さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

ソラマチの舞台美術展を見に行く

2021-02-28 23:07:39 | ただの日記

友人に勧められて、こちらの展示を見に行ってきた。

オペラよりも、バレエの方が私にとっては発見が多かった。

特に「竜宮 りゅうぐう」~亀の姫と季の庭~は面白かった。

バレエのダイジェスト版の映像も流れていたので、楽しめた。

Webサイトでも見れるようなので、ここにもリンクを貼っておこう。

新国立劇場バレエ団 こどものためのバレエ劇場 2020「竜宮 りゅうぐう」より National Ballet of Japan - RYUUGUU - The Turtle Princess

なんと、乙姫様ではなく亀(The Turtle Princess)がヒロイン!

まぁ日本書紀に載ってる浦島伝説の原形では、亀が女性に変身して結婚してくれるのであるから、一部先祖返りしたストーリーともいえる。

いろんなお魚たちがダンスしているのだが、サメのダンスのカッコイイこと。

そして主役の浦島太郎がまた美形で。。。

最近のバレエの男性って、宝塚の男役みたいな綺麗な顔の人が多いのかな。

新作バレエのようだが、世界に広まって欲しいバレエだと思う。


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【読書録】オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

2021-02-27 23:02:16 | 読書録

オードリー・タン/プレジデント社

この本を読むと、台湾の社会って、なんて多様性を重んじる、自由な社会なんだろうと思う。

学生たちが立ちあがって自由を獲得したという実績があり、若者は自信を持って主体的に政治に参加するという。

オードリー・タンさんは、8歳からプログラミングを学び、中学を中退して、ネットを通じて勉強してきた天才。トランスジェンダーであることを公表しており、35歳の若さで入閣。デジタル面を担当している。タイヤル族の中で暮らしたこともある。

そんな背景があるからなのか、オードリー・タンさんの思考はとても自由で、かつよく整理されていると思う。

SARSの経験から、「少数の人が高度な科学知識を持っているよりも、大多数の人が基本的な知識を持っている方が重要」という考え方を踏まえ、今般のコロナ禍も早期に封じ込めた。マスクが国民にちゃんといきわたるように、マスクマップをはじめとする機動的施策を打ち、ネットの活用はもちろん、省庁間の横の連携プレーも見事に行った。

よいものを共有していくこと、「持続可能な発展」と誰も置き去りにしない「インクルージョン」を大切にする考え方。絵空事ではなく、これをちゃんと運用している世界があるんだな。

デジタル技術はむしろ高齢者こそ必要と考え、高齢者の使い勝手を重視する。

AIは「人間をどの方向に連れて行くか」をコントロールするものではなく、「私たちがどの方向へ行きたいのか」をリマインドするための存在という整理をする。

いちいちごもっともで、天才と言われている人の文章はなんと頭をすっきりさせてくれることよ、と感服した。

 


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【読書録】大人のための高校化学復習帳

2021-02-26 23:55:23 | 読書録

竹田淳一郎/講談社ブルーバックス

小学校の時、めっちゃ理科好きだった私は、中学でつまづいた。

生物は一時期生物部にいたほど、大好きだったけど、化学は、物理よりはましではあったけども不得意科目に。

モルとかアボガドロ数が出て来てから、なんとなくすべての話が観念的に思えてきて面白くなくなったんだな。

それでも有機化学の初歩・・炭化水素やアルコール、芳香族化合物あたりまでは習った。文系だけど高3まではちゃんと化学とお付き合いし、大学の一般教養のテストでは100点満点を取って久々に教授に褒められた。

でもこの本を読むと、悔しいかな・・相当忘れている。

周期表・・私の習った頃は原子番号103のローレンシウムまでだったけど、今や118まであるのか。(ウィキペディアを見ると、さらに予測されている元素が173番まであるとか。ひぇぇ~!)

細かいところは読み飛ばしても、この本、なかなか面白い。

オトナになったからこそ興味を持つようになったことが、チラチラと挟まれている。

例えば、浸透圧のところで、梅酒を作るのに氷砂糖ではなく、粉砂糖を使うとどうなるか・・という話があった。

氷砂糖ならゆっくり溶けるので、最初焼酎がより濃度の濃い梅の実の中に入り込み、氷砂糖が十分に溶けた頃に逆に梅の実のエキスを含んだ焼酎が外部に染み出して美味しい梅酒になるんだとか。

もし粉砂糖を使うと、砂糖がすぐに焼酎に溶けてしまい、焼酎は梅の実の中に入れず、梅の実の水分だけが外にでてしぼんでしまい、梅の香りをあまり含まない甘いだけの焼酎が出来上がるんだそうだ。

またアルミニウムの話。

アルミニウムは電気分解で生産されているが、アルミニウムイオンが3価であることを考えただけでも銅の3倍以上の電気を食うが、そもそも電気分解をするためにアルミナを高温で融解し、溶融塩電解を行えるようにするのにさらに電気を食うこともあり、作るのに大量の電気を消費する。だがもし使用済みのアルミニウムを回収して元の地金にするのであれば、必要な電気量はアルミナから作る場合の3%にとどまるとのことで、リサイクルがいかに大事かということに納得した。

だが、私がもっともショックだったのは、遷移金属元素のところで出てきた銅の話。

ここからいきなり話がプリミティブになるが・・・10円玉って銅だと思ってたら、青銅だったの?

実は亜鉛と錫が数パーセントずつ混ぜられてるから、厳密には青銅なんだって。

純銅だと融点は1000度を超えるが、青銅にすれば融点は700度まで下げることが出来、かつ硬度も増して道具として使いやすくなる。

私は、ここまで来て、自分の受けた学校教育にちょっと腹が立ってきた。小学校の日本史の教科書にいきなり青銅器の話が出てきた時、土器の次が何で青銅なのとか、何で銅じゃなくて青銅なの?とかいろいろ思ったけれども、その疑問はずっと解消されなかった。

またよくわからない青銅で作られた剣や矛、銅鐸などが祭祀などに使われたことで、妙なオカルト的な魅力も感じたものだが、あの時「10円玉も厳密には青銅ですよ」と言ってもらえたら、もっと現実的なイメージを膨らませることが出来ただろうに。

さらに言うと、銅メダルも通常は青銅。英語だとBronze medalであり、Copper medalではないわけだ。美術の時間等に、この像はブロンズで出来ている云々というのが出てきたが、青銅で出来ていると言ってくれれば、もっと世界が広がったのに。

ひょっとして常識? 知らなかったの私だけ?

ということで、56歳になってもいまだにプリミティブな私なのである。


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鍋の中の熱帯雨林・・・パセリカレー・チャレンジ!

2021-02-25 22:42:37 | 下手くそ料理帖

最近Dancyuに採り上げられて話題の平松洋子さんのパセリカレー。

▼平松洋子さんの『スプーンが止まらなくなる肉とパセリしか使わないパセリカレー』

私も作りたいなと思ったら、友達がアレンジレシピをくれたんで、それに沿って作ってみた。

材料はこれだけ。

合い挽き肉、パセリ、カレー粉、トマトピューレ、にんにくすりおろし、生姜すりおろし、水、塩、ご飯。

分量は多少アバウトでいいんじゃないかな。

元レシピだとこんな感じだけど・・パセリは厳密に25本でなくてもいいし(私は18本程度使った)、トマトピューレなんて別に200CCの瓶1本でいいし・・

パセリ 25本(5~6パック)
合いびき肉 500g
カレー粉 大さじ2+1/2~
トマトピューレ 2/3カップ
水 1/2カップ
ニンニク、しょうが 各小さじ1/2(すりおろす)
ブラックペッパー 適量
一味 適量
塩 小さじ1.5

調味料はお好みといったところ。私は塩は小さじ1/2強にして、中濃ソースを一回し入れたよ。

ニンニクもしょうがもチューブのものを使ったし。ガラムマサラやカルダモンもちょろっと入れたけどなくてもいいと思う。

合いびき肉と、カレー粉を炒めながら混ぜ、各種調味料・スパイス投入。

肉に火が通ってきたら、ざく切りにしたパセリを水を切らずに入れる。

トマトピューレを入れて混ぜる。

蓋をして弱火で20分くらい蒸し焼き。

パセリから水が出て、ジューシーな仕上がり。

まず出来立てをいただく。・・ちょっと物足りない感じ。だが、1日寝かして置いたら・・・・

めっちゃ美味しくなってる! 一杯ぺろっと食べちゃって、スプーンがとまらなくて、ごはんなしで食べ続けちゃったよ。

ちなみにパセリの苦みはほとんどない。カレーの中に煮込んでとてもさわやかになった感じ。

風変りだけどヘルシー。話題になるだけのことはあるねぇ。


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【読書録】ブラームスはお好き

2021-02-25 21:53:30 | 読書録

サガン(朝吹登水子 訳)/新潮文庫

この本は、昔(私が中学入りたての頃)、小学校4~5年頃の弟が買ってきて、母が大笑いした・・という記憶しかなかった本。

当時、ブラームスと言えばハンガリア舞曲しか知らなかった私、表題を見て「ブラームスなんてみんな好きなんじゃないのか?」という直球勝負な感想しか持てず、何で母がそんなに笑うのか分からなかったが、なんとなくオトナのための本であるというニュアンスが伝わってきて、読んではいけない本なのだと拡大解釈し、記憶の中に封印したのであった。

その後、大学生頃だったかなぁ、サガンの処女作の「悲しみよこんにちは」の方は読んだが、フレッシュながらも若干〇ッチな表現があり、処女作でもこうなんだから「ブラームスはお好き」はもっとすごい〇ッチなのではないか・・とまた文字通りの解釈をして、再度封印したのであった。

さて、ずっと忘れていたのだが、昨年所属オケの定期演奏会でブラームスの交響曲第三番をやった時、「ブラームスはお好き」が映画化された際に、三楽章が映画の中で使われたのだという話を聞いた。そん時、そろそろ十分オトナになったので「ブラームスはお好き」を読んでもよいのではないか・・・・と一瞬思ったが忘れてしまった。

で、先日、藤岡幸夫さんの「音楽はお好きですか?」という本を買おうとして、そういえば「ブラームスはお好き」をまだ読んでないことを思い出して、一緒に注文したのであった。

満を持して読み始めた「ブラームスはお好き」であるが、最初全然物語に入り込めなくて、見開き1ページを読もうとすると途中で寝てしまい、今日はこれでやめようと思う日が何日も続いた。

入り込めなかった理由の一つがポールという主人公。ポールって男の名前かと思ってたら、女性の名前だというのが、最初の壁で・・・ポール=女・・が感覚的に理解できなくて物語に入り込めず・・・私って頭硬いなぁ。このポールの綴りは正確にはわからないのだが、フランスではPauleと最後にeをつければ女性名として通用するのであった。

で、このポールは39歳で離婚歴があり、中年男ロジェと恋仲にあるが、ロジェは実は浮気をしている。そんなポールに25歳の若き美少年シモンが近づき・・・そういうキャラ設定だと、途中経過も結末も丸見えなんだけど・・・。

ということで、中盤から終盤にかけて読書スピードはアップしたが、本当に予想通りの結末になってしまって、つまらなかった。

ヘビースモーカーで馬鹿な浮気男なんて捨てて一人で生きるにはポールは弱すぎ、二人で生きるにしてもシモンは子供過ぎた。

それにしても39歳なんてまだ若者だぜ。ああ、疲れた、私はもうおばさんよ・・じゃねぇよ。悪かったな、私はおばあさんだよ・・とか、こんな感想書いてたら、きっと馬鹿にされるだろうなぁ。

100歩譲って、筋とは関係なく、途中の描写力を評価したい・・と言いたいところであるが、昔っからあんまり興味ないんだよね・・くっついたり離れたりする話。

私が興味あるのは小学生だった弟がこの小説をどこまで理解したのかという点くらいだな。

きっと理解したのだろう。私と違って読解力あるから。


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【読書録】眠れなくなるほど面白い飛行機の話

2021-02-24 23:20:52 | 読書録

中村寛治/日本文芸社

この本、私にはちょっと難しかったなぁ。もう少し物理が得意なら、楽しめたかもしれないのだが。

難しいと思いながらも頑張って読了。今「沈まぬ太陽」を読んでいるから、「垂直尾翼の役割ね・・・・突風などで機首が左に向いたとしても、垂直尾翼の迎え角が大きくなるので揚力が発生し、その力によって自然ともとに戻る・・ふむふむ・・」などと、ところどころ小説とリンクするところあり。

また、フライトの準備のところも面白い。パイロットはフライト前に整備士から飛行機の整備状況について詳しい説明を受け、たとえ小さなスイッチを1つ交換したことでも、何故交換したのか、その結果どのようになったかなど、細部にわたって説明を受けるそうである。その説明が、フライト中に万一不具合が生じた場合、適切な判断や処置をするのに大いに役立つことがあるからだそうだ。

「沈まぬ太陽」を読んでいると、整備が間に合わなくてキャリーオーバー・・なんていう言葉が出て来るが、今は整備した上で細かく説明するんだな。大事故の教訓が生きていると言えよう。

私が一番感動したのは燃料をどこに積んでるかという話。

ジャンボ機は例えば成田からロンドンに飛ぶのであれば、約120~130トンもの燃料を必要とし、ドラム缶に換算すると約710本になるが、目的地以外の空港に着陸するケースも想定して、ドラム缶1000本相当の燃料を積むそうである。その燃料はどこに格納するかというと、なんと主翼の中だというのである。燃料タンクは細かく分かれていて、勝手に燃料が異動しないようにしている他、主翼の付け根付近が重くなるようにしてあるという。つまり飛行の安定のための重石の役割も燃料が担っているということだ。

で、その燃料を消費するにあたり、高く飛ぶ方が燃費がよいので、最も燃費が良くなる高度を最適高度というそうだ。だがその最適高度は、燃料をどんどん使って飛行機が軽くなるほど高くなるとのことで、成田からロンドンに飛ぶなら、ロンドンに近づくにつれて高度が上がるようにステップアップ巡航方式をとるそうだ。

ただ飛行中に飛行機の重さをはかるわけにいかないから、出発時の燃料の重さからシミュレーションして飛行機の重さを算出して、最適高度や経済速度をコンピュータがはじき出していくわけである。

・・・まぁ、こういう風に、安全な飛行のための様々な装置のことが詳しく説明されていて、読めば読むほど飛行機はすごいという気持ちになってくるわけである。


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大河ドラマ「青天を衝け」を見始める

2021-02-23 23:53:42 | ドラマ鑑賞

天皇誕生日である今日は、「麒麟がくる」の総集編三昧。語りを帰蝶役の川口春奈さんが担当するという異色の総集編で、4話一気に見続けることが出来た。集中力のない私としては珍しい。それだけ、よい大河だったということだ。

職場にも、水色に桔梗紋のマスクをしてキメている素敵なおじさまがいらっしゃる。麒麟ロスで落ち込んでばかりもいられず、次の大河を見なければ。

毎回、大河の第一話目は私にとっては大変ストレスフル。ここでイラっとくると、一年間見ない。

「青天を衝け」については、この時代にいないはずの家康とか、秀吉のような徳川斉昭とか、還俗してお父さんになったらしい小林薫和尚とか、ブラタモリのナレーションとは全く違う声を出す慶喜とか、東京で牛を飼うと言っていた人が将軍になっているとか、いろいろなカルチャーショックはあったけど、第1話を何とか乗り越え、第2話目で結構慣れてきて引き込まれた。

主人公、渋沢栄一の家は、武蔵国榛沢郡血洗島村(現埼玉県深谷市血洗島)にあったという。武蔵国は実に大きな国だ。私は横浜市の二俣川の出身だから、武蔵国の南端にあたる。で、栄一の生家のある深谷市は埼玉県でもかなり北の方だ。養蚕をやっているぐらいだから、群馬県の目と鼻の先だ。

栄一の家は藍玉の製造販売と養蚕を兼営している。原料の買い付けから製造、販売までを担うため、ここで栄一が商売センスを身に付けたことは想像に難くない。この大河をちゃんと見れば、私の疎い近代日本史にもう少し強くなれるかな。

第2話で栄一たちが剣道の稽古をしている場面があった。頭に小さい座布団乗せて・・・あんな小さい座布団では前頭部しか守れず、さぞかし面を打たれたら痛かろうと思うのだが、見かけは山伏の被り物みたいで面白かった。

あと、同地で獅子舞というと、いわゆる赤い顔で緑の布をかぶった獅子舞ではなくて、顔が黒と金色で、黒い髪の毛が生えてて、二本の角がにゅっと天に向かってのび、おなかには太鼓をくくりつけて、太鼓をたたきながら踊るのだ。この舞だけでも見ごたえがあったぞ。調べてみると、この血洗島の獅子舞は深谷市指定無形民俗文化財になっているそうだ。

YouTubeに載っていたので、参考に貼っておこう。

▼深谷市指定文化財 血洗島獅子舞に

確か、大河ドラマの「炎立つ」だったか、オープニングの中盤以降に東北の獅子舞(鹿踊)が出てきて、それは角がものすごい長いやつだったが、やはりお腹に太鼓をくくり付けていた。深谷市のモノはそこまで角は長くないけれど、もしかしたら東北の影響受けてるのかな? と見ていて興味は尽きなかった。


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タッチペン

2021-02-22 23:07:35 | 意外にすぐれモノ

最近手の使い過ぎで、色々痛い。

少しでもスマホを使う時の負担を軽くしたいので、メールやメッセージを打つときはなるべくスマホをテーブルの上に置き、指ではなくタッチペンで入力するようにしたら、とても楽だ。

実はタッチペンは今まで一つしか持っていなかった。

音楽仲間の忘年会でいただいたこちらの優れものである。タッチペンとしてだけでなく、ボールペンとしても懐中電灯としても使える。



でも、これ一本だけではなくしてしまうかもしれない。これからは紙の本だけでなく、少しずつKindle版を読むことを心がけたいと思っているので、スマホの使用量はますます増える見込みだから、タッチペンを複数のカバンの中にいれて持ち歩きたいと思ったのだ。
 
で、ネットでタッチペンを探してみると、ピンキリなのね。ちゃんと絵を描けるようなやつは当然高い。そこまでのものは今必要としていないので、安いものを探したらこんなのがあった。


10本セットで四百円足らず。10本もいらないんだけど、このお値段だし、ということで買ってみた。
 
届いて早速使ってみたら、快適なのよ。上のノックボタンは単なる飾りなんだけど、軽くて持ちやすくてなかなかのものよ。
 
 
こんなふうに、写真に手書き文字を入れるときも、今までより綺麗に入れられるわ!
 
ということで、イイ気になって、今日はスマホ+タッチペンでブログを書いてみたよ。

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虎がだ・・・

2021-02-21 16:28:52 | 今度こそハングル

相変わらず全然実力が上がらない韓国語。仕方ないので、つまらないツッコミを入れて、それだけでも覚えようとしている。

今日テレビでハングル講座の録画を見ていて出てきたのは、「帰る」という意味の

돌아가다 (トラガダ)

という言葉。

む、この言葉知っているぞ。

「釜山港へ帰れ」・・トラワヨ プサンハンヘ

に出て来る、トラの部分がそうなのだな。

ここでもう一つ、くだらない思いが頭をよぎった。

そういえば、ナポリ民謡の「帰れソレントへ」は・・Torna a Surriento・・トルナ ア スッリエントだ。

ナポリ方言だけど、「帰る」の部分はイタリア語と同じで原形はTornare。

韓国語の「帰る」のトラガダの最初の文字はトルだから、似てるじゃないか!

と、イタリア語と韓国語の共通点を偶然発見したが、たまたま似てただけで、特に深いつながりはなし。

はい、終わり。

とするにはもったいないので、とりあえず書き留めておくことにした。


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真该死!

2021-02-20 23:42:16 | 懲りずに中国語

中国語では日本語より大げさに言わないと伝わらない・・・というのは、以前もテレビで中国語講座にぽつぽつと出て来てはいたのだが、今日、直近の録画を見て、大笑いしてしまった。

今シーズンのテレビで中国語講座は後半がめちゃくちゃ面白いのだが、今回見たのは中活加油コーナーになっていて、あらあの中国人が驚く漢字コーナーは終わってしまったのかと一瞬がっかりしたが、とても引き込まれた。

今回のゲストは中国人女性を彼女に持つ日本人青年で、中国語は極めて堪能。しかし、彼女と最近些細なことで喧嘩をするようになってしまったため、彼女への中国語での謝り方が番組への相談だった。

最初、彼が考えた言葉を、中国語ネイティブの秋吉健吾君が聞いたが、秋吉君がダメ出しをする。

もっと10倍伝わる言葉を・・ということで秋吉君が提案したのは、「真该死!」。直訳すると「本当に死ぬべきだ」になるが、意訳すると「本当にバカなことをしました」と反省する言葉になるのだ。これ以外にも「すべて私が悪いです。」等、平謝りの言葉が続く。

脱いだ服を片付けずにそこらへんへ置いてしまう・・(最近、新婚の岡村隆史もこれで叱られたそうだが)・・程度のことに謝罪の言葉としては、大げさ過ぎるんじゃないの・・・と思うんだけど、中国人だとこの感覚なのね。

日本だと、あまりに大げさな言葉で謝られると、聞いている方は逆に冷静になってしまい、「そこまで言うなら死んでみろ・・・え、死ねないのか。出来ないこと言うんじゃねぇ。馬鹿野郎。」などと、かえって怒ってしまうに違いない。

謝罪の言葉って難しいわねぇ。諸外国では、逆に簡単に謝ってはいけない国なども存在するし、そういう国の方が多いのかと思っていたけれど、国別に事情をよく考えないといけないのね。


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【読書録】スマホ脳

2021-02-19 22:34:10 | 読書録

アンデシュ・ハンセン著・久山葉子訳/新潮新書

「スマホ脳」という本をスマホで読むという愚を犯している私、かなりのスマホヘビーユーザーである。

スマホで起き、スマホで時間を知り、スマホで語学番組を聴き、スマホでメールやサイトをチェックし、スマホでニュースや新聞や本を読み、スマホで写真・録音・動画を撮り、スマホで音楽を聴き、スマホで路線や地図を検索し、スマホで振込をし、スマホで買い物をし、スマホで辞書を引き、スマホを単語カード代わりにし、スマホでジュースのポイントを貯め、SNS(Facebook・Instagram・Twitter・mixi・LINE)やブログへはほぼ毎日投稿し、閲覧もする・・・

まぁ、私がスマホでやらないのはゲームぐらいかもしれないなぁ。

スマホはいろんな機能があるので、スマホを単に時計や鏡、懐中電灯、計算機、カメラ、ラジオ、音楽鑑賞、読書のみに限定して使っているのであれば、この本が指摘する問題にはまず直面しないであろう。おそらく問題なのはSNSやメール、メッセージ・・もしくはニュース等の更新情報・各種通知だ。

・・・・・・・・・・

この本を読み始めた私は、最初は懐疑的な気分で読んでおり、なかなか読み進まなかった。

我々が小さい時、テレビの害毒について学校でこっぴどく教え込まれたが、今テレビの害について声高に言う人はいない。スマホ画面に表示されるメッセージや通知、SNSの自分の投稿にどれだけイイネがついているか気になって、物事に集中できず、四六時中スマホを見てしまう・・・という話は分からなくもないが、そのうちみんな慣れて、ほどほどにスマホと付き合うようになれば問題にならないのではないか・・と、思っていた。

だが、特に子供達や若い人達で、病的なまでにはまり込んでしまい、その果てにうつになってしまう人が増えてるんだそうだ。また記憶力・集中力も低下し、学力も下がってくるとなると、大げさだと笑い飛ばすわけにはいかなくなる。

人間は進化の過程で、周囲の危険に細かく気を配る人が生き残ってきたのであるから、スマホの更新情報とかイイネの数とかが気になってしまうのは当然なのだ。脳内にはドーパミンが分泌され、そういう更新情報を確認することに喜びを感じさせ、どんどん気が散るように仕向けて来るんだとか。

マルチタスクといえば聞こえはいいかもしれないが、タスクを切り替えるたびにロスが生じるため、生産性が悪くなるのだ。各種更新情報に始終気を散らされることによる集中力の欠如により、脳が最適な状態で働かなくなるのだ。

だからスマホを使わない時間を増やそう・・一定時間スマホから離れよう・・・で終わってしまっては、巷にありがちな論調と変わらない。

だが、この本を読んでいいなと思ったのは、解決策の一つをはっきり示していることである。

それは「体を動かし、運動する」ことである。実際、授業の前に15~20分運動させることで、生徒の集中力がUPし、成果を出している学校もあるとのこと。

その運動は、心拍数があがるものの方が効果が高いが、短時間(5分とか)でも、散歩のような軽いものでもよいそうだ。また、あまり深くは触れられていなかったが、楽器演奏なんかもよいと、ちらっと書かれていた。

スマホは便利だし、使うなと言われても困るものであるが、逆に運動などを取り入れることで、スマホのメンタルヘルスへの悪影響を減らし、集中力を高められるのであれば、これは大変良いことだなぁと思う。

私がスマホのヘビーユーザーでありながら、幸いにメンタルヘルス上の問題を何ら抱えていないのは、毎朝ゆるいながらも運動していること、毎日楽器の練習をしていること、長い通勤時間は語学の勉強のために、スマホを使いはするが画面は見ていないこと、仕事中は忙しくてスマホを見ないので自然にスマホから離れていること・・などのおかげかなぁ。

 


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【読書録】沈まぬ太陽(三)御巣鷹山篇

2021-02-18 23:29:38 | 読書録

山崎豊子/新潮文庫

社名を少し変えてあるとはいえ、便名も墜落場所も同じ、生き残った人も実名で登場し、日本人の誰もが知っているあの航空機事故のことだと分かる。

あの事故の時、確か私は大学2年生で、大学剣道部の師範の先生の弟さんで、やはり剣道の先生をしておられる方にくっついて、道場の子供達と一緒に稽古兼遊びのような旅行に行っていて、川でヤマメのつかみ取りをしていたんだったっけ。

そんな時に飛び込んできたショッキングなニュースであり、テレビも新聞も毎日そればっかりという感じだった。なのに、自分がテレビや新聞で見聞きしたのの何倍にわたることが綿密に生々しく描かれていた。事故調査の様子も技術的側面も含め詳しく描かれていただけでなく、犠牲者のバラバラになった体を整え、遺族に本人を特定してもらう作業、その後の補償問題、B社との交渉の様子なども含んでいた。

本書は小説とはいえ、多数の関係者の取材を踏まえた作品である。私は何もわかっていなかったのだな。

小説の主人公である恩地は本巻では遺族係をやっている。前巻でカラチ→テヘラン→ナイロビと回された恩地には実在のモデルがいたが、そのモデルの人は遺族係はやっていないため、そこらへんは別の人の取材に基づくものであろう。

いずれにせよ、社内で恩地をいじめ、社内での出世を果たした人物は、社会的制裁を受け、遺族には土下座させられ、ぶざまなことになる。今であれば従業員満足度が顧客満足度にもつながることが理解されており、その逆・・つまり従業員の待遇が悪すぎると対顧にも響くことになるわけであるが、当時は会社の収益確保のために従業員の待遇が悪くなり、それがB社による圧力隔壁の不適切修理を見逃し、結果的に大事故につながった。

そのB社だが、きわめて姑息に書かれている。私がアメリカのシアトル近郊に留学していた時、隣市のEverettにB社の工場があった。広大な敷地とB社のブランドは現地の人の誇りであり、私も憧れに近い気持ちでそれを眺めた記憶がある。旅客機の会社とばかり思っていたのだが、その昔は軍用機を作っており、日本を苦しめたB-29爆撃機もB社が作ったものだということに思いが及ばなかった。

ああ、私って何て子供で、何も知らないのだろう。もっと勉強しなければ・・と今更ながら思う。


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まず肉を食え

2021-02-17 23:07:37 | ただの日記

今日は、年に一回、ありがたくためになるお仕置きを受けに行く日・・そう、誕生月健診・・要するに人間ドック。

会場は去年までと異なり、神保町の、こんなハープのようなイルミネーションが木に仕掛けられている通りにあるビル。

まず、恐怖の視力検査。マスクから鼻を出してくださいと指示を受ける。

マスクから鼻を出すな・・というのが当たり前の今日この頃。逆に出せと言われると素直に出せない、頭の固い私。下げ方が中途半端なので、だんだんマスクが上がってきてしまう。わ~、なんでこんなに見えないんだ。画面全体が暗いんだけど・・・、はたと気づくとマスクがずり上がっていて、検査機のレンズが曇っている。「ちゃんと鼻出してください」と叱られる。

そんなこんなで、得意の霊感も働かず、視力検査は今一つの結果に。

中盤には、断頭台か清水の舞台に立つ前のように緊張する胃カメラ。私の鼻は狭く、右はダメで、左しか通らない。だが、花粉症の薬を健診のためにやめているせいで、左の鼻の中が妙に痛い。胃カメラの管を通される際、お医者さんから「ちょっと腫れているようですが、大丈夫でしょうか?」と聞かれるが、のどに変更されるのもいやなので、そのまま我慢した。幸い鼻血が出ることもなく、モニターの画像も見やすくなっており、モニターを観察しながら、説明を受けながら検査を受けることが出来た。胃カメラ4回目にしてもっとも楽に終わった検査だった。(だが、この後、鼻の麻酔が切れてきたら、くしゃみ連発すると同時に、左の鼻が痛くなってきて、つられて頭も痛くなってきたので、家に帰ってから寝込む羽目になった。)

最後は恒例の説教部屋。覚悟してたら、結果が去年より若干良く、あまり説教されなくて拍子抜け。

ただ、「あなた炭水化物好きでしょう・・」と当てられる。私はどうも冬になると食欲が増進してしまい、なかなか止まらなくなる。それをご飯で補おうとするのが良くないらしいのだ。

「本当は唐揚げがいいんだけどね。それとかマヨネーズをビヤッとかけたサラダとか。そういうの嫌い? なら食べる順番を肉を最初にしなさい。お腹いっぱい食べてもいいから、まずお肉。ご飯は最後にしなさい。」と言われた。

若い頃は、「なんであなたおかずばっかり食べるの?」と怒られてばかりいたのに、いつのまにかご飯とおかずを交互に食べ、同時に食べ終わるようになっていた。若い頃に戻せばよいのか~。ご飯の美味しさに目覚めてしまった今、それは想像するだにつらいのだが、頑張ってみるか。


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餃子モドキ・・キムチーズチャレンジ

2021-02-16 23:48:42 | 下手くそ料理帖

先日の、餃子モドキ・・餃子の皮に大葉乗せて、豚バラ切り落としを乗せて、パタパタっと乱雑に畳んで、蒸し焼きにしてポン酢かけて食べる奴・・・今度はキムチ&チーズバージョンにチャレンジ。

キムチとピザ用チーズは豚バラの中くるむ感じにしてみたよ。

大葉バージョンも捨てがたいので、半分ずつ(右半分キムチ、左大葉)焼いてみたよ。

蒸し焼きにすると、キムチーズの方からジュクジュクと汁が出て来るね。

さて、お味の方は・・・・わお、キムチーズ美味し。大葉があっさりしてるので、両方食べると満足度高し。

ま、これにご飯が加わると炭水化物多すぎなので、ごはんは食べずにいただきました。


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韓国ドラマ「ヘチ~王座への道」を見始める

2021-02-15 22:55:02 | ドラマ鑑賞

いきなり登場した目元やさしき李朝のイケメン・・・その名はヨニングン。

「トンイ」を見た人なら、彼が後に王になる英祖だとピンと来るよね。

さっそく第1話を見たけれど、いいじゃないですか! 久しぶりの韓国時代劇に心がうずく。

ただ、トンイに出てきたコミカルでやさしい粛宗とは違い、ここに出て来る粛宗は冷たい君主である。

目下、ヨニングン(延礽君/イ・グム)の敵役は、ミルプングン(密豊君/イ・タン)だが、そのミルプングンは悪人顔で殺人鬼と来ている。

片や身分の低い母(淑嬪崔氏(トンイのモデル))から生まれたヨニングンは、世子争いから遠ざかっているものの、誰もが王になるとわかっている人であり、しかもイケメンだから、ミルプングンに勝ち目があるわけがなく、最初から勝負は見えているのであるが、それでもドキドキと興奮するのは、やはり演出上手な韓国時代劇だからだろう。

主役であるヨニングンを演じるのはチョン・イル。上品で演技もうまいので、今後の展開が超~期待できる。

ヘチ(獬豸:해치 )っていうのは、善と悪を裁く伝説上の生き物(景福宮に安置されている像を見ると、ちょっと狛犬みたい)。ここから転じて、政治や時勢に流されることなく、法と正義を守る司憲府(サホンブ)の役人が通称「ヘチ」と呼ばれ、ドラマの中で悪事を暴いていくのである。

ちなみに、今回も韓国語で聴き、日本語字幕で見よう。10ヵ月聞いてきたハングル講座がどれほど役に立ってるか分からないけど、ちょっとだけ以前より耳にとまる単語が増えたぞ。


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