GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

zipflop shoes

2012年10月29日 23時04分26秒 | ファッション

なるほど、ジッパーか!

シューズのベロクロや紐の変わりに、部分的にジッパーを使用したスニーカーはありましたが、それを全周ぐるりと回し込んだユニークなデザインは初めて。

さすがは有機的フォルムの天才、ロン・アラッド。

その発想は常に柔軟です。

それにしても不思議なジッパー。左右に分かれるジッパーが、トゥ部分では三股に。
一体どんな噛み合わせ構造なのか、どうにも分かりません。

ソールと左右のレザーを繋いだだけの、実にシンプルな構成。あまりにもプレーンなフォルムは、ある意味単体ですでに完成されていて、ファッションアイテムのひとつとして、このデザインがどんなアクセントになるのか良く分からない、そんな印象すら受けるシューズです。

APPLE 新しいiMac Vol.2

2012年10月25日 22時32分33秒 | パソコン

明日26日、Microsoftが放つ新世代OS、WINDOWS 8の発売と同時に、各社からPCのニューモデルが順次リリースされていくのですが、今回発表された新しいiMacの、プロダクトとしての完成度の高さにはかないません。

摩擦攪拌接合という特殊な製法をもってして実現したという、継ぎ目のない端面5mmの極薄ボディは、見るたびにハッとさせられます。

その端正な佇まいを実現するために、従来横にあったSDカードスロットを、目の届かない背面に持ってきたことや、未だPCの基本機能の一つである光学ドライブを、本体からあっさり廃止してしまったことなど、当然のことと言わんばかりの潔さ。

「この美しいデザインのためには必要なこと」といった切り捨ても、言わばAPPLEに流れるDNAでもあります。

CDの音楽をiTunesに入れたいんだけど…とか、今使っているアプリケーションソフトをDVDでインストールするためには…とか、モバイルノートじゃないんだから光学ドライブの搭載は必須でしょ、と言いたくなるのが正直なところ。

でもやはり、洗練された新しいiMacのデザインの力には、どうにも抵抗しがたいものがあるのです。

APPLE 新しいiMac

2012年10月24日 23時23分13秒 | パソコン

むしろ、脚の方が太い!?

最薄部5mmの衝撃は、そういう見方にもなってしまうほどの驚き。

iPad miniの事前リーク合戦の盛り上がりにより、ある意味ノーマークだった第8世代の新しいiMac。

液晶ディスプレイ一体型となってからは徐々にパネルが薄くなってきているので、今回のデザインはもちろん正常進化なのですが、その際立った薄さのために、まるで金属の一枚板のように感じる本体は、少し先の未来から来たデスクトップパソコン。

その存在感は、歴代iMacとはまるで違います。

薄さは正義。

再認識させられました。

鎌倉 江ノ電 2000形

2012年10月23日 23時23分49秒 | トラベルフォト

先頭車両のフロント部分に、とても広いウインドウシールドを持つ2000形。
この大きな前方窓を生かして、運転士席の直ぐ後方の席は特別な展望席になっています。

つまり、普通は車両の左右向い合せで設置されているベンチシートが、この展望席だけは車両の前方に向かっているのです。
ということは、運転士と同じ視線で景色を楽しむことができるのです。

この日、それとは知らずに乗り込んだ車両がこの2000形だったので、電車の扉が開くと同時にその特別な展望席の存在に気が付きました。

これは面白そうな席だと近づく間もなく、3席しかない展望席は、ちびっ子達に占領されてしまいました。
僕はその真後ろから立ったままの状態で、運転士越しのパノラマ運転風景を存分に楽しみました。

鎌倉 江ノ電 300形 Vol.2

2012年10月21日 22時09分11秒 | トラベルフォト

再び江ノ電300形。

路線距離約10kmの路線の中で、唯一のトンネルとなる極楽寺トンネルから300形が姿を現しました。

長谷駅からしばらく歩いたところにある御霊神社(ごりょうじんじゃ)。境内にある木製ベンチに腰掛けていると、近くの踏切が鳴り出しました。

さっきは上り電車が通ったので、単線の江ノ電ですから今度の電車は鎌倉方面行の下りです。
境内の端の線路脇に行き、トンネル出口から出てくる車両を待ち構えていました。

極楽寺トンネルの奥から光が見え、姿を現したのは300形。

昭和の匂いを今でもしっかり残すこの車両デザイン、とても好きなのです。

ひつじ雲

2012年10月20日 10時41分28秒 | トラベルフォト

気持ちよく晴れ渡った先週土曜日、駅を降りて駅前の通りを歩いていると、親子連れの子供たちやお父さんたちが上を見上げて指を指しています。

お母さん方はスマホを空に向けて写真を撮っている様子。

つられて見上げるとご覧のように、きれいに列をなしたひつじ雲。
見ている誰もが、「うわー秋だねー」と声を上げていました。

しばらく見ていると、お父さんのうちの一人が「あっ、飛行機が飛んでくるぞ!」と子供に教えています。

目を凝らして見てみると確かに遥か上空、翼をいっぱいに広げた航空機が一機、こちらに向かって一直線。

気持ちと空が一体になったかのような、素敵な午後でした。

鎌倉 江ノ電 500形

2012年10月19日 22時58分49秒 | トラベルフォト

江ノ電の中では最も新しい型の500形。
全体的に丸みを帯びたフォルムは他の形よりちょっとだけモダン。

江ノ電初のインバーター制御。
現代のハイブリッド自動車で採用されている回生ブレーキ機構もいち早く搭載され、全体的に省エネ指向の車両となりました。

その最新型の江ノ電車両を、平安の時代から続く歴史ある御霊神社(ごりょうじんじゃ)の鳥居越しに写しました。

鳥居のすぐ眼の前を、それもこの近さで電車が通り過ぎる。
こんな素敵な風景も鎌倉ならでは。

鎌倉 江ノ電 10形

2012年10月17日 23時22分54秒 | トラベルフォト

ひときわ人目を引くコバルトブルーとベージュの外装色。
イエローのアクセントラインが細部を引き締め、オリエント急行を彷彿させるクラシカルな外観が特徴の、江ノ電 10形。

こうしたレトロなエクステリアデザインに合わせて、内装も木目を多用。
パイクカー的な雰囲気を漂わす、独特の味付けを持った車両です。

こんな色の車両もあったんだ…、と惹かれるように近づいていって写真に収めました。

しかし、見れば見るほど大型テーマパークで走っていそうな外観。小ぶりなプロポーションも相まって、通勤通学に使われる民間車両には見えない楽しさがあります。

でも、江ノ電であるなら、やっぱり“まじめ”よりも“楽しい”方がいい。

愛されることを宿命付けられた電車ならではです。


鎌倉 江ノ電 1000形

2012年10月16日 22時52分06秒 | トラベルフォト

うわっ、本当にすれすれだ!

思わず声を上げたくなるようなほど近接した状態でも、江ノ電は普段通り鎌倉の町中を走行しています。

写真の七里ヶ浜の辺りは、道路と並行して走る併用軌道区間なので、柵もフェンスもなく車両全身が露わな状態で目の前を走り抜けてゆく姿は、なかなか迫力があります。

自転車や車はもちろんのこと、歩行者とも並んで町を走っている江ノ電。この身近な存在感こそが、鎌倉の人たちに愛される所以。

線路沿いに歩いていると、線路を横断する踏切でない小さな踏切がいくつも現れてきます。

そこにはもちろん遮断機などありませんので、渡る時はしっかり左右を見て安全を確認してから。

なんだかとても大らかなのです。

鎌倉 江ノ電 20形

2012年10月14日 10時02分57秒 | トラベルフォト

江ノ電と言えば、民家と民家の間すれすれを走り抜ける、人と町にとても近しい存在。

軒先をかすめそうなほどの雰囲気なので、車窓からの風景はダイナミックでもあり、なかなか楽しいのです。

地域の足でもあり、観光の主役のひとつでもある江ノ電。そのイメージでまず真っ先に思い浮かべるのが“江ノ電グリーン”と呼ばれるレトロな緑色。

2両1組が基本の連接車に、あのノスタルジックな江ノ電グリーンの組み合わせこそが“江ノ電”とも言えるのですが、こちらのカラーリングはいわゆる「チョコ電」と呼ばれる茶色。

“ブラウン”ではなく、“茶色!”と言いたくなる愛らしい車体カラーも、江ノ電の雰囲気にぴったりくるのです。

鎌倉 江ノ電 300形

2012年10月13日 21時50分43秒 | トラベルフォト

天は高く、空はますます青い。

素晴らしい秋の空を満喫しようと鎌倉へ。

鎌倉、海、とくればやはり江ノ電。一日乗車券「のりおりくん」580円を購入して、七里ヶ浜、由比ヶ浜沿いを歩きながら、江ノ電フォトを撮りに行ってきました。

普段、鉄道はもちろん好きなのですが、これまで鉄撮りにハマるほどの興味はありませんでした。しかし、江ノ電だけは特別。

だれもがその記憶の中に持つ“電車”のイメージが、そのまま現実社会に飛び出てきたかのような愛らしい外観。

20年ぶりに会いに来たのですが、そのイメージは全く変わっていませんでした。
単なるノスタルジーを超えた、“普遍”の形が今も残る強烈な個性。

この300形を皮切りに、様々な江ノ電車両を連日紹介いたします。

奈良 聖林寺(しょうりんじ)

2012年10月11日 23時01分21秒 | トラベルフォト

アーネスト・フェノロサが称え、その立ち姿が麗しいと言われる十一面観音立像に会いに、奈良 聖林寺(しょうりんじ)へ行きました。

桜井市からやや南へ離れた山間にひっそりと建つ聖林寺は、なかなか行く機会を掴みにくいお寺。

いつかは見てみたいと思っていた噂の十一面観音立像ですが、現在JR東海のポスターでその姿を見ることができます。

この凛とした空気感。調和のとれた端正なプロポーション。

その美しい写真に魅了され、初めてこの聖林寺の山門をくぐりました。

ご本尊は、本堂中央に安置される巨大な子安延命地蔵菩薩ですので、客仏である十一面観音立像は、階段を上ったところに建立された別のお堂の中。

お堂の扉を開き、長年待ち続けた御仏が眼前に。

フェノロサが息を飲んだその理由を、見てすぐに理解しました。

2メートルを超える長身の観音様の、凛々しく伸びやかなオーラを全身に感じ、それは心安らぐ幸せな時間でした。

東京駅 Vol.2

2012年10月04日 23時38分20秒 | 建築

2007年から始まった東京駅の修復工事も、月曜日の10月1日にようやく完了。

中でも南北のドームは、約100年前の竣工当時の姿が蘇ったということで完成前から多くの話題に。

古くて新しい新生東京駅の顔をさっそく見に行ってきました。

まずは、鮮やかなたまご色とクラシカルな内装が特徴的なドームを、内側からじっくりと観察。

ドーム中心の真下に立ち、真っ直ぐ見上げた八角形の天井を見ると、全ての角に真っ白な鷲が大きな翼を広げています、

そしてその一段下、アーチとアーチとの間に埋め込まれたターコイズブルーの丸窓中心には、それぞれ異なる文様がレリーフとして埋め込まれています。

調べてみると、ひとつひとつがそれぞれその方角と一体となった十二支の動物とのこと。

欧州懐古調の美しい意匠ですが、ディティールに関してはあくまでも和。

それはやっぱり東京駅ですから。

横浜大さん橋国際客船ターミナル

2012年10月03日 23時00分29秒 | トラベルフォト

2002年の竣工から10年余り。

大きくうねる歩道。上下階層の境のない連続した多面体。周囲の波と一体化したかのような、有機的な建築フォルム。

斬新な構想とナチュラルな発想が高い次元でミックスした横浜大さん橋国際客船ターミナル。

当時様々な建築雑誌で取り上げられ、数々の話題をさらったこの場所へ、ようやく初めて訪れることができました。

横浜港を一望できる開放的なロケーションに加え、自在にその角度を変えるブラジル産のイぺ使用のウッドデッキの存在が自然と気持ちを和ませてくれるのです。

海と潮風。芝生とウッドデッキ。

大さん橋の路面それ自体が歩道でもあり巨大なベンチでもある。その自由な建築とダイナミックな造りにただただ深く、ポジティブに共感するのです。

SONY VAIO Tap 20 Vol.2

2012年10月01日 21時45分46秒 | デジタルガジェット

IFA 2012で発表した、VAIO初のWindows 8 PC。

今回目玉となるタッチ機能を前面に押し出し、本体をここまで大胆にチルトさせることで、家族で使える大きなPADとしての使用性を提案。

家族のタグがピン留めされた楽しげな操作画面を見ているだけで、これまでの“パソコン”という枠から離れた、新たな存在であることが見て取れます。

「Tap 20」とう銘打っているように、タップして始まる様々なアプリの提案がこの端末の成功の鍵。

ノートでもない、デスクトップでもない、そしてタブレットでもない。

その全ての良さを一つのカタチに凝縮したVAIO Tap 20。

この新しい提案は、確かにWindows 8でなければ生まれませんでした。