さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

千葉氏は平忠常の子孫だった!

2012-01-31 23:32:53 | 読書録
(【読書録】そーなんだ!歴史編106)

しばらく彩雲国物語にかまけている間に、「そーなんだ!歴史編」がたまってしまった。彩雲国を読み終わった後はしばらく呆けてしまい、活字を読む気にならなかったが、ようやく回復してきたので、まずはたまっている「そーなんだ!歴史編」を片付けよう。

「そーなんだ!歴史編」は100巻を過ぎてからは、各県の歴史になっている。歴史も地理も好きな私にとっては、こういう切り口は好きで、地域史を切り口に読み解いていくと、いままで関係のないと思っていた2つの出来事がくっついたり、全国レベルでみると埋もれてしまうようなちょっと美味しい話も発掘できたりする。

106巻目は、千葉県、静岡県、富山県、岡山県がとりあげられており、それぞれに面白いが、とりあえずは今自分が住んでいる千葉県をとりあげてみよう。

私は生まれも育ちも神奈川県横浜市なので、正直千葉の歴史には疎い。今のところに住んでからは、市川市の歴史はそれなりに本を読んだが、千葉県全域になるとお寒い限りで。

だから本巻を読んで、千葉氏が、1028年の平忠常の乱でその名を知られる、平忠常の子孫だったことを知って驚愕した。忠常は京都に護送される途中で死んでしまうが、その子達は罪を許され、「千葉氏」と名乗ったのだそうだ。彼らは平氏の子孫なのに、源頼朝を助け、鎌倉幕府において御家人となり、下総国の守護に任命されたのだ。

☆ ☆ ☆

JR千葉駅の近くに千葉寺という千葉氏ゆかりの寺がある。坂東三十三箇所札所の一つになっているから、30代になりたての頃、ご朱印をもらいに行ったなぁ。だが、それもあって、千葉→千葉氏 と言う連想はすぐできるのだが、じゃぁ、千葉氏って何?と言われるとよく知らないのだ。鎌倉時代に急に活躍し出した一族なのかと思っていた。確かに平忠常の子孫なのであれば、平安初期に千葉氏がいるわけはないのであった。

「千葉氏」という名自体は、実は小学校3~4年の頃から知っていたんだ。それは八犬伝の影響。私は犬阪毛野のファンだったが、彼は千葉自胤(ちば よりたね)の重臣である、粟飯原 胤度(あいはら たねのり)の妾の子という設定なのだ。犬阪毛野は、粟飯原一族を滅ぼした馬加 大記 常武(まくわり だいき)および父を直接討った籠山 逸東太(こみやま いっとうた)を敵として狙うのである。そんないきさつで千葉氏を知ってるのだが、直接は登場しないため、どんな一族なのかは知らなかった。

八犬伝はフィクションだけど、上の設定からも感じ取れる通り、室町時代の千葉氏は内紛を起こしていたのであった。下総・上総で千葉氏が二つに分かれて対立し、そこにつけこんで、武田氏だの里見氏だのが流れ込み、房総は長い間戦乱が続く。ここらへんのぐちゃぐちゃした感じが、滝沢馬琴の創作意欲を書きたてたんだろうか?

戦国時代には、千葉氏は後北条氏と婚姻関係を結ぶことで、後北条氏の支援をもとに所領を守っていた。だが、豊臣秀吉の小田原征伐で後北条氏が滅亡したことにより、千葉氏も所領を没収され、戦国大名としての千葉氏は滅亡してしまった。江戸時代には千葉の大部分が天領となり、残りの土地には1~2万石の小規模な譜代大名が数多く配置され、彼らの領地はしょっちゅう入れ変ったという。(今私が住んでいるところも、もとは天領だもんね。)

千葉氏の名前を知っても、何だか影薄く感じていたのは、そういう複雑な経緯のせいなのか、と初めて納得した。

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劇場版「テンペスト 3D」を観てきた!

2012-01-30 23:40:46 | 映画・番組等、各種鑑賞録
幕末の琉球王国がテーマ。

女性に学問が禁じられていた時代、男になり国を守ろうとした女がいた・・・ってテーマは、最近も別の作品で見たような・・・。でも、仲間由紀恵は大変好演していたし、 谷原章介も良かったし、懐かしい首里城の姿を堪能できたし、画像も美しかった。

いきなり映画を見たから、原作やドラマと比べてどうかというコメントはできないけど、ファンタジー交じりの時代物として、肩肘張らずに楽しめた。

琉球王朝史は若い頃、少しは勉強したはずなのに、色々忘れていたり、知らないことが出てきたのにはちょっとショックだった。

たとえば、王族に対する尊称として、「加那志(がなし)」という言葉を使うのだが、王に対して「首里天加那志」と読んでるのを聞くと、違うと思いつつも、頭の中に「首里天悲し」とか「首里天が梨」とか言う感じが思い浮かんでしまうのだった。

また、科挙に当たる官吏登用試験を、琉球では科試(こうし)と言ったんだそうだが、劇中で「こうし」「こうし」と連呼されても、「こう」の字がなかなか思い浮かばなかった。本場・清の科挙よりも難関だったんだってね。

後宮は「御内原(ウーチバラ)」と言っていた。宮じゃなくて、原っぱなのか・・。

フィクションの要素が強い作品ではあるが、注意深く拾っていけば、それなりに気持ちのよい発見はあるものだ。

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舞浜ユーラシアに行ってきた!

2012-01-30 23:15:01 | ただの日記
一週間連続休暇だったけど、結局どこも行けなかった。あまりに疲れていて、計画を立てられなかったし、いざ休みに入ってみるとやたら寒いし、雪も降るし。

でも、映画2本、DVDでオペラ5本、本2冊、免許更新、気功教室見学、スーツ作る、太極拳教室5回、上野動物園、上野モノレール撮り鉄、ゴヤ展、ソプラノパート会、その他レッスン、オケや合唱の練習等、相当のスケジュールをこなした。それでもどっか行ったと言えるのが上野だけでは寂しいので、太極拳の先生お勧めの舞浜ユーラシアに行ってきた。「近場だけど、旅行で温泉に来たような気分になれる」というので、今の私にはちょうどよいかなと思ったのだ。



東西線浦安駅からちょっと歩いたところから無料送迎バスが出ている。



ホテルとスパが併設されていて、私のように宿泊せずに日帰り温泉を楽しむことも出来るのだ。



ホテルの前はちょっとトロピカルな感じ。

で、結局、風呂+施設利用で、4時間くらいいたね。お風呂は温泉(泉質 ナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性・弱アルカリ性・温泉)に相当する)で、温泉湯を使ったところはちょっと茶色がかっている。露天風呂が二種類あり、浅くて完全に横になれる露天風呂はアジアンな雰囲気でとても気持ちよかった。

その他ジェットバスや、サウナなども。サウナは2種類あって、塩サウナという、塩で自分でマッサージしながら入るサウナ(ペパーミントの香り)と、低温だがじっくり入れるサウナ(ばらの香り)があった。

そこに1時間半くらいうだうだいて、その後足裏マッサージ。(他にも、タイ式マッサージとか、韓国式垢すりとかいろいろあったけど、それは別の機会にしよう。) 本を読みながら横になれるところでしばらく休み、その後食事どころで鴨すきを食べた。



思えば、旅行でホテルなどに泊まっても、私はこんな風にゆっくり過ごしたことは全然ないのだった。近場で旅程を気にしないからこそできるゆったりタイムなのだな。

また、来たいなと思う温泉施設だった。

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カネッラ・ベリーニ・フルーツ・スパークリング・カクテル

2012-01-29 23:56:38 | ふしぎ・お酒発見
思わず飛びついてしまったのは、BELLINIと書いてあったから。BELLINIと言えばイタリアオペラの作曲家(ヴィンチェンツォ・ベリーニ)でしょ~、ほら昨年コンクールでも歌ったし。

だがこのベリーニはワインベースのカクテルのことを言うんだそうな。同じベリーニでもジョヴァンニ・ベリーニというルネッサンス期のイタリアの画家の名前から来ている。1948年にヴェネツィアのバーのオーナーがジョヴァンニ・ベリーニの展覧会の際に作ったのがはじまりとだという。鮮やかなピンク色はベリーニの絵画をイメージしたものとも言われるそうだ。



本当に鮮やかで、綺麗なカクテルだ。白桃の果肉まで入っているので、つるっとしてて口当たりが良い。

そういや、一人暮らし始めた頃って、真夜中に一人でカクテル造って飲んでたな。ピンクレディを飲んでみたくて、レシピ見ながら作ったっけ。今はずぼらに、カクテルは買ってきて飲むものになってしまった。
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【DVD鑑賞録】プッチーニ/歌劇 《蝶々夫人》

2012-01-29 23:10:54 | オペラ・バレエ鑑賞
このオペラも食わず嫌いだった。

デアゴスティーニのオペラコレクションの4巻目に当たり、一応買ってはあったのだが、絶対日本が変な風に描かれているはずだと思ったのと、蝶々夫人役の歌手の顔があまりに濃く、気が強そうで、日本髪が全然似合っていないのとで、見る気にならなかったのである。

だが先日、同じプッチーニのトゥーランドットを見て、実際の中国とは違うけれど、それにあまりこだわらなければ、音楽として、舞台芸術として楽しめることが分かったので、蝶々夫人も見ることにしたのである。

このDVDの出演者は以下の通り。

指揮:ダニエル・オーレン
演出:フランコ・ゼッフィレッリ
演奏:アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団&合唱団
出演:蝶々さん…フィオレンツァ・チェドリンス(ソプラノ)
ピンカートン…マルチェッロ・ジョルダーニ(テノール)
シャープレス…フアン・ポンス(バリトン)
収録場所:アレーナ・ディ・ヴェローナ《2004年収録》

これも先日ヴェルディの《ナブッコ》で言及した、アレーナ・ディ・ヴェローナで収録されたものであるが、冒頭から出没する龍とか仏像とかがある、とても日本的とは思えない岩山など、ツッコミどころは満載。かつ米国海軍士官ピンカートンの身勝手な発言、しかも100円で身請けしたという話などに憤りを感じた。だが、長崎のアメリカ領事のシャープレスはなかなかの人物として描かれており、そこに救いを求めて見続けていると、蝶々夫人の登場場面でぐっと引き込まれた。

フィオレンツァ・チェドリンスさんの声は、大変な美声。特に最初の登場シーン「女達が着きました」では、結婚の喜びに胸を膨らませた十五歳の少女ということで、さらに澄み切った透明度の高い声だ。最初は姿を見せずに声だけが聞こえ、歌が最高潮に達し、聴き手の気持ちをひきつけたところで合唱や群舞の中から蝶々夫人が登場するというプッチーニの考えた手法のおかげで、どんなに主人公の顔が日本人に見えなかろうが、日本髪が似合わなかろうが、どうでもいいことのように思えてくるのである。

っていうか、彼女のこの一曲目で、私は不覚にもウルウル来てしまい、泣いてしまったのである。オペラを観てて、主人公の一曲目で泣いてしまうことなんか初めてである。それほどにフィオレンツァ・チェドリンスさんの声は素晴らしかった。その後、彼女は全幕を通してほとんど歌いっぱなし。歌全体の7割以上は彼女が歌ってたんじゃないかという印象が残るほど出ずっぱりだ。しかもB♭以上の高音の頻度が猛烈に高い。私が泣いた一曲目の終りは、長~いHigh-D。一瞬のHigh-Dというのはいくらでもあるが、ここまで引っ張るHigh-Dは初めて見た。

なので、蝶々夫人役は相当の力量の歌手でないと務まらないだろうなと認識した。

最後のシーンは涙なしでは見れなかったな。おおよその筋は知っていたけれど、ここまで涙を誘うものだったとは。ひとえに主役の歌唱力と演技力、プッチーニの音楽力のたまものである。

劇中には、アメリカ国歌や君が代、その他日本のメロディが所々に効果的に織り込まれていた。蝶々夫人への求婚者でヤマドリという人物が登場するが、まるで長谷川平蔵みたいだった。舞台は明治28年ごろなんだけどね。ただ長谷川平蔵風のかぶりもののお陰で顔がはっきり見えないので、ヤマドリ役の歌手は猛烈に日本人に見えた。知っててわざとやったのかもね。また蝶々夫人の女中役のスズキという女性は、蝶々夫人以上に日本人らしく、好演していた。

なお、長崎には当時このような、日本に駐在する外国人の軍人や商人と婚姻し、現地妻となった女性が多く存在していたが、このオペラにあるような悲劇にまで発展する例はまずなかったようである。蝶々夫人を見ていて、ついついシーボルトの妻、楠本滝を思い出してしまったが、彼女もシーボルト帰国後は別の男性と結婚している。夫に帰国された日本の現地妻達は、それなりにたくましく生きていたのではないか、と思いたい。
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1月28日(土)のつぶやき

2012-01-29 02:52:07 | twitterよりおまとめ投稿
21:41 from Twitter for iPhone 長芋の戦い #歴史上の事件を一文字変えるとどうでもよくなる21:41 from Twitter for iPhone 名誉が命 #歴史上の事件を一文字変えるとどうでもよくなる21:43 from Twitter for iPhone 裸族大移動 #歴史上の事件を一文字変えるとどうでもよくなる21:45 from Twitter for iPhone 本当は怖いミッキーマウス #とりあえず本当は怖いと付けてみよう21:48 from Twitter for iPhone 飲み放題 #4文字で元気になる21:57 from Twitter for iPhone 文学の役 #歴史上の事件を一文字変えるとどうでもよくなる21:59 from Twitter for iPhone 杏仁の乱 #歴史上の事件を一文字変えるとどうでもよくなる22:02 from Twitter for iPhone 第一回石頭政治 #歴史上の事件を一文字変えるとどうでもよくなる22:11 from Twitter for iPhone セコイの乱 #歴史上の事件を一文字変えるとどうでもよくなる22:28 from Twitter for iPhone あかん戦争 #歴史上の事件を一文字変えるとどうでもよくなる22:31 from Twitter for iPhone あらまだ海戦 #歴史上の事件を一文字変えるとどうでもよくなる22:34 from Twitter for iPhone 赤恥の戦い #歴史上の事件を一文字変えるとどうでもよくなる22:36 from Twitter for iPhone ハナラビ法典制定 #歴史上の事件を一文字変えるとどうでもよくなる22:45 from Twitter for iPhone 歯磨きだと思ったらムヒだった! #砂糖だと思っていたら塩だった系勘違い22:47 from Twitter for iPhone マラカスだと思っていたらマスカラだった‥っていうのは古典かな? #砂糖だと思っていたら塩だった系勘違いby ysaburin on Twitter

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八百三の柚味噌

2012-01-29 00:00:32 | 食いしん坊レビュー
正月に義妹から京都の老舗「八白三」の柚味噌をもらった。



こんな可愛い入れ物に入っている。



蓋を開けると、香り高いお味噌がいっぱい詰まっている。

ご飯に乗せたり、野菜スティックにつけたりというのは定番だけど、説明書をみたら「お茶うけに」とか、「パン食にはジャムのかわりに」という使い方も紹介されていた。

確かにスプーンですくって、お茶でも飲みながら舐めてみると、柚の爽やかな香りとお味噌の甘みが口いっぱいに広がる。

で、パンにも・・・というくだりにあまりにびっくりしたので、生まれて初めてパンに柚味噌を塗って食べてみたよ。



う~ん、びっくりするほど普通。だけど味が濃いので、1枚が限度かな。

ご飯の上に乗せて食べた時は、甘みも香りも引き立つのに、パンの上に乗せて食べると、何故か柚の香りも甘みもパンに吸収されてしまって、むしろ塩味が引き立つようになるのって不思議。

ということで、ご飯vsパンでは、ご飯に軍配かな?

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【DVD鑑賞録】ビゼー/歌劇 《カルメン》 -- ドミンゴ&オブラスツォワ

2012-01-28 23:56:01 | オペラ・バレエ鑑賞
カルメンも今まで何かと縁のあるオペラだ。所属オケでカルメン組曲をはじめ、オペラのカルメン(抜粋)の伴奏もやったし、通して見るのもこれで3作目だし。(昨年の春も映画「カルメン(3D)」を観てきたばかり。

どうやら、今年はもっと深い縁が出来そうなので、ずっと買ったままになってたこのデアゴスティーニのカルメンを引っ張り出してきて、どこらへんに合唱があるかなどをチェックしながら見た。

出演者は以下の通り。

指揮:カルロス・クライバー
演出:フランコ・ゼッフィレッリ
演奏:ウィーン国立歌劇場管弦楽団・合唱団/ウィーン少年合唱団
出演:カルメン…エレーナ・オブラスツォワ(メッツォ・ソプラノ)
ドン・ホセ…プラシド・ドミンゴ(テノール)
エスカミーリョ…ユーリ・マズロク(バリトン)
ミカエラ…イゾベル・ブキャナン(ソプラノ)
収録場所:ウィーン国立歌劇場《1978年収録》

きゃー、故カルロス・クライバーと、プラシド・ドミンゴで、イイ男ぶりの競演!

実は今日、指揮のレッスンがあったのだが、指揮の先生はカルロス・クライバーの大ファンで、高校生の時、おこずかいをはたいて初めて自分でチケットを買って行ったコンサートがカルロス・クライバーの来日公演だったとか。「見とれたわ~」とオトメチックにおっしゃる先生を見て、やはりここがプロの音楽家の道を歩んだ人とそうでない私の違いか・・と思った。私が高校生の頃は、ヘルマン・プライが大好きだったけれど、彼の来日公演の時、テレビにかじりつきはしたけれど、私はおこずかいをはたいてまで行こうとは思わなかったから。

さて脱線したが、このDVDでもカルロス・クライバーの指揮はすばらしかった。何よりも、オケピットに入場してきてから、最初の一振りにゾクっと来てしまって。。。。そして一糸乱れぬウィーン国立歌劇場管弦楽団の演奏。。。。う~ん、私もこの曲オケの一員として弾いたんだったよね・・・???でも何か、すごく違う感じ。

カルメン役のエレーナ・オブラスツォワは、声も外見もカルメンにぴったりハマッている。中低音部がとても響く人で、聴いていて羨ましくなる。いままで聴いたカルメンの中で一番いいかも。

そして、プラシド・ドミンゴ・・・・先日のカラフ王子とまるで別人みたいなキャラで、風采の上がらない気弱なドン・ホセを、本当に別人みたいに演じていた。キャラの関係で、一幕目は押さえて歌ってたんだろうと思うけれど、第二幕の《花の歌》で全開! このソロがあるからドン・ホセをやってるんじゃないかと思えるほど、力強く、美しい声だった。そして《花の歌》のソロの後の拍手が止まらないこと。このままこのオペラが終わってしまうんじゃないかと思うほど、拍手が鳴り止まないのである。念のためストップウォッチで計ってみたら、2分43秒も鳴り響いていた。ちょっと間をカットしてあるみたいだったから、本当はもっと長かったのかもしれない。いずれにせよ劇中でここまで長い拍手があるのは聴いたことがなく、膝を立てたままのドミンゴは痛いだろうし、自分の出番がお預けになっているオブラスツォワもつらいだろうし。。。。

エスカミーリョ役は、個人的には、もっと低音が鳴る人にやってもらいたかったな。有名な闘牛士の歌も、低い音はあまり聞こえなくて物足りなかった。
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【DVD鑑賞録】ヨハン・シュトラウス2世/喜歌劇 《こうもり》

2012-01-27 23:50:38 | オペラ・バレエ鑑賞
「こうもり」は、昔から親しんでいるオペレッタで、全体を通して観るのもこれで3作目。全部演出が違うので、毎回楽しめる。ウィーンっ子が大晦日に見て楽しむ気持ちも分かる。年忘れに最高だ。

序曲は所属オケの演奏会で弾いたことがあるし、パソコン通信でのオフ会でも一部歌ったことがあるし。オフ会で軍服を着てオルロフスキー役を演じたせいで、すっかりコスプレのイメージが自分について回る切っ掛けになった。今度は、ロザリンデが歌うチャールダーシュにチャレンジするために、再び観たのである。

このDVDの出演者は以下の通り。

指揮:カルロス・クライバー
演出:オットー・シェンク
演奏:バイエルン国立管弦楽団&合唱団
出演:ロザリンデ…パメラ・コバーン(ソプラノ)
アデーレ…ジャネット・ペリー(ソプラノ)
ファルケ博士…ヴォルフガング・ブレンデル(バリトン)
フランク…ベンノ・クッシェ(バリトン)
オルロフスキー公爵…ブリギッテ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ)
収録場所:バイエルン国立歌劇場 《1986年収録》

いやぁ、出演者の中で一番カッコよかったのは、歌手よりも指揮者の故カルロス・クライバーさんだ! 1986年当時ほんと素敵なおじさまと言う感じで。このDVDも心得たもので、クライバーさんが振っておられる姿を正面から捉えた画像が多く、指揮の様子も十分楽しむことが出来た。

ロザリンデ役のパメラ・コバーンさんは、十朱幸代さんみたいな雰囲気の方。歌も非常に聴きやすく、美しくて好感の持てるロザリンデだった。アデーレ役のジャネット・ペリーさんも若くて可愛くて勢いがある歌手だと思った。

オルロフスキー役のブリギッテ・ファスベンダーさんは、以前《ばらの騎士》のDVDを観た時にオクタヴィアンを演じているのを見たことがある。シュトラウスが何故、オルロフスキー役にズボン役(男装した女性歌手)を持って来ているのか、その意図は分からない(若造を表現したかったのか?)が、ズボン役っていうのは結構大変だと思う。セリフは低い声で、動作は男らしく演じているが、歌になるとGやAなどの高音が頻発する。だからといってアルト声だとまたちょっと違うんだよなー。いやぁ~歌手は大変だと思うよ。

このDVDの演出は非常に良く、特にいいと思ったのが、第二幕のチャールダーシュからシャンパンの歌の間の舞台転換・・・ロビーから食事をする場所にみんなが歩いていくのに合わせて舞台が回転する感じがすごく自然だった。あと劇中のポルカ「雷鳴と稲妻」で、歌手達も一緒になって踊りまくり、最後に大勢でS字型に将棋倒しみたいになるのが、すごかった。

大晦日の定番ということで、上演回数も相当多いだろうから、演出は毎年のように新しい工夫を凝らしているんだろうなぁ。
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アンカー・リバティーエール(アメリカ)

2012-01-27 22:54:37 | 飲めない奴のビール探訪
これは、苦味とコクがしっかりした、美味しいビールでした。アメリカン・ペールエールとしては、まるでお手本のようなビールらしいですね。

ラベルも、古き良きアメリカを思わせる、懐かしい感じがするデザインですね。



琥珀色のこの濃い目の色が、何とも私の好み。苦味だけじゃなくて、ほんのり甘みもある。アメリカ産のカスケードホップを熟成時に添加する(ドライホッピング)ことで、マスカットのようなフレーバーを出しているとのこと。

その爽やかな甘い香りのせいか、つまみはビーフジャーキーでも、韓国のりでも、チョコレートでも全部合う感じ。特にチョコレートとの相性は抜群。

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【DVD鑑賞録】プッチーニ/歌劇 《トゥーランドット》

2012-01-26 23:42:10 | オペラ・バレエ鑑賞
トリノ五輪・フィギュアスケートでの荒川静香選手がフリーでこのオペラの「誰も寝てはならぬ」のテーマを含むバイオリンアレンジ曲を使って金メダルに輝いたことで、日本でのこのオペラの知名度は飛躍的に上がったものと思われる。実は荒川選手以前にも、中国のペアの申雪・趙宏博組もこの曲を使っており、氷のように冷たかった申雪の顔が、演技後半でフワッと笑顔になっていく演技が大変魅力的で、それはそれで荒川選手とはまた違う味を持つ名演であったと思うのである。

私がトゥーランドットについて持っていた認識はそれまでで、あとはピン・ポン・パンとかいう3人の役人が出てくるらしいことぐらいしか知らなかった。このオペラが未完であるということと、私自身のプッチーニに対する無理解、あと西欧人が中国をどう表現できるのかにあまり期待していなかったことなどが原因で、今までこのオペラをあまり見たいと思っていなかった。

だが、このオペラに出てくる女奴隷のリュ-の歌うアリアが、私の声楽レッスンの練習課題の中に入っていることから、その曲を聴くのを第一目的にこのDVDを手に取った。だが、出だしから舞台も演出も歌手も音楽も素晴らしく、休み休み見ていた《ナブッコ》とは大違いに引き込まれ、一気に全部観てしまった。

プッチーニのオーケストレーションがこんなに素晴らしかったなんて、私は知らなかった。十二音技法の発明者であるシェーンベルクも驚かせたというのは非常に分かる気がした。中国古謡の「茉莉花」のメロディーを所々に織り交ぜているし、コミカルな3役人ピン・ポン・パンが出てくるところはあえて中国的和声を増やしているけれど、それ以外は極めて自然な感じで耳に入ってくる。

このDVDの出演者は以下の通り。

指揮:ジェイムズ・レヴァイン
演出:フランコ・ゼッフィレッリ
演奏:メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
出演:名を秘めた王子(カラフ)…プラシド・ドミンゴ(テノール)
トゥーランドット姫…エヴァ・マルトン(ソプラノ)
リュー…レオーナ・ミッチェル(ソプラノ)
ティムール…ポール・プリシュカ(バス)
皇帝アルトゥム…ユグ・キュエノー(テノール)
収録場所:メトロポリタン歌劇場 《1987年収録》

いやはや、プラシド・ドミンゴの格好イイこと! 声もカッコイイし見かけもカッコイイ。帽子をかぶった姿は何となく高橋英樹っぽい。このDVDとセットの冊子の説明を見ると、カラフ王子役には中音域も強い声が出せる英雄的テノール(ヘルデンテノール)の声が求められていると書いてあったが、三大テノールとして名高いドミンゴは実はバリトン出身だったということを今日初めて知った。なので中音域はもともと強いはずなのだ。

それからトゥーランドット姫役のエヴァ・マルトンが素晴らしい。強く勢いのある声で、2幕の長~い高音部を歌いきる。京劇のような衣装もすごく似合ってたわ。私もあんなの着てみたいわ~!

プッチーニ自身が作ったのは、第3幕第1場でリューが死ぬところまでで、それ以降はプッチーニの息子トニオが推したのがフランコ・アルファーノにより作曲されたという。誰も寝てはならぬのメロディーの合唱版等、前に出てきたメロディのリフレインも登場するため、何も知らずに見ていれば、そこで作曲家が交代していることは分からないだろう。

こんないいオペラだったら、何でもっと早く見なかったんだろう・・・とまで思える素晴らしいDVDだった。
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【DVD鑑賞録】ヴェルディ/歌劇 《ナブッコ》

2012-01-26 21:35:32 | オペラ・バレエ鑑賞
今度の4月に所属オケで第九の前プロとしてナブッコ序曲と、合唱「行け、我が想いよ、金色の翼に乗って」の伴奏をするので、勉強のために見てみた。

やはりオペラは音楽の雰囲気で楽しむものじゃなくて、ちゃんと見なきゃだめだな・・・と思ったのがこの一作。

ナブッコって、ハマッ子とか、娘っ子かの響きに似てるじゃない。そうじゃない・・・と頭で否定しつつも、無意識に軽く思ってたんだよね。ナブッコは略称で、本当はナブコドノゾール。日本ではバビロン捕囚を起こした新バビロニアのネブカドネザル2世として知られる人物のことである。

だが、歌劇 《ナブッコ》に出てくるネブカドネザル2世は猛烈に情けない。イタリアオペラに史実を求めてはいけない、という鉄則を私は《アイーダ》で思い知ったが、《ナブッコ》の台本は猛烈に短絡的でおめでたい。このオペラが今まで上演され続けているのは、ひとえにヴェルディによる音楽の力と、作曲当時強国オーストリアなどによって分断支配されていたイタリアの人達の心に、バビロニアの圧政下にあえぐユダヤ人たちの苦悩と解放の物語が響いたことによるのではないだろうか。「行け、我が想いよ、金色の翼に乗って」は第二の国歌とまで言われるほどイタリアでは愛されている。たとえユダヤ人たちを解放したのが、史実ではネブカドネザル2世ではなく、アケメネス朝ペルシャのペルシア王キュロス2世であるのが自明だったとしても。

あと、バビロン捕囚をテーマにしているはずなのに、やたら「アッシリアの民」というのが出てくる。「イスラエル王国→アッシリアに滅ぼされる」、「ユダ王国→新バビロニアに滅ぼされる」の図式で考えていたので、このオペラが時代を混同しているんじゃないかと、頭に「??」マークを浮かべながら聴いていたのだが、調べてみるとユダヤ人達が移住させられた地域はかつてアッシリア人の要塞があったところらしいね。バビロニアがアッシリアの支配を受け、アッシリアが衰えた後に新バビロニアが勃興していることを考えると、アッシリア人がこのオペラの舞台となった地域に沢山いてもおかしくはないわけだ。

このDVDの出演者は以下の通り。

指揮:マウリツィオ・アレーナ
演奏:アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団&合唱団
出演:ナブッコ…レナート・ブルゾン(バリトン)
イズマエーレ…オッタヴィオ・ガラヴェンタ(テノール)
アビガイッレ…ゲーナ・ディミトローヴァ(ソプラノ)
ザッカリア…ディミタル・ペトコフラ(バス)
フェネーナ…ブルーナ・バリオーニ(メゾ・ソプラノ)
収録場所:アレーナ・ディ・ヴェローナ 《1981年収録》

上演されているアレーナ・ディ・ヴェローナは、古代ローマ時代の円形競技場である。実は私は2002年のイタリア旅行で、目の前まで行ったことがある。



ほらね。これがその時の写真。ここは野外ステージとしてオペラなどが演奏されていると聞いて、是非ここで演じられたオペラを録画でいいから見てみたいと思ったものだが、夢がかなったわけだ。

野外劇場なのに、マイクなどの音響装置なしで普通に歌っている。通常のホールでは考えられないような人・人・人・・の山。古代ローマ時代には約25,000人を収容したといわれるこの劇場は、現代のオペラ公演でも約16,000人まで収容可能という。

まさに大合唱付きのオペラが似合う野外劇場だ。合唱隊は遠めにも分かりやすい大きな文様の描かれた服を着て、所々に小隊を作りながら並んでいる。ソリスト達の服装も独特で分かりやすい。悪役のアビガイッレは、第一幕ではまるで青い玉ねぎおばさんのような冠をかぶっている。ナブッコに雷が落ちるシーンなんかも、この劇場にふさわしい大きなスケールで演出された。この大きなステージが火の玉で一瞬何も見えなくなるのだった。

アビガイッレ役のソプラノは、ソプラノでは考えられないほどの低い音までカバーできる、音域の広い、太くて強い声の持ち主でないと務まらない。ソプラノ・ドラマティコの代表的な歌手であったゲーナ・ディミトローヴァはこのアビガイッレとトゥーランドットを当たり役にしていたそうだ。残念ながら今は亡くなっている。だがこの広いステージで彼女の凛とした強い声は、このDVD全体を通して一番印象に残る。また最後に毒盃をあおってよたよたと出てくる場面で、一瞬出てくるPPの高いB♭は、ドキッとするほど素敵だった。

序曲の後半部分の躍動的な部分は、オペラの中では「裏切り者~」とののしる場面だったのだな。序曲の後半が好きで、もしペアのフィギュアスケーターだったら絶対使いたい曲だと思って出勤音楽として何度も聴いたが、オペラ本体での使われ方を知ってちょっと複雑な気分だ。

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【読書録】彩雲国物語(18)~紫闇の玉座(下)~

2012-01-26 15:34:10 | 読書録
雪乃紗衣 作/角川ビーンズ文庫

夢中で読んできた彩雲国物語もついに最終巻。最終巻だけに力入ってて、527ページと、2巻分の分厚さだ。いやぁ~、デビュー作なのにいきなりこんな22巻モノの大作書いちゃう作者はすごいよ。お疲れさまでした。

最終巻だけにコメント書きづらいんで、ちょこっと書くにとどめるけど、ここのところ出番の少なかった紫劉輝が、回想シーンも含め、大活躍(?)するので、劉輝ファンにはお勧めかな。相変わらず謎あり、罠あり、裏切りあり、最後まで誰がどう動くかに目が離せない内容だったな。

あとは読んでのお楽しみだ。

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ペローニ ナストロアズーロ(イタリア)

2012-01-26 15:22:02 | 飲めない奴のビール探訪
イタリアのお酒といえばワインばかりが思い浮かびますが、ちゃんとビールもあるんですね。ペローニはイタリア最大のビールメーカーだとか。



ほら、ちゃんとイタリアでしょ。ナストロ・アズーロとはイタリア語で青いリボン(nastro→リボン、azzurro→青い)という意味だが、このビールがブルーリボン賞を獲ったとかではない。1933年にイタリア船籍のオーシャン・ライナー、レックスがブルーリボン賞を獲得した栄誉を記念して名付けられたんだとか。


栓を開けると、ちょっと青臭いような、日本のビールにはない香り。
グラスに注ぐと色は結構薄い。

でも味はライトではなく、しっかりしている。苦味も相応にあり飲み応えはある。

今日は乾き物食べながらだったけど、次回はイタリア料理に合わせて飲んで見たいビールである。

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紫山芋のジャム(フィリピン)

2012-01-26 09:05:22 | 食いしん坊レビュー~ジャム
太極拳教室が移転して、アジアン食材店から離れてしまったので、しばらく足が遠のいていたのだが、どうしても行きたくなって久しぶりに行ってしまった。



今回の掘り出し物はコレ。そもそも芋のジャムというだけで珍しいのに、紫山芋って何よ。しかも山芋のジャムって。



ビンを良く見るとHALAYA UBEと書いてある。このUBE(ウベ)というのが紫色の山芋のことを言うそうだ。だが山芋と言う言い方が曲者で、正確にはヤムイモの一種だ。植物分類学的には、この芋は

目 : ユリ目 Liliales
科 : ヤマノイモ科 Dioscoreaceae
属 : ヤマノイモ属 Dioscorea
種 : ダイジョ D. alata

と言われ、日本の山芋は

目 : ユリ目 Liliales
科 : ヤマノイモ科 Dioscoreaceae
属 : ヤマノイモ属 Dioscorea
種 : ヤマノイモ Dioscorea japonica

なので同属別種なのだ。

ヤマノイモ科ヤマノイモ属 (Dioscorea) のうち塊根(芋)を食用とする種の総称をヤムイモというのだ。HALAYA UBEの上に、PURPLE YAM と書かれているYAMがそれだね。

ちなみに日本で紫芋と言われるのはサツマイモの紫色の品種だ。サツマイモは

目 : ナス目 Solanales
科 : ヒルガオ科 Convolvulaceae
属 : サツマイモ属 Ipomoea
種 : サツマイモ I. batatas

だ。同じ芋でも全然違うのね。ジャガイモはナス目ナス科だから、ジャガイモとサツマイモの差よりも、サツマイモと山芋の差の方が大きいのかぁ。サトイモはサトイモ目サトイモ科だからまた違うのか。同じねっとり系だから山芋と近いのかと思ってたのに。



さて、思わぬ芋遍歴をしてしまったところで、気を取り直してジャムの話に戻ろう。
これが蓋を開けたところ。モロ、紫色だね。



これがパンに塗ったところ。パンの上に芋ジャムだと、でんぷん+でんぷんなので、結構ボリューム感があってお腹いっぱいになるね。でも爽やかで美味しい。

粘り気はあるようだけど、ヤマノイモみたいにねっとりしているわけでもない。ジャムにしちゃっているから、UBE単体でどれくらい粘り気があるのかどうかはわからないけどね。

フィリピンではUBEはお菓子やケーキに入れたり、ハロハロというデザートのトッピングにもされるそうだ。日本で言えばサツマイモや栗みたいな使われ方をしているということかな。
コメント (4)
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