使用していた80Wごてに比べてハンダの量も少なくて済みますし余計なところに熱が回ってしまう事もほとんどありません。通常でしたら・・・。

 ここまでは順調で片方の前面は完了しました。もう片方もヘッドライト周りの余分なハンダを取り除きました。後は窓上の真鍮板が少し盛り上がった状態になっていましたのでその修正だけでした。この盛り上がりが生じた原因は、ヘッドライトの仮止めに使用した瞬間接着剤が車体との隙間に浸み込んでしまい、それを完全に除去できないままハンダ付けを強行したためと、車体とライトの隙間が大きい所は80Wのこてを使用したために余計な所に熱が回ってしまったためでした。

 この盛り上がりの修正のためのヤスリ掛けを行った際に窓下の鼻筋を通した所をうっかりとキズをつけてしまいました。こちらの方もヤスリで整形していたら山型の頂点に穴が開いてしまいました。プレスパーツの厚みが0.3mm以下ですから心配はしていたのですが、まさか最後の最後に空いてしまうとは思いませんでした。それでも裏からハンダを流して補強してから再度ヤスリ掛けを行ったのですが、今度は左右の窓の中間部が歪を生じて来たのです。さらにこのヤスリ掛けの際にヘッドライトまでキズ付けてしまい踏んだり蹴ったりの状態に陥ってしまいました。裏から補強を入れるのが良いのでしょうが、車体を組んだ状態では作業もやりにくいので表からほぼ前面全体に t 0.1mm真鍮板を貼り付けました。その姿たるや無残でこんな事なら前面も自作すれば良かったと悔やんでも後の祭りです。ショックで車体を投げ飛ばしたい気持ちになってしまいました。本来、模型作りは癒しであるはずがストレスの原因にもなりそうです。とは言え、すでに必要なパーツ類はほとんど全て揃えていて今更中断と言う訳にも行かないので、気を取り直して作業を再開することにします。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿