花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設16年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調が重なり、家の回りの生活が主になった。

「北欧の旅」(10)

2014年06月27日 | 海外旅行「北欧」デンマーク、スエーデン、ノルウエイ、フィンランド

《ノルウエーからスエーデンへ》(1)

ノルウエーの「ベルゲン」では、世界遺産の「ブリッケン地区」を見学後、ロープウエーで「ロイエン山」に行って町と港を見下ろしたり、港の魚市場を散策したりした。
しかし残念な事にカメラの電池が切れたらしい。写っていた4枚の写真だけ載せる。

 

 

6日目は、ホテルから「ベルゲン空港」に行き、11時発のスウェーデンの「ストックホルム」行きに乗った。
朝6時に部屋で家から持参した米を炊き、お握りを作ったのを機内で食べた。久し振りの海苔と梅干の味が美味しかった。

12;20には「ストックホルム」空港に着いたが、入国検査で手間取った。
「スウェーデン」は、日本の1.2倍と言う北欧最大の面積を有する国で、人口は960万人、正式名は「スウェーデン王国」。9世紀頃「ヴァイキング」の名で海洋民族として名を馳せた歴史がある

バスに乗ると現地ガイドが、通貨「スウェーデンクローナ」について説明した。みやげ物には25%の消費税が内税になっていること、日本までのはがきと20gまでの封書の切手は14クローネ、約240円することなどを話した。(成田空港で交換したレートは、1クローネ=20円だったので、280円になる。こんな高い国は初めてだった)

首都「ストックホルム」は、「メーラレン湖」に浮かぶ14の島、郊外の島も入れると24,000もの島からなっている街だ。中でも13世紀にスタッツホルメン島に築かれた王宮を中心とする旧市街は、『ガムラ・スタン』と言われていて、そこを中心に近現代の都市計画がされたという。

①「市庁舎」
市内観光の最初の見学場所は「市庁舎」だった。ここは毎年12月10日に「ノーベル賞」受賞者の晩餐会が行われる場所だ。
この建物は1911年~23年にかけて「メーラレン湖」の傍に106mの塔があり、赤レンガで建てられた。建築様式は私が初めて聞く北欧中世風の「ナショナルロマン様式」だという。とに角、豪華な内装のこんな「市庁舎」は、今迄行った国では見た事がない。

公式行事があると内部の見学はできないのだが、この日はラッキーだった。一度中庭に入り写真を撮った。中庭には車椅子の人なども自由に出入りができるようになっていた。

   

それから裏庭に出て湖を見た。対岸左奥に鋭い尖塔がある「リッダーホルム教会」が見えた。



大広間に入った。高い所に造られている窓から自然光を取り入れるデザインは、北欧らしいと思った。ここはコンサートや各種の議場として使われているらしい。天井下の金色の装飾は、音楽の神々をデザインしたのだろうか。

 



次に階段を登って市議会の「議会室」に入った。3階の左右に議場を見下ろす傍聴席があった。天井はヴァイキングの船の様式を模した木造吹き抜けになっていて、そのデザインの素晴らしさに目を見張った。こんな場所で会議をするなら、おかしな野次などは出ないだろうと思った。

 

それから「黄金の間」に入った。1800万枚の金箔モザイクを貼った絢爛豪華な光輝く壁には「メーラレン湖の女神」が、片手に西洋、もう一方の手に東洋を持つ独特な姿にデザインされて描かれていて、一度見た人は生涯忘れられないだろうと思う室内装飾だった。
この部屋で「ノーベル賞」受賞者達の舞踏会が行われるという。

 

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