外資系企業で働くある人の日記

外資系企業に勤務しているある人の日記。景気に左右されず、モティベーションを高く維持して頑張り続けます!

体調を崩す

2006-11-05 23:59:19 | Weblog
起床は夜明けと共にする。息子も一緒に起きる。
どうも体調が優れない。 気力がない。温泉に浸かり自然を眺めれば治るかもしれないと思い早速実行するがダメ。家内の許可をもらいもっと休むことに。よく寝れる。お昼ごろまでゆっくりした。それでもダメ。頭痛がする。子供と遊ぶと癒されると思い遊び相手をするが、体当たりされるので逆効果だった。頭突きされたのが響く。深く深呼吸をしようとするとお腹が少し痛くなり息を思ったように吸えない。昨日はお酒も飲まずに運動もしたのになぜだろう。しかも大自然の中を子族でゆっくりできたのに。。。原因不明のこの症状に、躁鬱病じゃないのか、と家内がいってくる。躁鬱病??うつ病ですらイメージが沸かないのに。調べてみたら下記のよう。うつ病にかかりやすい人に私は入るような気が。。。
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うつ病(鬱病)は、一般的に、ストレスによって、発症する病気です。

うつ病(鬱病)の症状は、人によって、さまざまなな形で現れてきます。一般的な症状は、気分の低下(ゆううつ)、不安(イライラ)、意欲の低下(無気力、興味の低下)です。これらの症状は、うつ病(鬱病)になってない人も、このような状態にたまになります。よって、このような状態になっても、すぐに治療を受けようとはせず、自分で解決しようとします。違いは、うつ病(鬱病)は、このような状態が継続的に続きます。2週間以上このような状態が続くと、うつ病(鬱病)の可能性があります。

それでは、うつ病(鬱病)は、気分だけの病気なのでしょうか? 違います。うつ病(鬱病)になっているときは、脳内の神経伝達物質に変化が起こっています。セロトニンやノルアドレナリンなどの働きが悪くなっています。現在のうつ病(鬱病)治療の薬は、これらに働きかける薬です。

うつ病(鬱病)は、誰でもなる可能性のある病気ですが、うつ病(鬱病)になりやすい人があります。仕事熱心、向上心に富む、責任感が強い、几帳面、周りの人に気配りができるような人、うつ病(鬱病)になりやすい人です。

もし、このような人が、うつ病(鬱病)と言う病気を知らなかったら、どうなるのでしょう。根が真面目なだけに、うつ病(鬱病)の症状が出ていても、うつ病(鬱病)を知らないために、「これではいけない、もっと頑張らなくては」と思ってかえって無理を重ね、症状をますます悪化させてしまうと言うパターンが多く見られます。

また、周囲の人も、うつ病(鬱病)を知らなかったら、甘えてる・怠けてるなどと思って、励ましたりしてしまいます。うつ病(鬱病)になっている人に、励ましは禁句です。身体が正常でないため、本人ががんばろうとしても動けないのです。その結果、余計、精神的に追い込んでしまうことになります。分かりやすくいえば、足がだるい状態と足が折れている状態の違いです。足がだるいだけならば励まして走れと言うべきですが、足が折れているならば即刻中止させるべきです。

うつ病(鬱病)は、対応を間違うと悲惨な結果につながります。自殺です。書籍等を読んでいると、「ほとんどの患者さんに自殺願望がある」、逆に、「自殺者のほとんどはうつ病(鬱病)になっていたと思われる」(←後者は判断が分かれます)という記述があります。そして、非常に厄介なことは、重度のうつ病(鬱病)のときよりも、まだ軽いと思っていた時期(病気とも思っていなかった時期)やうつ病(鬱病)の治りかけに、自殺を引き起こすと言うことです。これは、重度のうつ病(鬱病)の場合、自殺する気力さえないためです。

うつ病(鬱病)かも知れないと思えば、即刻、心療内科で診察をしてもらうことです。うつ病(鬱病)と診断されれば、薬と休養が必要です。家族には、病院に置かれているようなパンフレットを見せるか、次回の診察のときに同伴してもらいましょう。

なお、うつ病(鬱病)の薬が効き始めるには、2週間必要な場合もあります。うつ病(鬱病)の薬と一緒に出されているのは、休養できるように、緊張をとったり、睡眠が取れる薬です。

人によってことなりますが、延々寝続けたり、一点凝視(壁や天井を見つめたまま数時間動かない)や新聞の同じページを1時間見てたりがすることがあります。たぶん、この状況のときは、本人、家族とも、社会復帰なんかもうできないと思う頃です。でも、大丈夫です。必ず、元の元気な状態に戻れます。

初期のうちは別にして、薬だけや休養だけでは、良くなるのはむずかしいでしょう。薬と休養の両方が必要です。問題となるのは、休養をいかにして取るかです。会社勤めであれば、会社を休まなければなりません。また、主婦であれば、家事をどうするのか、特に子供が小さいときは子供をどうするのかを解決する必要があります。話をややこしくするのが、うつ病(鬱病)になりやすい本人の性格です。本人に、「どうする?」なんて聞くと、必ず、「まだ大丈夫」とかの答えが返ってきます。よって、周囲の人が、本人が休養できる環境を作る必要があります。「自殺される可能性がある。よって、周囲の私達が休養できるようにしてあげよう」と考えれば、解決の糸口も見つかると思います。

薬と休養以外に、もうひとつ、解決すべきことがあります。うつ病(鬱病)を引き起こしたストレスは何かです。これについては、ある程度良くなってから、本人が明確にする必要があります。そして、自分自身の性格や今後の生き方なども、休養中に、少し考えてみることです。これをしておかないと、再発する可能性があります。

ある程度良くなれば、少しづつ、身体を動かしていきましょう。会社員の場合でも、基本は、段階的出社です(半日出勤を2週間とか)。特に、月曜日からの出勤は避け、週の途中から出勤しましょう。

元の生活に戻っても、うつ病(鬱病)になったことを忘れずに、再発防止を心がけることが重要です。

質問

私は長い間落ち込んでいるので、自分はうつ病と思っているのですが、躁鬱病であると聞いたこともあります。うつ病と躁鬱病の違いはなんですか。

アドバイス

ここではあなたの状態をうつ病かどうか診断することは出来ませんが、うつ病と躁鬱病の違いを簡単に述べようと思います。うつ病は気分の落ち込み、気力の低下、興味不足、自信や自尊心の低下、希望喪失、罪意識などの特徴があります。躁鬱病というのは、うつ病を経験することはあるのですが、躁の状態も経験します。躁の期間は気分が意気揚々となり、楽観的になって何でも出来るかのように感じます。考えが次から次えと起こって、いろいろな問題の解決をしたかのように感じます。気力も沢山あり、自尊心や自信が最高に達して恐れを抱かなくなります。エネルギーが沢山あり、一日中動き回れますし、夜も眠たくありません。眠れない日々が続くこともあります。本人も気分がよいので問題があるとも思えません。ところがこれが何日が何週間か続くと、エネルギーも使い果たして、気力も気分も低下していきます。そしてうつの状態に入り込みます。躁の状態とうつの状態を定期的に行ったり来たりする人もいますし、躁はたまにありますが、うつの状態が長く続く人もいてそのパターンは人それぞれです。躁鬱病もうつ病もかなり深刻な状態を招きますので、何らかの治療が必要になります。


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心療内科で診察してもらったほうがいいかもしれない。違えば違うで安心だから。