さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

善楽寺(四国八十八箇所30番)

2018-09-12 23:40:54 | 四国八十八箇所
再び、高知でのことを書く。

土佐国一の宮である土佐神社のすぐ隣が善楽寺である。ここは弘法大師が810年に土佐神社(当時:高賀茂大明神)の別当寺として、創建したと伝えられる寺である。

明治以前は神仏習合であったから土佐神社と一体であったが、明治の廃仏毀釈で一時廃寺となり、その後再興されたものだという。

諸国一宮巡りと、日本100名城巡りをやっている中で、ここ高知に来て、続日本100名城だけでなく、四国八十八箇所巡りも始めることになろうとは・・・。私の一生の中で回り切れるかな? でも一宮巡りと城めぐりをやっていたら、絶対また四国に来ることになるので、八十八箇所を始めておいた方がいい。絶対回れないと思ってた西国三十三所だって回れたではないか!


ということで、八十八箇所用の納経帳を新規購入。


折角なんで、水墨画入りにしてみた。八十八箇所は続けて回ることを想定しているせいか、お参りした日を書く欄がないんだね。あとで2018年8月20日と補記しておこう。


私が四国八十八箇所の存在を知ったのは、大学剣道部の春合宿で松山に行った時。キツ~イ合宿だったが、終わった時は本当にウキウキと心洗われる感じで、見るものすべてがストレートに私の中に入ってきた。女子部みんなで行った、松山城と石手寺。両方ともよく覚えている。特に石手寺は「ここに行くと八十八箇所すべて回ったことになるんですよ」などと言われたが、その不思議な雰囲気は逆に、ここを皮切りに八十八箇所を回りたくなるような魅力に溢れていた。その時に感じた雰囲気というか匂いというかが、この善楽寺に立ち込めているのを感じた。


私の人生に色々紆余曲折はあったが、若い頃八十八箇所の片鱗に触れて巡礼に憧れ、この歳になってまたスタート地点に戻ってきた気がする。


また行ってやるぞう~。石手寺も松山城も。

足がポンコツになってきたけど、何とか動いてくれ。死ぬまでにもっといろんなところに行きたい。

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