東久留米 学習塾 塾長ブログ

東京都東久留米市滝山の個別指導型学習塾 塾長白井精一郎のブログ

「それは残念」のはなし

2018-08-06 10:16:26 | 英語の話
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

中3英語教科書に、頭が痛くなった久美にブラウン先生が、
That’s too bad.
(それはいけませんね)
という場面があります。

この “That’s too bad.” に関連する話が、昨日の読売新聞「えいご工房」の「特派員直伝 とらべる英会話」に書かれていました。

それは、ニューヨーク特派員の筆者がブロードウェーで観劇したとき、聞き取れない台詞が多く意味が理解できない場面があったことを新入りの若い米国人女性に話したところ、彼女が、
Oh,that’s a shame.
と返事をしました。

筆者は shame の意味に「」があることから、これを「あら恥ずかしい」と誤解し少しムッとするのですが、その後しばらくして、彼女が “Oh,that’s a shame.” を頻繁に使っていることに気がついて、思い切って本人に尋ねてみたところ、 “That’s a shame.” は、アメリカ人が日常会話でよく使う決まり文句のようなもので、 “That’s too bad.” や “That’s a pity.” とほとんど同じ意味ということが判ったという内容です。

実際に、 ウィズダム英和辞典 を調べてみると、
That’s a shame. 「それは残念だ[ひどい]」
That’s a pity.  「それは残念」
とあります。

また、
What’s a shame!

What’s a pity!
も「それは残念」を表します。


頭に入れておくと役に立つかもしれません。