今日も損切り!徒然なる列車

損切続きの人生ですが、そんな事は忘れて鉄道旅や鉄道模型とかの話、日常生活での発見や思い浮かんだ話とか書いてみます。

鉄道模型社 EF58 レストア 車体は自作 9 ランボード その1

2020-12-13 20:07:15 | 鉄道模型EF58

ランボードを作ります

 ランボードは私が参考にしている鉄道模型趣味誌1970年9月号の折り込み図面では端から端まで3mm幅で描かれていますが、実車の写真を見ると前後がやや幅が広くなっています。そのため広い部分はKSモデルの t 0.3×3.7mm幅のランボード用帯板を3.5mm幅になるように削りました。3mm幅はKSモデル製をそのまま使用しています。

 所定の長さに切り出したランボードの板は表になる部分に3mm幅の両面テープを付けて方眼紙に貼り付けます。脚は t 0.3×0.5幅帯板を使用し、取り付け位置をランボードの板にけがきますが、方眼紙の目盛がガイドになってくれます。さらに万全を期すため脚の帯板の一方をセロハンテープで固定します。その上で目打ち等の先のとがった用具で脚を押さえながらハンダ付けします。ハンダはこてに付けずに小片をハンダ付けの位置に置いてからこてで熱を加えます。

 この方法だと手間は掛かりますが綺麗にハンダ付けできますし、結局は精神衛生上もあまりイラつかなくて済むので良いように思います。この時のハンダごては以前に紹介したセラミックヒーターの白光プレストを使用しました。このような細かい作業には打ってつけです。 

 ところが、ここまで順調に進んだのですが脚の折り曲げが上手く行きません。試作時には良かったのですが、帯板をランボード板にハンダ付けしてからだと万力に挟んで曲げても角が丸くなってしまいます。ランボード板から脚がはみ出すガニ股の物ならこの方法でも良いと思いますが・・・。

 

 結局、一個づつ帯板をコの字に折り曲げて一個づつランボード板に取り付けて行く面倒な方法に切り替えました。面倒で細かい作業になるので一気にやってしまう気になりません。間に抵抗器カバーやパンタ台の工作も挟みながらのスローペースです。

帯板を万力に挟んで曲げます。折り曲げてから金槌で角の部分を軽く叩きます。

 

t 1.0真鍮板に穴を開けただけの治具?を使って帯板を押さえながらもう片方を折り曲げます。折り曲げ後金槌で軽く角を叩きます。押さえにヤスリ、折り曲げにも別のヤスリを当てています。ヤスリは角がきっちりと直角になっている部分を使用しています。機械で折り曲げられた物にはかないませんが自作ではこんな物ではないでしょうか。

 

ランボードの板に脚をハンダ付けする際、脚を目打ちやピンセット等で押さえながらやろうとするとどうしても脚が動いて上手く取付けできません。それで木の角材でランボード板を挟む治具を作りました。角材同士の間隔はランボード板の幅と同じで、脚の幅はそれより約0.1mm広くなっていますのでハンダ付けの際に動くこともあまりありません。ただ狭い空間での作業になりますのでハンダごての先を細い鉛筆形状の物に取り換える必要があります。

 


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