手段

先に記しておくと、全く競馬には関係のない記事。

絶歌という本が本日発売されるそうです。
数年前に所謂、猟奇殺人事件にはまった身(自分はもっぱら80年代アメリカのそうそうたるシリアルキラー達でしたが)としては、買って読んでみようと思います。

ただ、特に犯行に至った心情を知りたいとかではないです。なぜなら、それはその当時の彼の中にだけ存在したものだからと思うからです。まぁ、本人だから昨日のことのように残っている記憶なのかもしれませんが…

内容については置いておくとして、早速この出版に対しての非難が殺到している模様。当たり前ですけどね。

結局は【この手】しか生きていく術が見当たらなかったんでしょう。ようするに印税目的。この辺は佐川くんの前例があるわけだし。
法的には何の問題もないにせよ、当然モラルや人道的に許される行為ではありませんが、あれだけの事件の犯人にこれを当て嵌めること自体が達の悪いコントみたいなものですよね。
それに、あの時の犯行声明よろしく、彼は書くことは大好物でしょうし…

タナトスに魅いられた少年が今度は生きる為にとった手段。
たしか彼の犯行は快楽殺人だったんですよね？
深い深い闇に包まれた事件と言われてますが、今も昔も非常に単純な行動に見えるのは私だけなんでしょうか？？