ヨーテボリ大学から、早々と来年度から(9月~)の雇用契約書が送られてきた。
博士の3年目からは月給が17900クローナになる、とのこと。一ヶ月ほど前に組合と雇用者(大学)との賃金交渉があり、少し引き上げられたようだ。17900クローナというと268500円だが、所得税(地方税分、つまり市税と県税)が30%かかるので、手取りは12530クローナ(187950円)になる。これとは別に雇用者側は、社会保険料を国に払っており、これが給料の約30%だ。だから、計算してみると私の手取りの86%が、手取りとは別に所得税・社会保険料として国に支払われている計算になる。つまり、雇用者にとっての私の労働コストは、私の手取りの1.86倍ということになる。(計算、合っています?)
雇用契約書には、労働時間と休日についての規定も書かれている。Allmänna löne- och förmånsavtal(給与と福利に関する一般協定) と共に、大学関係者の属するSACOやSEKOといった労働組合と雇用者の結んでいる協定に基づくと書いてあるから、業種や職種ごとに違いはありそうだ。
◎ 事務職の職員の労働時間は
- 9/1~4/30は、一日8時間10分で、通常は7:50~16:30とする(昼食の30分を除く)。
- 5/1~9/31は、一日7時間30分で、通常は7:50~15:50とする(昼食の30分を除く)
つまり、秋・冬・春の間に、10分間長めに働いて、その分、夏の間は早めに仕事を終えよう、ということ。ただ、夏にはほとんどの職員が1ヶ月近い夏休みを取るので、その間の勤務時間なんて関係ないから、結局は雇用者側が得をしていることになるか。
◎ 教官や研究者、博士課程の者の労働時間は、別の基準に従え。(って、どこにもそんなもの書かれていないので、勝手にやれ、ということだと認識)
◎ いくつかの国民の休日の前日は、2時間もしくは4時間の労働時間の短縮。(それぞれの休みが挙げてあるが、省略)
◎ 年間の有給休暇の数は、
- 29歳以下が 28日
- 30歳以上40歳未満が 31日
- 40歳以上が 35日
私はまだまだ若いので(笑)、休みは28日間。これをすべて夏休みに充てようと思ったら、5週間半も休みが取れるのだ(土・日は有給休暇とは別なので)!
◎ 有給休暇の次の年への持ち越しも可能。
◎ 有給休暇には、通常の給与のほかに、給与の0.44%の「semestertillägg(休暇上乗せ)」が支払われる。← ある意味、ボーナスだ。私の場合、28日分の「休暇上乗せ」は77クローナ(1160円)となり、大した額じゃない。アイスクリームでも買って食べてね!ということだろうか・・・?
市の職員の「休暇上乗せ」はもっと多かった記憶があるけれど。
博士の3年目からは月給が17900クローナになる、とのこと。一ヶ月ほど前に組合と雇用者(大学)との賃金交渉があり、少し引き上げられたようだ。17900クローナというと268500円だが、所得税(地方税分、つまり市税と県税)が30%かかるので、手取りは12530クローナ(187950円)になる。これとは別に雇用者側は、社会保険料を国に払っており、これが給料の約30%だ。だから、計算してみると私の手取りの86%が、手取りとは別に所得税・社会保険料として国に支払われている計算になる。つまり、雇用者にとっての私の労働コストは、私の手取りの1.86倍ということになる。(計算、合っています?)
雇用契約書には、労働時間と休日についての規定も書かれている。Allmänna löne- och förmånsavtal(給与と福利に関する一般協定) と共に、大学関係者の属するSACOやSEKOといった労働組合と雇用者の結んでいる協定に基づくと書いてあるから、業種や職種ごとに違いはありそうだ。
◎ 事務職の職員の労働時間は
- 9/1~4/30は、一日8時間10分で、通常は7:50~16:30とする(昼食の30分を除く)。
- 5/1~9/31は、一日7時間30分で、通常は7:50~15:50とする(昼食の30分を除く)
つまり、秋・冬・春の間に、10分間長めに働いて、その分、夏の間は早めに仕事を終えよう、ということ。ただ、夏にはほとんどの職員が1ヶ月近い夏休みを取るので、その間の勤務時間なんて関係ないから、結局は雇用者側が得をしていることになるか。
◎ 教官や研究者、博士課程の者の労働時間は、別の基準に従え。(って、どこにもそんなもの書かれていないので、勝手にやれ、ということだと認識)
◎ いくつかの国民の休日の前日は、2時間もしくは4時間の労働時間の短縮。(それぞれの休みが挙げてあるが、省略)
◎ 年間の有給休暇の数は、
- 29歳以下が 28日
- 30歳以上40歳未満が 31日
- 40歳以上が 35日
私はまだまだ若いので(笑)、休みは28日間。これをすべて夏休みに充てようと思ったら、5週間半も休みが取れるのだ(土・日は有給休暇とは別なので)!
◎ 有給休暇の次の年への持ち越しも可能。
◎ 有給休暇には、通常の給与のほかに、給与の0.44%の「semestertillägg(休暇上乗せ)」が支払われる。← ある意味、ボーナスだ。私の場合、28日分の「休暇上乗せ」は77クローナ(1160円)となり、大した額じゃない。アイスクリームでも買って食べてね!ということだろうか・・・?
市の職員の「休暇上乗せ」はもっと多かった記憶があるけれど。