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東久留米 学習塾 塾長ブログ

東京都東久留米市滝山の個別指導型学習塾 塾長白井精一郎のブログ

farther と further のはなし

2017-12-07 12:16:19 | 英語の話
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

先日取り上げた比較級や最上級を修飾する by farfar には、
[原級]         far   
[比較級]  farther    further  
[最上級]  farthest   furthest

という2通りの比較級、最上級があります。

これらについて、表現のための実践ロイヤル英文法 に、「fartherfurther の使い分け」 という解説があり、そこには、 fartherfurther の使い分けには、『厳守』 と言えるルールが1つしかなく、それは、
She would say nothing further
(彼女はそれ以上何も話してくれませんでした)
のように、距離とは関係のない話で、「さらにいっそうの、その上の、それ以上」 など 「程度」 の意味を表すときは、 further のほうしか用いないということです。

それに対して、「距離」 と関わりのある話では、それが 「物理的距離」 であろうが、「比喩的距離」 であろうが、 fartherfurther のどちらも認められるケースが多く、例文として、
物理的距離
The station was farther[further] than I had imagined.
(駅は私が想像したより遠かった)
比喩的距離
I feel we should think a little further[farther] into the futhure.
(私たちはもう少し遠い将来のことを考えたほうがいいと思います)
が挙げられています。

また、 ウィズダム英和辞典 には、
fartherfarthest は主に距離を、 furtherfurthest は程度・距離を表す時に用いる。ただし 《英》ではいずれの場合further、furthest を用いる傾向がある」
とあります。


どうやら further だけで事が足りるようです。

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