ガム

　私は夜間高速道路を走る時は必ずガムを噛みながら運転する。眠気を起こさないガムである。長時間噛んでいるとあごが疲れてくるのでガムの味がなくなったら暫く噛まないようにしている。ところで今ではやさしい食感や味を追求した食品・飲料が売れている中、噛んでもあごが疲れないようにやわらかくしたガムが売れに売れているというから驚いている。このガムは噛んだ瞬間のここち良い柔らかさを重視して作ったものだという。作る側は噛むのが面倒だという若者の声の多いことに着目して作ったというのだ。
　たしかに噛めば噛むほど顎が疲れてくるのは事実である。長く噛んでも顎が疲れないというガム、どんなガムなのか一度噛んでみたいと思うものの、噛むのが面倒だという若者の心境も分からなくもない。
　

ペットも幸せ

　３連休も終わった。昔はペットを連れての旅行は考えられなかった。高速料金もどこまで乗っても１、０００円のこのご時世だから外出しないというわけにはいかないだろう。ペットを車に乗せてさっそうとドライブした人達も多かったことと思う。今ではペットと旅行にいける施設が沢山できているので満足して行ってきた人も多かったのではないだろうか。
　ペットと一緒に泊まれる宿も沢山ある。無料から６、３００円と幅が広い。特に目をみはるのはペット専用の露店風呂の宿があるということだ。これからはペットの幸せがどんどん広がって行くような気がしてならない。
　
　
　

高齢者の外出

　２～３日前から高齢者の話ばかりになるが、自分も高齢者の仲間入りしたので書くのだろうか。今でも自分は高齢者などと一度も思ったことがないし、精神的にも常に若いと自負しているところである。同じ年代の人でも耳が聞こえなかったり、足の関節が痛くなりつい外出を控えている高齢者が多いと聞く。ところが最近では高齢者が気兼ねなく外出や旅行を楽しめるような商品やサービスが人気を集めているというのだ。お洒落な補聴器や目立たないサポーター、杖代わりになるバックなどである。これらの着用で体の衰えをカバーし、安心して活動範囲を広げる高齢者が多くなったという。しかし、同じ外出でも軽装で登って凍傷により１０名の死者が出た北海道のようなことが絶対あってはならない。

サヤインゲン

　ゴマ和えにして食べたサヤインゲン、１時間のウオーキングを終えた朝の食欲を増す。出回り始めてもう３週間にもなるだろうか。鮮やかな緑色が蒸し暑いこの時期だからこそ沢山食べなければと思い食べているところだ。その理由は疲労回復に効くビタミンBが豊富だからである。だから夏本番前に沢山食べて夏バテを防ぎたいものだ。特に激しい運動をしている私には必要だ。昔は調理前に筋を取る作業があって面倒くさい野菜だったようだが、今は品種改良されてその必要がほとんどない。
　植物繊維がたくさんあるのも嬉しい。ビタミンBのほかミネラルや、アスパラギン、グルタミンなどのアミノ酸を含み栄養豊かな野菜だ。
　さあ、夏バテ解消の一助としてサヤインゲンを食べようではないか。

高齢登山

　昨日の夕刊を見て驚いた。強風で荒れている北海道の大雪山系での死者１０名、それもほとんどが高齢者のツアー客だったという。なんともいたたましい事故だろうか。私と同年代の人達、さぞかし無念だったろう。私も夏前、転勤先の名のある山に登った経験はある。風もなく天気も快晴で、それはそれは気持ちの良い登山だった。目に焼きついている山の素晴らしい景色は今でも脳裏にはっきり残っている。「その素晴らしい景色をもう一度」と行った登山が裏目に出てしまった。死んだ個人を攻めるより、企画した旅行会社の添乗員の判断の甘さにも原因があったのではないだろうか。
　海でも山でも軽く考えてはいけない。急に変化する天候。山に登りたいという気持ちはよくわかる。そのためには旅行会社だけに頼らず、個人も綿密な計画と現地の天候を詳しく調査した上で申し込んだ方が良いと思うがどうだろうか。