花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

「インド旅行」(13)

2013年12月14日 | 海外旅行「南アジアⅠ」インド

≪「ダージリン」周辺の観光≫

「トイ・トレイン」乗車体験終了後、「グーム僧院」と 「チベット難民センター」「ヒマラヤ登山学院」の見学に行った。
「グーム僧院」は1850年に創建されたところで、チベット仏教の寺院と僧房があった。
ヒマラヤ山脈の向こうにネパールや中国のチベット自治区があるこの地には、チベット仏教を信仰する人たちが山を越えて来て以来、信仰を守り伝えているのだろう。

   

「チベット難民センター」に行くには、急傾斜の山肌に作られた狭い道を登るしか道が無かったので、危険この上ない走行振りに冷や汗が出た。
この施設は1959年に中国から亡命して来たチベット難民の自立を支援するためにできたという。何棟かの建物が建っていた。

その一つでは、老婦人達が糸車を使って羊毛を紡いでいた。また別の建物では、糸から敷物を織っていた。民族的な小物や絨毯を売る店もあった。みんな優しかった。

  

「ヒマラヤ登山学院」は、駐車場で車を降りてから10分程坂を上った先にあり、壁一面に登山の影絵が描かれていた。
また、直ぐ傍には「ヒマラヤ登山博物館」が併設されていて、ヒマラヤ登山の全記録が展示されていた。(写真撮影は禁止だった)
1953年5月29日に人類初のエヴェレスト登頂に成功した「テンジン・ノルゲイ」と「エドモンド・ヒラリー」のその時の登山服や靴、ロープなども展示されていたが、余りの簡単な装備に驚いた。前庭には模型が作ってあった。

また、日本人登山家「田部井淳子さん」が、1975年女性としてエベレストの初登頂に成功した時の写真と記録もあり、日本人として誇らしかった。
(現地ガイドが「女の子として初めてだった日本人の記録もあります。」と見学前に説明したので、見学後、私は彼に「展示には女性登山家とありますから、『女の子』ではなく、これからは『女性』と言ってくださいと頼んだ)

  

「登山学院」の下は、傾斜地を利用して「パダマジャ・ナイドゥ」動物公園が作られていた。
ここには絶滅危惧種を中心にした動物が集められていたが、レッサーパンダ、ユキ豹、黒豹、狼、この地方の熊や平らな角のヘラ鹿などが珍しかった。それぞれの囲いが凄く広かったので、どこに居るのか探すのも大変だった。

  

  

この後、紅茶店に案内されたが、外国人向けの店らしくかなり高価な価格が付けられていたので、その店で私は買わなかった。



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