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へんないきもの日記

今日も等身大で…生きてます😁

日の出日の入り24時間耐久リレー

2008-10-27 22:00:10 | 旅とランニング
(焼き物の里ならではの大会参加賞)

 土曜日から日曜日にかけて佐賀県武雄市武内町で開催された24時間走に参加してきた。今年で20回を機に大会開催を中止する主催者の心づもりは、参加者によってその場で見事くつがえされ、結局来年も開催の運びとなった。

 初の試みとなった24時間走には、個人からグループ等20チームがエントリーした。私は個人の部に参加し、130km近く走った。(熊本から福岡までの距離)本当は、もっと走れるはずだが、この誘惑多き周回コース。そうカンタンに距離を踏ませてくれない。周回のたびに「カレーあります!」「おかゆができました。」「ビールあるよ!(これが一番効くかな。)」等々の誘惑の声。しまいには、先に飲んでる他の仲間から、「いつ休むのかあ~。」ってな具合。

 結局、夜半過ぎから降り出した雨を機に、しばらくテントで休むことに。そろそろ眠くなってきたので、焼酎のお湯割りでも飲んで羽毛シュラフにくるまり、愛車の中で眠る態勢に移行するつもりだった・・・ところが、明け方、スタッフが来て、地元の消防団が交通整理(するほどの交通量はない。決して。)しているので、どなたか走られませんか?」と言われ、焼酎3杯飲んだが走ることに・・・

 そのうち、夜も明け、昼間のコースに移動。いつもの10時間走のコースだ。結局、寝ずじまい。気温も上がらず、ビールを飲まなかった分、走って距離をかせいだ。気がつくと参加者の中で(グループ走の部も含めて)一番走っていた。ということで表彰は皆さんよりやや大きめの素焼きのメダル。更にラッキーなことに、抽選会で、まっ先に私のナンバーカードが引かれ、地元のお米10kgをゲット!

 ラッキーな一日であった。その後、24時間寝ていないままクルマを運転して熊本まで帰るワケに行かないので(事前に月曜日休みます!宣言してきた。仕事先には。)スタッフとの打ち上げに参加。その後、同じ町内に住んでいる後輩の家へお邪魔・・・

 それにしても・・・地元住民を巻き込んでの24時間走は楽しかった。おそらく、こんな長い時間走る者がいる、なんて思っていなかったであろう。何を準備すればよいのかわからなかったであろう。月明かりもなく、街頭もほとんどない。そんな真っ暗な道を窯元で焼いた灯籠が道路脇一帯に並べられ、足下を照らしてくれた。そして、暗いからと言って、わざわざ自宅から延長コードで照明をともしてくれた住民もいた。いろんな大会に参加して注文すればきりがないけど、そんな住民の不器用な一生懸命さが心に伝わって、じんわりあったかくなる大会であった・・・