ナントでの3回目の公演は、昨日にも増して、とてもいい演奏になりました。
昨日よりお客さまも増えて、立ち見で1階が埋まり、2階から見下ろしてくださるお客様も沢山。
マエストラからいただいた直前の最後のアドバイスを胸に、気合の入った本番では、まずは椿姫の合唱の早口言葉の難所をクリアに乗り切りました。
ヴィオレッタの素晴らしいアリアを挟み、日本の歌へ。椿姫では拍手喝采だったお客さまも、日本の歌に入ると、聴き入る感じのモードに入り、その様子に手ごたえを感じながら歌うことができました。
日本語のわからない外国のお客様でも、いいかげんに歌っていたり、気持ちを込めずに歌っていたら、分かるのだ・・・逆に、ちゃんと歌詞に気持ちを込めて歌えば伝わるのだ・・と、厳しく指導いただいてきましたが、本当にそうだな・・・と実感しました。
何よりも嬉しかったのは、自然と沸きあがってきた、アンコールの拍手。まさか本場でアンコールをさせてもらえるなんて。。。
日本のラフォルジュルネだと、時間ぎりぎりなので、予定外のアンコールなど考えられませんが、幸い我々の公演の後のコマは開いていたので、もう一度「さくらさくら」を歌いました。・・さっきよりもっと情感を込めて・・・。
そして、終演後は、舞台から降りた我々の前に、カメラの嵐。
感極まって、ヴィオレッタ役の先生がピアニストの先生の上に崩れ落ちるところも、フランスのメディアがしっかりとらえて報じてくれました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
終わってから色々思うんですが、今回は日本の歌もあり、和服の団員もいたのですが、メインは椿姫ですし、ドレスの団員の方が多数派です。
椿姫はイタリア語のオペラですが、舞台はパリ。そう・・まさに椿姫の舞台の国で、東洋人がドレスを着て歌ったのです。
でも、東洋人だからという壁は、今回一切感じませんでした。お客さまの真剣なまなざしや、歌う前や歌ったあとも気軽に話しかけて来られて、私たちの輪の中に入って写真を撮るみなさん・・・。昨日私がお話しした方も来てくださって、思わず抱き合ってしまいました。
逆に、アメリカ人が日本に来て歌舞伎を演じることがあったら、私たちは同じように分け隔てなく、真剣に向き合うことができるでしょうか? ちょっと自信がないですね。
それだけオペラというものは、ユニバーサルな文化として発展を遂げているのだということを感じるわけであります。・・・考えすぎでしょうか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、今回予想だにしなかったことですが、我々の想像を超えて、現地のメディアが我々を採り上げてくれました。
こちらは、新聞に載った、前日の公演の記事。写真はリハーサル中の写真。後列の青いドレスが私。
私は個人的には、過去、上海の二胡公演でも、和歌山のオペラ公演でも、高校時代の発掘作業でも、私の直前で画像を切られるという悔しい思いをしてきましたが、今回は晴れて載せてもらうことができて本当に嬉しいです。
これは東京のラフォルジュルネのツイッター画像。青いドレスの私・・・太さ歴然・・・。
これは西フランス新聞のページですが、立見で埋まったお客様が見えないので、前日の写真かもしれません。これも一瞬前に出たところを撮っていただきました。
これはラフォルジュルネのFBページ。
・・・ということで、偶然に偶然が重なり、私の人生としては、35年ぶりぐらいにメディアに露出することが出来ました。
昨日よりお客さまも増えて、立ち見で1階が埋まり、2階から見下ろしてくださるお客様も沢山。
マエストラからいただいた直前の最後のアドバイスを胸に、気合の入った本番では、まずは椿姫の合唱の早口言葉の難所をクリアに乗り切りました。
ヴィオレッタの素晴らしいアリアを挟み、日本の歌へ。椿姫では拍手喝采だったお客さまも、日本の歌に入ると、聴き入る感じのモードに入り、その様子に手ごたえを感じながら歌うことができました。
日本語のわからない外国のお客様でも、いいかげんに歌っていたり、気持ちを込めずに歌っていたら、分かるのだ・・・逆に、ちゃんと歌詞に気持ちを込めて歌えば伝わるのだ・・と、厳しく指導いただいてきましたが、本当にそうだな・・・と実感しました。
何よりも嬉しかったのは、自然と沸きあがってきた、アンコールの拍手。まさか本場でアンコールをさせてもらえるなんて。。。
日本のラフォルジュルネだと、時間ぎりぎりなので、予定外のアンコールなど考えられませんが、幸い我々の公演の後のコマは開いていたので、もう一度「さくらさくら」を歌いました。・・さっきよりもっと情感を込めて・・・。
そして、終演後は、舞台から降りた我々の前に、カメラの嵐。
感極まって、ヴィオレッタ役の先生がピアニストの先生の上に崩れ落ちるところも、フランスのメディアがしっかりとらえて報じてくれました。
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終わってから色々思うんですが、今回は日本の歌もあり、和服の団員もいたのですが、メインは椿姫ですし、ドレスの団員の方が多数派です。
椿姫はイタリア語のオペラですが、舞台はパリ。そう・・まさに椿姫の舞台の国で、東洋人がドレスを着て歌ったのです。
でも、東洋人だからという壁は、今回一切感じませんでした。お客さまの真剣なまなざしや、歌う前や歌ったあとも気軽に話しかけて来られて、私たちの輪の中に入って写真を撮るみなさん・・・。昨日私がお話しした方も来てくださって、思わず抱き合ってしまいました。
逆に、アメリカ人が日本に来て歌舞伎を演じることがあったら、私たちは同じように分け隔てなく、真剣に向き合うことができるでしょうか? ちょっと自信がないですね。
それだけオペラというものは、ユニバーサルな文化として発展を遂げているのだということを感じるわけであります。・・・考えすぎでしょうか?
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さて、今回予想だにしなかったことですが、我々の想像を超えて、現地のメディアが我々を採り上げてくれました。
こちらは、新聞に載った、前日の公演の記事。写真はリハーサル中の写真。後列の青いドレスが私。
私は個人的には、過去、上海の二胡公演でも、和歌山のオペラ公演でも、高校時代の発掘作業でも、私の直前で画像を切られるという悔しい思いをしてきましたが、今回は晴れて載せてもらうことができて本当に嬉しいです。
これは東京のラフォルジュルネのツイッター画像。青いドレスの私・・・太さ歴然・・・。
これは西フランス新聞のページですが、立見で埋まったお客様が見えないので、前日の写真かもしれません。これも一瞬前に出たところを撮っていただきました。
これはラフォルジュルネのFBページ。
・・・ということで、偶然に偶然が重なり、私の人生としては、35年ぶりぐらいにメディアに露出することが出来ました。