さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

最終公演も大成功!!

2019-01-31 22:53:40 | ただの日記
ナントでの3回目の公演は、昨日にも増して、とてもいい演奏になりました。

昨日よりお客さまも増えて、立ち見で1階が埋まり、2階から見下ろしてくださるお客様も沢山。

マエストラからいただいた直前の最後のアドバイスを胸に、気合の入った本番では、まずは椿姫の合唱の早口言葉の難所をクリアに乗り切りました。

ヴィオレッタの素晴らしいアリアを挟み、日本の歌へ。椿姫では拍手喝采だったお客さまも、日本の歌に入ると、聴き入る感じのモードに入り、その様子に手ごたえを感じながら歌うことができました。

日本語のわからない外国のお客様でも、いいかげんに歌っていたり、気持ちを込めずに歌っていたら、分かるのだ・・・逆に、ちゃんと歌詞に気持ちを込めて歌えば伝わるのだ・・と、厳しく指導いただいてきましたが、本当にそうだな・・・と実感しました。

何よりも嬉しかったのは、自然と沸きあがってきた、アンコールの拍手。まさか本場でアンコールをさせてもらえるなんて。。。

日本のラフォルジュルネだと、時間ぎりぎりなので、予定外のアンコールなど考えられませんが、幸い我々の公演の後のコマは開いていたので、もう一度「さくらさくら」を歌いました。・・さっきよりもっと情感を込めて・・・。

そして、終演後は、舞台から降りた我々の前に、カメラの嵐。

感極まって、ヴィオレッタ役の先生がピアニストの先生の上に崩れ落ちるところも、フランスのメディアがしっかりとらえて報じてくれました。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・

終わってから色々思うんですが、今回は日本の歌もあり、和服の団員もいたのですが、メインは椿姫ですし、ドレスの団員の方が多数派です。

椿姫はイタリア語のオペラですが、舞台はパリ。そう・・まさに椿姫の舞台の国で、東洋人がドレスを着て歌ったのです。

でも、東洋人だからという壁は、今回一切感じませんでした。お客さまの真剣なまなざしや、歌う前や歌ったあとも気軽に話しかけて来られて、私たちの輪の中に入って写真を撮るみなさん・・・。昨日私がお話しした方も来てくださって、思わず抱き合ってしまいました。

逆に、アメリカ人が日本に来て歌舞伎を演じることがあったら、私たちは同じように分け隔てなく、真剣に向き合うことができるでしょうか? ちょっと自信がないですね。

それだけオペラというものは、ユニバーサルな文化として発展を遂げているのだということを感じるわけであります。・・・考えすぎでしょうか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、今回予想だにしなかったことですが、我々の想像を超えて、現地のメディアが我々を採り上げてくれました。


こちらは、新聞に載った、前日の公演の記事。写真はリハーサル中の写真。後列の青いドレスが私。

私は個人的には、過去、上海の二胡公演でも、和歌山のオペラ公演でも、高校時代の発掘作業でも、私の直前で画像を切られるという悔しい思いをしてきましたが、今回は晴れて載せてもらうことができて本当に嬉しいです。


これは東京のラフォルジュルネのツイッター画像。青いドレスの私・・・太さ歴然・・・。


これは西フランス新聞のページですが、立見で埋まったお客様が見えないので、前日の写真かもしれません。これも一瞬前に出たところを撮っていただきました。


これはラフォルジュルネのFBページ。

・・・ということで、偶然に偶然が重なり、私の人生としては、35年ぶりぐらいにメディアに露出することが出来ました。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ナント2日目:2つの本番

2019-01-30 23:32:36 | ただの日記
昨晩は、よく寝たので、飛行機で寝れなかった分を取り返し、時差ボケも解消。


ホテルの朝食…ゆで卵は自分で作る。


生ジュースも自分で作る。


朝食後、近所のスーパーへ。


地元産のクッキーを沢山GET。


午後はサン・ジャケ病院のリハビリ施設での公演。


体育館のようなところでの公演となったが、みんな本番に強いこと。たった2ヶ月の練習で初めて迎えた本番だが、車椅子の方々の後ろに沢山の立ち見の人垣ができ、喜んでくださるお客様の前で歌う楽しみを大いに味わうことができた。


病院の皆様からは、ソリストの先生方はもちろん、メンバー一人一人にプレゼントをいただき、大変恐縮。当方からは、空港でみんなで折った折り鶴を準備していったが、折り鶴持ってってよかった。


さて、ラフォルジュルネ会場のCDCに戻り、サウンドチェックなどをこなして本番を待つ。


本番の時間が近づくにつれ、お客様が増え、満席に。

椿姫用にドレスや和服を着込んで並んでいると、何人ものお客様から声をかけられ写真を撮られた。私たちの中に一緒に入り込んで写真に写る人も続出。フランス語に堪能なメンバーもフランス人の間に入り込み、宣伝しまくり。

いよいよオペラが始まると客席も大盛り上がり。


これは、開場前に撮った写真だが、このように360度から見られるスペースなので、我々も指揮者の方だけでなく、演技の中でいろんな方向に視線を飛ばして、背面のお客様にも楽しんでいただけるように心がけた。

ポイントポイントで沢山の拍手をいただき、演奏しながらとても手応えを感じた。海外なのに、日本のステージよりお客様との距離感が近い! やはり音楽は国境を越えるのね。難しいストレッタを歌い終えて、合唱退場の後、我々を指導してくださる先生によるヴィオレッタの素晴らしいアリアのあと、再入場して、「ふるさとの四季」の抜粋(ふるさと、冬景色、雪やこんこ)と、「さくらさくら」を歌った。歌っている間、会場はしっとりとした雰囲気につつまれ、終わったあとはまだ万雷の拍手。東京のラフォルジュルネと違ったのは、その余韻が長く、長く続いたこと。主催者トップであるルネ・マルタン氏がにこやかに登場し、何度も集合写真を撮り、退場してレストランに向かう際も、何人ものお客様からお褒めの言葉をいただき、レストランの受付のセキュリティチェックの方からも褒められる…なんだかみんなが1つになってる音楽祭だなぁと、本当に来てよかったなぁと思った。

明日もワンステージ残っているので、よりレベルアップした演奏を見せられるよう頑張ろう。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ナント着

2019-01-29 18:09:20 | ただの日記


キラッキラのパリ・ドゴール空港



をあとにして、



ちょっと可愛らしい飛行機で、ナントへ。



飛行機って、なんとなく魚類みたいだよね、と思ったことは置いといて、



ひさびさに美しい雲のじゅうたんを堪能。‥ってことは、下界は天気悪いってことなのだが、


ああ、なんと美しいナントの街!


私なぞは、ナントといえば、アンリ4世のナントの勅令ばかり連想し、これから出演するラフォルジュルネ音楽祭の本家だっていうのは恥ずかしながら去年知ったばかり。職場男子に話すと、ナントは、サッカー日本代表の監督だったハリル・ホジッチ氏が、日本代表の監督を辞めたあとに監督になったところ、という印象が強いようで、直近で有名選手の飛行機事故の話もあり、今非常に熱いんだという。私は知らなかったけど。


ナント空港に着いたら、やっぱり雨だった。


バスで、音楽祭の行われるCDC(シテ デ コングレ)という場所に向かう。会場はまだ設営中。こちらの赤い舞台が、明日の我々の晴れ舞台になる予定。


アーティストパスをいただく。さすがに東京のより立派だね。


そのパスがあれば、会場で食事も無料でいただくことができる。


何だか沢山取ってきてしまって、実際はデザートも沢山食べちゃって、お腹いっぱい。

練習で適度に腹ごなしをして、ホテルへ。


雨で薄暗いながらも、いかにもフランスという情緒あふれる街並みの景色を楽しみながら、やはり電車ばかりにカメラを向けている私なのであった。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エールフランスの機内食、最高!

2019-01-29 15:41:14 | ただの日記
12時間の空の旅で、まずパリへ。



夕食をとり忘れたが、朝食も夕食も最高に美味しかった。



このホットチョコレートもめっちゃ美味しい。


映画などは見ずに、ひたすら地図で遊ぶ。指で動かせるので、色んな角度にできるし、航路から外れたアフリカ大陸にも行って来れる。


言葉も適当に変えられる。画面はイタリア語にして遊んでいるところ。


パリのシャルル・ドゴール空港着。トイレがめちゃくちゃファッショナブル。


次の飛行機まで3時間。とりあえずスタバを溜まり場に。間違えないように、店員さんがコップに名前を書いてくれる。


なぜか折り紙に興じる我々。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ナントへ

2019-01-28 22:59:22 | ただの日記


エールフランスで、パリ経由、ナントへ向かいます。


衣装を機内持ち込み荷物にしたら、こんな馬鹿でかくなってしまいました。



ゴールドクレジットカードの特典である、ラウンジ使用も、初めて経験。ソフトドリンク飲みまくり。

一応、フランス語のテキストを出してますが、きっと全然喋れないでしょう。

では、これから行ってまいります。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2回目越冬中の黄金トマト君が花盛り

2019-01-27 13:00:51 | やさしい園芸
トマトって1年草なのかと思ってたけど、根さえ健康なら長生きするのね。

10月ごろ、うどん粉病とおぼしきものにかかり、白いものがついている葉をガンガンに切り、もう終わりかな~と思ったら、横から元気な芽が沢山出てきた。


今でも、ちょっとおかしいなと思う葉っぱがあったらどんどん切ってます。

そういう手入れが功を奏したのでしょうか、窓辺の陽光を受けて、沢山の花が咲いています。

ナントから戻ってきたら、青い、小さな実が沢山出来ているでしょうか? 楽しみです。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菊芋

2019-01-26 23:10:35 | 食いしん坊レビュー
オペラの練習が巣鴨であった時、巣鴨の八百屋さんで見つけた。

菊芋はキク科ヒマワリ属。通常の芋類と異なり、デンプンはほとんど含まれないという。主成分は多糖類イヌリンを含む食物繊維であり、イヌリンは水分と混ざるとゲル状になり糖質を包み込み、糖質を小腸で吸収されにくくするという。(食べ過ぎると腹部膨満感・下痢等の副作用がある。イヌリンが体質に合わない人も一部存在する。)

以前より興味は持っていたが、こんな時に実物に会えるとは・・・しかし「生のまますりおろして牛乳にいれたり・・」なんて、どんな味だ?

店主によれば、「私は、良く洗って、スライスして、マヨネーズとしょうゆでサラダのようにして食べます。」と言っていたので買ってきたのだが、しばらく忘れていた。



いろんな形のものがあるが、総じてしょうがに似ているかな。ぷよぷよと柔らかい。



洗って、皮のままスライスするとこんな感じ。



はい、マヨネーズと醤油でいただきました。

なんだかシャキシャキする感じで、イモという感じは全くない。味はほとんどないので、何にでも合うのでは?



インスタントラーメンの中にも入れてみた。熱を通すとほんのり甘くなり、イモっぽさも出て来て美味しい。

インスタントラーメンと菊芋で、結構おなかいっぱいに。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10年間の技術進歩は

2019-01-25 23:27:24 | 意外にすぐれモノ
私はここ10年以上腰までとどく長髪なのであるが、それを支えてくれているのが、高吸収タオル。

いままで、当ブログも、高吸収素材をつかったターバンやブラシなどを紹介してきたが、この2つの組み合わせだと、やや足りないというか、水滴がしばらく落ちるのよねぇ。

▼ヘアターバンで古代人気分!
https://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/a7ad1298198c2219ce6071a0e33d55bd

▼髪を乾かしてくれるブラシ
https://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/7512535d493703316e14780ee7560d1d



ところが久しぶりに買った、この高吸収タオル・・・使ってみてびっくり。

洗髪後、これでしっかりふくと、私のような長髪でも、水滴が垂れないくらい、しっかり水分を取り除くことができる。

やはり、10年の技術進歩はすごいねぇ。

ちなみに、私が社会人になりたての頃買った高吸収タオルは、「だまされた」と思うほど水分を吸ってくれない代物であったなぁ。

20年の技術進歩は・・当然ながらもっとすごい。

外見は一見同じようでも、違うのね。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一、二、三、茄子!

2019-01-24 23:09:15 | 懲りずに中国語
聞き流しモードな「まいにち中国語」。

それでも二度見、三度見してしまうような事態発生!

何故、茄子がチーズなのか? 思わず焼いた茄子にとろ~り溶けたチーズが絡まった美味しいシーンが脳裏に浮かぶ。

実は、集合写真を撮る時、日本なら、「チーズ!」っていうところを、中国語だと「茄子!」なのだ。

その心は、中国語で茄子はqiézi(チィェズ)と読み、ほぼチーズに近いのだ。

ちなみに中国語で食べ物のチーズは何というのかというと、

乳酪(rǔlào)とか奶酪(nǎilào)とか、干酪(gānlào)とか言うらしい。

ちょっと笑顔にはなりにくい言葉だわね。それなら茄子(qiézi)の方がよいかも。

しかし。。写真を撮る時の「茄子!」って掛け声・・・いつか使ってみたい。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

温かい応援

2019-01-23 23:39:34 | ただの日記
今日はナント行きの前の最終オペラ練習。

お仕事の都合等でナントに行けない合唱仲間が沢山練習に来てくださって、我々の練習用に録画をしてくれたり、欠席団員の代役をつとめてくださったり、立ち位置図をささっと作ってくれたり、メッセージ入りのクッキーを焼いて持ってきてくれたり・・なんてイイ人達ばかりなんだ、と感激した。

彼らの気持ちを預かって、ナントではしっかり歌って来なくっちゃ。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「よつば銀行 原島浩美がモノ申す!~この女に賭けろ~」の第1話を観て

2019-01-22 23:30:40 | ドラマ鑑賞
月曜日から始まったドラマ。。。おっかなびっくり見てみました。

「この女に賭けろ」っていうのはかなり古い漫画だけに、それを現代テイストにしたところで、そりゃぁ~つっこみどころはいっぱいありますよ。

現在なら内部告発者は守られるべきで、この企業にはコンプライアンスも何もないのかとか、何故それを外部に漏らすのかとか、

営業で得た情報をみんながノートに手書きで書いてて、共有しないなんて、いつの時代の話・・・っていうかそんなんで異動のときどうすんだとか、

顧客目線よりも、拠点の業績よりも、個人の足を引っ張ることを考える連中ばかりなのか・・とか、かなり信じられない。

でも、まあ・・・ドラマですから。

それでも、見た感じがさわやかで、ストーリー展開も悪くないと思ったのは、なぜかなぁと考えてみた。

まず主人公の真木よう子さんが、物腰柔らかく、聴きやすい丁寧なしゃべり方なのが、とてもよいなと思った。

イラっとする声だとそれだけで見る気しなくなるからね。服装も清潔感があって、とてもいい。

それから主人公がとんがったスタンドプレイではなく、全体がハッピーになる方向を考え、味方を増やしていく動きをしているのもよい。

最初は反発していた営業のエース加東亜希彦を演じる丸山隆平さんが、最初は年下の女性課長に反発しながらも、何となく協力するようになり、第一話の最後では「僕は付き添ってただけですから」と課長を立てるまでに変わってくるのだが、その変わり方がわざとらしくなくて自然なので、「こいつ意外にイイ奴じゃん」とほほえましい。

グッドドクターの時もそうだったけど、だんだん自然に味方が増えて来る展開って、見てると元気がもらえるよね。

・・・・

実はですね、敢えてこのドラマのことをブログに書こうと思ったのは、私にもちょっとした思い出があるからですよ。

若い頃、広告の仕事をしていて、ポスター撮りの日、モデルさんと一緒に事務所の社長さんが来ましてね・・・その社長さんが、とってもゴツイおじさんで・・何か苦手だなぁと思ってたら、週刊モーニングを出して来た。そこに載ってたのは「この女に賭けろ」の第1話だった。その社長さん「この漫画、読んでみてくださいよ。貴方にちょっと似てるでしょう。貴方にはこんな風に活躍してもらいたいな。」とおっしゃった。私は読んでみたが、自分はこんなに強くもかしこくもないし、現実はこんなにうまくはいかないよ・・・と思って、第2話目以降は読まなかったんだよね。

そんな話を30年近く経って思い出したわけだ。残念ながら今の私はその社長さんがおっしゃったような感じにはなっていなくて、申し訳なく思っているのであるが、あのタイミングでそんなことをおっしゃった社長さんのやさしさを噛み締めながら、私なりにもっと頑張ってみようと思うのであった。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

戸塚(横浜市)のマンホール

2019-01-21 23:52:16 | マンホール見参!

職場の後輩からいただきました。

私は横浜市出身ですが、このマンホールは知らなかったです。

っていうか、実家の近くにはなかったです。(ベイブリッジのマンホールはよく見かけるのだけれど)。

戸塚だけに、戸塚駅近辺にいけばあるのでしょうか。

なかなかレトロでいいですね。歌川広重「東海道五十三次」の「戸塚宿」風の背景を箱根駅伝の選手が走っています。店にかかっている提灯には「戸塚」と書かれていますが、「東海道」と書かれているバージョンもあるようですよ。

走っている選手のユニフォームは、常連校のものを彷彿とはさせてますが、敢えてデザインを変えているようですね。

私は何となく、大河ドラマの韋駄天にかぶってみえるんですが。

そういえば韋駄天の主人公、金栗四三さんは、箱根駅伝の開催にも尽力された方でしたね。

何となく、いろんな時代がダブって見えるこのデザイン・・・なかなかオツではありませんか。

=追記(6/13)=

同じ後輩から、「東海道」バージョンもいただきましたよ。

「戸塚」バージョンより、色が全体的に濃い目?

縁が黒くてちょっとシックな感じですね。すてきです。


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サバの水煮缶活用、スンドゥブチゲ

2019-01-20 23:32:25 | 下手くそ料理帖
これは本当にお手軽な一人鍋で、5分で出来る。水の量が少ないので、早く煮えるのよね。

参考にしたのはこちらのサイト。

▼【サバ缶で一人鍋】疲れた体に、5分でできる「おひとりさまサバ缶スンドゥブチゲ」
https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/kanakitajima/19-00009

手軽なだけでなく、栄養価的にもほぼ満点に近いんじゃないかしら。


ポイントはサバの「水煮缶」を使うこと。
実は昨日スーパーに行ったら「水煮缶」が無くて「みそ煮缶」しかなく、仕方なく「みそ煮缶」を使ったら、サバだけ甘くて何だか違和感あったのよね。
今日あらためて「水煮缶」をGetしてリベンジしてみたら、水煮缶はあまり甘くないので、お鍋にフィットしたお味になった。

材料はこちら。(1人分)
サバ水煮缶 1缶(150g)
絹ごし豆腐 小1パック(150g)
キムチ 80g・・・・・・・私は100g使った。
ニラ 1/4束
ミニトマト 4個
白すりごま たっぷり
ごま油 少々
水 1カップ(200ml)
味噌 小さじ1~


ニラは4センチ程度、プチトマトは半分に切る。


水200mlを火にかけて沸かしながら、味噌小さじ1を溶かす。


煮立ってきたら、サバ缶を缶の汁ごと投入。キムチを入れ、豆腐をざっくりとスプーンで掬いながら投入。
ミニトマトとニラを乗せる。


白すりごまをたっぷりかけて、ごま油を一回しかけて、ひと煮立ちしたら完成。

このお鍋・・新鮮なニラが沢山食べられていいわ~。そして何といってもスープが美味しいこと。キムチと味噌とサバ缶の汁とトマトの酸味、ニラの旨味が加わって、えもいわれぬ絶妙な味になるんです。その絶妙な味を吸い尽くした豆腐がまた美味しくて。。

そのスープをあまり飲み過ぎないようにしながら、具を食べ尽くした後は、


残ったスープを火にかけて、ご飯を投入。煮立って来たら粉チーズを振りかけて、チーズリゾットの出来上がり。

そのチーズリゾットが絶品なのよ。和でも洋でも韓でもないユニバーサルな美味しさ。

締めのリゾットまで入れると、栄養満点過ぎて心配になる美味しさ。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パルシファル・前奏曲始動!

2019-01-19 23:01:49 | ただの日記
先週から7月の演奏会に向けた練習が始まっているが、今日はパルシファル・前奏曲の初練習。

パルシファルといえば、子供の頃、NHKのオペラアワーをカセットテープで録音して、あまりの退屈さに聴かないで終わってしまった苦い思い出が・・。

今でも、聖杯伝説がらみの話だ・・・というイメージしかなく・・・ああ、ちゃんとオペラ見て勉強しなくっちゃ。

で、練習を始めたら・・うそ~私この曲知ってるじゃん・・と思ってびっくりした。何故だ・・あのカセットテープ・・聴かなかったのに・・何で? あ、そうだ、このメロディ、メンデルスゾーンの交響曲第5番「宗教改革」の第一楽章に、主たるテーマが出て来る前に登場するよ。うっそ~、もしかしてパクリ?

いやいや、メンデルスゾーンの「宗教改革」は讃美歌「神はわがやぐら」など、いろんなモチーフを含んでいるから、これももしかしたら由緒正しき何かのテーマなのかも・・と思って調べてみたら「ドレスデン・アーメン」と呼ばれるものであることがわかった。

19世紀の始め頃から、ドイツのドレスデン辺りの教会で礼拝中に合唱形式で歌われるようになった、いわゆる「賛美歌」の一部だとのこと。

英語版のウィキペディアに説明や楽譜が載ってた。

▼Dresden amen
https://en.wikipedia.org/wiki/Dresden_amen

何と、メンデルスゾーンやワーグナーだけでなく、ブルックナーは第9番で、マーラーは第1番「巨人」で使ってるとか。げ。「巨人」やったことあるのに、気づかなかったよ。

ちなみに、ワーグナーはパルシファルの中で「聖杯の動機」としてドレスデン・アーメンを使っているとか。

あ~やっぱりオペラ見なくっちゃ。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

正月時代劇「家康、江戸を建てる」を見て

2019-01-18 23:11:49 | ドラマ鑑賞
ちょっと時間が経ってしまったのだが、正月に見た「家康、江戸を建てる(前編、後編)」の感想を書いておこう。

私は実はこの原作をすでに読んでいて、当ブログにも読書録を書いている。

▼【読書録】家康、江戸を建てる
https://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/f2f41a701abc02040dd3f9223d1a4bd5

で、原作は5話あるのだが、今回時代劇化されたのは「飲み水を引く」と「金貨を延べる」だ。「金貨を延べる」は名作で、是非とも採り上げてほしかったが、水の話はどちらかというと「流れを変える」の方が見たかったのだが、そっちだとどう考えてもロケが大変だし、製作費がかさむと思うので、「飲み水」の方で行くしかなかったのかもしれない。

実際に見てみて、実写版を見て本当に良かったなぁと思ったのは、「金貨を延べる」で試金石を使うシーンが出てきたことである。

試金石って、実際の物よりも、比喩的な表現として、ある人の能力や力量などを測るものとして使われる言葉だ。試金石という言葉を初めて知ったのは、中学の頃読んだモーツアルトの伝記に「モーツァルトのピアノ協奏曲はピアニストにとっての試金石だ」などというようなことが書かれていたのを読んだ時だ。その時、それが当然比喩的な表現であることは理解し、「実際の、試金石と呼ばれる石は、どんな石だろう」と思ったのであるが、当時は今のように分からないことをすぐネットで調べられるような時代ではなかったから、いつのまにか忘れてしまっていた。

それが、今頃になって、テレビの映像中でそれを見ることになって、試金石とはこのようなもので、このような使い方をするものであったか・・と感激した。

黒い粘板岩で作られた板の上に、調査対象となる金を滑らせて、一筋の線を書く。それを、色々金純度が異なる指標となる金の棒と比べて金の純度を割り出すのだ。

ドラマでは一瞬だったが、サイト検索で調べてみると、熟練者であれば、調査対象となるで書いた線と、指標となる金の線を見比べただけで鑑定することができ、それは近代科学分析による結果とほとんど違わないんだそうだ。より詳しく調べたい場合は、微量の濃硝酸で粘板岩に付けた金の線を洗い、残り具合を見て判断することもあるそうだ。

これぞ実写版を見る醍醐味。このワンシーンだけで、このドラマを見てよかったと言える。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする