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東久留米 学習塾 塾長ブログ

東京都東久留米市滝山の個別指導型学習塾 塾長白井精一郎のブログ

都立高校入試 英単語力

2013-11-04 13:07:30 | 高校受験
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

朝に小雨が降りましたが、今は上がって明るくなってきました。

ある程度の語彙力がなければ、日本語でも理解するのは大変なわけですが、英語を苦手にする人のほとんどは、覚えている英単語の量が少な過ぎます。つまり、英語の試験の点数を上げるためには、英単語を覚え語彙力を向上させなければなりません。

英単語を覚えるとなると、中学校で実施されている「スペリングコンテスト」を思い浮かべる人もいるかと思いますが、場合に依っては、「スペリングコンテスト」のように綴りを覚える必要はありません。例えば、都立高校入試の英語を想定した場合、英単語の綴りが書けなくても意味が分かればそれなりの得点を期待できます。

都立高校入試の英語は、英文を読んで選択式または記述式で解答する問題が、それぞれ68点と12点、英文を聴いて選択式または記述式で解答するものが、それぞれ12点と8点という配点になっています。

これは、英単語がたとえ全く書けないとしても、英単語の意味が分かって英文を読解することができ、リスニングテストで英文を聴き取ることができれば、最大で80点獲れることを意味します。当然、英単語の綴りも覚えているほうが良いのですが、漢字でも読めるけど書けないというものがあるように英単語でそれがあって当たり前です。

英語の点数が伸び悩んでいる人は、英単語の綴りは覚えなくてもいいですから、意味を覚えることに注力しましょう。例文のある単語集など利用すると効率的だと思います。

都立高校入試 理科(大問3~6)

2013-11-03 11:28:04 | 高校受験
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

朝は少し曇りがちでしたが、今は晴れていて過ごしやすい一日です。

都立高校入試の理科は、6つの大問から成り、大問1、2は広い単元から計10問出題されます。配点は各問4点で計40点になります。

大問3から6は、各々出題される単元が決まっています。大問3は、天気や地震などの地学の単元から、大問4は動植物の生物の単元から、大問5は化学変化の化学の単元から、最後の大問6は力や電流の物理の単元からです。配点は各大問15点です。

大問3では、、気象・天気、天体、地震・地層の3つが順番に出題されています。それを前提にすると、次は地震・地層になります。

大問4では、動物、植物、生殖について出題されますが順番は明確ではありません。

大問5では、化学変化の問題で、内容は、酸・アルカリ、酸化・還元について出題されています。出題の順番は過去8年間では明確ではありませんが、過去4年間では古い順に、酸化・還元、酸・アルカリ、酸化・還元、酸・アルカリと続いてるので、次は酸化・還元でしょうか。

大問6では、電流と力が出題されています。基本的には順番になっているのですが、24と25年度は力が続いたので、次は電流の可能性が高いと思います。

大問1、2では、幅広い単元から出題されるので、偏りなく勉強しておく必要がありますが、何から勉強したら良いか迷っている人は参考にしてください。

都立高校入試 社会(公民)

2013-11-02 10:40:45 | 高校受験
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

天気予報によると今日は一日曇りのようです。明日以降は晴れ間もあるようです。

都立高校入試の社会・公民の特徴は、記述式問題が多いことです。また、用語を漢字で書く問題もあります。

記述式問題は、ある事柄について添付された資料や表・グラフからデータを読み取ってその因果関係を説明するものです。その関係は決して難しいものではありませんが、これに思い至るかがポイントになります。日頃から新聞やニュースなどを読んだり観ていれば問題ないでしょうが、過去問を調べてピンとこない問題が多かったら、時事問題を扱った簡単なテキストに目を通しておくと良いかもしれません。推薦入試のときの小論文にも役に立ちます。入試までまだ時間のある中2生以下の人は、例えば、「池上彰の学べるニュース」などを観ておくことをお勧めします。

上記のポイントが分かってしまえば、後は簡単で資料等から読み取れることを抜き出して説明すればOKです。このとき注意しなければならないのは、資料等に記載されていないことを書かないということです。たとえ自分に正確でより深い知識があって、解答が陳腐に思えて不満に感じても、資料等にないことを書いてはいけません。文字数は、50文字程度で書くのが良いでしょう。

用語を漢字で書く問題は、傾向として国内政治に関するものが多く出題されます。教科書やテキストの太字で書いてある重要語句について誤字・当て字のないように練習してください。

都立高校入試 社会(地理)

2013-11-01 13:19:53 | 高校受験
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

過ごしやすい天気が続きます。天気予報では、しばらく雨はないようです。

都立高校入試の社会・地理では、日本地図上に示された4ヶ所とその特徴を同定する問題が毎年出題されるので、日本地図と主要都市名や地域の特徴を代表するキーワードを覚えておくことが必要です。その対策として、ノートに日本地図を描くなり白地図を貼るなりして、そこに教科書やワークのキーワードをカテゴリー別に書き込んで覚えると良いでしょう。

気温と降水量を示す雨温図についての問題も23年度を除いて毎年出題されています。気温のグラフが上に凸であれば北半球、下に凸であれば南半球、あまり明確でないものは赤道付近、平均気温が低いほうが北極または南極に近いこと、また降水量については、少ないところは砂漠、多いところはジャングルと覚えておけば、雨温図と世界地図上の位置を同定することができます。しかし、都市名とその地図上の位置を知らないと正解できない場合もあるので、世界の主要都市とその位置を覚えておくことが必要です。これもノートに世界地図を描くなり白地図を貼るなりして、主要都市を書き込んで暗記してください。

白地図はインターネットで手に入るのでどんどん活用しましょう。

都立高校入試 漢字

2013-10-31 13:03:34 | 高校受験
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

今日も晴れで良い天気が続きます。

都立高校入試の国語では、漢字の読みと書き取りが出題されます。問題数と配点は、それぞれ各5問、各10点です。5つの大問のうち、初めの大問1と2なので、つまづかずに乗り切りたいところです。

そこで、教室に過去の高校入試での頻出漢字データがあったので、過去8年間分の都立高校入試で出題された漢字を照合してみました。つまり、8年間分の40語のうち頻出漢字データにあるものの割合(充足率)を調べてみたわけです。また、頻出漢字データ数は、読み、書き取りともに700語で計1400語です。

まず読みについてですが、全データの700語の中に在る漢字数は、40語中15語で37.5パーセントです。出題頻度の高い200語については、40語中7語で17.5パーセントになります。

次に書き取りについてですが、全データに対しては40語中17語で42.5パーセント、高頻度の200語に対しては、40語中7語で17.5パーセントでした。

もう少し充足率が高いかなと思ったのですが、40パーセント程度でした。つまり、収録語数1400語程度のテキストで、この一冊を勉強すれば万全というものはないということです。

しかし、過去の模擬試験結果を見ると8割以上の正答率である漢字も多く出題されていて、一般の受験生にとって易しい問題も多いことも事実なので、悲観的になる必要はありません。

結局、漢字の受験勉強では収録漢字数の多めもテキストを使って、まず知っている漢字と知らない漢字を分別しましょう。(知っている漢字がたくさんあることを祈っています)そして、知らない漢字をコツコツ覚えることしか道はないようです。

都立高校入試 数学作図問題

2013-10-30 13:11:29 | 高校受験
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

朝から晴れて暖かい天気になりました。しばらく晴れの日が続くようです。

都立高校入試の数学では、大問1に作図問題が出題されます。作図の規則は、(1)定規は決まった2点を通る直線をひくことに使う、(2)コンパスは線分の長さを測り取ることに使う、です。三角定規の直角を使って作図してはいけません。

作図の基本テクニックは、(1)角の二等分線をひく、(2)垂線をひく、の2つだけで単純なのですが、これができてもどのように問題に適用するのか分かりません。例えば、異なる2点から等距離にある点を求める場合、2点を結ぶ線分の垂直二等分線上に求める点があるということなどを勉強する必要があります。過去問集などで適用の仕方を十分に勉強しておくことが必要です。

同じ大問1に確率の問題が出題されていたのですが、25年度は「資料の整理」の問題が出題されました。内容は度数分布表からデータを読み取るというもので簡単なものでしたが、余裕のある人は、この分野で使われる用語を整理しておくと良いでしょう。

例えば、平均値、中央値や最頻値などです。これらの定義を知らないと「中央値を求めよ」と言われても何を計算したら良いのか分かりません。時間を掛ける必要はないですが、1年生の教科書なりワークを引っ張り出して例題などを確認しておくことをお勧めします。

都立高校入試 英語リスニング

2013-10-29 12:58:03 | 高校受験
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

雨模様で小雨が降ったり止んだりしていますが、午後からは曇りになるようです。

都立高校入試の英語ではリスニングテストが実施されます。問題数は5問で配点は各4点、計20点で、なお且つ、試験の初めにあるので上手く乗り切り、弾みをつけたいところです。

英語のナレーションは、ゆっくりで聴き取りやすく、問題文も2回読まれるので、難しいものではありませんが、日頃から英語に耳を慣らしておくことが必要です。日頃から、教科書英文のCDを聴いていると、中学の定期試験と入試の対策になり一石二鳥です。

初めの3問は4択なので、問題文を聴く前にそれらの選択肢を見ておくと良いでしょう。また、1回目のナレーションで分からないことがあっても気にせず、1回目の質問に集中してください。

残りの2問は長めのナレーションの後に質問があり、英語で解答する形式です。「いつ」、「どこで」、「誰が」、「何をした」や「数」に注意して聴くことが大切です。こちらもナレーションは2回あるので1回目の質問に集中して質問の内容を聴き取りましょう。

過去問集にリスニングテストのCDが付いているので、それで練習しておくことは必須です。

都立高校入試 社会(歴史)

2013-10-28 13:01:19 | 高校受験
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

風もなく良い天気で過ごしやすい一日になりそうです。

都立高校入試の社会・歴史分野では、ある事項について関連する4つの文章を年代の古い順に並べなさい、という問題が出題されます。幅広い期間に関するものなので細かい知識は必要ありませんが、各文章についてキーワードを見つけ出しておよその時代を特定する必要があります。

出題されている事項は、25年度から遡ると、「土地開発」、「外国との交流」、「道具」、「流通」、「建築」、「文学作品」、そして「武家政治」です。

年表を自作するなり利用するなりして時代毎のキーワードを整理し、さらに、政治・文化など分野別に整理し直して勉強しましょう。

都立高校入試 3文英作文

2013-10-24 12:48:19 | 高校受験
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

午前中に霧雨が降り出しどんよりとした天気です。

都立高校入試の英語では、3文で書く英作文が出題されます。配点は12点と高いので、これはしっかり得点したいところです。

テーマは身近なことで、25年度から逆のぼると、「人の役にたつために取り組んでみたいこと」、「感動したこと」、「助けてもらったこと」、「外国からの友人を迎えるにあたっての助言」「自由時間の過ごし方」、「将来やってみたいこと」、「写真を示して紹介したいこと」、「大切なもの」などです。

この問題の攻略方法は、自分が本当に考えたり思っていることを書く必要はなく、英語で書けることを書くことです。例えば、どの季節が好きかという問題に対して、本当は冬が好きだとしても、解答では夏が好きとしても構わないということです。

また、3文で書けという条件があるので必ず3文書くことが必須ですが、ワード数は指定されていないので短い文でOKです。そして、文法や単語のスペリングを間違えないように難しいものや曖昧なものを避けることが必要です。

25年度の「人の役にたつために取り組んでみたいこと」を題材にすると、「人の役にたつ」ということから、ボランティア活動が連想できますが、“volunteer”が曖昧であれば、「子供たちに本を読む」など英語で書ける具体的な行為を挙げれば良く、第2文は、その理由を“The reson is because・・・”または、“That is because”で続け、第3文で適当なまとめを書けば終わりです。

一例としては、「私は、子供たちに本を読んであげたい。なぜならば、私は本が好きだからだ。多くの子供たちが本を好きになればいいと思う」とか、第3文を「本は子供たちを幸せにする」などと替えてもOKです。

重要なことは、書きたいことではなく書けることを書くことです。

都立高校入試 国語

2013-10-23 12:32:36 | 高校受験
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

昨日と同じような曇りです。小雨が降ることもあるようです。

都立高校入試の国語は5つの大問で構成され、大問1と2は漢字の読み書き、大問3は文学的文章、大問4は説明文、そして大問5は古文漢文とそれに関する解説文です。解答時間は50分間で、文章量が多く、さらに短文や200字の作文も要求されるので、速く正確な読解力と文章表現力が必要です。

とは言っても、入試まであと4ヶ月の時点で新たな読解力を習得するというのは難しく、大方、今まで蓄えた読解力で立ち向かうことになります。

それでは、これからの勉強方法ですが、読解力の根本は語彙力なので、学校での授業や普段の生活で知らない語彙があれば調べておくことと、週に1日程度過去問集や問題集を解いて解答の解説文をしっかりと読むと良いでしょう。

また、200字の作文は配点が10点で記述する文字数の割には配点が少ないような気がしますが、しっかり練習しておく必要があります。テーマは決まっているので、それについて知識がないと書きづらいのですが、過去問や模擬試験で出題されたテーマを調べ、その解答例を読んでおくことは必須です。

大問1と2の漢字の読み書きはどちらも5問ずつで、配点は全部で20点です。ここは勉強すれば得点できるところなので、教科書やワークなどを使ってしっかりチェックしましょう。

生まれてから今まで日本語で読み書きや会話をして生きてきたわけですから、読解力がないということはありません。現時点で持っている読解力を入試で求められている読解力にちょっとだけ修正するくらいのリラックスした気持ちで勉強するのが良いでしょう。

都立高校入試 理科・社会

2013-10-22 13:14:56 | 高校受験
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

曇りの一日のようです。台風は27号の速度が遅く28号が追いついてしまいそうです。

都立高校入試の理科と社会は問題文が長く、読む量が多いです。理科は25問の小問が6つの大問に、社会は20問の小問が6つの大問に振り分けられています。試験時間は50分間なので、速く正確に読む必要があります。

このような形式の問題は市販の問題集などでは見かけないので、都立入試問題や模擬試験の過去問集を活用すると良いでしょう。一度試してみて、どの程度のスピードで読めば良いか感覚を掴んでおくと良いでしょう。

問題自体は難解ということはないのですが、試薬の色の変化など知らないと正解できないものもあるので基本的なことは覚えることが必要です。

都立高校入試まであと4ヶ月になりました。理科・社会は英数国に比べて点数を上げやすいので理科・社会の勉強時間を少しずつ増やすように心掛けましょう。

「相似」と「三平方の定理」

2013-10-06 11:42:18 | 高校受験
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

明け方は雨だったようですが、今は明るくなってきました。予報では、明日、明後日と晴れ間が見えますが、その後、雨となっています。秋らしい天気です。

中3の受験生で、そろそろ過去問に手を付ける人もいると思いますが、数学の大問4(平面図形)と大問5(立体図形)は、「相似」と「三平方の定理」を知らないと解けません。

「相似」と「三平方の定理」は、中3の2学期後半で習うので早めに自習してしまうのが良いかもしれません。

「相似」は、小6の「拡大図と縮図」で習っているので、それほどハードルは高くないのですが、試験問題では、相似三角形の対応する辺の位置関係が判り難い場合があるので注意が必要です。

「三平方の定理」は、公式を覚えてしまえばOKで、斜辺とその他の辺の位置関係は、直角を目印にすれが間違えることはないので簡単です。「三平方の定理」の証明は、都立入試に出題されることはないので、強いて勉強する必要はありませんが、証明方法がたくさんあって面白いので興味のある人は調べてみるのも楽しいでしょう。

中学の頃、三平方の定理で各辺に対応した正方形の代わりに相似の三角形を作っても同様な関係が成り立つことに気がついて、さらに、それが三角形や正方形である必要がなく、ただ相似な図形であれば成立することが分かったときはちょっぴり嬉しかったです。

話は戻りますが、余裕のある受験生は、「相似」と「三平方の定理」を早めに勉強してしまうことをお勧めします。

都立入試 数学大問4

2013-09-30 13:42:57 | 高校受験
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

良い天気が続いていますが、明日明後日は崩れるようです。9月も終わり今年もあと3ヶ月になりました。「光陰矢の如し」です。

都立高校入試の大問4は平面図形の問題で3つの問題で構成されています。その3つ目の問題は、相似と三平方の定理の両方を利用するものが多く出題されます。

相似を利用して解く問題の場合、相似の図形(主に三角形)に注目すれば、簡単に解けてしまうので、過去問をチェックしておいてください。

これらの平面図形の問題に解析幾何学でアプローチすると、大問3と同類の問題になります。昔、図形問題を解くことが方程式を解くのと同じになることを知って大いに感動しました。

昨日、久しぶりに去年の過去問を解析幾何学的に解いてみたのですが、やはり凄いです。先人に偉大なデカルトがいたことを感謝してしまいます。

過去問題集

2013-09-02 15:35:29 | 高校受験
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

蒸し暑い日になりました。台風と秋雨前線の影響で大雨が降っている所も多いようです。

9月になったので都立高校入試の過去問題集を購入し中3の塾生に配ります。過去問は夏期講習中にも実際の入試問題例として使ったのですが、9月以降はその比率が上がっていきます。10月終わりまでに受験用テキストを一通り終わらせ、その後は過去問を中心に演習し、分からなかったところを受験用テキストで確認したり、知識を広めたりすることになります。今、頭の中にあるバラバラな知識を過去問演習によって使える知識に高度化することができます。是非、過去問題集を活用して志望校を目指してください。


▲過去問題集

正多面体

2013-07-30 12:05:03 | 高校受験
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

久しぶりに晴れとなりました。中3生は毎日のように通塾しているのですが、雨が降ると自転車で来れないので気の毒です。夕立がなければ良いのですが。

中3生の高校入試対策スケジュールも順調に進んでいて、およそ5分の1を消化しました。数学は、前半に都立入試大問1の(9)と大問4、5のための図形問題、後半に大問3のためのグラフ問題を扱います。図形問題では、平面図形と空間図形の基礎が終わったところですが、空間図形のところに正多面体が紹介されていました。

正多面体は、正四面体、立方体、正八面体、正十二面体および正二十面体の5種類しか存在しません。これは、オイラーの公式を使って簡単に示すことができます。

オイラーの公式は、
V-E+F=2   V:多面体の頂点の数、E:稜の数、F:面の数
です。

ここである正多面体がF個の正n辺形を持ち、各頂点ではr個の稜が会しているとすると、各稜は二つの面に属しているので、
nF=2E
そして、各稜は二つの頂点を持つので、
rV=2R
となります。

上記の三つの式を解くと正多面体が5種類ということが分かります。


▲正多面体

よろしければ夏休みの頭の体操がてら、オイラーの公式と正多面体が5種類しか存在しないことを解いてみてはいかがですか。