さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

イタリア語シャワー

2016-11-30 23:01:44 | つっこみ伊太利亜語
まだ年内2回あるかな~と思ってたら、何と今日が年内最後のイタリア語セミナーだった。

で、今までの復讐なのかな~と思ったら、そうでもなくて、前半が質問タイム。私も質問したいことはあったんだけど、みんなの質問が高等過ぎて・・・私はただうなずきながらノートにメモをするばかり。

たとえばお悔やみの言葉(Condoglianze)、お大事に(Guarisci Presto)など、こういう時なんと言ったらいい、何故そういう言い方をするの・・みたいな質問が多数。

ちなみに年内最後のセミナーの今日以降、年明けまで会わない人向けの挨拶としては、Buon anno とかBuone Feste!という言葉がよいようである。

イタリアはクリスマスから正月明けの6日まで会社も店も全部お休みだとか。それは羨ましいようで、決して羨ましくないと考える私はやはり日本人なのか。


後半は、この人どこから来たのでしょう・・コーナーに始まるイタリア語のシャワー。今日は手も足も出なかった。

答えはカラブリア州なのだが、そんな地名を初めて聞く私は、え? カンブリア? カバレリア? 空振りや? と脳内右往左往。

イタリア半島を長靴に見立てれば、つま先に位置する場所で、シチリアにも近い。

う~ん、ここに来るたびに次はイタリアの地理を頭に入れてこようと思うのだが、いつも体力がない・・・でも勉強してきたとしても、カラブリアまで行きつかなかったろうな。

海も山もあるそうな。逆に平らなところがなく、60度近い勾配を車が登れずにロバで上るとか。

麹町の有名(私は知らなかったけど)イタリア料理店のオーナーも来てくださって、カラブリアの説明をしてくださりつつ、自家製のパネトーネを参加者に切り分けてくださった。

パネトーネ種の酵母を使ってゆっくり発酵させた本物のパネトーネである。いや~素晴らしくおいしかった。生地は軽く、素晴らしい香りで、食べ心地もさわやかだった。

昔、私がホームベーカリーにハマっていた頃、パネトーネというレシピがあり、ドライイーストで食パン生地にドライフルーツをぶっこんで、甘いパンを作った記憶があるが、それと今日食べたものとは全く別物であった。


ということで、引き続き単語カードを少しずつ作りながら毎日ネチネチやって来た割には、今日の私は惨敗であったが、不思議と心は折れなかった。打たれ強くなってきたのか、それとも、イタリア語弾丸トークの空気に慣れてきたのか、惨敗といってもところどころは分かる部分があるのが嬉しいのか・・・。

いずれにせよ、希望を捨てずにまた2か月頑張ろう。

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【DVD鑑賞録】ベッリーニ/歌劇 《ノルマ》

2016-11-29 23:43:23 | オペラ・バレエ鑑賞
私はおバカだから、ずっと前にデアゴスティーニのこのDVDを買っておきながら、題名を見て仕事を思い出してしまうという理由でずっと見れなかったのよね。

ノルマの三文字を見たら、日本人なら「割り当てられた目標」を連想しちゃうよね。そっちのノルマはロシア語起源なんだって。日本で使われるようになった理由は第二次世界大戦後のシベリア抑留だという。ソ連兵に「ノルマを守れ」と絶えず指示をされながらの、厳寒の中での強制労働で多くの方が命を落とす中、生き残って日本に帰り着いた方々がノルマという言葉を日本に伝えたんだそうな。

で、このオペラの題名はそっちのノルマではなく、ノルマという名前の女性のこと。しかもドルイド教の巫女の長だ。

ローマの支配に抵抗するガリアの人々。その精神的支柱であるはずのドルイド教の巫女であるノルマは、ローマの地方総督であるポリオーネに恋をして子供まで作ってしまう。が、ポリオーネはノルマに飽き、若い巫女、アダルジーザに言い寄り、ローマに連れて帰ろうとする。・・・まぁ、最後の最後にはポリオーネはノルマの深い愛に気付き、彼女と一緒に火刑台に向かうのであるが。

ストーリー的には軽薄な男と、女のやきもちにイライラする場面も多く、ベッリーニやドニゼッティが多用している8分の6拍子系というか8分の12拍子というか・・の音楽が長々と続くのであるが、ところどころ、めっちゃカッコイイ部分がある。例えば、ドルイド教徒たちの高まる意気を明るいトランペットが表現する部分など。

ベッリーニの生きた時代のイタリアは祖国統一運動の前夜。支配国であるオーストリアへの反乱の試みが頻発していたという。のちのヴェルディは統一運動真っ只中の中で作曲活動をしたから、統一運動を鼓舞するような音楽もよく見られるが、ベッリーニの音楽にその萌芽が見えると考えれば、ローマ支配に反発するドルイド教徒たちや、煽情的なトランペットが登場するのも理解できるような気がする。

このDVDの配役以下の通り。

ノルマ・・・・・ジューン・アンダーソン
ポリオーネ・・・シン・ヨン・フン
アダルジーザ・・ダニエラ・バルチェッローナ
オロヴェーゾ・・イルダール・アブドラザコフ

指揮・・・・・・ファビオ・ビオンディ
演奏・・・エウローパ・ガランテ
     ヴェルディ・フェスティバル合唱団

歌手陣、なかなか素晴らしかったが、私はアダルジーザ役の方の存在感が大きいと思った。ちょい役で名前もわからないが、クロティルデ役の方が大変美しかった。
ポリオーネ役の方もいいテノールだと思った。なんとなく顔つきが大泉洋に似てると思ったら、韓国の方だったのね。

ドルイド教の巫女がどういう化粧をしていたかの知識がないのだけど、みんな眉毛の上に一本薄い線を引いている。いつぞや酔った同僚が眉毛の上にもう一つ眉毛状の傷を作ってしまい、長い間治らなかったことがあるので、どうもそれを思い出しちゃってね。
コメント (2)
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じゃがいものステーキ-アンチョビ&ガーリック

2016-11-28 23:10:54 | 下手くそ料理帖
これは旨い~。

食べた後、身体がふにゃ~っとなるほど美味い。

そもそもベイクドポテトをバターや塩で食べるだけでも美味いものなのに・・それにニンニクやアンチョビが加わると・・・。

ふかしたジャガイモに焼き目をつけて、ニンニクとアンチョビを炒めたものを上からかけて、バターを乗せて食べるだけなんだけど美味い!

皮ごと食べて全く違和感なし。

明日もまた食べたいわ~。

参考にしたのはこのレシピ。

▼カリカリほっくり! じゃがいものステーキ
https://allabout.co.jp/gm/gc/186605/

元レシピには、材料の分量は以下の通りとあるが、オリーブオイル以下は適当でよいし、アンチョビも2枚と言わず、もう少し多くてもいいんじゃないかな。

じゃがいも 2個
ニンニク 1片
アンチョビ(フィレ)2枚
オリーブオイル 大さじ3
塩 小さじ1/4
バター 小さじ2


元レシピだと、ジャガイモを半分に切って蒸せということになっているけど、私は横着して、レンジ容器のクック膳を使っちゃう。

っていうかクック膳・・最近芋をふかすのにしか使っていないような気がするんだけど、とっても美味しく出来るのだ。

皮付きのまま入れるんだけど、皮はメラミンスポンジとか使って洗うと細かい汚れも落ちてぴかぴかになるので、よく汚れを落としてからクック膳に入れてみた。

中ブタの空気穴を「閉」にして600Wの電子レンジで8分。


ほっかほかのふかし芋の出来上がり。


ふかした芋を半分に切って、オリーブオイルで両面焼く。


両面っていっても下の方は申し訳程度だが。ま、切り口がこんな色に焼けてれば十分でしょ。


芋を取り去った後のフライパンにさらにオリーブオイルを足して、アンチョビとにんにくのみじん切りを炒める。


お芋の上に炒めたアンチョビとにんにくを乗せて、上からバターを乗せて、好みで塩をすこし振って・・私はお気に入りのハーブ塩をかけていただく。

ああ・・・美味い!

芋自体もおいしかったのかもしれないが、元レシピの「カリカリほっくり」という表現は絶妙。

ジャガイモなのにほんのり甘味が加わって、アンチョビとにんにくの風味が絶妙。


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ウォーターチェスナッツのシロップ漬け

2016-11-27 23:31:28 | 食いしん坊レビュー
アジア食材店でしばらく前に買った缶詰。

ウォーターチェスナッツって何だろう。chestnutという単語が入っているが、栗とは縁もゆかりもない。

買った時にちゃんと調べておけばよかったのよね。その時は、中途半端に調べて、クワイの3文字に行きついたところで放置。

私はお正月に母がクワイを半分に切って唐揚げにし、塩を振ったものが好きでねぇ~それがシロップ漬けになってるなんて怪しすぎると思ってずっと食べる勇気なかったのよ。

でも、賞味期限切れちゃったんで、慌てて食べる。


いましっかり調べると、ウォーターチェスナッツってシログワイなのよ。

シログワイはカヤツリグサ科。

普通の日本のクワイはオモダカ科なので、別物なのよ。完食した後で知って残念。

なぜなら、クワイだと思ってて食べてたから、食べながら「絶対これは唐揚げ+塩の方がおいしい」という固定観念に脳みそを支配されてしまったから。


これが缶詰を開けたところ。


とりあえずまずそのまま食べてみる。

シャキシャキしてるんだが、これって火が通ってるんだか生なんだか?

何だか生のジャガイモを砂糖漬けにして食べているような違和感。食べられないわけじゃないんだが。


ココナッツミルクに合うらしいという情報をキャッチしたので、ココナッツミルクに椰子糖を溶かしたもので、ウォーターチェスナッツを煮てみた。


ちなみに、この調理具(オメガヴィスペン)って、砂糖を溶かしながら煮る時に使うと最高なの。箸でかき混ぜるより、きちっとなべ底をさらってくれるから、あっというまに糖が溶けてくれるの。


さて、甘いココナッツミルクで煮て、どんな味になったか。

うん、缶詰から出したそのままで食べるより断然おいしい!

でも、唐揚げ+塩には劣るわね・・と思いながら完食。

で、ブログを書こうと思って調べなおしたらクワイとは別物であることを知ってがっかり。純粋にあの味を楽しめなかったわ。

逆にブログに書いてよかったということね。一つ勉強になったわ。




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まめぶ汁を作ってみた

2016-11-26 23:58:03 | 下手くそ料理帖
今週からやたら冷え込み、コートが欠かせなくなってきた。

そんな時に食欲をそそる動画を見た。

▼『まめぶ汁』岩手県の郷土料理☆
http://mogoo.tv/recipe/5093

白玉粉が沢山残っていることを思い出したよ。



でもまめぶ汁を作るのに40グラム使ったくらいじゃ、全然減らないんだけどね。

とりあえず材料2人分はこちら。

白玉粉   40g
絹豆腐   50g
くるみ   適量
黒糖    適量
しめじ   1/3パック
長ねぎ   1/3本
にんじん  1/3本
めんつゆ  3倍濃縮/70ml
しょうゆ  小さじ1/2
水     400ml


しめじは石突を取ってほぐし、長ネギは輪切り、ニンジンはいちょう切り。


白玉粉に豆腐を混ぜてこねるのだが、この分量だとやや水分が少ないので、練りやすい硬さになるまで多少水を補った。


団子にまとめる。


中に入れる黒糖とくるみは適当な大きさに切る。

ちなみに、これだとちょっと大きすぎるので、黒糖はこれの半分以下・・つまりほんのちょっとでよかったかも。


黒糖とくるみを中に入れて丸めなおしたお団子。


水を沸かし、長ネギとニンジンを入れ、火が通ったところでしめじと団子、めんつゆとしょうゆを入れる。


団子が浮いてきたところで完成。

う~ん、団子ちょっと膨張してるみたい。


美味しい。囲炉裏でも囲んでみんなで食べたい味だ。

ちゃんとした食事というよりも、冬の3時ごろ小腹がすいた時に、おやつ代わりにちょっと食べたい味かも。

初めて食べるのに懐かしい。

2人分つくって・・当然一人で一気に完食!

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チーバ君Tシャツ買っちゃいました!

2016-11-25 23:05:47 | 身近なちょっと可愛いもの
今年の夏、所属オケの定期演奏会を振ってくださった秋田美男なマエストロが本番の朝に着て来られたチーバ君Tシャツ。

あれと同じの欲しかったんですよね!

偶然仮設店舗で見つけて買っちゃいました!

千葉県在住なのに、買ったの東京なんですよね・・ちょっと思い複雑。


背中にもチーバ君がプリントされてます。

着てみるとサイズ的にぴったり~なのですが、私みたいな体型の人は本当は胸の上にポイントが来てくれていた方が痩せて見えるんですよね。

下腹部にポイントがあると、お腹の厚みが強調されちゃって・・くやし~!

ま、そこはうまくごまかしますか。

ということで、やせている方、ウエストがキュッと引き締まっている方に、よりおすすめなTシャツでございます。


これは過日、同僚にもらったやつですが、チーバ君つながりでついでに載せちゃいましょう。

私のビジネスバッグにつけているストラップ。交通安全用に、夜、車のライトで光る奴ですね。

ということで、チーバ君をもっとメジャーにしたい気持ちを込めて、投稿します。

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秋の試練・第6弾

2016-11-24 23:32:54 | ただの日記
秋の試練シリーズも、とりあえず第6弾でしめくくり。

振り返ってみると

 9/18  秋の試練第1弾:所属音楽教室のコンクール一次予選(声楽)⇒通過
 9/22  秋の試練第2弾:所属音楽教室のコンクール一次予選(バイオリン、トランペット)⇒通過できず
 10/10 秋の試練第3弾:メサイア全曲
 10/30 秋の試練第4弾:トランペットの発表会
 11/6  秋の試練第5弾:ドイツフェスティバル
 11/12 秋の試練第6弾:所属音楽教室のコンクール二次予選(声楽)

いや~長かった!

9月22日のコンクールが、バイオリンとトランペットの梯子だったのと、最後の4弾、5弾、6弾が三週連続だったのが、キツかったですねぇ。

でも去年くらいまでの私なら難なく乗り切ったと思うんですが、今年は色々来ました。

まず9月12日に頭痛で救急車で病院に運ばれた後からこの死のロードが始まってるんです。

9月22日のコンクールはバイオリンかトランペットかどっちか通過できればと思ってたんですが、両方とも落ちた時はショックで風邪を引いてしまいました。バイオリンは次点だったんだそうですが。

その後咳が止まらなくて、咳喘息の薬を飲みまくったんですが改善せず、メサイア全曲は最悪の状態での本番を迎え・・猛烈に腹筋を使って歌うことで何とか最後まで声を枯らさずに持ちこたえ、数日後に耳鼻科に行ったら副鼻腔炎だったことがわかり、副鼻腔炎の薬を飲み始めたらあっというまに咳が止まりました。もう一週間早く副鼻腔炎に気付いていれば・・と悔やまれます。

で、トランペットの発表会の後、何か顔にできものが出来てきて、最初ニキビかと思ったんですけど、ドイツフェスティバルが終わっても全然治らないし、ひどくかゆいんで皮膚科に行ったら、帯状疱疹か単純ヘルペスの疑いありと言われて、血液検査。コンクール二次予選は厚化粧で出来物を隠して出演・・・翌週やはり単純ヘルペスではなくて帯状疱疹の疑いが濃厚になったと言われて、ウィルスを殺す薬を処方していただきました。


これを飲み始めたら、2~3日で急激に良くなって・・・う~ん、この薬ももっと早く飲みたかったぞ~。でもバーっと広がってしまう前でよかった。

ということで、二次予選後は家に帰ったら寝てばっかり。ブログ更新をする元気もなく、疲れている中更新するよりも寝ることを選び・・・。

でも今日24日、やっと二次予選の結果が出て、無事通過出来たことを知りました。


歌ったのはベッリーニ作曲の『夢遊病の女』より「気も晴れ晴れと」。

いやぁ~この曲、去年のルチアより難しく、咳が止まらなかった頃は、ハイEsがなかなか出ず、最後の2週間も、トランペット本番やドイツフェスティバルの後のレッスンだったこともあり、疲れ果てて声が出ず、、、今回はダメなんじゃないかとハラハラしていました。

おまけに帯状疱疹まで出てきたとあっては、本番前に休養せざるを得ず・・・とはいえ仕事がありますから、帰ってきたあとはとにかく体調管理に気を使いました。

急に寒くなったりで、風邪を引かないように、毎晩タオルを首にに巻いて、マスクをして寝ました。

課題は色々ありますが、とりあえずは関門を通れたということで、来年年初の紀尾井ホールでの本選に向けてまた自分を磨いていこうと思います。

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讃岐うどん三昧

2016-11-23 23:10:06 | 食いしん坊レビュー
今日は家にある買い置きを食うぞ~と決めて、どこぞの仮設店舗で買った讃岐うどんセットを取り出す。


ちゃんと高松の会社で作られたうどんね。


半生のうどんだから、なんと12分もゆでなきゃいけないんだ。

しかもざるに開けて水でぬめりを取って、またあたためなきゃいけない。


そんなにめんどくさいうどんなのに、おいしいんだ、、これが。

どのくらいおいしいかというと、1食食べ終わると、またこのうどんが食べたくなるんだ。

ということで、今日3食も食べちゃったよ。

1食目はお餅を入れて。2食目と3食目は卵を落として。

先日の子イノシシを食べる会の他の参加者からもらったゆずの皮の千切りも入れて食べたら、まじでおいしい。

ゆずの美味しい季節になったねぇ。

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【DVD鑑賞録】マスネ/歌劇 《マノン》

2016-11-22 23:33:25 | オペラ・バレエ鑑賞
マスネっていうと、タイスの瞑想曲しか知らなったなぁ・・・。

今年受けた横浜国際音楽コンクールで、プロの声楽部門を聴きに行ったが、グノー、オッフェンバック、マスネ、トーマなどフランス物を歌う人が多くてびっくりしたけど、私は特にマスネの曲が気になったので、勉強のために買ってみた。

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マノン・・・・・・・・・・・・・アンナ・ネトレプコ
騎士デ・グリュー・・・・・・・・ローランド・ビリャソン
伯爵デ・グリュー・・・・・・・・クリストフ・フィッシェッサー
レスコー・・・・・・・・・・・・アルフレッド・ダザ
ギヨー・ド・モルフォンテーヌ・・レミー・コラッツァ
ブレティニー・・・・・・・・・・アルットゥ・カターヤ

ベルリン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:ダニエル・バレンボイム
演出:ヴィンセント・パターソン
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ネトレプコすごいなあ。相変わらず美貌と美脚を生かして、第二幕はほとんど下着。裸足で彼氏(騎士デ・グリュー)のほっぺたを触ったり、股間に彼氏の書いた手紙を置き、彼氏にその手紙を読み上げさせる。そんなことをやっても大して下品に見えない・・・スタイルのイイ人っていいわね。

マノンって、ちょっと椿姫に似ているところがある。ただ、結婚に反対する騎士デ・グリューの父、伯爵デ・グリューが、ジェルモンに比べて容赦なさすぎるんだよね。

マノンは娼婦ではなく、貧乏で身分が低く、遊び好きなだけ。別の男のところにいたのだって伯爵デ・グリューが仕組んだせい。ずっと騎士デ・グリューを愛しているのに、美人のせいで数々の男性から言い寄られて、身持ちが悪く、男を破滅させる女のように描かれる。

現代の感覚からすると、そんなに悪い人でもないのに可哀想すぎる気がするなぁ。

というか、このオペラの台本には彼女のキャラが描き切れていないのかもしれないね。

そこをネトレプコが演技力で補う。4幕の賭博場のシーンでは、彼女はまるでマリリンモンローのような艶っぽさで歌い、妖しい演技をする。

マスネの≪マノン≫がそれなりに売れている中、プッチーニは同じ原作からとったオペラ≪マノン・レスコー≫をぶつけてきた。

なのでプッチーニの作品が、同じマノンをどんな風に描いてるか、興味がわいてきた。

近いうちにそっちも見て、比べてみたい。

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仔イノシシ料理を食べる

2016-11-21 22:20:22 | 食いしん坊レビュー
どう書こうかなぁと逡巡している間に数日が経ってしまった。なのでこれは後日UPなのであるが、この話をしたときの昼友男子達の反応を見て、世の中にはまだ抵抗がある人が多いなと実感。さはさりながら、近年イノシシが急増し、イノシシに荒らされることで農業が続けられない等、深刻な問題が起こっている地域もあるらしいことも耳にするため、イノシシは逆にもっと食べた方がいいのかもしれない。正しく下処理し、正しく調理をすればこんなにおいしいものだということをPRする意味でも、頑張ってブログ記事を書いてみようと思う。

今回は生後6か月ほどの、うりぼうと呼ばれる時期を脱して間もない8キロぐらいの仔イノシシを、新鮮な状態で入手した、凄腕イタリアンシェフによる、絶品料理を堪能してきた。

私は今までの短くはない人生の中で、イノシシを口にしたことはほとんどない。最初は缶詰で甘辛く煮てある奴を食べ、臭みが強いと思った。2回目は学生の頃、イノブタの肉の細切りと野菜を一緒に炒めたものをどっかの河原で剣道関係者で食べた。その時もやや臭うと思った。

だが、今回は臭みはまるでなかった。仔イノシシであるから風味としての乳臭さがないわけではなかったが、豚肉にはない凝縮された旨味と、仔ならではの柔らかさが絶妙であった。

実際、イノシシは精肉前の下処理で相当味が違ってしまうらしく、すぐに血抜きをする必要があるとのこと。頭と内臓、毛皮を取り除いた状態のものをまず見させていただいて、そこから、シェフと、この肉の買い付け・卸しをされている方による、鮮やかな手つきの解体ショーを見学した。

正直、頭も毛皮も内臓の無ければ、見てる立場としては、普段の料理の延長線上であり、グロくもエロくもない。

ただ、いきなり画像を載せると、人によってどのような受け取り方をされるかわからないので、リンク形式にして、見たい人だけクリックして見ていただけるようにした。

▼背中に刃を入れる(包丁より小ぶりの、鋭いナイフを使う)
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/b8/2d4e615d8f7406e4cc2675d39de9a285.jpg

▼背骨と肋骨の関節を開いていく・・骨を断つのではなく、関節を開いていく感じで・・・って、そこって関節だったのか! 考えてみればそうなのだが。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/cb/ed1bddc26f2dae18a8f8ad450ea79e66.jpg

▼前脚を切り離す・・・切り離すっていうか、身体の構造を知り尽くしている人が、正しい位置に刃を当てると、自然に開いていく感じ。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/46/5720fec6104991c50cd5091e7819a0c8.jpg

バラ肉を肋骨の周囲から取っているのを見て、そうか、バラ肉のバラってアバラのバラだったのか・・と初めて合点がいく。(私は脂と肉の部分がほどけやすいので、すぐバラバラになる肉という意味かと思ってたよ。)

その後、肉を煮込んでいる間、前菜を楽しむ。


タケノコ(右)ってスモークにしてもおいしいのね。鯛の一切れが猛烈に味わい深い。


左側はタラの白子のフリットということで、あ~こんなの食べてたら罰が当たるんじゃないかと思うほどの美味。

右はカルドンチェッリというイタリアの天然のエリンギでつくられたもの。


これが調理前のカルドンチェッリ。日本で見るエリンギは太く育つように改良され人工栽培されたものなので、見かけは全然ちがいますね。天然物はこんなに傘の部分があるのね。


で、出てきましたよ・・イノシシの一品目が。パスタに絡められたお肉がそうなんですが、旨味が凝縮されてる感じで、思わず唸る逸品。


次に、これは本当に今日きてよかったな~と思ってしまうほど美味かったロース&フィレのロースト。仔イノシシだから、右側のフィレはちょっとしか取れない貴重品。

いやぁ~これだイノシシ肉の本来の美味しさなんだね。若い頃食べた缶詰のイノシシ肉と、河原で焼いて食べたイノブタ肉っていったい何だったんだと考え込んでしまう。

で、お肉が下に敷いてある野生のルッコラとめちゃくちゃ合うのだ。やはり豚肉とイノシシ肉って全然違うのね。


次に出てきた煮込みがすごくて・・杏と赤ワインを入れて煮込んだとか。あの解体を始めた時に、背中の方にドーンと乗ってた白い脂身がたっぷり含まれているのだが、これが不思議なほどにするすると食べれてしまう。例えば同じ量の豚の角煮だったら絶対食べれないと思うのだが、仔イノシシならではの柔らかさと、杏のほのかな甘酸っぱさも手伝って、結構食べれてしまう。


一緒に煮込んでた骨の部分もみんなでしゃぶりついて食べる。


私はしっぽのお肉をいただく。肉がないように見えて、しゃぶりつくと、意外にあるもんだ。

で、デザートは?とシェフに聞くと、皆さんまだ食べるんですか?とあきれ顔。


ホワイトチョコレートとジンジャーを合わせたふわっとしたアイスクリームで、ホワイトチョコが入っているとは信じられないさわやかさ。


これで終わりかなぁと思ったら、シェフが白トリュフを・・・。

みんなで匂いをかがせていただいたが、こんなに香るものだとは・・・。匂いが伝わってくるのが遅いのだが、伝わってくるとすごいというか、そもそもほとんどお目にかかったことがない白トリュフ・・・こんな塊を拝ませていただけるとは。

拝んだだけで終わるわけもなく。。。


最後に卵麺のタリオーニ白トリュフ添え。

ひゃぁ~・・一口食べてしばらくした後にめぐってくるトリュフの香りの不可思議さと細い卵麺の形而上的な上品さ・・・。

今までの人生で食には質よりも量を追求してきた私・・・一日で質も量も追及してしまった私、冗談も言えないほどの満腹に。

美味しいものを食べるだけでなく、参加するたびに勉強になる集まり。私もそれなりに濃い人間だが、参加された方はどなたも私以上に濃そうな人ばかり。

なかなかここには来れないんですが、これからも機会を見つけてここに足を運んで勉強させていただきますよ。

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イタリア語を学び始めて良かったと思うこと

2016-11-20 23:02:59 | つっこみ伊太利亜語
イタリア語に毎日のように触れるようになって、ちょっと嬉しいことが連続している。

たとえば、あの言葉って、もしかしてイタリア語じゃない? とか

このイタリア語ってもしかしてこれの語源? とか

色々脳内電流がピピっといろんな方向に流れるのを実感するのである。

例えば「アカペラ」。

私って、大馬鹿なので、若い頃一番最初にこの言葉を聞いた時、「赤ペラ」だと思ったのよね。

さすがに大人になってからはそうは思わなくなったけど、アカデミーのアカみたいに、アとカがつながっているように思っていた。

ところが、先日道を歩いていて、ふと、「アカペラってアカ・ペラじゃなくて、ア・カペラじゃないか? そしてイタリア語じゃないか?」ということが頭をよぎった。イタリア語の前置詞で“a”というのがあるからである。

調べてみたらやはりそうだった。アカペラはア・カペラ・・・a cappella。“a”は日本語の「~に」とか「~で」を表す前置詞。“cappella”は礼拝堂、礼拝所という意味だ。
だからもともとは無伴奏を意味する言葉ではなく教会音楽を意味する言葉だったのだ。ルネサンス期までに複雑化して歌詞も聴きとりづらくなっていた教会音楽の簡素化に取り組んだ結果生まれたのが音楽史上のア・カペラ様式であり、代表的な音楽家がパレストリーナだ。

ア・カペラ様式の特徴は、
・曲の全体または一部がポリフォニーとなっている。
・簡素で、歌詞の聞き取りが容易である。
・複数のパートからなり、無伴奏または、歌のメロディーをなぞる程度の簡単な伴奏をつけて歌う。

というものであるが、3番目の要素の無伴奏の意味合いがだんだん強くなってきて、今だとアカペラというと無伴奏と同義に取られるようになってきたわけである。

他に、ピピっと来たものといえば、「トッカータ」だ。

触るを意味する動詞にtoccareというのがあり、む・・トッカータに似てるぞと思って調べたら、トッカータ(伊 toccata)は動詞toccare(触れる)に由来しており、オルガンやチェンバロの調子、調律を見るための試し弾きといった意味が由来だとか。そもそもトッカータという形式が生まれたのも16世紀中ごろに北イタリアだ。

たしかに有名なバッハのトッカータとフーガ。確かにトッカータの部分ってチャラララン~🎵とした試し弾きっぽく聞こえる部分があるねぇ。

ということで、ピピっと来た代表例が「ア・カペラ」と「トッカータ」なのだが、今、職場合唱団でヴェルディのレクイエムを練習していて、歌詞はラテン語なんだけど、イタリア語漬けのあたまでラテン語歌詞を見ると似てること似てること。

以前も似てるとは知っていたのだが、なんだか体ごと躍動感を感じるのよね。ラテン語の典礼文がなんだか血と肉を持っているように感じられるの。

とっても嬉しい。

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新たな視点のよろこび

2016-11-19 23:09:05 | 映画・番組等、各種鑑賞録
今日はあいにくの天気だったが、また大学の公開講座を受けに行った。

いやぁ~難しい話だったけど、面白かったねぇ。こんな話が1000円で聴けるのはありがたい。

前半がカオスについて、後半がその応用の一形態としての気候変動と異常気象の予測の話だ。

カオス=混沌だと思ってしまうと、それ以上思考が進まないというか、ともするとロマンに流れてしまいがちだが、カオス現象に果敢に向き合い予測しようとする(異常気象予測等)取り組み、あるいはカオスを敢えて発生させて活用していく(秘匿通信等)ような学問があるなんて知らなかった。

普段の仕事仲間や趣味仲間と話しているだけでは絶対耳にすることのない用語がポンポンと飛び出してくるだけでも頭の刺激になると同時に、私は若い頃もっとまじめに勉強すればよかったなという自戒の感情も起こってくるわけであるが、それはそれで今日を新たな機会と考えて、自分の世界を広げていければなぁと思う。

カオスというのは、非線形の現象なんだ・・・なんて言われると、記憶の奥底をくすぐられるような快感を覚える。ちょっとした違いが大きな違いを生み出す「初期値鋭敏性」という性格が予測をきわめて困難にするのである。

今のスーパーコンピュータの20年前の50万倍の性能があるそうだが、それでも気象予測的にはまだ性能不足だそうだ。

だけど個人の実感として、天気予報って、昔に比べれば相当当たるようになったと思うんだけど・・・。

子供の頃、家の最寄り駅の電光掲示板の天気予報が、高確率で「晴れのちくもり時々雨」だったことから、私は天気予報に対する信頼度が低く、傘は毎日持ち歩いている。今でも天気予報なんてほとんど見ない。ただ同僚から・・今日は午後から雨だって天気予報で言っていたよ・・と聞くと、大抵それは当たるのである。今日の講義を聞いてその実感は裏付けられた。天候予測は難しいが、想像していたよりも、ずっとずっとすごいではないか!

亜寒帯ジェット気流と亜熱帯ジェット気流の蛇行で異常気象が生まれるメカニズム、・・ずっと忘れていた「コリオリの力」というワード・・・先生の説明が面白くてぐいぐいと引き込まれていった。

天気予報の歴史は意外に古く、1904年には6個の方程式を解いていく、数値天気予報の原理というのが唱えられていたそうだが、1922年にそれを実際にやって失敗した事例がある。現在ではデータ同化という作業を行うそうだが、初期値を間違うとそれこそカオス的に途方もなく違ってしまう(東京の蝶の羽ばたきが何ヶ月後かにニューヨークの竜巻になるといった例えもある)ものだから、慎重な作業になるらしい。今は気象衛星なんかもあるから、観測データも昔に比べれば精緻に取れるようになってきている。さまざまな数値大気モデルを使って51通りの初期状態を作り・・・などと言われると頭の中に数々の妄想が走ってくるのだが、時間の関係で駆け足だったところも多く、正確には書けないが、予測期間が長期になればなるほど誤差との闘いであることはわかる。現在の天気予報の限界は一週間から10日程度で、それ以上の長期になると確率予報(気温等)という形で表現するそうな。ちなみに今ラニーニャ現象が起きているので、今年の冬は寒くなるそうだ。

未来予測だけじゃなくて過去の気候の再現も行われているそうな。最後は地球温暖化に対する警鐘で締めくくられた。

これ以上書くとボロが出そうだから敢えて書かないが、分析に基づき学術用語や沢山のグラフとともに説明を受けると、どんなテレビ番組よりも説得力があるね。


これで今年からつけ始めたセミナーノートも2冊目から3冊目へ。

次はもっと大きなノートにしよう。

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題名のない音楽会(11/13)~「陰と陽のベートーヴェンの音楽会」~を観て

2016-11-18 23:23:22 | 映画・番組等、各種鑑賞録
ピアニストの小菅優さんが、ピアノソナタ第17番「テンペスト」第1楽章 とピアノ三重奏曲第5番「幽霊」第1楽章における表現を丁寧に解説し、じっくり演奏を聴かせてくれる番組になっていた。

え? どっちが陽でどっちが陰だって?

いやぁ~「幽霊」の方が陽なのよ。そもそもベートーベンに「幽霊」なんて呼ばれる作品が存在すること自体、知らなかったんだけどね。

聴いてて・・どこが幽霊やねん! ・・まぁ、幽霊と呼ばれる所以になったのは、この1楽章ではなくて2楽章らしいんだけど。。。

驚いたのは、その幽霊1楽章に、第九の四楽章と似たようなフレーズが出て来ること。

幽霊は運命や田園と同じころに作曲された作品だが、今年3月に第九をやったとき、第九の着想自体はもっと若い頃にあった・・というようなことを聞き(読み)かじったが、この曲も第九の先駆的な作品の一つなのか。


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題名のない音楽会(10/30)~「ピアノの巨匠と音楽家たち」~を観て

2016-11-17 23:53:42 | 映画・番組等、各種鑑賞録
今回もかなりイイ特集で、目からウロコなことも多かった。

まず最初のモーツアルト作曲の「ピアノ連弾ソナタ ニ長調」2楽章。若い頃モーツァルトばっかり聴いてたのに、連弾ソナタなんて知らなかった。

開口一番の雰囲気づくりにはピッタリの楽しい曲で気に入った。

で、エルガーの「愛の挨拶」ってピアノ曲だったの? バイオリン曲だと思ってた・・・あわててウィキペディアを見ると、「エルガーはピアノ独奏用、ピアノとヴァイオリン用、小編成の管弦楽などいくつかの版を残した」と書かれていて、バイオリン用もピアノ用もエルガーが作曲したのだとホッとするもつかの間「・・・残したが、全体的に演奏は平易である。」と書かれているではないか。いやいや、綺麗に弾くのはけっして平易ではないぞ~! だれだウィキペディアにこの部分投稿したの! と怒ってもしょうがないので次に行きます。

影響を受けた演奏家について、ゲストの仲道郁代さんと中野翔太さんのトークが良かったと思う。まずは仲道さんおすすめのルービンシュタイン。楽器としてのピアノの音の粒が引き立つ・・というか音色が香り立つような演奏で、確かに素敵だと思った。中野さんおすすめのベネディッティ・ミケランジェリは完璧主義者で、コンサート会場に用意されたピアノの音が悪かったりすると、コンサートをキャンセルしてしまったりしたそうだ。そりゃぁ~困るねぇ・・と言いたくなるが、音色へのこだわりが尋常ではなかったそうで、録音を聴くと、先のルービンシュタインとはまた持ち味が違うものの、素晴らしい音色だと思った。最後に仲道さんおすすめのホロヴィッツだが、気に入ったピアノを他の誰にも弾かさないようにマンハッタンまで持って帰ってしまったりしたそうだ・・・すごい。

ホロヴィッツは鍵盤の手前側で弾いたり奥側を弾いたりして音色を変えている。普通奥側を弾くとキーが硬くて弾きづらいのではないかと思うが、ホロヴィッツの愛用したピアノはもともとキーがめちゃくちゃ軽く、戻りも早いそうだ。そのピアノが番組に登場し、仲道さんと中野さんも弾いてみて、あまりの軽さに別の楽器みたいというセリフが飛び出すほど。

最後仲道さんによる、ホロヴィッツ愛用のピアノによるトロイメライの演奏を聴いたが、キーが軽いだけでなく、かなり共鳴しやすい楽器でもあるようで、なかなかに味わいの深いトロイメライになった。

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蓮田市(埼玉県)のマンホール

2016-11-16 23:21:28 | マンホール見参!
蓮田(はすだ)市のマンホールは、
はすだ~!!
とボケて見せたかったが残念~ん!

スイレンだ~!!

ハスとスイレンは別物のはすだ~!

ハスはヤマモガシ目ハス科ハス属。スイレンはスイレン目スイレン科スイレン属。ということで目から違う・・・まぁ漢字で書くと睡蓮の蓮の字はハスですからね・・・ということが言いたかったのではなく、とりあえず蓮田市という名前は、同僚からこのマンホールの写真をもらって初めて知りました。ごめんなさい。


市の花はスイレンなのに、はなみずきのマンホールもあるのはなぜ?

と思ってよく見ると、はなみずきは市の「花」ではなく市の「木」なんですね。なかなかトリッキー。


こっちはモノクロバージョンのはまみずき。なかなかきれいです。


消火栓マンホールが、消防車じゃなくて纏だとちょっと嬉しいですね。

右上に蓮田市章がありますが、中央に「ハ」「ス」「田」の3文字を組み合わせ、その周りに蓮(はす)の花をかたどり図案化したものだとか。

こっちはスイレンじゃなくて、ちゃんと蓮ですね。

というか、田に見えるところに実は「ハ」と「ス」の文字を隠しているところがなかなかトリッキーというか、よく考えつきますね!

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