花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

「イラン」の旅(9)

2015年10月25日 | 海外旅行「中近東Ⅰ」イラン

≪「シーラーズ」市内観光≫(3)

⑤「ヴァキールの市場」

城砦前を横切ると人々で賑わうレンガ造りの市場に案内された。一つ一つの店の占有面積は小さいが、日用品、衣料品、食品、特産物、絨毯、銀細工など多様な商品が売られていた。



        



        

市場の奥は中庭になっていた。30分程自由時間があったが、結局店を覗いただけだった。



⑥「ハーフェズ廟」

イランでもっとも親しまれている詩人が「シーラーズ」で生まれ、ここで生活した「ハーフェズ」(1325~1389年)だ。棺には彼が詠んだ詩が刻まれていて、訪れる人が朗読していた。
                    
 



⑦「アリー・エブネ・ハムゼ聖廟」

この聖廟に着いたのは最も気温が高い(多分32度位はあったと思う)午後3時頃だった。入り口を入ると女性だけに「チャドル」が用意されていた。しかも保温性の高いアクリル製だった。私達は「スカーフ」の上にさらにこれを纏う事になり、汗が滲んだ。
中庭には足元に墓が沢山造られていて、墓石を踏みながら聖廟に向かった
靴を脱いで中に入ると、何と内部は眩しいほどの総ガラスモザイク貼りだったので驚いた。



 

⑧「クルアーン門」

かっては町の東西南北に門があったが、今残っている唯一の門がこれ。市から北東のイスファハーン、ペルセポリス方面に行く際に通る門で、18世紀に「キャリ・ハーン」が建立した。門の上に「コーラン」が置いてあったという。
行ったのは、夕闇が迫る頃だった。今は門の横に道路ができていて、門の内側は公園になっていた。静かに下を向いている老人の像は、14世紀の詩人「ハージュ・ケルマーニー」だそう。

 

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