さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

歯石除去その2~フロスを使え!

2016-03-31 23:27:30 | ただの日記
先日叱られまくったので、心を入れ替えて、ちゃんとした磨き方で毎日歯垢を落とすことを心がけてきたが、本日2回目の歯石除去に行ってきた。

先日は超音波と水で、大きな歯石だけ取ってもらったが、今回はピックのようなもので地道に取り除く作業。意外に快感だった。特に水で口をゆすいで、沢山血片が出てきた時には、「ひゃぁ~沢山出ましたね~」と歓声を上げてしまった。馬鹿だね~私。

で、ここ2週間ばかり歯磨きを頑張ったことに対する衛生士さんのコメントはどうだったかというと、「歯ブラシの届くところは、ほぼちゃんと磨けていますね」だった。

やった!

やればできることを何故今までやらなかったのだろう。

ということは、さておき、今回注意されたのは、フロスをちゃんと使え・・ということ。

フロス・・一応持ってるんだが、



この形のやつなんで、奥歯がちょっと使いづらい。

あと、本当に歯にものが挟まった時ぐらいしか使わないので、一週間に1~2回くらいしか使わない。

それを2日に一度くらいに頻度を上げろというのである。

歯磨きはちゃんとできても、歯と歯の間の歯垢が取れてないし、逆にそこに歯垢が多いからである。

あと、フロスで歯垢を取るには、ただ歯の間を滑られてるだけではだめで、歯の境目の歯周ポケット部分にちゃんと掛かるようにこすらなければならないと。

その歯医者さんおすすめのフロスは冒頭の写真のようにY字型のもの。ちょっと高いけど、奥歯の方が重傷なんで、使いやすいものを選ばないとね。

今回の歯石除去で一番歯石が出てきたのは、右の下奥歯の内側。また左右の奥歯のさらに奥の炎症がひどく、今回歯石を取ったことで炎症が少しおさまれば、さらに下の方にある歯石が取れるようになると思うから、3か月後にまた来るようにと。

あぁ、2回も行ったのに、まだ取り切れてないんかい。

ということで、Y字型のフロスを買ってきた。

3か月後にまた叱られないように頑張ろう。

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アボカド・バナナスムージーにパインを入れてみる!

2016-03-30 23:23:23 | 下手くそ料理帖
昨日つくったアボカドとバナナのスムージーだが、クックパッドを見るといろんなバリエーションがあることがわかる。

その中で目を引いたのは、パインを入れるパターン。

パインを入れるとさわやかになるそうな。

材料も昨日とほとんど同じで行けるので、作ってみた。

参考にしたレシピはこちら。

▼美肌スムージー♡アボカドバナナパイン豆乳
http://cookpad.com/recipe/3501598


 材料(2人分)

 アボカド   半分
 バナナ    1本
 パイン    輪切り3cmくらい
 豆乳     250cc
 水      50cc




パインはこれを使った。カットパインを6切れ。

で、本来水50cc入れないきゃいけないとこなんだが、豆乳250cc入れたところで、私の愛用しているフードプロセッサー・・マジックブレットデラックスがいっぱいになっちゃって、とりあえず水なしで作ってみる。


をを、やはり昨日同様、プリンプリン。

アーモンドを4粒乗せても沈む気配なし。

でも、味は確かにさわやかかな。メープルシロップを入れてないので、甘さは控えめで、程よい酸味が加わった感じ。

2杯目は少し水を入れて、もう一度混ぜてみて・・やや液体感出てきた。


でもアーモンドはしっかり乗る感じ。

そうね・・やはりこの分量通り、水は入れた方がいいわね。

ということで、今日も2人分飲み干して、これだけで晩飯いらない感じ。


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黒ごま、アボカド、バナナのパワースムージー

2016-03-29 23:29:23 | 下手くそ料理帖
アボカドもバナナも大好きな私だが、一緒に食べるとどうなんだろうね。

ちょっと興味を覚えて作ってみた。


作り方は・・というと、材料(2 人分)としてこんだけ用意して、ミキサーで混ぜるだけ。

アボカド       1/2 個
バナナ        1 本
豆乳         300 cc
黒ごま        小さじ 2 杯
メイプルシロップ   大さじ 3 杯

参考にしたのはこのレシピ。
http://www.elle.co.jp/atable/cooking/recipe/1634

ひゃぁぁ、見かけキウイジュースみたいだけど、飲んでみるとプリンプリンで、とってもリッチ。

悪くはないのだけど、この手のものは2人分であることなど気にせずに一瞬でクリアする私なのだが、これに関してはちょうど1人分でおなか一杯になった。
(それでも頑張って2人分飲んだけど)


「食欲のない朝も、これ1杯で元気に!」が謳い文句のこのレシピだが、食欲のある時しか飲めないような気がする。

それでも、おいしいことはおいしい。

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夜の美容院

2016-03-28 23:44:58 | ただの日記
今の私にとって宅急便を受け取るのと美容院に行くのは至難の業。

若い頃は、髪をロングにしていれば、前髪だけ自分で切って、美容院に行くのは半年に一回だけ・・ということはざらにあったのであるが、最近はそういうわけにもいかず・・。

先週末、美容院を予約していたのに行けなくなってしまい、次に行けるのはいつの日かと途方に暮れていたのであるが、新居の近くで夜23時までやってるところを見つけた!

っていうか私が越してきた頃にオープンした店のようだ。

なんとカラーリングの受付も21時までやってる!

ということで、早速予約して行ってきた!

ああ、平日に美容院に行けるなんて、何て幸せなの。

これで休日は心おきなく音楽活動に。

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第九・無事終了!

2016-03-27 23:23:39 | ただの日記
曽我マエストロに厳しくご指導いただいた地元の第九! 盛況のうちに無事終了!

厳しいのは僕ではなくて、ベートーヴェンその人なんだ・・とおっしゃるマエストロ。数々の駄洒落、「アイムソーリー、ひげそーりー」とかが・・もう聞けないのかと思うと寂しいわ。

と、いう話はともかく、オケ(2ndバイオリン)で第九を弾くのは3度目の私だが、今回切に感じたのは、今まで団員それぞれがやってきた、それぞれに思い入れのある第九を気持ちよく弾いていたのでは、ダメなんだなということ。各自気持ちいいところで勝手に遅れて、全体としてはバラバラになってしまう。そこをマエストロにきわめてタイトに締めていただき、気持ちを新たに、他パート(特に細かい音をよく刻んでいるパート)をよく聴きながら合わせていくというの大事さを実感した。

またベートーベンの作品は正しくきっちりやればしっかり答えてくれるということ。たとえば音程が甘い状態でどんなに力強く弾いても響かず、音程をピタッと合わせるだけで、ぐんと響くようになる、はるかにスケール感が出る等。なので、自ら勝手に盛り上がって悦に入って見失うことなく、冷静さを失わずにきっちり書かれていることをやることが正解だ・・というのは、最後の音を弾き終わった後の客席の空気で感じ取れた。

今回は私は生まれて初めての2ndのトップサイド。反省するところ大なのだが、マエストロもコンミスも2ndトップも労せずして視界に入ってくる席は本当においしく、よい経験をさせていただいたと思う。

あと今回ソロを歌ってくださった、若手のソリストさんたちはみなさん本当に素晴らしかった。第九の前に、皆さまのレパートリーを堪能できる第一部が設けられ、私は舞台袖でずっと聴いていたけれど、私もいずれこの歌にチャレンジしてみたいなぁ。。と思う曲もあって、とても楽しく拝聴することができた。

しばらく浸っていたいところだけれど、来週から7月の定演に向けた練習が始まり、待ったなし。4~6月には他にも本番が詰まっており、とにかく少しずつでも毎日やっていかなきゃなぁ~と気を引き締める。

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「調子のよい鍛冶屋による変奏曲」始動!

2016-03-26 22:41:46 | ただの日記
アンサンブルセミナーも終わって、トランペットでも、いよいよ今シーズン取り組んでいく発表会用の曲の練習を開始。

色々悩んだが、「調子のよい鍛冶屋による変奏曲」(ヘンデル作曲=フィッツジェラルド編)をやることにした。

テーマではよりきれいな音を目指し、ヴァリエーションではより的確に鳴らせるよう頑張らなくちゃ。

とりあえずのターゲットは夏のサントリーブルーローズでの発表会だが、トランペットではこのほかコンクール用の課題曲も2曲入ってくるため、1にも2にも計画的に練習をこなさなくっちゃ。

幸い防音室は、家族にも聴いてもらったが、きわめていい感じに防音になっているらしいので、あとは安心して練習に励むべし。

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白茅根(はくぼうこん)と益母草(やくもそう)

2016-03-25 21:58:54 | お散歩・植物観察
先日、中国から来られた医学気功の先生に会いに行ってきた。気功のセミナーの前に自分の健康状態について相談に行ったのであるが、先生は私を遠くからちらっと見ただけで、私が相談しようと思っていた内容をほぼ把握されていたのであった。

もちろん気功をやりながら直していく部分もあるのだが、今飲んでる漢方薬についてもアドバイスいただいた。

今やシベリア霊芝と血府逐於丸を飲んでいるが、選択肢としては悪くないが飲み方が悪いというのである。シベリア霊芝はもっと元気になってから飲むもの、血府逐於丸は特定時期に限定して飲むべきものということだ。

変わって勧められたのが白茅根(はくぼうこん)と益母草(やくもそう)で、お茶代わりに飲むべきと言われた。

で、さっそくいつも処方してもらっている漢方薬屋さんにそのことを相談したのであるが、自分たちの見立てを否定する話に嫌な顔一つせずに「じゃぁ、それに変えてみましょう」ということになった。(ちなみに服用中の漢方薬をこれに変えることでお値段もぐっと安くなるのであったが、それでもとても前向きに対応いただけたので、良心的だなぁと思った。)


漢方薬の薬剤師さんも、そういう選択肢もあり・・だと納得されたようである。逆に、白茅根と益母草を一日にどれくらい飲んだらよいのか・・という量について考えてくださって、

白茅根を一日6グラム、益母草は一日10グラムでやってみましょうということになった。


白茅根はイネ科のチガヤの根茎だ。いつぞや、弟がにやけた顔で、茅の輪くぐりをしている写真が送られてきたことがあったが、あれの根茎が薬だったとはね。

凉血止血、清熱利尿の作用があるそうだ。

一方、益母草は、シソ科のメハジキおよびホソバメハジキの全草で、活血祛瘀、利尿消腫の作用があるとか。


ティーパックに入っていると全然わからないので、煎じ終わったものを袋から出してみるとこんな感じ。

左が益母草で、右が白茅根だ。


こんなふうに保温ポットに入れてしばらく置き、


これが出てきたお茶。

とにかく苦い。

お茶代わりに飲めと言われたけど、続けられるかなぁ。とっても不安。

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おくすり手帳

2016-03-24 23:49:06 | ただの日記
4月からおくすり手帳の取り扱いが変わるらしいが、そういうこととは関係なく、2年前からおくすり手帳を愛用している。

自分が体調を崩すことが多くなったせいもあるが、ジェネリック薬品とか色々出ている中、自分が飲んでる薬の名前をちゃんと言えるのがカッコイイと思うから、薬の名前を覚えるためにつけ始めたのである。

ただおくすり手帳用に薬局がくれるシールは味気ないものであるから、どんな症状の時にその薬をもらったのかとか、初めて飲む薬はその効能と副作用についても、補記するようにしている。

今日はまた新たにおくすり手帳の効用を発見。

以前自宅近くのお医者さんから風邪の時にもらった薬はよく効いて、咳も悪化することなく治癒したのに、何故会社の診療所の薬は効かないのか・・・。

数日前に診療所に行ったのに、薬があまり効かないようだと言って、今日もう一度行ったところ、「痰がからんでいるようなのでムコソルバンを追加しましょう」と言われた。

おくすり手帳に記入しながら、以前自宅近くのお医者さんに行った時の記録を見たら、咳止めのメジコンと一緒にムコソルバンが処方されていた。

そうだよ・・この薬が足りなかったんだ。自宅近くのお医者さんは、咳が出始めたら初期段階で封じ込めるのが大事だと言って、ムコソルバンを最初から処方してくれたんだったな・・。

こういうことを記録しておけば、自分によく合う薬が把握でき、お医者さんが変わってその薬が処方されなかった時も、「これはどうでしょう」と自分から切り出すことができるなぁ・・とおくすり手帳を使って勉強しておく意義を実感したのであった。

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玉ねぎはすごいよ!

2016-03-23 23:58:15 | 意外にすぐれモノ
ここのところ一気に体調を崩してしまって、閉口しているのだが、そんな中の救世主が玉ねぎ!

喉が痛くて、鼻が詰まって、咳が出て・・の悪循環に陥り、右を向いて寝ようとすると右鼻がつまり、左を向くと左がつまり、あおむけに寝ると喉が詰まるので、せき込んで眠れず、初日は3時ごろまで寝床の中で苦しんでいたのだが、ふとフェイスブックで「枕元に玉ねぎを切って置いておくとよい」という投稿があったのを思い出し、冷蔵庫にあった玉ねぎを切ってベッドの近くに置いたところ、効果てきめん! 鼻がすうっと通るようになり、朝まで熟睡。

次の日は前日使った玉ねぎを表面だけ削ってみたが効果がなく、前の日の玉ねぎをさらに半分に割ってみたが、若干インパクトに欠けるため、夜中に追加で新しい玉ねぎを切って置いたら、またぐっすり眠れた。

ということで、もったいながらずに、体調が回復するまでは、一晩で1個玉ねぎを使った方がいいのだな。

マスクをしていても、マスクを通り越してちゃんと鼻やのどに作用してくれるようである。

ということで、このところ、玉ねぎのお陰で生きているような感じになっている。

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シカでシカられまくる

2016-03-22 23:24:36 | ただの日記
この一年で私の年齢の前後10歳ぐらいの知り合いの歯のトラブルの話を8例ぐらい聞いたかな。

急に手術が必要になったとか、あごの骨まで溶けてるだの、いろいろ。

自分も気をつけなきゃいかんなと思いつつ、先日の健康診断で昨年指摘された虫歯(C2レベル2本)をまだ治療していないことと、歯石除去が必要なことを指摘された。

正直、何も痛くない状態では、暇でもない限り歯科に行くのはなかなかに腰が重いのであるが、度重なる知り合いのトラブルも気になっていたので、さっそく歯科に診察の予約を取った。

で、最初にとれた予約が歯石除去だったのだが、いやはや・・相当に叱られた・・というかキツ~く注意されたというか。

私はいままで歯石除去は1度しかやったことがなく、それも10年以上前の話。それ以降足を運んでないのは、その時かなり痛い思いをしたから。

今から考えれば、痛い思いをしたからこそ足しげく通うべきであったのだが。

最初に歯周ポケットの検査をやってもらったが、ほぼすべての歯から出血し、歯茎に関しては全体的に「不健康」のレッテルを張られた。

とにかく歯がちゃんと磨けてないことについて、コンコンと説教された。

我々の子供時代は歯ブラシを縦方向にして磨くように指導され、横はダメと言われていたため、縦方向に磨く癖が抜けないのだ。

またとりあえず口全体が歯磨きの清涼感で埋まれば満足してブラッシングをやめてしまうため、朝晩30秒も磨いてない。診療所では見栄を張って1分磨いてるかのように言ったのだが、1分なんかじゃ全然だめだと叱られ・・・。

今は歯茎と歯の境目を横にこすって、歯周ポケットから歯垢を掻き出すように磨くのが正解なのね。

「あなたの歯石は一回じゃ取り切れません。とりあえず今日は超音波で大きいのだけ取ります」

と言われたが、歯石除去に行ってなかった10年余りの間にずいぶん技術が進歩したことを実感。なぜなら以前は超音波なんか使わず、細いピックみたいので引っ掻かれてるだけだったから、痛いしイライラするばかりだった。今回は前回に比べて、なんか効率的な感じがしたせいか、イライラは少なかった。

とりあえず大きいのを取っただけらしいが、口を水でゆすいだら、血のカスみたいなのが色々出てきて嫌になった。でも舌で歯を触ってみた感じが猛烈にさわやか。歯が一本一本分かれている様子がはっきり感じられるのだ。つまり以前「くっついている」と感じていた部分が歯石だったわけだな。

近日中に、超音波で取りきれなかった歯石をまた取ってもらいに行くのだが、その時また叱られないように、結構最近頑張って、教わった方法で磨いている。1~2日は血が出たけど、最近はちょっと快感になってきたかな。次回診察時になんて言われるかちょっと楽しみ。
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金管アンサンブルセミナー

2016-03-21 23:42:22 | ただの日記
毎年欠かさず参加している、所属音楽教室の金管アンサンブルセミナー(グループ別発表会付き)に、今年も行ってきた。


今年の会場は王子駅前にある北とぴあ。


この高いビルの中にホールやスタジオがいくつもあり、我々が使ったのは、15階のペガサスホールと6階のドームホール。


メインの会場だったペガサスホールは、こんな風な簡易ステージ付き。


15階からは東京スカイツリーも見えるし、


眼下はすばらしきトレインビュー。ちょうどE5系とE6系の連結された新幹線が摂れた!

私は去年に引き続きアドバンスドコース(ホルン、ユーフォ、トランボーンとの合奏)に入り、曲は「The Entertainer」で、3rdトランペットを担当した。

3rdは音域は低いが休みがなく、他パートは2人ずついるのになぜか3rdだけは私1人でやることになり、結構大変だった。

テンポも速いし、事前には「不完全燃焼になるんじゃないか」と師匠が心配していたが、蓋を開けてみたらみなさん素晴らしく、グループ別発表会トリを飾るいい演奏になった。以前シャルパンティエのテデウムをやった時のように、本番演奏中に「見えない力」に助けられたかのような粒のそろった演奏に「いいんじゃね、いいんじゃね」とワクワクしながら演奏する楽しみをもう一度味わうことができた。

また、途中休憩のように挟まっている「ボディーパーカッション」の時間だが、今年は2小節間の「アドリブ」のパートがあり、私のいたチームは、「前後に分かれて腿上げ+こぶし振り上げ『ヘイ』」+「顔太鼓(ムンクの叫びの顔をして、左右の頬を交互に素早くひっぱたきトレモロにする)」をやりたいという私のわがままに付き合ってくださり、他チームと被らない、独創性のあるいい演奏ができた(と思う)。・・顔は相当痛かった。

グループを超えた全体合奏では、スーザの「星条旗よ永遠なれ」の1stトランペットを吹く。吹奏楽をやってない私にとっては手の届かない憧れの曲だったが、原曲とは違う編成なれど、できて嬉しかった。講師演奏が「フロレンティーナ」だったが、いつかそれも演奏できたらいいなと思った。

毎年このセミナーで一緒になる仲間とは、ほとんどが一期一会に近いものの、中にはコンクールや発表会で会う人もあり、再び会った時に恥ずかしい演奏をしたくないという気持ちが、知らない間に自分をレベルアップさせてくれていると思うので、これからもこの貴重なアンサンブルの機会を大切にしたいと思う。

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スマホが線路に落下!

2016-03-20 23:17:20 | ただの日記
今日は、本当にひどい目に遭った。

朝、気功のセミナーに行き、午後から合唱団のメサイヤ練習に行こうと思ったのに、さして混んでもいない電車の中でスマホを見ていたら、某駅で降りる人が私の背中と肘にゴツンとぶつかり、私はドアから見て相当に内側にいたにもかかわらず、衝撃で左手に持っていたスマホが電車の外に投げ出され、ホーム下の線路まで落ちてしまった。

悲鳴を上げたが、あっという間の出来事につき、ぶつかった人が誰だったのかもわからず、そそくさと立ち去られてしまった。私は自分が降りる駅でもないのに仕方なくその駅で降り、ホーム上に駅員さんもおられないので、改札まで事情を話しに行き、そのまま落下現場で待つが、なかなか来てくださらなくて、電車を何台も見送った。

やっと二人の駅員さんがマジックハンドと虫取り網を持って登場し、スマホを拾い上げてくださったが、ケースに入れ保護フィルムも貼ってあるにも関わらず、ディスプレイには見るも無残に無数のヒビが入り、そのヒビが何かのボタンを押しているがために、パスワードがどんどん押されてしまったり、強制終了してもすぐ立ち上がってきてどうしようもない状態。

「他の乗客にぶつかられた衝撃で落とした」旨説明すると、駅員さんたちは「それは申し訳ございませんでした」と謝ってくださった。この人たちが悪いわけではないのに、そのように言われると少しはやり場のない怒りも軽減するものだ。

そういう事故があったものだから、予定を変更してこのスマホを買った店に行くことにした。スマホがなくなったら目覚ましもなくなるし、家関係の大事な電話も受けられないから、連休中に直しておかないとどうしようもない。

幸い、昨年5月に機種変更したばかりで保険も残っていたから、満額ではなく7000円強でディスプレイ交換をすることができたが、修理が終わるまでの90分は、付近で時間をつぶして待たなければならなかったのと、そのあと保護シートを張ってもらう作業で手間取り・・・イライラのし通し。

結局、合唱団の強化練習には行けず。

でもスマホが元通りになって、データも失われずに戻ってきたのは嬉しい。

これからは車内でスマホを見る時は、空いている電車であっても、ドアの空いた時はスマホから目を話して手で握りしめる・・・もしくはドアの近くでスマホをなるべく使わない・・等、気をつけなきゃと思う。もちろん自分も、どんなに急いでいても同じことを他の人にやらないように気を付けようと思う。
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【読書録】≪第九≫虎の巻

2016-03-19 23:34:24 | 読書録
曽我 大介 著/音楽之友社

今度の本番でお世話になるマエストロの著書。本番まで一週間と迫って、今更ながらであるがやっとこの本を入手して読んだ。

副題として「歌う人、弾く人、聴く人のためのガイドブック」とあるが、合唱でもオケでも本番経験のある私にとっては、すべての章が面白かった。

イラストを多用して親しみやすい構成ながら、内容は深く、結構まじめに勉強しないと得られないであろう知識が盛り込まれているので、大変ありがたい本と言える。

長年クラシックを愛好しながら、何故、ハイドンやモーツァルトはあんなに交響曲が多いのか・・と一度や二度は思ったことがあるが、そうした疑問に答えてくれるものはなかったことから、いつしか忘れていた。でもこの本が教えてくれた。ハイドンやモーツァルトの時代の交響曲は音楽会のメインというより、演奏会、イベントなどの開幕・閉幕を告げる音楽で、客入れ、送り出しの意味を持っていたので、音楽会のたびに新しい交響曲を作曲する必要があったのだ。宮仕えしていたので主君の要望に答えて作ったという側面もある。だがベートーヴェンは宮仕えで一生懸命パトロンのために作曲した前時代の作曲家とは異なり、自立した作曲家であったので、じっくりと数年はかけて交響曲を練り上げたので9つしか交響曲を残せなかったが、ベートーヴェンの死後、交響曲は音楽会のメインとしての地位を確立するのであった。

前項で「数年」とは言ったものの、ベートーヴェンがシラーの「歓喜に寄せて」に作曲しようと思ってから、実際に第九が作曲されるまで30年もかかったのだという。興味深いのは、第九が作曲されるまでにベートーヴェンによって作曲された「第九」の落とし子というか、先駆的な作品が紹介されていることである。「皇帝レオポルド2世即位を祝うカンタータ」とか「フィデリオ」の第2幕終曲とか、「合奏幻想曲」とか、歌曲「愛について」とか。そういうのをいると、第九がいかに練りに練った曲であるかがわかる。

また、ベートーヴェンの死後、第九の演奏にあたってなされた解釈か、メロディラインの補強とか、どのような手が入れられて演奏されてきたか・・などとい話題もあるし、そもそものシラーの原詩に迫り、フランス革命前夜に流行した「集いの歌」のスタイルをとっているとか、なかなかに目から鱗である。

職場合唱団で第九をやった時も、この本は推薦図書に入っていたのだが、その時は読んでいる心理的な余裕がなかった。でもようやく読むチャンスに巡り合えてよかったなと思う。

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【読書録】糖質制限の真実

2016-03-18 23:38:23 | 読書録
山田 悟 著/幻冬舎新書

仲良しの昼友男子の一人が糖尿病になってしまった。明日は我が身とどよめく仲間たちの中で回し読みされてるのが、当人が入院中に買ったこの本。この本の著者が主治医とのこと。

読みやすく受け入れられやすい内容であると、好評だったので私も読んでみた。

確かに前半は大変読みやすい。ここ10年で栄養学は相当に変わったらしいが、従来言われていたような「総カロリーを減らせ」「脂質を摂るな」という考え方ではなく、「糖質だけを制限する」食事をした方が、糖尿病対策だけでなく、心筋梗塞や脳卒中対策としても有効である点が謳われている。

また健康診断などでは空腹時血糖値がよく計られるが、食後の血糖値や、空腹時血糖値との差異の大きさの方が問題であり、アップダウンが激しすぎると認知症の原因にもなるというのである。

日本人はもともとインスリンの分泌が少な目なので、やせた人でも糖尿病にかかるリスクがアメリカ人などに比べて高いそうだが、逆にインスリンが出すぎる高インスリン血症も問題だという。インスリンは脂肪細胞の取り込み口を開かせるため細胞にエネルギーが入っていき、太る原因になる他、インスリン自体にガン細胞を増殖させる働きがあるとも言われているそうだ。私は、若い頃から、夕方よく低血糖に陥り、手が震えたり気分が悪くなったりするのが悩みであったが、こういう反応性低血糖の短期的な解除法は糖質を摂って血糖値を上げることであるが、予防法としては日常的に食事を低糖質のものにしてインシュリンも出すぎないようにするという考え方が必要だそうだ。確か、これ、若い頃診療所のお医者さんに相談して同じことを言われたのであるが、甘いもの大好きな私は日常的に糖質を抑えるなんていうことが耐えられるはずがないと思い、聞く耳を持たなかったが、今ならもう少し素直になれると思う。

食事も白いご飯だけを食べるより、肉や魚、油と一緒に食べた方が血糖値の上昇を防げるそうだ。当たり前のことかもしれないけど、おなかがすいた時てっとりばやく腹を満たすのに、つい菓子パンとかおにぎりとか食べてしまう私は注意した方がいいということだ。バンもバターを塗って食べたほうがいい・・というのはバター大好きな私にとっては朗報。ナッツ類も摂った方がよいようで、ナッツ大好きな私は大喜び。

著者が提唱するのはロカボ(ローカーボハイドレード)食。炭水化物抜きダイエットとはまた違う。炭水化物を抜くと一緒に含まれている食物繊維も抜くことになってしまう。ロカボはゆるいので続けやすい・・ということであるが、実際にやるとなると私の今の食事は相当に改善を要するようである。たとえばご飯は一食70グラムにして、おかずをいっぱい食べようということなのだが、70グラムってどれくらいの量かと思って、いつも一食分ずつラップにくるんで冷凍しているご飯の重さを量ってみたら、180グラムだった!!

あああ、ご飯を半分以下にするなんて、ご飯大好きな私にとってはキツイことなのだが、少しずつ減らしてってみようかな・・うんうん。

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題名のない音楽会(3/13)~「アメリカン・クラシックの音楽会」~を観て

2016-03-17 23:49:23 | 映画・番組等、各種鑑賞録
日比谷公会堂って休館しちゃうのかぁ。

っていうか、私は行ったことないし、音楽ホールというよりも、政治的なイベントの場のように思ってきた。この番組では2回に分けて、日比谷公会堂休館前特集をやるようであるが、この回がその1回目。テレビカメラを通してみる日比谷公会堂のホール・・すばらしいスケール感。立派なホールだなぁ。

今回の特集は井上道義さんの指揮によるアメリカン・クラシック。

井上道義さんの独特な指揮・・なんだかとってもアメリカンでかっこいい。

ただ、アメリカンクラシックって、ノリが良くて、かっこいいけど、演奏者にとってはとっても難しい・・・ガーシュウィンにしても、バーンスタインにしても、コープランドにしても。。

曲を聴いていて、難しかった思い出が頭をもたげてきて素直になれない。たとえ「ウエスト・サイド・ストーリー」のマンボみたいな楽しい曲を聴いているときも。

まぁ、たとえ難しくてもいろんなジャンルの音楽を経験しておくことは、内面の肥やしになることなので、素直に楽しむ気持ちを忘れないようにしたいと思う。

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