GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

ジャガー・Eタイプ

2008年05月31日 17時21分15秒 | 
クラシックカーラリー2008in奈良でのスナップ、次の車はイギリスの名門、ジャガーのEタイプ(米名:XK-E)です。
1989年にフォードの傘下となり、今春にはインドのタタ自動車に買収されたジャガー。
世界で迷走を続けるかつての名門は、そのブランド力の高さが仇となってか、その行く先は未だ見えません。
このEタイプSeries 1、流麗で豊かな曲面のロングフロントノーズに加え、後方にセットバックしたコンパクトなコックピットとの組み合わせは、レーシングマシンの流れを汲むボディコンシャスなプロポーション。
速さを誇るために作られた理由ある造形は、やはり力強くて美しいのです。

DELL Inspiron Mini

2008年05月30日 23時56分04秒 | パソコン
DELLのウルトラ・ポータブルノートの名前は、「Inspiron Mini」が正解でした。
リリース写真にある天板の光沢は、とてもエントリーモデルとは思えないほどのツヤの深さ。
このシリーズのテーマカラーに掲げたこのボルドーレッド、なかなか色が良く映える仕上がりです。
DELLらしいプレーンでやさしい表情を持ったInspiron Mini。
カラーもおそらく多色展開になりそうです。
ところで、この写真の鉛筆、やっぱりでかくないですか?

DELL mini Inspiron

2008年05月29日 22時42分33秒 | パソコン
ついに山が動き始めました。
このところ、圧倒的なロープライスで巷を騒がしている、各社のウルトラ・ポータブルノートの輪の中へと、PCの巨人、DELLも名乗りを上げました。
Engadgetによると、この写真以外、“mini Inspiron”の名前さえも未確認の情報ですが、対抗製品であるAsusのEee PCやHPのHP 2133と、後出しジャンケンで勝利するためには、500ドル以下のプライスは期待できそうです。
こうした低価格ミニノートの動向を、一歩引いて静観を決め込んでいる日本のPCメーカーも、今回のDELLの参入表明を受け、さすがに黙っていられる状況ではなさそうです。
しかし、この写真に写っている鉛筆、でかくないですか?

WILLCOM 03 Vol.2

2008年05月28日 23時39分24秒 | デジタルガジェット
WILLCOM 03でまず驚いたのが、このカラーリング。
イメージカラーとして選ばれた左のマゼンダピンクのセレクトが、これまでどのスマートフォンにも無かった色です。
このカジュアルでビビッドな色展開を見れば、ZERO3の系統がどんどんケ-タイに近づいているのが分かります。
ケータイとは異なる独自の存在感を示していたZERO3オーナーにとっては、やや寂しい感が残りますが、横幅50㎜に押さえたコンパクトな筐体は、間違いなく使いやすいモデルに生まれ変わっています。
6月下旬の03デビュー。
アップルの3G iPhoneとの、日米スマートフォン対決になりそうな、そんな楽しい予感でいっぱいです。

WILLCOM 03

2008年05月27日 23時30分57秒 | デジタルガジェット
WILLCOMのバッドニュースとグッドニュース。
注目のVista端末、WILLCOM D4の発売延期が明らかになりましたが、一方、その存在さえ知られていなかったWindows Mobileの伏兵、WILLCOM 03が発表されました。
WILLCOM D4が誇る最先端通信端末としての魅力も、相当惹かれるものがあるのですが、ジャパニーズ・スマートフォンの血統を真に受け継いだWILLCOM 03の登場は、思いがけないタイミングでした。
初代W-ZERO3より大幅にスリムアップした小さなボディの中に、ワンセグを搭載したシャープの技術力には目を見張るものがあります。
本当に待っていたモバイルフォンの直系、WILLCOM 03。
心の中では、「購入ボタン」をしっかり押してしまいました。

シトロエン DS19 Vol.3

2008年05月26日 23時22分32秒 | 
エレガントかつ威風堂々のサイドビュー。
この車が街を走っていれば、誰もがその気品に目を奪われてしまいます。
仮に今、フランスの大統領が中から出てきても、全く違和感がないほど艶やかで高貴な表情。
やっぱり車は、作られたそれぞれの国の文化が顔に出てこなければいけません。
6月2日登場の日産「ティアナ」が“OMOTENASHI(おもてなし)”をコンセプトにしているのも頷けます。
しかし、何遍見ても見飽きないDS19のデザイン。
どう考えても、このカタチに魂(たましい)が宿っているとしか思えません。
そのようなクルマ、この世に一体何台あるのでしょう。

シトロエン DS19 Vol.2

2008年05月25日 14時34分20秒 | 
ベルベットのようなファブリックのフロント座席に座っていると、足元に見慣れない白いレバーが。
「このレバーは一体何ですか?」とオーナーさんに聞くと、「これがシャコチョウです。」との答え。
シャコチョウ、つまり車高調整。
なるほど、これがハイドロニューマチックによるセルフレベリング機構だったのですね。
シトロエンといえば、やはりハイドロニューマチック。
「雲の上を行く」と語られた、この革新的な油圧サスペンション機構は、その後の他社の車作りにも大きな影響を与えました。
レバーを一番下に合わせてしばらくすると、全く静かにじわーっと車体が下がっていくのが分かりました。
写真のリアビューは、ボディが一番下がった状態。
ブランドマークが入ったリアタイヤの泥除けが地面にくっついています。
50年も前に搭載されたこの先進的な技術。
自動車の歴史は革新の歴史でもあります。
    ↓
ハイドロニューマチック

シトロエン DS19

2008年05月24日 18時12分02秒 | 
独、日本の次には仏の名車です。
フランスの気品溢れるとても素敵な車、シトロエン DS19です。
スケール感のある堂々としたフォルムの中にも、フランス独特のエスプリが効いています。
ブリティッシュ・グリーンとは微妙に異なる、シックなダーク・グリーンがクラシックなボディと見事にマッチ。
この車が生まれた1950年代のパリの風景に、ピッタリとはまりそうなエレガントなスタイルは、古き良きシトロエンならではの独特の魅力を放っています。
こちらのオーナーさんは本当に気さくな方で、ぜひとも席に座ってくださいと言ってくれました。
誘われるままシートに腰を下ろしてみると、なんとそこには驚きの発見がありました。

トヨタ・スポーツ800 Vol.3

2008年05月23日 23時51分13秒 | 
車にはそれぞれベストアングルというものが必ずありますが、僕の考えるヨタハチのベストアングルはこれ。
砲弾型をしたきれいな空力フォルムが、ややサイドからのアングルからだとよく見て取れます。
コンパクトな車体であるにもかかわらず、伝統的なスポーツカーに良く見られるロングノーズのフロントデザインは、とても力強い走りを予感させるのです。
真っ更なものに載せ代えたというエンジンを見せてもらいましたが、これもまた驚くほどピッカピカ。
よく手入れされている外装鋼板よりも新品の状態で、これでまだ数十年は現役間違いなしというコンディション。
ついでにもうひとつ驚かされたのが、そのエンジン載せ代えの費用。
希少価値モノとはいえ、それほどまでとは……。個人的情報なのでこれ以上は申し上げられませんが、想像を超えていることは確かです。

トヨタ・スポーツ800 Vol.2

2008年05月22日 23時58分24秒 | 
ヨタハチのヒップライン。
クラシカル・スポーツカーの王道を行く、ぎゅっと絞り込まれたテールノーズ。
全体の造形を壊すことなく、最小限の要素にまとめられたテールランプも好印象です。
新車と見紛うばかりの外装鋼板の塗装は、傷も少なくツヤツヤ。
しかし、オープンカーの要となるタルガトップの耐久性は、40年の月日には勝てないようでした。
オーナーさんの話によると、どうしてもパッキンの隙間から雨が進入してくるのだとか。
僕がかつて乗っていたシティ・カブリオレも、同じく雨漏り対策に気を揉んでいました。
日本の風土とオープンカーとの相性は、必ずしも良い関係とは言い難いのですが、頬に風を受けて走る開放感は、やっぱり答えられない気持ちよさなのです。

トヨタ・スポーツ800

2008年05月21日 23時17分06秒 | 
さて、日本のマイクロカーだって、その個性の強さでは引けを取りません。
伝説のスモール・スポーツカー、トヨタ・スポーツ800です。
通称「ヨタハチ」の名で、今も多くの日本人に愛されている2シーターのオープンスポーツカー。
この真っ赤なヨタハチ、40年も前の製品であるにもかかわらず、外装はぴかぴか。
所有しているオーナーさんは、本当にこの車を大事にしておられました。
そして個性豊かなこのエクステリア・デザイン。
曲面だけで構成された流麗なボディが醸し出すグラマラスな造形に、色気を感じるというよりは、人間味のある暖かさや人懐っこさを感じます。
その存在はまるで、超高性能なペットとも言えます。

BMW Isetta(イセッタ) 300 Vol.3

2008年05月20日 22時52分10秒 | 
パカーンと開くフロントドア。
前方から乗員が乗り込むため、ドア付属のスピードメーターはおろか、ステアリングまでもがドアと共に大きく開くのです。
いまだかつて、こんな驚きのアイデアを具現化したクルマなどあったでしょうか。
居住性や衝突安全構造を考慮した、効率的なFF(フロントエンジン/フロントドライブ)が主流となっている現代の車作りの基準では、絶対に作ることができない超レアな存在。
このユニークなドアを見ても分かるとおり、当然エンジンはリア側。
そう、ポルシェと同じ駆動方式のRR(リアエンジン/リアドライブ)なのです。
もちろんその走りの質は全く別次元ですが、今では希少なRRのクルマ、実はこんなところにもありました。

BMW Isetta(イセッタ) 300 Vol.2

2008年05月19日 22時03分24秒 | 
さて、Isetta(イセッタ)の後姿はこんな感じ。
キュッと絞られたヒップラインはとてもキュート。
縦に二つ並んだ丸目のリアランプへとつながる、つまみ上げたような曲面造形はクラシックでエレガント。
そして、なによりも強く惹かれてしまったのが、屋根のキャンバストップです。
5月の心地よい風を受けながらお日様を浴びて走る気持ちよさは……。うらやましい限りです。
ラリーの開始時間になると、皆に向かってオーナーさんはここから元気よく手を振ってスタートしていきました。

BMW Isetta(イセッタ) 300

2008年05月18日 17時17分36秒 | 
本日5月18日、快晴の奈良でクラシックカーラリー2008が行われました。
観戦を楽しみに、各車が集合する奈良国立博物館に行ってみると、欧州車を中心に往年の名車がずらりと。
中でも、ゼッケン4番のBMW Isetta(イセッタ)300は多くの注目をさらっていました。
車史上他にはない、前開き1ドアのバブルカーIsetta(イセッタ)は、ミニカーや写真などでは知っていましたが、実車を見るのはこれが初めて。
ミニやフィアット500など、個性が光る欧州のマイクロカーの中にあっても、そのユニークなスタイルは唯一無比。
こんなにも小さなクルマを、ドイツの巨人、BMWが生産していたというのも、奥深いカーストーリーを感じさせます。
オーナーさんも、とても楽しげに運転していたIsetta。
見られて良かった!
    ↓
イセッタ概要

浅草寺

2008年05月17日 15時19分25秒 | トラベルフォト
東京浅草、浅草寺といえばやはりここ、雷門。
ド派手な大きさの大提灯は、日本人よりも海外の人にとって有名な存在なのかもしれません。
その大きさ、直径で3.4m、高さは4m。提灯全体の重さはなんと670㎏!
あの小錦が二人ぶら下がっても、まだ足りません。
この大提灯。底の飾りを見てみると、「松下電器」の文字が。
浅草観音に祈願して病気が快方に向かった松下幸之助が、この大提灯を寄進したということです。
先日紹介した通天閣には日立の広告がありましたが、大阪のシンボルには関東メーカーが、東京のシンボルには関西メーカーがそれぞれスポンサーとなっているのは、偶然とはいえ出来すぎた話です。
 ↓
通天閣