
今日、4月14日は熊本地震発生の日です。実は、コレは「前震」であって、「本震」は2日後の16日未明でした。気象庁は、16日の地震発生後、これが「本震」であることを発表、すでに14日の地震で多くの方々が犠牲になった地元では、これから来る「余震」のことを思い、パニックになったことと思います。
それは、地震は「本震」があって次に来るのが「余震」である・・・という我々の常識をくつがえしました。
実は、熊本県は、「地震発生の確率の少ない場所」として企業誘致を進めてきました。同じく、「福岡西方沖地震」のあった福岡県も「地震発生の確率の少ない場所」と言われていました。
しかし、実際に地震は発生しました。我々の予想をはるかに超えて・・・
すでに承知のとおり、日本には数々の活断層が存在します。事実、私の住んでいる家のそばにも活断層が走っています。
日本に住む、というコトは、そういうリスクを背負って生きる、というコトなのです。
同じく、こちらは自然災害ではありませんが、危険な隣人のコトも忘れてはなりません。そのクライシスは、カールビンソンの北上とともに高まっています。
「隣にヤクザがいるから危なくてイヤだ」というのであれば、引っ越すしかありません。海外に?でも、そこは、もっと危ない輩が住んでいるかもしれません。
1月17日、3月11日、4月14日、6月23日、8月15日・・・と、日本には多くの「忘れてはならない日」が存在します。
陸上自衛隊を辞めて一年、そして、熊本地震発生から一年...この一年で私自身、「時間」「お金」「健康」「人」は「人生の4大資源」であると痛感しました。
でも、戦禍や災禍は、一瞬にして「時間」と「お金」を奪っていきます。
後に残されたのは...
そう、「健康」と「人」です。
最終的には、心身ともに健康で、人々と交流を持ち、相互に助け合い、支えあいながら叡知を絞って生きていくしかないんだろうな、と思います。もちろん、復興には「時間」と「お金」が必要ですが、さしあたり必要とされるのは「健康」と「人」なんです。
だから、日頃から心身の健康に留意して、人との交流を絶やさないよう意識していきたいものです。
メモリアルデーと呼ぶには、あまりに多くの犠牲者の事を思うと違和感を感じずにはいられませんが、これらの「日」は、私たちにとって「原点に返る日」なんだろうな...そんな気がします。
#welovegoo
#熊本地震発生から一年