相双信用組合(福島県相馬市)は22日、五城信用組合(宮城県大河原町)との合併で基本合意
したと発表した。相双信組は福島県相馬郡や双葉郡が地盤だが、原発事故で融資先企業の多くが事業再開に至っていない。合併によって営業基盤を固め、宮城県南部への本格進出で新たな融資先を開拓する狙いがある。
22日午後、相馬市の相双信組本店で両信組の理事長が記者会見を開いた。相双信組の庄子勇雄理事長は「宮城県に進出して融資先を見つけ、営業基盤を強固にする」と合併の狙いを話した。五城信組の斎藤利光理事長は「強固な経営基盤を築き、中小零細企業に円滑な金融支援ができる」とメリットを強調した。
2012年3月末時点の預金量は相双信組が466億円で、五城信組が40億円。合併後の預金量は単純計算で507億円、自己資本比率は50.61%となる。合併後の店舗数は相双信組の10店舗と五城信組の3店舗に、7月に開設する相双信組の亘理支店を加えて14店舗となる見通しだ。
今回の合併は「(宮城県で)営業基盤を強固にする基礎固め」(庄子理事長)との位置付けで、「宮城県南部にある信用組合の空白地帯に店舗展開していきたい」(同)としている。合併後の名称は相双五城信用組合。理事長には相双信組の庄子理事長が就く。
http://www4.ocn.ne.jp/~soso/
したと発表した。相双信組は福島県相馬郡や双葉郡が地盤だが、原発事故で融資先企業の多くが事業再開に至っていない。合併によって営業基盤を固め、宮城県南部への本格進出で新たな融資先を開拓する狙いがある。
22日午後、相馬市の相双信組本店で両信組の理事長が記者会見を開いた。相双信組の庄子勇雄理事長は「宮城県に進出して融資先を見つけ、営業基盤を強固にする」と合併の狙いを話した。五城信組の斎藤利光理事長は「強固な経営基盤を築き、中小零細企業に円滑な金融支援ができる」とメリットを強調した。
2012年3月末時点の預金量は相双信組が466億円で、五城信組が40億円。合併後の預金量は単純計算で507億円、自己資本比率は50.61%となる。合併後の店舗数は相双信組の10店舗と五城信組の3店舗に、7月に開設する相双信組の亘理支店を加えて14店舗となる見通しだ。
今回の合併は「(宮城県で)営業基盤を強固にする基礎固め」(庄子理事長)との位置付けで、「宮城県南部にある信用組合の空白地帯に店舗展開していきたい」(同)としている。合併後の名称は相双五城信用組合。理事長には相双信組の庄子理事長が就く。
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