GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

浄瑠璃寺(じょうるりじ) 三重塔と紅葉

2010年01月31日 22時22分36秒 | トラベルフォト
昨年秋、京都 浄瑠璃寺(じょうるりじ)へ訪れた時に撮った写真です。

境内の中心にある池の東、薬師如来が安置された国宝の三重塔。
お参りしようと初塔の前まで来ると、そこには張り紙が。
「ご本尊の薬師如来がアライグマに傷つけられたため、現在は別のところで修復中」とありました。

そういえば先日、奈良 法隆寺でもアライグマによる重要文化財の被害があったとニュースで報じられていて、近年、これまで起こり得なかった野生の生き物による、神社仏閣へのいたずらが、何故かあちらこちらで増えつつあるのです。

この日、問題のアライグマには遭遇しませんでしたが、このすぐ後、緊張感溢れる猫騒動に出くわすことになりました。

写真下方、初塔の軒の角でおとなしく丸くなっている野良猫が一匹。

しばらくすると、今回の騒動の発端となるもう一匹が、いつの間にか姿を現すのです…。

iida lotta(ロッタ)

2010年01月30日 17時37分17秒 | デジタルガジェット
auのデザインケータイ・プロジェクト「iida」から、新作“lotta(ロッタ)”が発表されました。

ケータイとライフスタイルを、もっと自然に繋ごうという試みでラインナップされたiidaケータイの数々。
前回のG9に引き続きこのlottaも、元ソニーのプロダクト・デザイナー、岩崎一郎氏によるデザインです。

岩崎一郎氏といえば、“MUTECH(ミューテック) Telephone 610”という電話機のデザインが印象的(↓下記サイトJDNにて参照)。
生活の道具としての心地よいカタチ、心地よいカラーを、ごく自然に表現することに長けた、職業人というよりは職人のような感覚を持ったプロダクト・デザイナーです。

このlottaでは、「7」「5」「3」という、日本人には馴染みある奇数を、それぞれのカラーに合わせたアクセントナンバーとして刻印しています。

触れて、見て、操作して、改めて感じる、言葉に出来ない心地よさ。
そんな感覚を製品に込めることが得意な岩崎氏のデザインですから、店頭で手にしたら、他のケータイとは違う何かを感じさせてくれそうな予感がします。
    ↓
JDN /Gallery /桐山セレクション/岩崎一郎 /MUTECH Telephone 610

Apple iPad Vol.2

2010年01月28日 23時04分01秒 | デジタルガジェット
なるほど、こういう手があったのか、と思わせてくれるiPad アクセサリーがこの“iPad Case”。
中折れする表カバーを裏側へ折り返せば、角度可変のキーボードスタンドに。
そして、折れた面を底辺側にするようにディスプレイを立てれば、フォトスタンドor簡易TVに。

単なる本体カバーに、使い勝手の小技が利いたアイデアを詰め込んでいます。

Macbook Pro同様 アルミ製のユニボディとガラスのディスプレイで構成されたiPad。
これほど繊細で美しい仕上げのモバイルマシンを、剥き出しのままで持ち運ぶのはためらわれるので、もし専用ケースに入れるならば、こんなに工夫が凝らされたApple純正ケースをついでに選択したくなります。

ハードウェアの完成度。ソフトウェアの洗練。アクセサリーの統一性。

問題は、iPadの魅力を二倍にも三倍にも増幅させるための、新たなネットワークサービスの構築です。

Apple iPad

2010年01月28日 06時08分42秒 | デジタルガジェット
最も気になるその名前は、iTabletでもない、iSlateでもない、「iPad」でした。

そしてもうひとつ気になるその価格は499ドルから。
499、599、699ドルの価格は、想像の範囲内でしたが、9.7インチで解像度1024×768ドット、1GHzのプロセッサのマシンならば十分に魅力的な値段です。

iPhoneとMacbookの間を埋める第3のカテゴリーは、この巨大なディスプレイを備えたiPhone(or iPod touch)でした。

さて、iPadが提案する新しいモバイルライフとは、一体どんな世界になるのでしょうか。

PENTAX Optio I-10

2010年01月26日 22時50分21秒 | デジタルガジェット
PENの波はついにPENTAXにまで。

あの世界最小一眼レフカメラ、PENTAX オート110を彷彿させるコンパクトデジカメ、Optio I-10が発表されました。

オート110といえば、独特の形をしたフィルムフォーマット“110判フィルム”を採用した、世界で最も小さな一眼レフカメラのこと。(↓下記「PHOTO EQUIPMENTさんのサイトにて詳しく紹介されています)
中古カメラ屋さんのショーケースで偶然出くわす度に、「ほんとにコイツはかわいいなぁ…」と思ってしまうキュートな存在なのです。

今回発表されたOptio I-10の原型は、正にこのオート110。
なにより型番がそう語っています。

温故知新のちょいレトロカメラには、やはりレザーのケースが似合います。
カジュアルウェアと相性ぴったりのこの雰囲気ならば、首や肩から下げて積極的に見せて歩きたくなるデザインです。

そして、気になる新機能は、やっぱり小顔フィルター!?
…これはもうプリクラです。
    ↓
ペンタックス オート110

黒木本店 喜六(きろく)

2010年01月25日 18時03分10秒 | お酒
価格が高いうえに入手困難な森伊蔵酒造の芋焼酎「森伊蔵」や、白玉醸造の「魔王」などと肩を並べるプレミアムな麦焼酎といえば「百年の孤独」。
このスペシャルな銘柄、百年の孤独を育て上げた酒造会社が、宮崎県の黒木本店。

橘(たちばな)、山ねこ、ハナタレ、中々といったように、芋から麦まで、名前の通った味のあるお酒を、次々と造り出しています。

その中で、ひときわユニークなラベルの文字でお馴染なのが、この「喜六(きろく)」。

七七七六と書いて呼び名を“きろく”。
いわゆる“喜寿“の喜の字を草書で分解したものだそうですが、スロットマシンを引き合いに出すまでもなく、確かに七が三つも揃えば、それは大喜びしそうなシチュエーションに出くわしそうです。
でも実は、黒木社長の名前を、逆さ読みでつけたとか、つけないとか…。

さて、飲み口はというと、驚くほどの素直さ。
芋の風味が、口の中にしっかり・どっしりと残りながらも、お酒の角や雑味がどこにも当たらないまろやかさ。
どんな料理にも魔法のように合わせてくれる、したたかな名脇役といったところ。

ふと気がついたら、またこれを選んでしまいそうな、素姓の良いお酒です。

漢国神社(かんごうじんじゃ)の椿

2010年01月24日 22時34分34秒 | トラベルフォト
近鉄奈良駅からやすらぎの道を南へ。
しばらく歩くと道沿いに見えてくる朱の鳥居が、漢国神社(かんごうじんじゃ)の入口。

安土・桃山時代から伝わる、三間社流作(さんげんしゃながれづくり)・桧皮葺の、枯れて趣ある本殿でお参りを済ませた後、社殿をゆっくり見て回ろうと裏手に差し掛かった時、ふと視線を落とした足元が、鮮やかな赤紅色に染まっているのに気が付きました。

見上げれば椿の花。

冬の冷たい風に晒されるたびに、無音のまま、さらさらと花びらを落としています。
石畳まで伸ばした椿の枝の下では、紅の花が美しいリズムを持った間隔で散りばめられていました。

敷石のランダムと椿のランダムの無意識の重なり。

意図が一切介在しない状況の中にも、美しさはしっかりと潜んでいます。

Sony Ericsson Xperia(エクスペリア) Vol.3

2010年01月23日 16時04分43秒 | デジタルガジェット
Xperia(エクスペリア)のエンターテイメント機能を自在に操る独自のUI(ユーザーインターフェース)、Mediascape(メディアスケープ)。

このエクスペリエンス(体験)を一度でもしてしまうと、これまでの様々なスマートフォンでの使い慣れたUIが、とたんに古臭いもののように思えてしまいます。

今までであれば、動画を見ようと思えばムービーソフトを立ち上げ、音楽を聞こうと思えばミュージックアイコンをクリック。また写真を見ようと思えばフォト閲覧ソフトをタッチするといったように、メディアに合わせてソフトを出したり閉じたり。
思えば、随分と煩わしい操作に慣らされてしまっていました。

Mediascapeでは“感覚”が最優先。

ミュージック、フォト、ムービーといった各種メディアの中から、「Infinite(インフィニット)ボタン」をキーに、アーティスト名や撮影日時など、各種タグ情報を元にし、操作する人の感覚に合わせて、自在に再編集/提示してくれるのです。

“クロスメディア”体験を、ここまでスマートに表現してくれるXperia。

iPhone対抗の筆頭に相応しい、強力なスマートフォンが誕生しました。

しかし何といっても、iPhoneに対する最大のアドバンテージは、本体下中央に備えたストラップホールの存在かもしれません…。
モバイルギヤの基本ですから。

Sony Ericsson Xperia(エクスペリア) Vol.2

2010年01月22日 22時50分31秒 | デジタルガジェット
ドコモからの事実上の撤退を宣言してから約2年。
Sony Ericssonが満を持して放つ最新のグーグルフォン“Xperia(エクスペリア)”の完成度は相当なもののようです。
その名前が示すように、これまでにない新たなケータイ・エクスペリエンス(体験)を見せてくれる驚きのユーザーインターフェースは、非常にスマートかつ斬新。

指で触れたアイコンやメニューが、まるでトルネードのように画面の中を駆け回るモーション・グラフィックのしなやかな動きは、かつて初めてiPhoneの画面に触れた時のような新鮮な驚き。
このスマートな動作を、フルワイドVGAの解像度でありながらも、ストレスなく動かし切っているところに、ハードウェアのポテンシャルの高さを感じます。

そして、8メガ/オートフォーカス/手振れ補正といったデジカメ並みの背面カメラには、顔認識やスマイルシャッターも備えています。
その認識機能を生かして、タッチした人物の顔と名前を自動判定し、そのまま電話やメールへとシームレスに機能を連動させることができるユーザーインターフェースはとても斬新。

新生ブランド、Xperia(エクスペリア)のネーミングに込められた思いは、伊達ではありません。

Sony Ericsson Xperia(エクスペリア)

2010年01月21日 23時21分39秒 | デジタルガジェット
2010年はAndroid(アンドロイド)が大ブレイクする年になりそうです。

すでにリリースされている、日本ケータイ市場におけるグーグルフォンの実力は未だ未知数ですが、その底知れぬポテンシャルの高さが徐々に感じられてきました。

そしてついにドコモから正式発表となった、Sony EricssonのXperia(エクスペリア)が、日本におけるグーグルフォンの火付け役となることは間違いありません。

スマートフォンの、デバイスとして最も重要なポイントの一つがディスプレイですが、iPhone 3G sの3.5インチ480×320ドットに対して、Xperiaは4インチで480×854ドット。
2.5倍以上もの広大な表示エリアを有するXperiaは、エンターテイメント・モバイルマシンとして、大きなアドバンテージです。

Apple 対 Google。
iPhone OS 対 Android。

目が離せなくなりそうなバトルは、Xperia発売予定の4月から始まります。

SONY BRAVIA EX700

2010年01月20日 21時20分42秒 | 家電
一体いつから薄型テレビの値段がこんなに低価格になっていたのでしょうか。
今回発表されたBRAVIAの新モデル EX700シリーズ。
売れ筋の主力となる46型で23万円。40型ならばなんと17万円です。
「1インチ5000円の壁さえ破ることができれば爆発的に売れる」と言われていたのも束の間、発売のしょっぱなから5000円超え。
しかも省エネ時代の高画質技術のキモである、白色LEDバックライトを搭載して、です。
デザインに目を向けると、LEDによる薄型化で最薄部22㎜のパネルを実現すると同時に、フロント部分にスピーカーネットを見せない処理で、ソリッドでスタイリッシュなフラットフェイスが特徴です。
直線だけで構成されたノイズレスで高品位なデザイン。
とても素直に「いいね」と思わせてくれる良品です。

SONY New VAIO F Vol.2

2010年01月19日 21時12分37秒 | デジタルガジェット
新生VAIO Fで最も注目されるのが、その心臓部。
上位モデルのVPCF119FJ/BIに搭載されているのが、“クアッドコア”のインテル Core i7。
Windows 7にCore i7。
ぞろ目の7は、字面もいいですね。
この、ノートとは思えないほど贅沢なCPUを、どう使いこなすかが問われます。

そしてもうひとつ、ソニーの新たな試み「TransferJet」。
ワイヤレスでデジカメ等の画像データを本体に取り込む新技術。
本体への搭載は、ソニースタイルオリジナルモデルでのオプション対応で、対応する製品も新サイバーショットなど一部機種のみということなので、PC/デジカメまとめ買い以外の人はその恩恵に預かれませんが、今後の動きに期待したい機能です。
こうした未来につながる新機軸の提案がなければ、いまや日本メーカーのパソコンを積極的に選択する理由が見つからないほど、激動の時代の中にあるのです。

SONY New VAIO F

2010年01月18日 21時46分30秒 | パソコン
CESですでに発表済みのVAIO Fが、国内の春モデルとして正式にリリースされました。
ちょっと気になったのが、“ソニーのフラグシップノートPC”という文言の、このVAIO F。

これまで、ソニーのプレミアム大画面ノートの歴代フラッグシップといえば、言うまでもなく「Type A」。

厳しい時代の流れはついに、“いつかは「A」”という憧れのノートPCまでも、事業仕分けしてしまいました。
AはFと統合され、VAIO Fはこれからソニーの、Windows 7世代ノートの頂点に納まることになりました。

…デスクトップから動かすのさえ大変な、18.4インチという巨大な液晶モニターを搭載したモンスターノート、あのAシリーズが…。

寂しいかぎりですが、今後のFの進化に期待していきたいと思います。
もちろん新世代のフラッグシップですから、液晶は16.4インチとはいうものの、当然FULL HD/Adobe RGB対応でBlu-ray Discドライブ搭載(上位機種の構成)。

気になるのは、ノートの頂点を示すコードが“A”でなく“F”という、不思議なアルファベットの響きだけです。

CONTAX(コンタックス) T2 : Photo 6

2010年01月17日 17時28分23秒 | CONTAX T2
デジタル vs アナログ。
現代のCMOS画像素子と往年の銀塩フィルムとの比較対決という試みは、やはりやってみたくなるものです。
CONTAX T2で撮った春日荷茶屋(かすがにないぢゃや)ののれん。
このアングル、昨年秋にもこのブログで紹介したものですが、その時の写真はというと、Canon EOS 40Dで撮影したもの。(↓下記参照下さい)
実は、全く同じアングルで、T2でも撮影していました。
早速比較してみると…

色のノリは間違いなくT2。
解像感はいい勝負といったところでしょうか。
では写真から感じる空気感は…、これもT2に軍配が上がってしまいます。
これな一体…

被写体、季節、光など、それぞれのカメラに有利/不利はありますが、それでもデジタル一眼レフは、時代の最新技術を惜しげもなく投入したプロダクト。
レンズだって、T2の直径1.5cmにも満たないCarl Zeiss Sonnar (カール・ツァイス ゾナー)と比べたら、Canon EF-Sレンズは巨大なクジラのようなもの。
これをどう理解したらいいものか…。
しかし、どちらも現在愛用の大切なカメラ。
うれしいような、悲しいような。
    ↓
春日荷茶屋(かすがにないぢゃや) - GOOなMONOたち

CONTAX(コンタックス) T2 : Photo 5

2010年01月16日 20時20分53秒 | CONTAX T2
草木が自然に発する、瑞々しいほどの生命感を見事に捉えてくれる、CONTAX(コンタックス) T2のCarl Zeiss Sonnar (カール・ツァイス ゾナー)2.8/38 T*。

では、モダニカルな被写体はどうか。

ならまちの一角に立つ、カフェやギャラリーの集合サロン、「界(KAI」の看板を見上げで撮ってみました。
昨日の石灯籠の写真とはガラリと趣を変えた、キレのある写り。
草木の生々しい臨場感は消え失せ、パリッとした見切りの良いコントラストが印象的です。

対象となる被写体の性格を読みとって、おあつらえのフィルターへと瞬時に切り替えたかのような、Carl Zeissレンズの仕事ぶりには、毎回驚かされます。
そのカメレオン・レンズの予期できない七変化を見たいがために、またもやシャッターを切ってしまうのです。
    ↓
界(KAI)