大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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新疆ウイグル自治区 クチャ警察襲撃 

2008年08月10日 19時33分18秒 | チベット・新疆ウイグル問題
中国国営新華社通信によると、新疆ウイグル自治区中部のクチャ県の中心街で10日未明、武装グループ15人が公安(警察)局などを襲撃し、公安局での爆発や、警察側の応戦などで容疑者7人と警備員1人の計8人が死亡した。8日から北京で始まっている五輪の妨害を狙ったウイグル独立派によるテロ事件の可能性が高い。

 襲撃は午前2時半(日本時間同3時半)ごろから4時にかけて発生。武装グループが手製の爆発物を積んだ三輪バイクに乗って公安局と工商管理事務所などに突入し、警察車両2台を爆破した。爆発で警備員1人が死亡、警官2人と民間人2人が負傷した。警察側は銃で応戦し、容疑者のうち1人を射殺、1人を拘束したが、別の1人は自殺し、残る1人は重傷を負った。また、午前8時ごろ、警察は現場近くの市場に隠れていた容疑者5人を発見。容疑者が爆発物を投げてきたため2人を射殺した。残る3人は自爆した。

 クチャは天山山脈の南部に位置し、自治区の区都ウルムチから西に約740キロにある。人口は約40万。ウイグル人を中心に多くの少数民族が居住する。古代のシルクロードの要衝の一つとしても知られ、日本人を含む外国人観光客に人気が高い。

 今月4日には同自治区カシュガルで、国境警備に当たる武装警察部隊が襲撃され、警官16人が死亡し、16人が重軽傷を負った。公安当局は、ウイグル独立派によるテロ攻撃と断定している。


香港の人権団体、中国人権民主化運動ニュースセンターは10日、中国新疆ウイグル自治区クチャ県で同日未明に起きた警察襲撃事件で、人民解放軍の兵士1万人以上が出動し、クチャ県に通じるすべての道路を封鎖して容疑者の行方を追っていると伝えた。
(写真はクチャでホテルの警備に当たる人民解放軍兵士)