My競馬三昧の日々

私、美浦のブルボンと競争馬の軌跡。
一口愛馬の近況や馬券予想をマッタリとお送りしていきます。

ディスティーノ

2017-08-14 08:37:13 | プロレス
祝・G1クライマックス2017優勝
内藤哲也

便利な時代になったものでYouTubeで決勝フルタイムが観れてしまいます。

良い試合…というより内藤哲也のバケモノぶりだけが際立った試合。後半の攻防はひたすらVトリガー中心にケニーの猛攻を受け続けてからのディスティーノ一閃。そして、お馴染みの試合後のマイクの様子を見ると、あれっ?!あんまり疲れてない?
マニアなら気がつくと思うんですが、後半のケニーの猛攻を受けた後に張り手の応酬が入るのですが、ここを見る限り内藤はスタミナ全く切れてないんですよね。むしろ必死に大ダメージを喰らってるブラフを演じているようにさえ感じます。
これってどっかで観たことあるなぁと思ったら、サナダやヨシハシもいたあの入団テスト。周りがヘトヘトな中、1人悠々とメニューをこなす姿を思い出しました。

それから、もう1つのハイライトに気がつく人はいるでしょうか?それは結構早い段階で出したスターダストプレス。たしか何年も封印してたはずなんですけど、これって普通は最後に奥の奥の手くらいで決める代物ですよね。それをあっさり、しかも自爆という形で出す…まるでベルトを投げるあの姿のように。
内藤の試合を観てれば分かりますが、彼は透かされたムーヴは必ず2回仕掛けて決めてみせます。あのコーナーから脚掛けてスイング式ドロップキックするやつなんかは必ず成功させます。一つの技にこれだけ拘る点からも、先のスターダストプレスにも内藤なりのメッセージが込められているんだと思います。過去は捨てたと…

あとは色々言われるあの選手の影をいかに塗り替えるか?たしかに動きから技の入り方まで似てると思います。あの選手は2つの顔を使い分けましたが、内藤は新しい顔、いや本来の顔だけで勝負して行くんでしょうね。

武藤敬司と内藤哲也。
同じ時代に産まれていたらどんな試合を魅せてくれたんだろう。

コメント
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