My競馬三昧の日々

私、美浦のブルボンと競争馬の軌跡。
一口愛馬の近況や馬券予想をマッタリとお送りしていきます。

ライバル

2012-05-23 05:33:51 | 競馬
社台王国に対抗出来る生産者(オーナーブリーダー)と言えば、栄進堂とノースヒルズ(前幸さん)の存在があります。共に生産馬だけでなく、セール(社台主催のセレクトセール含む)で購入した馬と外国馬(栄進堂の真骨頂ですね)を所有している点も共通してます。

こんな社台独占の中、対等に渡り合うのですから、王国にとっては正に眼の上のたんこぶなのです!!…という訳ではないんですよね。

生産の利益は馬を作って馬主に売却した金額ですが、社台にはもう一つの大きな事業があります。そう、種牡馬種付けです。
ディープの種付け料は1000万でしたっけ?王国内の自家生産以外で仮に100頭付けたら…競走馬としての生涯獲得賞金など小さいことが解ります(そりゃフサイチさんもフサイチペガサスで成金になるわけです)

栄進堂やノースヒルズは強い馬作りの為に、毎年社台の優秀な種牡馬を種付け料を払って付ける訳ですから、大切なお客様といえます。
なので、レースでは好敵手であっても共生の間柄といえます。

また、前振り長くなりました。現在では社台王国のライバルといえる存在はありませんが、ずっと対抗している存在もあります。

まずはダーレー。ご存知、ドバイの殿下が所有していますが、豊富な資金と良質の外国馬による日本競馬席巻はなかなか上手く行かない模様。日本向きを模索中なのか、最近では本気度にも疑問を感じてしまうのですが、こちらも種牡馬事業での大物が出てこないと対抗とまではいかない雰囲気。たまに社台の種牡馬を付けたりセレクトセールで購入したりするのは興味深いところですが。アドマイヤムーンはどうなんでしょ?

そして、お待たせしましたのマイネル軍団。総帥と呼ばれるのが岡田さん。
その反骨精神は日高の風雲児の名に相応しいもので、チーフベアハートやスターオブコジーンなどある意味父親を見ているだけで楽しくなってきます。
近年はゴタゴタ続きなのと、ジョッキーや厩舎まで非社台色を全面に出すやり方は個人的には好きになれませんが、丹内騎手や柴田大騎手など救われているジョッキーが多数いるのも事実。あと厩舎への強制力の強さも有名な話。
早い話、マイネル&コスモ馬が沢山いる厩舎が非社台厩舎で、最近だと天皇賞春を勝ったビートブラックの中村均厩舎なども多いですね。
ちなみに、関西の非社台代表格である昆厩舎には1頭もいません。昆厩舎の主戦ジョッキーは藤田騎手ですから、当たり前だなと思える人も多いでしょう(苦笑)

最後にマイネル軍団を語る上での個人的な一番の謎。
軍団の勝負主戦騎手である松岡騎手。彼はマイネルの主戦ながら、社台の馬にも沢山跨ります。単にエージェントの力量なのか、彼の力なのか不思議です。
余談ですが、フジ競馬中継で酷く叩かれていた松岡騎手の奥さんは嫌いじゃなかったです…

以上、ダービーのためにならない話でした。疲れた
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