GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

般若寺の秋桜 Vol.2

2013年10月30日 23時03分22秒 | トラベルフォト

奈良のコスモス寺、般若寺の秋桜は、もうすっかりシーズンを終えてしまいました。

写真は先々週の日曜に撮影したもの。

般若寺の本堂前の礎石の上に聳(そび)えるのは、高く大きな十三重の石塔。

一切経蔵の前でグーっと背を伸ばしたピンクの秋桜を手前にして、天高く九輪を掲げた石塔を撮りました。

しかし、なぜ石塔の屋根の数が十三?その意味とは。

YAHOO!知恵袋によれば、まず十二という数が基本となっているそうです。

暦の基本数である十二(十二ヶ月、十二支など)の因縁を超えた、十三という数。
宇宙の摂理を超えた数としての十三に因んで建てられたのが十三重塔であるとか。

そう言われてみれば、なんとなくその立ち姿もどこか凛々しく見えるのです。

奥野ビル

2013年10月27日 17時04分13秒 | トラベルフォト

知る人ぞ知る銀座のレトロスペクティブ・ビルヂング。

奥野ビルと言えばやはりこの手動エレベーター。
アル・カポネの映画の場面にでも出てきそうな折り畳み格子式のエレベーターです。

ドア横の呼び出しボタンを押すと、上階からエレベーターが降りてくるメカニカルな音が階下に響き、ドア上に掲げられたゴールドの表示版の針が、6、5、4…と静かに回転しながら一階へと近づいてきます。

うーん、クラシック。

静かに箱が一階に降りてくると、イエローにペイントされた鮮やかな折り畳み格子がガラスの向こうに姿を現しました。

ワクワクしながらドアの前に立ちますが、手動式ですからもちろん自動で扉は空いてくれません。
まず表のドアを横に引いて、次に中の折り畳み格子のレバーを倒しながら横に開いてようやく中に入れます。

そして中からもう一度格子を閉じて行き先ボタンを押して初めてエレベーターは上り始めます。

デジタルミュージック全盛のこの時代に、アナログレコードに針を落として音楽を聴くような不思議な感覚。

そんな儀式めいた行為がなんともくすぐったい、実に貴重な経験をさせてくれるのが、このエレベーターなのです。

サンシャイン水族館 チンアナゴ

2013年10月26日 21時10分49秒 | トラベルフォト

サンシャイン水族館の人気物の一人、チンアナゴ。

「サンゴ礁の海」水槽の白砂から、細長い体をヌーっと伸ばした姿が何ともほのぼの。

水中に顔を出しているその長さはみなまちまちですが、どのチンアナゴも小首をクイッと前にかしげつつ、ただじっと上を眺めています。

か細い体の割には大きなその瞳で、一体何を見つめているのかは分かりませんが、海中を伸びたり縮んだりしているコミカルな様子を見ているのと、思わず時間を忘れてしまいそうになるのです。

その個性的な容姿は、当然子供達の心を捉えるようで、サンシャインのお土産グッズコーナーでは、チンアナゴのキャラクターグッズが色々取り寄せられていました。

ペンギンやイルカたちとは違ってなかなか地味な存在ですが、その隠れキャラ的魅力に溢れたチンアナゴ、とても気に入りました。

京都 鞍馬寺の天狗みくじ

2013年10月23日 22時51分20秒 | トラベルフォト

鞍馬寺の本殿にたどり着くと、本殿脇に一際鮮やかな朱色の天狗が。
その前に大きな文字で「天狗みくじ」。

天狗の頭の上を見ると、写真のように沢山の天狗のキーホルダーが盛られています。

なぜこれがおみくじ? と、よく見れば、天狗の後頭部に筒状に丸められたおみくじの短冊が刺さっています。

なるほど、キーホルダータイプのお土産みくじ。

初穂料は400円。

… 高い。

大吉を引いたつもりで、大きな気持ちでシャッターを切りました。

法起寺の秋桜(コスモス)

2013年10月21日 22時52分52秒 | トラベルフォト

急に寒さが増し、季節は着実に秋へと移行しつつあります。

秋といえばやはり秋桜(コスモス)。

秋桜を見に奈良 斑鳩の里へ訪れました。

斑鳩の風景を代表する法起寺の三重塔の周囲の畑は、この時期秋桜で埋め尽くされます。

秋晴れの抜けるような青空の下、三重塔を風景に溶け込ませて、これはピコティでしょうか、鮮やかな覆輪の秋桜を主役にシャッターを切りました。

視線を下に下ろせば一面秋桜の花だらけなのですが、空に向かって元気いっぱいに花を広げるこの秋桜の咲き姿があまりにも生命力に溢れていて、思わずクローズアップしてみたのです。

SONY α7/α7R Vol.2

2013年10月19日 17時11分35秒 | デジタルガジェット

「Newα(アルファ)始動。」

本日世界発披露のイベント、特別体験会に行ってきました。

銀座ソニービル8F OPUS(オーパス)では、開場の11時から多くの人が詰めかけ、注目度の高さが伺えます。

画質の高さは単焦点フルサイズのRX1で証明済みなので、最も気になっていたのはそのサイズとスタイリング。あのファインダー部のとんがり帽子は一体…。

パブリック用の写真を見る限り、どうにも取って付けた感があったのですが、実機の印象は違いました。

シャープで端正な面取りと、マグネシウム合金の剛性感が合わさり、手に持ってみると小気味のいい凝縮感が伝わってきます。これは、定型のパースで撮らざるを得ない広報用写真のせいだったと言わざるを得ません。

そのXGA OLEDのファインダーの見え具合ですが、α99同等の解像度ながらもコントラストを上げて、より自然な見え方へと改良を加えています。
また、レンズと同軸上にあることで、一眼レフユーザーは思いのほか違和感なくEVFを使えます。ただ、近接センサーの反応が今一なのか、背面液晶表示からEVFへの切り替えにワンテンポあり、ここは改善の余地有りです。

しかし、フルサイズをこの大きさに。これは革命的。

サブカメラもフルサイズ、そんな考えをNewαが実現するのです。

ラスボラとトランスルーセントグラスキャットフィッシュ

2013年10月18日 22時43分32秒 | トラベルフォト

骨まで透け透けのトランスルーセントグラスキャットフィッシュ。

向こう側が完全に素通しのこの体を見ていると、ワンピースのブルックへの疑問と同じく、ごはんを食べたその先は、一体どうなるのでしょうか。

いやその前に、彼等の内蔵はどこに?

それはどうやらエラのところに見える銀色の部分に集約されているのだとか。

なんともコンパクトにまとまった消化器官ですが、そのほかはただ水中を移動するためだけの機能に徹した贅沢な体の作り。

効率的なのか、非効率的なのかは見方によりますが、トランスルーセントの美しさだけは極めて明確です。

SONY α7/α7R

2013年10月16日 23時23分02秒 | デジタルガジェット

「約3640万画素のフルサイズセンサーで世界最小・最軽量ボディ」。

このコピーに全てが凝縮された、世界のどこにもなかった一眼、α7シリーズが発表されました。

人の手が触れるグリップ部以外は水平と垂直で形成されたフラットボディ。

約236万ドット有機ELのEVFを内蔵したファインダー部までも、まるで一刀彫りのごとく斜めに断ち切られた台形型。

一眼レフのEOSを長年使い続けてきた僕の目には、どうにも見慣れない違和感ある造形処理。

マグネシウム合金の質感と剛性感がなければ、到底持ちそうにないデザイン手法です。

ただ、やはりワクワクさせるのは、この小ささでフルサイズ。さて、その実力は?

今週末開催される、特別体験会が待ち遠しいのです。

般若寺の秋桜

2013年10月15日 22時38分27秒 | トラベルフォト

先週末の三連休は本当にいい天気に恵まれました。

ネットでコスモス便りを見ると、奈良の般若寺の境内は今まさに満開。
ならば、と日曜日に朝一番で出かけて行きました。

出がけに調べた天気予報の通り、空は雲一つない快晴。
その色は、秋の空そのもの。

頬をなでていく心地よい風は、本堂の五色幕(ごしきまく)をふわりと揺らせて、淡いピンクと濃いピンクの秋桜達の間を吹き抜けて行きます。

10月半ばというのにまだ気温も高く、トンボの姿は見られませんでしたが、秋は確実に深まっていくのを感じました。

明日香 稲渕の彼岸花 Vol.2

2013年10月06日 17時02分49秒 | 

先月末に撮影した彼岸花。

奈良 明日香の稲渕では毎年かかしコンテストが行われていますが、今年のテーマが「田んぼの神様・田んぼの生き物」だったせいか、様々なタイプのカエルのかかしが多く見受けられました。

案山子ロードを上りながら色んなかかしを見て歩くと、小山の上の展望台にたどり着きます。

この場所だけなぜか赤と白の彼岸花が咲いているのです。

木立の間から日が差し込んでくるところに咲いていた紅白のペアを見つけ、白を手前に写真に収めました。

日を浴びて輝く彼岸花。

艶めく赤がなんとも美しく見えました。

サンシャイン水族館 サンシャインラグーン

2013年10月04日 22時37分26秒 | トラベルフォト

サンシャインラグーンの水槽越しに魚たちを写真に収めていると、水槽の前では子供達も夢中になって魚にカメラを向けています。

スマホで写真という人達が当たり前になってきていますが、特に子供達に限って言えば、彼等のデジタルグッズであるDSや3DSでバシャバシャと撮りまくっている光景をよく見かけます。

そして中には、パパのタブレットを使って、9インチの巨大な液晶画面を目の前にかざしながら撮影しているという今時のデジタルキッズもいるのです。

そうして撮っている姿を見ると、撮影というよりは、むしろ目の前の風景の一部をサクッと切り取っている感じ。

一眼レフを構えてシャッターを押すクラシックタイプの僕にとっては目からウロコのパフォーマンスです。

先入観に囚われない子供達の遊び方は実に自由な感覚で、楽しくもあり羨ましいと感じたのです。

京都 鞍馬駅 Vol.2

2013年10月02日 22時25分23秒 | トラベルフォト

鞍馬駅を出ると、すぐその目の前でお出迎えしてくれるのがこの大天狗。

人の背丈をはるかに超える大きな顔は、遥か彼方を見つめています。

近づいてよく見れば、前方にどかんと突き出た大きな鼻、なんと根元には上から亀裂が走っているのです。
折れてきはしないかとソロソロと近づいてみれば、自分の頭の後ろから伸びてきた金属ワイヤーでしっかりと鼻先を支えられています。

ということはやっぱり一度折れたんだ…。

当然芯材を入れたり補強をしたりとしてはいるでしょうが、作り手の熱意だけではどうにもならない物理的なアンバランスさに問題ありそうです。

だってこんなにこんなにも前へと突き出しているんですから。
撮った本人でさえ、これは3D写真か!とツッコミをいれたくなるほどです。