GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

SONY DSC-RX10 III

2016年03月31日 21時46分42秒 | デジタルガジェット

600mmでしか捉えられない世界があります。スタジアムの観客席から見るスター選手
の表情。対岸でしばし羽を休めているカワセミ。レインコンディションの中、水しぶき
をあげて唸るF1マシンのホイールベース。600mmならば、それが手の中に。

1インチセンサー搭載の高倍率ズームカメラDSC-RX10 II が、自慢のズームレンズを
新設計。上位モデルDSC-RX10 IIIとしてラインナップに加わりました。ズームレンズ
の倍率は現行24-200mmからなんと一気に24-600mmと大幅にズーム領域を広げて
きました。

レンズのF値はF2.4-4。テレ側600mmでもF4というのはなかなかの明るさです。
もし一眼レフで600mmのレンズを入手しようとしたら、軽く100万円コース。
一般人にはとても手の届く代物ではありませんが、この一体型ならばありえます。
魅惑の超望遠。手振れ対策が気になります。
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>>> 新製品ニュース

椿寿庵(ちんじゅあん) ~蝦夷錦(えぞにしき)~

2016年03月26日 22時02分27秒 | トラベルフォト

奈良 大和郡山の椿寿庵(ちんじゅあん)。ハウスの中の鉢植え椿を順に見て回る
うち、ふいに華やかな視線を感じました。花の中心にある蕊(しべ)をしっかりと
結び、まっすぐにこちらを見据えた鮮やかな表情。その椿の名は、
”蝦夷錦(えぞにしき)”。

天下泰平の江戸時代。大名や旗本、裕福な町人たちが育む、華やかな元禄文化に
よって生み出された江戸椿。蝦夷錦はその中の一つ。洗練されたその姿。華やかな
印象を持つその色彩は、そんな時代の空気を感じさせてくれます。

赤や白やピンクなど、鮮やかな色彩を纏った椿の花が多い中、白地の花にまるで
アートのように赤い筆を入れたような、絞(しぼり)の柄もまた椿ならでは。縦絞
八重咲き中輪というのが蝦夷錦の特徴。本当に美しい、絵のような花です。
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>>> 花鳥風月、奈良の色。

霧の東京ビッグサイト

2016年03月23日 22時35分49秒 | トラベルフォト

3月8日。この日の東京は白い朝。都下全域が霧に包まれていました。前夜から都心を
包み込んだ広域の霧が、翌朝になっても消えることがありませんでした。この霧、東京
だけでなく、北海道から九州まで濃霧注意報が発令されたという、非常に珍しい現象。

この霧、どうやら海から来ているようです。この日湾岸エリアに来てみると、お台場に
ある様々な施設が真っ白な霧で染まり、これまで見たことがないような不思議な光景を
見せています。りんかい線 国際展示場駅から東京ビッグサイトへ向かう大通りに出て
みると、この通り。

ゆりかもめのモノレール越しに姿を見せるビッグサイトの姿が、向かって左から次々に
流れ込んでくる白い霧に覆われて、何やら映画のワンシーンのよう。ゴジラでも出て
きそうな雰囲気だなぁ…と思いながら、モノクロの世界をモノクロフィルターで撮って
みました。シュールな世界です。
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>>> 東京スナップ!

上野桜木あたり みんなのざしき

2016年03月21日 15時46分06秒 | トラベルフォト

上野桜木あたりの入り口に掲げられた幟(のぼり)を横目に、みんなのろじをまっすぐ
に進むと、突き当りの左手に建つ一軒の家。こちらも1938年築の三軒家のうちの一つ。
昭和時代の空気をしっかりと漂わせているこの家は、多目的スペース「みんなのざしき」。

「みんなのざしき」は元 茶室として使われていました。したがって、人を招き入れる
ための設備は整っています。上野桜木あたりの1号棟、2号棟にテナント入居している
ショップへ訪れる人や、地域の住民同士のコミュニティを育むためのイベントを、
この場所で不定期に開催しています。

この日のイベントはお休み。昔懐かしい木枠の引き戸でできた玄関の脇から、ふと
ガラス越しに中を見ると、書棚の上に小さな盆栽が載ってます。苔玉の中に植えた
枝は梅でしょうか?蕾がふっくらと膨らみ始めているのが見えました。
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>>> 東京スナップ!

椿寿庵(ちんじゅあん) ~永楽~

2016年03月19日 17時24分15秒 | トラベルフォト

出会いの瞬間、その深く気高い花の色にハッとさせられました。椿の名は「永楽」。
白やピンクや紅白絞りなど、華やかな咲き姿の椿が数多くある中にあって、紺侘助
(こんわびすけ)や黒椿など、シックな色合いの椿の花も、椿寿庵(ちんじゅあん)
のハウスの中には咲いています。

この「永楽」も深い赤の色を備えた、印象的な椿のうちの一つ。濃い紅色の椿は
数多くある中で、なぜこの花に惹きつけられるのだろう?と思ってよく見てみると、
花の中心にある筒状の蕊(しべ)の色まで紅色なのです。まるで、周囲の花の色に
よって染められたかのように鮮やかなしべの色。

別名「黒侘助(くろわびすけ)」と呼ばれるこの永楽。確かにこの暗紅色の深みの
ある印象は、”黒”と呼んでもいいほど重厚な色です。しばらく眺めていても、その
味わい深いニュアンスのある紅色は、見飽きることがありませんでした。
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>>> 花鳥風月、奈良の色。

上野桜木あたり

2016年03月17日 22時24分16秒 | トラベルフォト

人が行き交う。人が集う。笑顔で交わす会話と活気が絶えない、美しい路地がここに
あります。上野桜木あたり。 日暮里駅から谷中霊園を抜けて徒歩約10分。日展新会館
の角を左手に折れると、昭和の香りを今に残す、その魅力的な路地が現れます

「みんなのろじ」と名付けられた路地で繋がるこの三軒家。かつて金融・不動産を
運用していた塚越家の自宅として建てられたというこの場所を保存・改装し、この
地に息づいている土地の記憶を残すため、食やアートの複合施設「上野桜木あたり」
として蘇らせたそうです。

”あたり”の幟の横を過ぎると、賑やかな生活の音が聞こえてきます。手前のお店、
谷中ビアホールからは、店員さんが注文を受ける元気な声やビアジョッキが触れ合う
音。奥のカヤバベーカリーからはイースト菌の香ばしい香りが。活気あふれる路地
には人だけでなく、ワンコも集まっていました。
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>>> 東京スナップ!

Canon EOS Kiss X80

2016年03月14日 22時33分45秒 | デジタルガジェット

1993年。精密機械である一眼レフの名前に、初めて”Kiss”とつけた、その驚き。
当時はフィルムだった初代EOS Kissから数えて23年。愛おしい我が子を綺麗に
写したいママのために生まれたマイ・ファースト・一眼レフ。最新モデルの
EOS Kiss X80が発表されました。

現行機種のEOS Kiss X70登場から約2年。SNSとの連携がより簡単に、より
便利に使えるよう、無線転送機能が強化。Wi-Fi、NFCに対応し、スマホや
タブレットへ撮った写真を瞬時に転送可能。メモリーカードを出し入れして
写真データをやりとりしていた、あの煩わしさから解放されました。

お手軽な一眼レフに最も必要なポイント、それはやはりプライス。税込みで
ヨンキュッパを実現したそのコスパの高さは、多くの人に支持されているKiss
シリーズならでは。売れているから安くなる。安くなるから売れている。
正のスパイラルに支えられて、発売する前から、新型のヒットも約束されて
いるのです
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>>> 新製品ニュース

長崎 旧唐人屋敷内土神堂の猫

2016年03月12日 22時47分10秒 | トラベルフォト

長崎、唐人屋敷跡(とうじんやしきあと)。寛永の時代、海外との交流の場といえば
出島が有名ですが、このエリア、唐人屋敷も海外の文化や経済の交流が盛んな場所でした。
当時、中国からの貿易は全て長崎に集約されており、来航した唐人が市内で密貿易など
をさせないよう、この地域に居住させられていたのです。

中国で古くから豊作の神様として祀られてきた神様、土神。その神様のためのお社が
この土神堂。午後から降り出した雨の中、福建通りを過ぎ、唐人屋敷通りへ。長い坂を
上っていくと、やがて土神堂の前までたどり着きました。

お堂の中へと入ろうとした時、門の前には先客が。雨宿りしていたこちらの猫です。
見れば体はずぶ濡れ。この時はやや風が吹いてたので、雨を避けるための大きめの
屋根が必要だったのでしょう。目の前を通る人間の往来など気にもくれずに、
ただじっと一点を見つめているのでした。
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>>> まち、あち、こち。

椿寿庵(ちんじゅあん) ~利休~

2016年03月10日 22時07分50秒 | トラベルフォト

茶聖 千利休。茶の湯にその生涯を捧げた天下の茶人の名を冠した椿がこの花。
確かに、見れば見るほど、この染み入るような佇まいが、利休を彷彿させるのです。
花の手前側に見える、虫食いの葉のせいでしょうか。無垢で真っ新(さら)な
花の白さのせいでしょうか。

複雑に絡み合う深い緑の色調を湛えた葉の間から、唐突に咲く一輪の椿。その白さは
圧倒的で、”真実の白”とも言うべき純白。花を引き立たせる枯れた背景との対比が、
その美しさを一層際立たせています。しかも、その咲き姿には、姿勢を正した威厳
のようなものを感じました。
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>>> 花鳥風月、奈良の色。

椿寿庵(ちんじゅあん) ~チューリップタイム~

2016年03月02日 22時22分29秒 | デジタルガジェット

奈良 大和郡山の椿寿庵(ちんじゅあん)では今、様々な椿が次々に花を咲かせて
います。この日、朝からハウスへ訪れて一鉢ずつ順に見ていくと、?と思わせるネーム
プレートを掲げた椿が咲いているのに気がつきました。名前はチューリップタイム。
椿なのにチューリップ?不思議な名前です。

原産はアメリカ。サルウィンツバキの仲間で、筒型のチューリップ咲きの形から
その名前がついたようです。味わい深い表情の咲き姿が多い日本の椿とは違い、
明るく可愛らしい印象の西洋椿で、思わず微笑んでしまうような優しさが感じ
られます。春を呼んでくれそうなその可憐な表情がとてもいいですね。
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>>> 花鳥風月、奈良の色。