期待してなかったのに、案外楽しんで見ている。
子役の時代が終わり、タムドク(のちの広開土王)とホゲの対立が表面化。
高校時代に、ホゲというあだ名のクラスメートがいたので、久しぶりに彼女のことを思い出しながら見ているが、このドラマのホゲはタムドクと同じ日に生まれ、その日に星が輝いたことから、二人とも待ち望まれた王という位置付けであることが、第9話あたりでわかった。タムドクはぺ・ヨンジュンが演じているから間違いなく素敵なのであるが、好敵手であるホゲを演じるユン・テヨンも好青年。ちょっと中村敦夫の若い頃に似てるかな・・っていうかなんかみたことある・・と思っていたら、スベクヒャンの父クチョンを演じていた人だった。
ホゲは根は悪くないのだが、権力に執着する父母のせいで、性格が捻じ曲がってきている。彼の母は王に毒を盛り、それをタムドクに見破られたことで、自ら毒をあおいで自殺。そういう意味では自業自得なのであるが、ホゲはそれを信じず、母はタムドクに殺されたと思い、タムドクを恨む。だが卑怯な戦いはしたくない。タムドクを絶体絶命に追いやっておきながら逃がしたことで、父に詰られる。
真の王および真の朱雀が誰なのか・・・朱雀の方もキハなのかスジニなのかわからないところがある。二人は前世では恋敵であったが、現世では生き別れた姉妹。こっちの姉妹の今後の生き様も気になるところである。
ホゲの父親やキハを操ろうとする火天会大長老を演じるチェ・ミンス・・なんかすごい憎ったらしい感じを好演している。