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「ハワイにおける伝統的な浄心行 ホ・オポノポノとは、?」

2014-11-29 08:59:24 | 日本

「生命の実相」の中で説かれている浄心行とは、自己の潜在意識の奥深くに眠っている、過去に経験した怒り、恨み、等のマイナス的な心の想念を半紙に書き出し、真理の言葉(お経等)を唱えながら焼却し、心を浄化する行である。さすれば潜在意識の奥深くに眠っていたマイナスの意識が浄化されるという。

日常生活に影響を与えているのは、潜在意識が95%で、現在意識が5%であると言われている。自分が右の方向に行こうと思っても、潜在意識の思いが左方向に動いておれば、なかなか右に行くことが出来ず、寧ろ反対の左方向へと行ってしまう。これは潜在意識の影響である。よって潜在意識を浄化すれば、真っ直ぐ、すなおに右へと行くことが出来るようになる。

今回はハワイにおける伝統的な浄心行「ホ・オポノポノ」について学ぶ。



◎ホ・オポノポノとは

ホ・オポノポノとは「全責任を負う」ことを原理とするハワイに伝わる癒しの方法である。1980年代にモナ・シメオナ(1913年-1992年。1983年には本願寺ホノルル別院とハワイ州議会によって、ハワイの「人間州宝」に認定された人物) は、個人で行うための新しいホ・オポノポノを創始し、これをセルフ・アイデンティティ・ホ・オポノポノ (ホ・オポノポノによる自己同一性)と名付けた。この実践法は、自らが全責任を負う思想に則っており、モナは「ある人が人生の一切について責任を取るとは、彼が見、聞き、味わい、触れるすべてのことの責任を取ることである。そしてあらゆる経験は、彼の人生に存在するが故に、その人の責任が伴う」と教えた。また「全責任とは、万物が人間の内面からの投影として存在し、問題は外部世界の現実にあるのではなく、我々自身と共にあり、現実を変えるためには、我々はまず自らを変えねばならない」と説いた。モナによるホ・オポノポノは、14段階のプロセスを踏むことで精神をカルマの呪縛から解放することを目指す。

モナの没後、ホ・オポノポノは主に彼女の弟子であるイハレアカラ・ヒューレンによって継承され、世界各地で教えられている。ヒューレンによるホ・オポノポノは自らの記憶に向けて、

「どの記憶が問題を引き起こしているのだろうか」と問いかけた後、

「ありがとう」
「ごめんね」
「許してね」
「愛しているよ」

の言葉を繰り返すことで実践される。なおヒューレンによれば、この繰り返しは4つの言葉のうち1つの言葉を繰り返して言っても良いが、4つの言葉を1セットとして、1セットずつ繰り返すほうがより効果が大きいという。


◎クリーニングツール

「ありがとう」「ごめんね」「許してね」「愛しているよ」言葉以外の潜在意識を変換してクリーニングする。
これは思いどおりに生きられる魔法「ホ・オポノポノ」の言葉である。

こう聞くと、「宝くじが当たる」「出世する」「恋人ができる」などの願いがかなえられると思う人も多いが残念ながら、ホ・オポノポノは宝くじが当たる開運法でも、自分を高める自己啓発法でもない。

しかし、もしも今、あなたがなにか問題を抱え、人生に行き詰まりを感じているなら、ホ・オポノポノはその問題を解決できる唯一の方法である。ホ・オポノポノは、あなたが「思うように生きられない原因」を取り除く。


◎イハレアカラ・ヒュー・レン博士の日記より

・ホ・オポノポノは簡単な方法で潜在意識にある負の記憶を消去する(“クリーニング”と言う)ことで、神聖なる知性からのインスピレーションが降りてくることを可能にする。

ホ・オポノポノの方法の基本は、自分自身に「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」と言うことである。ホ・オポノポノの実践はこれら4つの言葉を言って、自分自身を浄化し続けることである。

・この方法のすごい所は、別に信じていなくても効果がある所である。
嫌な流れを断ち切る方法である。だから、ちょっと人生が嫌になったとき、何も信じれなくなったとき何でこんな目にって思ったとき、騙されたと思ってぜひ使ってみて欲しい。

・「ホ・オポノポノ」で重要なのは自分が認識する世界はすべて自分が創り出したもので、「100%自分の責任」であるということを認めることである。目の前にある問題は自分の内側にある問題なのである。


◎クリーニングのやり方はシンプル。

なにかの出来事に遭遇したら、「私の潜在意識の中のなんの記憶が原因で、このことを経験しているのだろう」と、あなたの潜在意識に話しかけて欲しい。
そして「ありがとう・愛しているよ・ありがとう・愛しているよ・ありがとう・愛しているよ」これだけを唱える。機械的にクリーニングすれば、潜在意識が原因となる記憶を見つけ出し、後は神聖なる存在が消去してくれる。

日ごろ、わたしたちはすべての行動のほとんどクリーニングせずに行っている。ところがクリーニングをすればするほど、潜在意識が大切なことをどんどん教えてくれるようになり、もっと多くのいろいろな声(インスピレーション)が聞き取れるようになる。
人生を通して、大きな自然の流れに沿うことができる。

潜在意識は、感情を通して現在意識と交流する。つまり潜在意識の声とは、現在意識が感じる感情や感覚のことである。

例えば、理不尽なことを言われてカッとなった。この怒りの感情が、潜在意識の声であり、潜在意識が見せてくれる記憶である。友達に誘われたけど、ほんとうは行きたくない。それも潜在意識の声である。日本語でいう「本音」に近いかもしれない。
ところが、たいていの現在意識は潜在意識の声を無視している。自分のやりたいようにやって、潜在意識の感情を抑えこんでしまう。こんなとき、潜在意識はとても傷つく。

ただ、間違えないで欲しいのは、潜在意識の声に応えることと、本音で生きることは違うということである。潜在意識が「これは嫌い!」と言ったからといって、「じゃあやめましょう」というは、正しいかかわり方ではない。また、いやな目に遭い、潜在意識が怒ったとして、怒りに身を任せることも間違っている。


◎基本形のホ・オポノポノのやり方

先ずは、あなたが いやだと思っていることで思い浮かぶことを挙げる。

例えば、「お金がない」ことだとする。

この場合、お金がないという考えは、あなたの潜在意識にどっぷり本当のこととして認識されているので、ここでどんなに普通の潜在意識開発をしても効果が得られない。
つまり この状態のまま「わたしはお金持ちになりつつある」と言ったところで潜在意識は反発してしまって、現実は「お金持ちにそう簡単になれるはずないよ」という感情でいっぱいなわけである。

そこでホ・オポノポノの登場である。

このお金がないという情報(過去からの潜在意識に刻まれている情報)をリセットしてしまう。ホ・オポノポノでは「クリーニング」と呼んでいる。

「お金がない」という情報に対して「ごめんね。許してね。ありがとう。愛しているよと心の中で唱える。

普通の潜在意識開発の場合は声に出していうことが大前提だが、ホ・オポノポノでは心の中で唱えるだけでよい。

「ごめんね。許してね。ありがとう。愛しているよ。」と、これを繰り返して自分の感情(情報)クリーニングしているとお金がないという潜在意識に認識されている情報がクリーニング(リセット)されてまうという現象が現れる。

不思議なことだが試してみると効果がわかる。


◎アイスブルー

「アイスブルー」と言いながら植物に触れると、痛みに対するクリーニングが行われる

ブルー・ソーラー・ウォーター - 青いガラスのボトル(焼酎やお酒、ワインなどのボトルで青いものを利用して構わない)に水を入れ、プラスチックの蓋をする(ない場合はラップと輪ゴムで蓋をする)。このボトルを太陽光に30分から1時間さらす。このブルー・ソーラー・ウォーターを飲むと「愛している」と言うのと同じ効果がある。


◎人生の目的

それは、「ほんとうの自分」になること。
「ほんとうの自分」とは、神聖なる存在が創造したその正しい形、つまり無(ゼロ)と無限である状態である。






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