My競馬三昧の日々

私、美浦のブルボンと競争馬の軌跡。
一口愛馬の近況や馬券予想をマッタリとお送りしていきます。

将雅の決断が意味すること

2020-04-16 00:41:17 | 予想
コロナで壊滅的な未来が見え隠れする中、もはや唯一の救いになりつつある競馬開催。
今週は無敗のG1馬2頭が雌雄を決する皐月賞開催で盛り上がり一気にアップ。

そんな中で同じく無敗のレクセランスにはかなり注目していたのですが、鞍上北村友一に??
じゃ川田は何に乗るの?と思ったら、コロナによる土日騎乗変更不可ルールを受けて阪神で騎乗するとか。確かにベストタッチダウンはダートのトップ戦線まで行きそうなかんじですが、土曜アーリントンカップのタイセイビジョンとセットで重賞2本取りでもなさそうで、G1を袖にする決断には驚きました。レクセランスはノーザンファーム→シルクのラインですから、ジョッキーはハナから流動的で問題なく、ベストタッチダウンは久しぶりの社台クラブの大物で社台を立てたという形で政治的には丸く収まっているんでしょうかね。

ただ、こうなると気になるのがレクセランスの扱い。リーディングジョッキーがG1の舞台で騎乗を断ったとなれば、必然的に評価は落とすしかない訳ですが非常事態の中での取捨は実に厄介。まぁ、どう考えてもノーザンファームの勝負馬はサリオスではありますがね。

皐月賞に関してというか現時点での牡馬クラシックはノーザンファームvsノースヒルズ

ノーザンファーム
サリオス
サトノフラッグ
ヴェルトライゼンデ
マイラプソディ

ノースヒルズ
コントレイル
コルテジア
キメラヴェリテ
ディープボンド

質量共に圧倒的なノーザンファーム勢に、コントレイル1頭が立ちはだかる構図ではありますが、複数の伏兵を送り込むあたりにノースヒルズの勝負度合いが見え隠れ。特にペースメーカーとして玉砕覚悟のキメラヴェリテにはコントレイル用のペースを指示するだろうし、極めつけは勝負にならないディープボンドまで出走させて外堀を少しでも固めようとしている点。

対するノーザンファームはサリオスで真っ向勝負なんでしょうけど、この馬は末脚こそ強烈ながら個人的に強さを感じさせない不思議な馬。とにかくエンジンのかかりが遅い印象で皐月賞向きの爆発力はどうなんでしょうね。マイル限定でクラヴァシュドールに小差勝ちとなると少し疑いたくなる印象。
ならば大器という点で人気になりそうなのがサトノフラッグ。確かに前走で確実に評価はうなぎ登りかと思います。
そして、最も不気味な存在は間違いなくマイラプソディではないかと。こちらはノーザンファームというよりキーファーズとみるべきで武豊の為にクラシックに送り出された馬。前走の敗戦は初の東京、そして馬場が全てと割り切れば、この惨敗で人気を大きく落とすようなら格好の狙い目になるかもしれません。右回りに戻りノンプレッシャーなら皐月賞向きの爆発力を最も有しているかと。先日のナリタタイシンの死というのも、なんとなくドラマの要因になっているような気がしなくもなくもなくもないような気もしない…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする