こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。
今日も良い天気になり、暖かい日が続きます。週の中頃は20℃を超えるようで春らしくなってきました。
昨日は中2の塾生と数学の学年末試験のテスト見直しをしたのですが、そこに初等幾何の角度の問題(整角問題)で難問がありました。
図1にある平行四辺形で∠BAC(x)の角度を求める問題で、ヒントが付いていて、それは、「点AからBCに垂線AEを引くと、AE=AOとなる」というものです。実は、この問題の類題が、難問揃いの「幾何大王からの挑戦状」にある程で、中学の学年末試験で解くのは大変だったと思います。

▲図1.中2学年末試験の難問
さて、解答です。取り敢えず、ヒントに従って、点AからBCに垂線AEを引き、点Oと点Eを結びましょう。△OECはOE=OCの二等辺三角形で、また、平行四辺形の対角線は互いに2等分するので、OA=OCからOA=OEとなります。つまり、△OAEは二等辺三角形になり、その一つの底角∠OAEは60°なので、△OAEは正三角形になります。
つぎに、∠EOB=30°-15°=15°となるので、△EBOはEB=EOの二等辺三角形になります。さらに、EO=EAですからEA=EBとなり、△EABも二等辺三角形で、その底角∠EAB=45°なので、∠BAC=x=45°+60°=105°と正解に至ります。

▲図2.解答例
これくらいの難問をやっていれば、高校入試は楽でしょう。他の解法もあるので考えてみてください。
今日も良い天気になり、暖かい日が続きます。週の中頃は20℃を超えるようで春らしくなってきました。
昨日は中2の塾生と数学の学年末試験のテスト見直しをしたのですが、そこに初等幾何の角度の問題(整角問題)で難問がありました。
図1にある平行四辺形で∠BAC(x)の角度を求める問題で、ヒントが付いていて、それは、「点AからBCに垂線AEを引くと、AE=AOとなる」というものです。実は、この問題の類題が、難問揃いの「幾何大王からの挑戦状」にある程で、中学の学年末試験で解くのは大変だったと思います。

▲図1.中2学年末試験の難問
さて、解答です。取り敢えず、ヒントに従って、点AからBCに垂線AEを引き、点Oと点Eを結びましょう。△OECはOE=OCの二等辺三角形で、また、平行四辺形の対角線は互いに2等分するので、OA=OCからOA=OEとなります。つまり、△OAEは二等辺三角形になり、その一つの底角∠OAEは60°なので、△OAEは正三角形になります。
つぎに、∠EOB=30°-15°=15°となるので、△EBOはEB=EOの二等辺三角形になります。さらに、EO=EAですからEA=EBとなり、△EABも二等辺三角形で、その底角∠EAB=45°なので、∠BAC=x=45°+60°=105°と正解に至ります。

▲図2.解答例
これくらいの難問をやっていれば、高校入試は楽でしょう。他の解法もあるので考えてみてください。
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