タイトルホルダーの憂鬱

有馬記念も早々に攻略！と思ったものの、買いたくねぇ～が本音の難易度。

その中でもかなり厳しい戦いとみてるのはタイトルホルダーだったりします。
なにせ今回はノーザンファーム馬が7頭にヴェラアズールで勢いに乗りたい兄社台ファームも参戦。ラストドラフトまで送り込む鼻息の荒らさです。これらの包囲網を直後から最後方まで引き連れて逃げ切るのは至難の技かと。
春まではディープボンドくらいしかプレッシャーになる存在はいなかったですし、和生ジョッキーの本音はパンサラッサかバビットが出走して番手で溜めながらの横綱相撲が理想だったのでは？まさに宝塚記念のレース。
でも今回は逃げたいではなく、逃げざるを得ない。この差は大きいかと。

有馬記念の逃げ切りといえばキタサンブラックですけど、あの年はスワーヴリチャードとシュヴァルグランくらいが相手な上に、楽に逃げれた内容ですから参考外かと。武さんも逃げるつもりはなくて、行く馬がいないからハナ切ってるだけと常々言ってましたしね。
その他ではマヤノトップガンにあのメジロパーマーくらいしかいない位、有馬の逃げ切りは至難の技という認識です。決まる時はノーマークしかないのに、今年は全馬にマークされる立場。さらに今年は復活のかかるエフフォーリアは積極的なレースをすると思うし、ルメールも2、3番手は充分考えられます。

今のところの予想
イクイノックスは必ず買います。
展開が早めに動いてゴチャついたら、ジェラルディーナとディープボンドの底力が穴か。ヴェラアズールについてはメイチのジャパンカップからの秋３戦目が厳しくみえますね。

ホープフルステークスも占う

今日はなんにもやることなく、散髪行って競馬関連ばかり見ていたのですが、もうホープフルステークスの想定が出てました。フムフム、朝日杯なんてどうでもよくなるくらいの好面子ですやん(紳助師匠の形相で)

メンバーも然ることながら、今年のホープフルは話題が多い！

①三浦皇成悲願の中央G1初制覇
②武豊のJRA平地G1完全制覇

東スポ杯でお世話になったので、今回は迷わずガストリックで良いやと思っていたのですが、レース映像チェックしたらちょっと難しいかもなんて。なにより皇成だからなぁ…

まぁ東スポ杯組は中心にはなるでしょうけど、それ以上に期待出来そうな馬も多数。

ファントムシーフ
いかにも裏開催専用ぽいのですが、阪神・中京共に33秒台の上がり。距離伸びて良さそうなタイプに見えるし、福永先生最後のG1もあるかもしれません。谷川牧場&ターフスポートだとG1なんて無理だろうと感じてしまいますが、ノルマンディーが三冠取る時代ですからね。
ちなみに自分が初めて一口持ったクラブがターフスポート。日高の零細牧場の集まりで出資者を募るのですが、その中で実績あるのは谷川牧場と酒井牧場くらい。谷川牧場は長年に渡り良い馬を提供している牧場なので応援したいですね。

セブンマジシャン
メイショウサムソン仔で活躍した数少ない1頭ハピネスダンサーの仔です。デビュー戦は中山でそつなく勝って、前走は荒れ馬場の阪神で後方一気ですから普通に強いと思います。
ここにきてジャスタウェイ産駒の活躍が目立ちますが、キラーアビリティ弟のジェイパームズも侮れません。

セレンディピティ
武さん登場です。なんで松山ジョッキーでないの？と思ったらハーツコンチェルトに乗るからでした。
正直、こっちの方が良いように思ってしまうのですが、この辺の巡り合わせも武豊の成せるものかと。近藤英子オーナーだし、これで全G1制覇ならドラマチックが増しますよね。
肝心の馬ですが、デビュー戦の負けはグランヴィノス相手なので仕方なしか。グランヴィノスが前走やらかしているのが微妙な点ではありますけど、前走の未勝利勝ちは圧巻の内容なのでまだまだ上澄みありとみてます。

最後は本命候補です(ごめんねガストリック)
ミッキーカプチーノ
デビュー戦では内から割ってきて今回出走する京都2歳覇者グリューネグリーンに完勝。前走は中山の多頭数を難なく抜け出し大楽勝。母はダート重賞勝ち馬ですが母父ネオユニヴァースですから本質は芝向きでしょう。
気になるのは安易に付けた名前がカプチーノなとこ。最後の直線で「行け！カプチーノ！」って言わせてしまうところまでみづきオーナーには配慮して欲しい訳です(笑)

そして、誰もが恐らく有馬記念で資金が尽きていないか？が最大の問題点になるレース。まずは有馬取りてぇなぁ。

朝日杯フューチュリティステークスを占う

今週は2歳牡馬のG1朝日杯。
ホープフルステークスの登場ですっかり影が薄くなると思われた朝日杯ですが、なかなかどうしてドゥドュースやサリオスが勝ち上がってクラシックへの直結は継続中。さらにかなり固いレースでもあり馬券的には絞れる数少ないG1とも言えます。

特徴
①上位人気がとにかく強い
大荒れはサトノアレスの年、それ以外はグレナティアガーズも7番人気で勝利も2、3着は1、2番人気。グレナティアガーズは未勝利勝ちの1勝馬の身でしたから穴も当然で②に繋がります。

②2連勝の実績馬が強い
ドゥドュース、サリオスに加えアドマイヤマーズとダノンプレミアム。そうそうたる面子ですがいづれも新馬戦で注目→2戦目も圧勝の実績。アドマイヤマーズは3連勝。

②に今年該当するのは
オオバンブルマイ
コーパスクリスティ
ドルチェモア
ドンデンガエシ

2着連までセーフとすれば
オールパルフェ、ダノンタッチダウンのデイリー杯組とティニアまで。

もうこれで組めば良い感じではありますが、今年のメンバーの小粒感が待ったをかけます。
見れば見るほどグレナティアガーズの年やサトノアレスの年に近い気がしますね。理由は簡単で去年で言えばジオグリフのようなノーザンファームの大物が居ないから。
ちなみにサトノアレスの年の一番人気馬分かりますか？ミスエルテ…この牝馬本命にしてたらきっぱり競馬から足を洗えそうですが(笑)それほどノーザンファーム神話が強かったのでしょう。

という事で今年は過去の傾向は通用しないとみてます。特に危ないと感じるのはオオバンブルマイとドンデンガエシのネタ馬名2騎。どう考えてもダートで確実に稼ぎにいってる血統。結果、押し出される形でダノンタッチダウンが一番人気になるのは納得ですが、差し届かずのイメージがどうしても浮かんできます。ならばデイリー杯勝ち馬オールパルフェかといえば、今回はグラニット嶋田が何がなんでも行くでしょうから展開利も薄そう。

本命候補
コーパスクリスティ
こういう時こそ怖いのがノーザンファーム。秘密兵器はこちらなんでしょうね。
特に5頭立ての前走で少頭数スローの上がりだけ星人達により評価を落とすでしょうけど、あれだけ出遅れたら前残りが常です。あそこから飛んでくるのは能力があるのは間違いないので、揉まれない枠なら期待出来るかと。6枠希望(笑)
母馬は未出走ですが、母母はヴァーミリアン、ソリタリーキングのスカーレットレディ。サンデー×キンカメにエピファネイアですから、スカーレットレディ&シーザリオな訳でゲームなら黄金ニックスの最高配合です！とか牧場長に言われそうな血統馬。

穴候補
レイベリング
ビッグレッドファームのマル外なんてイメージないのですが、デビュー戦は大物感満載の勝ちっぷりしかもフランケルの仔ですよ？奥さん。
今年は低レベル構成とみているのでキャリアの不安は大きいものの1勝馬にもチャンスありかと。
最大の不安は武史が吹かなきゃ良いなというところ。最高の乗り味とか聞いたら不安しか沸きません(笑)

週頭はこんな感じですが、懸命な馬券者ならドルチェモアからいくことをお勧めします。

阪神JF、香港カップを終えて

有馬記念まであと少し。

昨日の阪神JFは完璧な予想なんですが、最終的には馬券ベタといういつもの落ち。まぁ資金がカツカツだったので広げたくても広げられない負け戦なだけなんで、ご利用は計画的にというとこですね。

とは言え実は馬連のマメ券が的中したので、香港カップも購入。当然ながら日本馬は軽視した買い目で(応援はしてますが馬券は別物)香港カップは香港の強い馬と盲点ダノンザキッド2頭軸で適当に流したので当たったかと思いましたがマネーなんたらは抑えてませんでした⤵️
なんとなく国名が入ってる、無駄に長い名前の馬をチョイスしてしまうのは海外馬券購入あるあるだと思うので、今後は単勝万馬券に振り切るようにします。

さてさて、肝心の阪神ジュベナイルフィリーズなんですけど、リバティアイランドが想定以上の走りをしてしまったのでこれで来年の牝馬クラシックは退屈なものになってしまうかもしれません。あれだけの末脚がいつでも使えるなら、スタートと位置取り&折り合いだけになるので来年も三冠に期待ですね。
期待したシンリョクカは見事2着。厳しいところから抜け出した内容はやはり本物だと思うので、来年は吉田豊ジョッキー戻しで楽しみです。敢闘賞を挙げても良かった木幡兄でしたが、あのコメントはなんとも…そんなつもりはないのでしょうが何で上から目線なん？と思われてしまう恐れが。まずはオーナーと師匠に感謝だろと。

ちなみにシンリョクカのオーナーさんはカナリキケン筆頭に面白馬名が多く、牡馬はユイノ冠で何故か牝馬に面白馬名を付けるのですが、
サバンナチャンス
セッテイロク
里見オーナーのお友達ですか？(笑)

建設業がメインみたいですが、会社業務で競馬事業参入している面白いオーナーさんのようです。

阪神ジュベナイルフィリーズを占う2

抽選通らないと思ってたシンリョクカが見事？通過で少々困惑気味。朝日杯でダメ元マメ券の方が気楽で良かったのですがこうなった以上は仕方なし。相手探しに力を入れねば。

ところで、この阪神JFの近年勝ち馬を見ると分かりやすい特徴があります。

①ノーザンファームが圧倒的且つ母馬に共通点
②①以外の年もノーザンファーム馬含め母馬にはある程度の実績あり

②に関しては去年のサークルオブライフとその前のソダシの為とも言えますが、ここ2年連続なので②のタイプがトレンドなのかもしれません。
この条件は単純に母馬の競争成績実績でソダシの母ブチコの競争実績は承知の通り、サークルオブライフの母馬もクロッカスS勝ちで桜花賞には出走しています。要するに母馬がオープンクラス程度の実績は残している良血でないと厳しいということ。

そしてより分かりやすい方が①
レシステンシア
ダノンファンタジー
ラッキーライラック
ソウルスターリング

もう分かりますよね？
これらの勝ち馬の母馬はノーザンファームが海外の繁殖セールで購入してきた海外良血繁殖馬の仔達。特徴的なのは種付け初年度から3年間くらいに集中している点。この傾向を今年も重視すれば、本命は1頭しかいません。
リバティアイランド。
本命党であればラヴェルが人気を分けるだけに美味しい馬券になりそうです。

しかしながら、生粋の天の邪鬼である自分は②タイプからさらに高配当を狙いたいところ。
候補はすでに本命視含め
シンリョクカ→母レイカーラ。ダノンシャークの妹であり遅咲きながらターゴイスS勝ち、重賞戦線。
ウンブライル→母ラルケット。ラルケット自身も阪神JF出走。すでにステルヴィオ排出の名牝。
サンティーテソーロ→母ナガラフラワー。CBC賞2着のスプリンター。
実は先ほど出走表を見ててナガラフラワーの名を見つけたのでこの記事を上げたんですが、つい最近まで走ってたと思ったらもうお母さんになってたんですね。
サンティーテソーロは爆穴かと思いますけど、さすがに逃げはキツイので無理なく先行出来れば面白い存在かと。タイトルホルダーの経験が活きそうな和生というのもプラス。

ということで、これで馬券はある程度決まりそうなんですが非常に悩ましい存在が人気のラヴェル。
すでにナミュールを出しているので優秀繁殖牝馬なのは疑いようがないところも、この馬はサンデー３×３。ダビスタだったら血が濃すぎますとか牧場長に言われた？配合となり、これが走ってしまうと今後はこの配合パターンが増えそうでなんとなく不安になります。
一方でブラックタイプにサクラバクシンオー、キョウエイマーチの名前があるのでオールドファンには堪らない馬でもありますね。さてさてどう組んだものか？

最後に
一番の悩みはシンリョクカの鞍上が木幡兄であることは言うまでもありません…

阪神ジュベナイルフィリーズを占う

阪神JF

世間的にはリバティアイランド&ラヴェルの一騎打ちムードに異論はないものの、個人的には抽選待ちのレース。抽選さえ通れば本命にしたい馬がいるのですが、3/13はさすがに厳しいか？

流れ的にはもったいぶって週末予想なんですが、抽選厳しいし隠してもしょーもないので挙げますね！

シンリョクカ

競馬ガチ勢ならこの馬がすでに牡馬クラシックの登録も済ませているのは知っているはず。ついでに朝日杯にも登録してますから、ここ除外でも牡馬相手に本気で行くつもりなんでしょう。

デビュー戦の強さは誰でも分かると思いますが、個人的に目を奪われたのは小柄なピッチ走法で非力に見えるのにグングン引き離すレースぶり。ある馬にそっくりだと思ってしまった訳です。

その馬とは…？？
林間さん、出番ですよ(笑)

12月4日(日)予想 チャンピオンズカップ

チャンピオンズカップ

◎テイオーケインズ
シャマル
ハピ
クラウンプライド
バーデンヴァイラー

的中した記憶がないチャンピオンズカップ。去年はインティ3着ならウハウハだった微かな思い出。
今年は休み明けグロリア、一千級とはやってないジュンライトと上位人気が危なく見えるので、テイオーケインズから中穴流しというオーソドックスな予想。
挙げるなら、距離伸びた方が良さそうなシャマルが注目ですかね。かなりの根性の持ち主とみてます。

必ず買うジョッキー

実は１人います。
基本、頭軸であやしく見えても紐には必ずいれます。というより、騎乗数が少なめなのでまず乗ってるかを確認して居ない時は買わないことが多いほどです。そしてかなり的中させてもらってます。

高知競馬　宮川実

地方やる人は当たり前に知っているでしょうけど、森・岡部・吉村・吉原あたりに比べたら全国区ではないのでしょう。ただ、今年は高知の絶対王者赤岡さんを抑えてリーディングトップです。
JRAのパッドでも地方競馬買えるのでお勧めします。予想はしないで買えば良いだけ。

今日もジャパンカップ→泣きの京阪杯惨敗後に少し返してくれました。


先週は爆穴2着で3連単うまうま


有名な話ですが、宮川ジョッキーは落馬事故で左目を失明して見事に復活したジョッキーです。これからも勇気とたまにお小遣いをお願いします！

11月27日(日)予想 ジャパンカップ

すっかり日本の実績馬同士の固い決着となってるジャパンカップ。

そんなジャパンカップも有力馬回避多数&活きの良い外国馬の参戦で一変。リッジマンばかりが挙げられますけど、こちらは立派な地方代表。トラストケンシンが出走出来ているのが本来の実情。

 

このようなメンバー構成であれ、ジャパンカップに必要な第一予想は外国馬の取捨。オッズをみる限り捨て支持の方が多数の模様。まぁ、数年間続く傾向に逆らうのは無謀と取る方が多いのでしょう。

そのような傾向でも感じる違和感。ヴェラアズールが現在一番人気？？前走初重賞だけで？なら前走も圧倒的一番人気であるべきだし、ボッケリーニも人気にならなくてはおかしいはずなんですが(笑)正直よく分からないオッズ。

 

結論としては得たいの知れないレースにはあまり熱くなってはいけないということ！

 

◎ダノンベルーガ

ヴェルトライゼンデ

シャフリヤール

テーオーロイヤル

+1枠

この組み合わせでもなかなか付くんですね。3連系でも売れてるのは6ヴェラアズールなら完全に消した未来を。

京都2歳ステークス

世間的なこのレースの評価はグランヴィノスといまいち君達といったところでしょうか？

 

まぁ、あのお母さんの仔が調教でオープン馬複数と互角以上の動きですから2倍付くなら単勝も充分美味しいのかもしれません。

しっぽのない母馬と大魔人のエピソードもなんか良いですしね。

 

なので相手探しに異論はないところも、その相手はカオス状態。前走内容だけとればコスモサガルマータなんでしょうが、前走はスローの追い込みはまりとも見えるし、デビュー戦の内容などから一杯喰わせものの可能性も高しか？

 

そこで気になるのが、社台ファーム勢。ノーザンファームがグランヴィノス1頭に対して大挙5頭出しときました。

ただ、正統なのはクラブ馬シュタールヴィント、オーナーズのヴェルテンベルクで、後はシルク&グリーンに流れた2頭にキズナだからの前幸さんなんで単純に各馬主が好き勝手にエントリーしただけにも映ります。

 

この辺りをどう見るかですが、1頭以上は絡むとすれば人気薄だけに案外美味しい馬券になるかと。

狙いは王道のシュタールヴィントではなく、阪神の重さに向きそうな5、7枠4騎でしょう。