大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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フィリピン当局、カジノ開発めぐるユニバーサル賄賂問題を調査へ

2012年11月19日 21時05分20秒 | 注目すべき話題
パチスロ機メーカーのユニバーサルエンターテインメントがマニラで建設している巨大カジノリゾートをめぐり、同社の岡田和生会長が経営する子会社がフィリピンのカジノ規制当局首脳の側近に多額の賄賂を贈ったとされる問題で、アキノ大統領のスポークスマンは19日、フィリピンの当局が捜査を開始する方針だと明らかにした。

アキノ大統領のスポークスマン、エドウィン・ラシエルダ氏は、記者団に「賄賂を通じて(カジノの)ライセンスを取得したことを示す証拠があれば、契約の破棄を検討する理由になる」とした上で、「そうした行為が受け入れられないのは明らかだ。しかし、それには適切なプロセスを経なくてはならない」と語り、司法省が捜査を要請されたと明らかにした。

ロイターは16日、ユニバーサルの子会社が2010年5月に、フィリピンでカジノ事業を監督するフィリピン娯楽賭博公社(PAGCOR)のヘニュイーノ会長(当時)の側近で、公社のコンサルタントを務めていたロドルフォ・ソリアーノ氏に賄賂を支払ったと伝えていた。これを受け、19日の東京市場ではユニバーサル株が11%下落し、9カ月ぶり安値をつけた。ユニバーサルのスポークスマンは、現時点でコメントすることはないとしている。

PAGCORは19日にこの問題について声明を発表し、ロイターの報道には「重大な問題」が含まれていると指摘、捜査当局に対し「伝えられている賄賂問題について全容を明らかにする」よう求めた。また、フィリピン当局は米連邦捜査局(FBI)と協力すべきだとの考えを示した。一方、フィリピン政府に対してユニバーサルのカジノ開発プロジェクト中止を求めている国会議員は、議会でこの問題に関する公聴会を開催するよう求めた。


@マルハン/ユニバーサルといえば日本のカジノ構想では必ず名前が上がる企業ですね。でも、FBIが絡んでくるということは・・・・という事なのでしょうか。

参考:一方、カンボジアで最大の商業銀行といえば、マルハンが全額出資で2008年に設立した「マルハンジャパン銀行」。マルハンジャパンはカンボジア国内の商業銀行中(30行)、最大規模で年内にミャンマーのヤンゴンに一般顧客向けの店舗を開設予定。アジアのあちらこちらのリゾートにカジノができるんでしょうね。

参考:ユニバーサルは、日本企業として初めてフィリピン政府の認可を得て、マニラで巨大カジノリゾートを建設中だが、資金が流れた2010年は同プロジェクトに対する外資規制の許認可や、用地取得のトラブル解決を規制当局に働きかけていた時期と一致している。米国調査の行方次第では、ユニバーサルが米国で持つカジノライセンスや、フィリピンの事業そのものに影響する可能性があるとみられている。