12/29-1/2/2015 年末 年始の市場は激動 ！ＳＭ数値下降 原油相場下落 そして新年への数値は

昨年の１２月２６日には１０月の年初来マイナスの数値から急回復し良い数値で年間の数値はプラスで終了と見ることができ残り３営業日に期待しましたが週末の１月２日の初取引はダウのみプラスでしたがＳ＆Ｐ５００，Ｎａｓｄはネガテブにて終了、来週月曜日は事実上ネガテブ領域から始まります：

指数　　　　　週初め　　　　　　　週末》２日）　　　　　　　　　　変化　　　　　　　年初来

ＤＪＩＡ　　１８０５３．７１　　１７８３２。９９　　－２２０．７２　　－１．２％　　０．１％

Ｎａｓｄ　　　４８０６．９６　　　４７２６．８１　　　－８０．６５　　－１．７％　　－０．２％

Ｓ&Ｐ５００　２０８８．７２　　　２０５８．２０　　　－３０．５７　　－１．５％　　－０．００

Ｒ２０００　１２１５．２１　　　　１１９８．８０　　　－１６．４１　　－１．４％　　－０．５％

代表的な指数であるＳ＆Ｐ５００は２１００ポイントと史上最高値を年末近くには記録しましたが年末３営業日はＩＳＭ数値の３．２％のマイナス、建設支出もよくなくさらに欧州の株式市場の展開がギリシャがらみ等の地政学的リスクもありマイナス展開となりました：１２月末の月間の成果はその分ネガテブとなり残念でした：　昨年の１２月の経済指標がこの先次々と発表されます、、また各企業の第四四半期の決算がどのような数値となるか２０１５年の先行きを観測するうえで興味があります：

年初の通貨市場はユーロがついに１．２００２、日本円　１２０．４８、　ポンド　１．５３２８、豪ドル　０．８０９８とドルに対して弱い展開です、中国元は６．２０６０と変化はありません：　

債券市場は６カ月債　０．０７％　２年債　０．６７％、５年債　１．６１％、　１０年債　２．１１％、３０年債　２．６９％で終了し４年連続のポジテブ展開です：　１０年債の正常金利の正常な数値は２．７５％であることを頭に入れておいてください、現状の超低金利である政策金利は例外なのです：　ＱＥ１から始まるＱＥ３までの異常次元の金融緩和は終了、市場にはもはや余剰資金はなく正常な常態なのです：

最大の関心は原油市場の５０％近い暴落です、ＷＴＩ２月もの価格は＄５２．６９　クルード原油は５６．４２ドルと半値状態です：イラクとロシアが生産量を増やしたのが下降を加速させています：　商品指数であるＣＲＢ数値は２２２８．９８と２５０を割り込んでいます：

金価格　現物は１１８８．３９ドル、先物は１１８６．２０、銀は１５．７７「３月もの）：銅価格　２８１．７５と低調です


穀物市場もネガテブな展開であり商品市場は投機の対象からは完全に見放されています：　何時活性するか見守ります：

東京市場はネガテブオープンの可能性が大と見ます、これまでの東京市場は年金の株式市場へのシフトが主たる要因で上昇しています
円安の効果はそろそろ薄くなると見ます：海外勢の日本市場への参入がこの先の決め手となります：