さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

【入浴剤】巨人の星 猛烈燃焼風呂

2011-11-30 23:33:29 | 入浴グッズマニア
今まで使ったことのある入浴剤の中で、最も暑苦しいデザインの入浴剤だな。

そういえば私、「巨人の星」をテレビで初めて見た時、っていうか、漫画を見ない家だったのに、偶然目にしたシーンが、子供時代の星飛雄馬が父親に大リーガー養成ギブスをはめられて、今まで出来たことも出来なくなって苦悩するうちに体がどんどん強くなって、・・というシーンだった。マジでギプスほしいと思ったね。見かけがエキスパンダーみたいなんで、オヤジがもってたエキスパンダーで遊んだりしたなぁ。

ところでこの入浴剤に戻ると、パッケージは表も裏もギャグっぽい。



裏なんか、ちょっと懐かしくなるシーンに別のセリフが入っちゃってる!



成分は、硫酸Na、グルタミン酸Na、レパゲルマニウム、ショウガ根エキス、オウゴンエキス、ショウブ根エキス、シリカ、グリセリン、水、BG、エタノール、フェノキシエタノール、香料、赤106、黄4。匂いはなかなか良くて、カシスグレープフルーツの香り。

注意書になかなかオツな一言が。

「●入浴中にもう1包追加するなど、用法用量を超えた使用をしないでください。」

するかよ、そんなもったいないこと。

いやいや、大リーガー養成ギブスに憧れる人なら、ここで注意しとかないとやるかもね。

なかなかいいお風呂でやんした。

体がポカポカ温まり、喉が渇いたんで、今ビール飲んでます。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

有名なスパイは有能ではない?

2011-11-29 23:56:42 | 読書録
(【読書録】そーなんだ!歴史編96)

前号でもフランスの女装スパイ、シュヴァリエ・デオンの話が面白かったが、本号もスパイの話が熱い!

そもそもスパイ行為っていうのは隠れて行う行為だから、本来有名になってはいけないものだ。なのに有名なスパイが存在するのは何故か? まぁ、シュヴァリエ・デオンは国交を結ぶための前向きなスパイだったから別格としても、敵国を貶めるためのスパイで、有名な人が存在するのは何故か・・・それは結局捕まって処刑されてしまったからだ・・・なるほどそういう発想はいままで無かったなぁ。

本号ではいきなり「マタ・ハリ」が登場する。私はマタハリ自身はよく知らなかったが、学生時代、映画「ラスト・エンペラー」を見た時、そこに出ていた川島芳子(本名は愛新覺羅顯で、清朝の王女)が「東洋のマタハリ」と言われていたんだよ・・・と母に教えてもらって名前だけは知っていたのだ。だがどんな人だったのか全然知らなかったので、知性で何度否定しようとしても、「股に何か貼ってる女」の姿が頭に浮かんできて困った。

「そーなんだ!歴史編96」を読んで、やっとマタ・ハリの実態が分かった。要は彼女はスパイだということにされてしまった人なのだ。本当はパリで踊ってたただのダンサーで、ストリッパーでもあり、高級娼婦でもあったのだ。

で、人気が落ちて生活に困っていたマタ・ハリは、かつて自分のファンだったフランスやドイツの軍人から聞いた情報を、敵方の軍部に売りつけた。結局彼女はドイツのスパイとしてフランス軍に逮捕され、有名人だったために注目され、フランス軍の失敗やほかのスパイの活動を押し付けられ、優秀なスパイとして死刑にされてしまったのだという。

その点、東洋のマタハリこと、川島芳子の方が、清の復活のために頑張ってスパイ活動をやったともいえる。ただスパイとしての活動の多くは恋人だった関東軍の将校に利用されただけとも言われる。男装の麗人として日本で人気があり「東洋のジャンヌ・ダルク」とも呼ばれていた彼女も、戦後は中国国民党軍につかまって日本のスパイとして処刑されてしまった。これも当時評価が急降下していた国民党が、芳子の諜報活動の詳細が明らかになる事で、党内の醜聞が暴露される事を恐れ、死刑を急いだのだという。

ということで、両マタハリとも哀れな最期を遂げたわけであるが、生活のタメに情報を売った本家マタハリより、利用されたとはいえ清朝のために頑張ろうとした東洋のマタハリの方に共感してしまうなぁ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【読書録】知れば知るほど面白い 古代韓国の歴史と英雄

2011-11-28 23:58:55 | 読書録
康 熙奉 著/ 実業之日本社

これはなかなかイイ本だねぇ。韓国時代劇は「チャングム」と「朱蒙」と「キム尚宮」ぐらいしか見てないけど、古代になればなるほどファンタージーに近くなる理由がわかったよ。

日本の古事記は712年、日本書紀は720年に完成しているのに、韓国に残っている歴史書で最古のものは「三国史記」で何と高麗王朝の仁宗(1122~1146年)なのだ。三国史記から漏れた神話や伝承は「三国遺事」にまとめられているが、こちらも高麗王朝の忠烈王(1274~1308年)時代のものだ。それに以前にも歴史書が編纂されたはずなのに残っていないのは大変残念なことである。

韓国史は少しは勉強したはずなのに、まだまだちょっと読んだだけで目からウロコな事が多い。統一新羅末期の混迷、後高句麗が起こり、後高句麗の中で力をつけた王建が高麗王朝をたてて後高句麗に取って代わり、新羅は高麗に帰順。新羅には友好的な態度で接し、滅亡した渤海からの移民も受け入れて優遇した高麗は、後百済に対して徹底的に武力で対抗し、これを滅ぼすことで朝鮮半島を統一した。高句麗・新羅・百済の三国時代のことは知っていても、新羅・後百済・後高句麗が争った後三国時代のことは全然知らなかったので勉強になった。

新羅の善徳女王のことも意外だった。彼女の人生はドラマ化され、私も見たいと思っているのだが、ドラマには随分脚色があり、実際の彼女はずいぶんすんなりと即位したようである。新羅という国は後の高麗王朝は朝鮮王朝と違い、女性も王位につける環境であっただけでなく、貴族女性に対するエリート教育も実施されていたという。もちろん善徳女王自身も非常に聡明で、短い治世ながら唐の協力を引き出し、後の統一新羅への足がかりを作った点で評価されているそうだ。

日本とのつながりについても章を設けて詳しく解説しているのも良かった。非常に中身が濃いので感動したポイントを挙げだすときりがないのだが、個人的に非常に驚いたのは、百済王族の余豊璋に「勇」という名の弟がいて、勇の子孫は日本に残ったということだ。日本に人質に来ていたのは豊璋だけかと思ったら、弟まで来ていて、白村江の戦い後も、子孫が残っただなんて知らなかった。しかも豊璋とは因縁の仲となった鬼室福信も百済王族の一人で、彼もまた日本に血を残しているだなんて! 鬼室福信が豊璋を殺そうとして逆に殺され、その後息子の鬼室集斯が日本に逃れてきた、といういきさつだが、百済滅亡の悲劇と白村江の惨敗のことを考えると、ちょっと救われた気分にはなるかな。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

発酵バター

2011-11-27 23:56:31 | 食いしん坊レビュー
最近「発酵バター入り」などと書かれている菓子パンを目にする。結構美味しいんでそのパンはよく食べているのだが、今日初めて発酵バターそのものにお目にかかった。



普通のバターと見かけは変わらないが、匂いを嗅いでみると、ほんのり酸味がかった匂いがする。ヨーグルトみたいと評する向きもあるが、私個人としてはクリームチーズみたいだと思う。

普通のバターより粘性があり、バターナイフですくった感じも、まさにクリームチーズみたい。熱いパンの上に乗せてもしばらく解けない。だが焦らずに少し待って塗り伸ばしてパンを食べてみると、なかなか香り高く、芳醇な味わいがある。ついついバターの塊をチーズ感覚でそのまま食べてしまったりする。

発酵バターについてサイト検索で調べてみると、これらの特徴は、クリームを乳酸発酵させてから作ることだという。日本、アメリカ、オーストラリアは非発酵バターが主流だが、ヨーロッパでは発酵バターの方が主流だという。(そうだったっけ?旅行した時にはお目にかからなかったが。)

遠心分離機が無かった時代ではクリームの分離に2~3日かかったので、 この間に自然にクリームが発酵して発酵バターができたのだという。そうか、それでわざわざ発酵させる意味が分かったよ(現在では乳酸菌を加えて人為的に発酵させるという)。

☆ ☆ ☆

バター一つ取ってみても、意外に奥深いものがある。私は今の日本のスーパーに並んでいるバターの香りは本当の香りではないとにらんでいる。

以前、乳牛から絞りたてのミルクを見たことがあるが、市販の牛乳にはないような分厚いクリームの層が上に浮いている。これを取り出してバターを作ると、とっても臭い匂いのするバターになる。だから本当のバターはもっと臭いはずなのだ。だが市販のバターは大抵その臭いをほとんど取ってしまっているのだな。(以前小岩井のビン詰めバターの臭いをかいで、本物に近い!と思ったことはあるけど。)

本来は臭いはずのバター。クリームからそのままバターを作らずに発酵させてから作った発酵バターは本来どのようなにおいがするものであろうか? 今日私が買った発酵バターのようにほんのり酸味のある香りがする程度なのか、もっと強烈なのか・・・。

綺麗に、臭いを減殺させて作られた市販のバター同士ではなく、より原形に近いもの同士で「非発酵バター」と「発酵バター」を比べてみたい・・・などと言うのは贅沢な話だろうか?
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レモンビール

2011-11-27 23:37:30 | 飲めない奴のビール探訪
以前飲んだベルギーの青りんごビールが大変美味しかったので、今日店頭でレモンビールなるものを発見した時、そのことを思い出して買ってしまった。



日本ビールが出しているビールで、すっきりした味のビールにレモン果汁を加えているとか。カクテルビールみたいなもんですか。



色はかなり薄め。飲んでみると、爽やかで美味しい。どちらかというとビールよりもジュースに近く、あっという間に飲めちゃうし、あまり酔えない感じ。

ビールであることを期待すると物足りないが、飲み物的には美味しければよいわけで、〇をつけられる新テイスト飲料だと思う。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢ではなくなったかも・・・・

2011-11-27 14:28:41 | ただの日記
先日、太極拳の試合を見に行って、いきなり感化されてしまったことはブログに書いたとおりだが、私も大会に出てみたいなぁ・・・どんな小さいところでもいいから・・・という思いを濃くし、ここ2~3日、ちまちま柔軟体操に精を出していた。

今度、新しい表演服が欲しいと思って、今日太極拳教室で先生と相談していたら、いきなり「来年3月の日曜日に江戸川区の大会があるんで、行って欲しいんだけど」という話が出た。その大会で着れるような見映えのよい服にしよう・・・という文脈で出てきた話なのだが。

きゃぁ~、何と言うベストタイミング! いやぁ、私でも出れる小さい大会ないか・・なんて、ネットで探そうとしてた矢先の話で。土曜朝のクラスの人達が、私がやる気になってる的なことを話した可能性もないわけではないが、そんな空気でもなかったので、偶然と言えば偶然過ぎる!

ということで、頑張っちゃうぞ~! 今日の24式では、左下勢独立と右下勢独立は、初めて深く膝を曲げてやってみたぞ! 朝晩正座と蹲踞、伸脚を練習して、私の曲がらない膝もやっと曲がるようになってきたのだ。

また、演武後の先生のアドバイスも、私に対してより厳しい指導が飛ぶようになってきた。今までは注意されなかったような左右倒巻肱の手と足のタイミング、攬雀尾の時、引いて来る時の重心をもっと後ろ足にかける・・など細かいところ。初心者・経験者入り混じる中で、この先生は本当に行き届いた指導をしてくださる。

ということで、あまりに嬉しかったので、夜を待たずにUPしてしまうのだぁ~!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【読書録】つむじ押し療法で健康になる!

2011-11-27 00:20:51 | 読書録
福田 稔 著/廣済堂出版

先般、自律神経に関する本を読み、副交感神経と交感神経を両方とも高レベルに保つことの重要性、特に副交感神経を高めることが免疫力強化につながることなどを知り非常に感銘をうけた。

この本も同趣旨のことを言っているが、ところどころ「お!」と思うようなことが書かれている。

・白血球は自律神経に支配されている。白血球はその95%を顆粒球とリンパ球で構成されており、顆粒球:リンパ球が6:4ぐらいのバランスの時、免疫力がもっとも高まる。自律神経がバランスよく働いている時は顆粒球:リンパ球が6:4の割合になっているが、自律神経がバランスを崩すと、顆粒球とリンパ球のバランスも崩れ、免疫力が低下する。

・病気全体の約8割は交感神経の優位が続いた時に発祥している。交感神経を緊張させるもっとも大きな原因はストレス。だが、驚くべきことに現代薬のほとんどは交感神経刺激薬だという。薬を常用すると交感神経が刺激され続け、病気が治らないだけでなく、他の病気を招く可能性もある・・・・と。

で、自律神経を整える手段の一つとして著者が提唱するのが「つむじ押し」と「爪もみ」。正確には前者は「つむじ」だけを押すのではなく、「つむじ」を起点として、頭、首、背中、腰、尻、脚、足首、足裏と言う風に、上から下へ、手指の第二関節あたりを使って揉みほぐしていくのである。頭に停滞しやすい熱を下に下ろして、気の通りを良くするのだ。「爪もみ」の方は爪を直接もむのではなく、爪の生え際の両脇を、反対側の手でぐりぐりともむのである。手足両方ともやる。

「つむじ」ってそもそもどこだったっけ、と思ったが、頭頂部の前後左右を探して、直径1センチ弱のくぼみがあればそれだという。確かにここをマッサージしてみると、気持ちがいいし、以前頭痛で整体に駆け込んだとき、ここをマッサージしてもらったことがあることを思い出した。ついでにつむじ付近にある白髪も消えてくれるとありがたいんだけど。

爪もみも、朝やお風呂に入った時などにやってみたら結構お手軽だ。つむじマッサージも、今やってるタワシ乾布摩擦と併用してしばらくやってみようと思う。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

指揮練「子供の情景」始動!

2011-11-26 23:29:17 | ただの日記
昨年8月から月2回ペースで指揮を習い始めて、1年3ヶ月たったところ。最初、高階正光先生の「完本指揮法入門」を教科書にしながらコンコーネ50番のピアノを振ることから始め、先般、斎藤秀雄の「指揮法教程」を一応卒業。

今日からシューマンの「子供の情景」を振ることに。今日は一曲目の「異国から」をやった。3拍子系の撥ね上げと、3拍子系のしゃくいの組み合わせで振る。

撥ね上げって難しいな。自分が演奏者の立場だと、あまりみないタイプの指揮だと思うが・・・というのはともかく、最初は苦戦。むしろ3拍子系のしゃくいの方が、「指揮法教程」の最終曲でマスターしたワルツ打法を本に振り分けていけばよいので、感覚をつかみやすいのだが。

シューマンの曲は今までほとんど演奏したことがないが、この「子供の情景」という曲を見ると、シューマンって詩人だなぁと思う。ロマン派の王道のようなシューマンのピアノ曲をオケに見立てて振ることで、より情感のこもった指揮ができるようになればなぁと思う。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【読書録】彩雲国物語(1)~はじまりの風は紅く~

2011-11-25 23:31:00 | 読書録
雪乃紗衣 作/角川ビーンズ文庫

「彩雲国物語」をウィキペディアで調べると、「雪乃紗衣の少女向けライトノベルおよびこれを原作とした漫画、テレビアニメ作品である」と出てくる。

じゃぁ、ライトノベルって何?と調べると、「表紙や挿絵にアニメ調のイラストを多用している若年層向けの小説」だとか「中学生~高校生という主なターゲットにおいて読みやすく書かれた娯楽小説」とか出てくる。

にも関わらず、この本は私にとっては読みづらく、一冊読むのに随分時間がかかってしまった。私の読解力は中高生以下だということだな。

「彩雲国物語」は実は漫画の方を先に読み始めている。登場人物に美形が多く、特に私は紫 劉輝 と 茈 静蘭 のファン。漫画は今、7巻目まで出ていて、早く続きが読みたいんだけど、漫画の新刊が出るのは結構遅い。こんな架空の国のオトメチックな創作話を小説で読んだところで、毒にも薬にもならないのでは・・・とか思いつつ、原作の方に手を出したのは、まだ漫画家されていない部分を早く読みたかったからである。

この「はじまりの風は紅く」は原作の1巻目であるが、漫画だと1巻+2巻に当たる。

つまり、紅秀麗がダメ国王・紫劉輝の教育係兼貴妃として後宮に上がり、王を立ち直らせて後宮を去るところまで。

漫画では、特に2巻目がドラマチックだが、若干飛躍している展開があり、分かりづらい部分があった(茶 鴛洵 と 霄 瑤璇 の姿形が似すぎていて、どっちだかわからないコマがある)ので、原作を読んだら分かるかと思ったら、その部分について原作はもっと分かりづらかった。

少女趣味なファンタジーとはいえ、彩雲国初の女性官吏として、様々な苦労を乗り越えて活躍する話なので、読めば元気をくれる作品である。寝る前の数分、枕元でこれをちびちび読んで寝れば、少しずつ読み進むだろう。

原作者の雪乃紗衣さんは私と血液型も星座も同じだ。だから何?・・と言われてしまうかもしれないが、一応親近感を感じている。漫画版の作画を担当している由羅カイリが、原作の挿絵も担当している。由羅カイリさんの絵は大変素敵。素敵なだけに一つとても残念なことがある。漫画の方に、秀麗が二胡を弾いている場面がいくつか出てくるんだけど、弾き方間違ってるのよ。その弾き方じゃぁ~イイ音は出ない・・・弓は胴から離すんじゃなくて、胴にくっつけて弾かないと・・・・・、って誰もアドバイスしなかったんだろうか?

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【入浴剤】うる星やつら ラムの小悪魔秘密風呂

2011-11-24 23:20:27 | 入浴グッズマニア
いつ買ったともわからない入浴剤をだいぶ消化したと思ったのもつかのま、また駅前の薬屋で、おトクな入浴剤安売りセットを見つけて買ってしまった。いっぱい入ってるおトクなセットとは言え、2~3個は目玉商品が入っているのである。つまりこのラムちゃんのせいで財布の紐が緩んでしまったわけである。



中は濃い紫色。だがお湯に溶かすとマイルドな色になる。グレープの香り。成分は、硫酸Na、グルタミン酸Na、ヒアルロン酸Na、マドンナリリー根エキス、ラベンダー花エキス、ブドウ種子油、デキストリン、酸化チタン、シリカ、カオリン、水、BG、エタノール、フェノキシエタノール、香料、赤106、緑201だ。

ラベンダー花エキスの香りは全くしない。ヒアルロン酸とマドンナリリー根エキスがポイントのようだ。

しかし、ラムちゃんの力は恐ろしい。入浴剤的にはやや平凡さをぬぐえないが、バスタイム自体は大変楽しく過ごすことが出来たのである。入浴剤ってそもそも、リラックスしていい気分でお風呂に入ることを目的にしているものなのだから、それはそれでいいじゃん!と思うわけである。

是非ラムちゃんだけじゃなくて、殺生丸さまの入浴剤も作って欲しいなぁ。犬夜叉はお風呂苦手だけど、兄君の殺生丸なら山奥の秘湯かなんかにこっそり入ってそう・・・。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初めて太極拳の試合を見に行く!

2011-11-23 23:50:52 | ただの日記
今日は朝から、同じ教室の太極拳仲間4人で、国立代々木第一体育館で行われた太極拳全国交流大会を見てきた。

思えば、太極拳の試合なんて見に行くの初めて。そもそもスポーツ観戦を全然しない奴だから、「大きな体育館に試合を見に行く」ということ自体、20年くらい前に極真空手の試合を見に行って以来かもしれない。



この有名な代々木の体育館だって、子供の頃から見覚えのある形状だけど、恥ずかしながら体育館だってことも知らなかったのだ。



でも、中に入った時のこの空気は、私の奥底にある色んな記憶を呼び覚ます。私だって大学時代は剣道の試合は選手として出たり、応援観戦したりと、日常の一コマだったもの。さらにさかのぼれば新体操の試合だって・・・・。

今日の大会は年代別だから、子供もいれば60歳以上の人もいる。この歳になってはもう縁遠いものと思っていたこの雰囲気にもう一度身を浸すことはできないだろうか・・・とあきらめきれない何かがふつふつと心の中に沸き起こってくるのであった。



体育館の中に3つコートが作られ、それぞれで2人ずつこんな風に審査されている。審判は何人だったかな・・・コートを何人もが取り囲んでいる。大体8点台後半の戦いで、今日の場合、平均8.75とかだと相当の高得点。

今の私じゃ、登脚(写真のような片足立ち)ではぐらつくし、そもそも膝が完全には曲がらないないので下勢と呼ばれる深い伸脚のようなポーズが出来ない。最近は朝晩10~20秒間正座するようにしているので、徐々に和式トイレも使えるようになってきた。伸脚も練習しているので、深い下勢が出来る日ももうすぐかもしれない。そんな状態に試合に出たいだなんておこがましい話なのだが、太極拳ももう少し真剣に頑張ってみようかなという気になった。

試合観戦しながら、太極拳仲間とも色々話が出来て楽しかった。何で今の教室に通い始めたか・・という理由も様々で・・・でもみんな真面目だ。今日は4人共、午前中一杯で帰ってきてしまった(私は合唱団の練習があったし)けど、夏にはもっと大きな試合もあるので、また見に来ようよ・・という話になった。

大会会場では太極拳グッズが色々売られていた。私がGETしたのは以下。



以前のマイ扇が大破したので、2本色違いのやつを購入。



駐車場で自習する時のための太極拳靴と、太極扇のDVD付教本、24式太極拳の伴奏CDもGET。本当は表演服も欲しかったんだけど、あまり種類がなかったし、人が殺到してたしで、今日は買わなかった。



帰り道、原宿駅へ向かう途中、五輪橋というのを通る。昨日「五輪書」を読んだばかりだから、アンテナに引っかかったものと思われる。



東京オリンピックのころは私はまだ生まれてません、念のため。



青空に映える五輪橋。とってもいい天気だ。橋に地球儀みたいのが乗ってるところが可愛いよね。

・・・・・ということで、とりとめもないが、今日はなかなかいい経験が出来たな。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月22日(火)のつぶやき

2011-11-23 02:28:01 | twitterよりおまとめ投稿
22:23 from Twitter for iPhone
寒空に 刈り上げ頭 風邪引くな
22:26 from Twitter for iPhone
シャンツァイと ピータンとネギに 舌鼓
22:29 from Twitter for iPhone
ピータンの 染みる味覚に 涙する
22:30 from Twitter for iPhone
ああ、泣きたくなるほどピータンが好き!
22:31 from Twitter for iPhone
ピータンで 変わる味覚も またよろし
by ysaburin on Twitter

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【読書録】超訳 五輪書

2011-11-23 00:00:17 | 読書録
原作:宮本武蔵/漫画:近藤こうじ 集英社


この本は素晴らしい! 五輪書本体の解説だけでなく、この本を書いた後の武蔵の様子、すなわち佐々木小次郎との巌流島の決闘から30年くらい経った、老いた(といっても60歳頃)の武蔵を描き、弟子に対する接し方を通じて、かの剣豪の至った境地をよく表現しているのである。近藤こうじ氏はスポーツ物をよく描かれる漫画家のようであるが、素人目には無味乾燥な五輪書を、よくここまでこなして描いたなと思う。

私も大学時代に剣道をやっていた時、「五輪書」と「孫子の兵法」は読めと師範に言われて解説本を買って読んだ。どのようなカバーデザインのどんな大きさの本だったかは極めてよく覚えているのだが、内容についてはそれぞれの本について、それぞれ1つずつしか覚えていない。

五輪書は「地の巻」「水の巻」「火の巻」「風の巻」「空の巻」から成る。あれ?「空の巻」ってのは何も書かれてないんじゃないんだっけ?とかいい加減に覚えていて・・・そりゃ源氏物語の第一部末尾の「雲隠」と混同していたようである。「空の巻」・・ちゃんと中身あります。念のため。

ちなみにこの漫画の末尾の「空」の巻に描かれている武蔵はまさに求道者である。「空」と言われると、ついつい般若心経の「色即是空」が思い浮かぶが、思い浮かぶだけでそれ以上説明できない自分は本当に未熟者だなぁと思う。漫画の中の武蔵はこう説明する。

------
何もないこと・・は真の「空」ではなく迷いの心だ。物事の本質を知ることが「有」。それを知って初めて「無」が分かるのだ!すなわち常に鍛錬を怠らず兵法を修得し「観と見」二つの眼を研ぎ澄まし、迷いの雲が晴れた所こそが真の空なのだ!
------

実際の武蔵はどう書いているか、原文を探してみると

・・・有る所を知りて無き所を知る、是空なり、世の中に於て惡敷く見れば、物を辨へざる處を空と見る處實の空にあらず、皆迷う心なり、・・・(中略)・・・・朝々時時に怠らず、心意二つの心を研き、觀見二つの眼を磨き、少しも曇り無く迷ひの空の晴たる所是れ實の空と知るべきなり、・・・・

となっていた。

うんうん、二十歳そこそこの私にわかるはずもなく、今の私でも原文を読んだだけではただ流して終わってしまうなぁ。

この歳になって「原典に当たる」ことの大切さを色々感じてはいるものの、原典に当たっても分からないのでは何にもならない。こういう漫画本の力を借りてでも、名作の誉れ高きものには触れておきたい・・・そんな気になる一冊であった。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【ソープ】えんソープ(LUSH)

2011-11-22 23:57:23 | 入浴グッズマニア
つづいて取り出しましたるは、3年間冷蔵庫で寝ていた巨大なサンザシ餅・・ならぬLUSHのえんソープ。

「えん」の香りはLUSHのオリジナルで、「オリエンタルでエジゾチック」と表現されていますが、実際に匂いをかいだことのない人には、この表現でこの香りを正確にイメージするのは無理だと思います。

そうねぇ~、私はこの匂い大好きなんですよ。「えん」の香水だって持ってるんですから。でも減らないの。だって強烈なんだもん。でもしばらく遠ざかると、妙になつかしくなる香りでもあるんです。

いい表現が見つからないんだけど、質の良い、天然植物系素材を使った防虫剤のような匂いとでもいったらいいのかしら。消費起源を3年過ぎてようがへっちゃら。この匂いに包まれてたら10年も20年も腐らないような気がするわ。もう一度断っておくけど、私はこの匂い大好きですよ。

成分は以下の通り。

水 、PG 、石ケン素地 、ステアリン酸Na 、ラウリル硫酸Na 、香料 、パチョリ油 、スイートオレンジ油 、ラバンデュラハイブリダ油 、セイヨウアカマツ葉油 、レモングラス油 、カナリヤノキ樹脂油 、クチナシエキス 、赤504

このうち、「えん」の主たる香りを作っているのはパチョリ油 、スイートオレンジ油 、ラバンデュラハイブリダ油であると思われます。

この際だから調べてみたら、パチョリはシソ科ミズトラノオ属のハーブで、虫除けに効果があるという研究もあるんだって。ほらぁ~防虫剤みたいっていうのもあながち的外れじゃないでしょ。18世紀から19世紀にかけて、中国から中東へ絹を運んだ交易商たちは、蛾が布に卵を産みつけるのを防ぐために、絹を乾燥させたパチョリの葉とともに包んで運んだそうな。そのことで、西洋でパチョリが高貴な匂いと捉えられていたと推測する歴史学者もいるとか。

さらにパチョリ油は非常に匂いが強いため、他の匂いを消すためにも用いられたそうだ。ベトナム戦争の折りに、アメリカ軍の兵士は敵兵の死体の臭いを消すために、パチョリを利用したという。う~ん、10年も20年も腐りそうもない気がする・・・と書いたのも的外れではないわねぇ。

で、ラバンデュラハイブリダ油・・・なんじゃそりゃ? ラバンジンオイルとも呼ばれるそうだが、ヨーロッパ産のラベンダーの雑種だとか(ラベンダーよりも香りが強い)。

なるほど、防虫剤的なにおいに、ラベンダーの癒しとスイートオレンジの甘みを加えるとこうなるわけか。

風呂あがりに、えんの香りをぷんぷんさせながら、妙に頭が冴えてる私なのでした。朝風呂とかに使ったらもっといいかもね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【入浴剤】美肌一族

2011-11-21 23:21:23 | 入浴グッズマニア
要らぬものなど、燃やしておしまい!

と、センセーショナルなキャッチコピーのこの入浴剤。相変わらずいつ買ったのか忘れたけど、確実に言えるのは、私がこれを購入した店は既に店名が変わっているということ。

今日は寒いので、帰ってくるなり風呂に直行。そしてこの燃えるようなデザインの入浴剤を迷わず使うことに。



成分は、硫酸Na、炭酸水素Na、酸化チタン、チオ硫酸Na、レパゲルマニウム、海塩、トウガラシエキス、ショウキョウエキス、ローズマリー油、ブドウ種子油、ヒアルロン酸Na、エタノール、水、シリカ、PEG-150、ステアレス-13、オレイン酸Na、香料、緑201、黄色5、赤102とのこと。いっぱい入ってるね。色は悪いが、香りはなかなか良い。

で、早速湯に入れて入ってみたが、とっても普通!

燃えるような感じもしなければ、引き締まるような感じもしない・・・。トウガラシエキスを多めに入れたりしたら、過敏な人からクレームが来ちゃうかもしれないから控えめにしてるのかな?

とりあえず、大げさな注意書「*ご注意:絶対に負けられない勝負の直前にお使いください」には笑えるということで、仕事帰りに適度な脱力感を求める人にはお勧めかも。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする