GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

唐古・鍵遺跡(からこ・かぎいせき) Vol.2

2010年06月30日 23時41分51秒 | トラベルフォト

唐古・鍵遺跡(からこ・かぎいせき)跡に復元された、個性的なこの楼閣。

古代日本への思いを掻き立てる、藤蔓で作られた渦巻き型の屋根飾りに加え、二階部分の欄干には渡り鳥が三羽並んでいます。

弥生時代の日本人は、一体どのような風景をここから眺めていたのかと考えると、歴史に対する想像の幅はより深くなって行きます。

さて、紙も筆も無い遥か昔の建物を、随分詳細に再現させたものだなぁ…と思っていたら、なんとこの楼閣、発掘されたこちらの土器に描かれた線画をもとに復元したものなのだそうです。

このプリミティブな線から、ここまで仔細かつ立体的に作り上げた想像力は、実に見事。

弥生時代の空気をリアルに感じさせる、素晴らしい復元建築です。

唐古・鍵遺跡(からこ・かぎいせき)

2010年06月28日 22時57分41秒 | トラベルフォト

奈良県田原本町、国道24号線を車で南下していると、突如左手に見えてくる見慣れない古代の建物。

弥生時代の大環濠集落である唐古・鍵遺跡(からこ・かぎいせき)です。

多数の出土品を伴う発掘・調査を終えた後、唐古池の西南隅に建てられたのが、この楼閣。

屋根の四方から伸びる、特徴的な渦巻きの飾りが印象深く、ただ眺めているだけで、気持ちは古代の日本へとタイムスリップしてしまいます。

今年、日本中では幕末ブームが巻き起こっていますが、遥か太古の弥生の時代だって、もちろん歴史の一幕なのです。

カタツムリの赤ちゃん

2010年06月27日 17時52分26秒 | 昆虫

葉っぱが巨大な訳ではありません。

雨に濡れた紫陽花(アジサイ)の葉の大きさは7~8センチほど。
ということはつまり、赤ちゃんカタツムリの貝殻は約5ミリといったところでしょうか。

先週、紫陽花の写真に、偶然赤ちゃんカタツムリが写っていたことで、初めてその小さな存在に気が付き、今日は狙って探そう!とアジサイ園の中を、目を皿にして歩きまわりました。

あまりに小さな体すぎて、なかなか目に留まらなかったのですが、藪蚊の攻撃と格闘しながら30分。ようやく見つけ出しました。

意外な早さで進むカタツムリの可愛らしい姿はとても健気で、必死になって探した甲斐がありました。

長雨が続く鬱陶しいこの時期の、小さなご褒美でした。

MOTOROLA Droid X(ドロイド X)

2010年06月26日 21時42分49秒 | デジタルガジェット

FLASH対応のAndroid 2.2へのアップグレードを約束されたスマートフォン、MOTOROLA Droid X(ドロイド X)。

日本への供給はありませんが、iPhone 4の驚異的な進化に負けじと、Android陣営も世界各地で新端末を次々とリリース。

OSの進化も早いのですが、それに追いつくハードウェアの開発速度も加速し始めています。

アップルが制御する統制のとれた美しいくともクローズドな世界が正しいのか、世界中の知力を総動員しながら、混沌から統一へと向かうオープンな世界が勝利するのか、iOSとAndroidのガチンコ勝負は第二ラウンドへ。

しかし、次から次へと盛り込まれる新たな機能と進化のスピードに、iPhoneもAndroidケータイも、これが電話機であるという本来の姿をすっかり忘れてしまいそうです。

矢田寺の紫陽花(アジサイ) - ナデシコガクアジサイ -

2010年06月24日 22時31分58秒 | デジタルガジェット

鋸(のこぎり)状の装飾花がかわいらしいこのアジサイの名は、撫子顎紫陽花(ナデシコガクアジサイ)。

「ナデシコ」とくれば、反射的に「ジャパン!」などと叫びたくなりますが、一体なぜ撫子(ナデシコ)

アジサイの中でも、こうした装飾花の萼片(ガクヘン)に鋸歯のあるものをナデシコ咲きと呼ぶのだそうです。

しかし、調べれば調べるほど、アジサイには実に沢山の品種があります。

色、柄、形。

人が手を掛けて作り上げただけあって、どれをとっても個性的で素敵な容姿の花々に仕上がっています。

Dyson Air Multiplier Tower Fan

2010年06月23日 22時14分39秒 | 家電

そうきたか!と、思わず唸ってしまった新作家電。

昨年、扇風機から羽を無くして世間をあっと驚かせたダイソンが、今度は、扇風機の記号でもある“丸い顔”を取り払いました。

夏を間近に控えたこの季節、スタイリッシュな扇風機から、メチャ安の扇風機まで様々な機種が店頭に並びます。

しかし、扇風機がこの世に生れてからこのかた、プロペラファン式の扇風機は、その構造と形の基本の記号が変わることはありませんでした。

そんな成熟しきったコモディティ商品を、基本構造から作り変え、羽を取り去り、丸い形からも解放したダイソンの驚くべき着眼点には、ただただ感服するばかりです。

54,000円を払ってまで手に入れたいとは考えられませんが、モノ作りを革新するための熱意と実行力を鑑みれば、十分にその価値があるのだと言えます。

TOSHIBA libretto W100

2010年06月21日 21時54分05秒 | デジタルガジェット

東芝 リブレットといえば、モバイラー御用達のミニノートの代名詞。

NOTEBOOKの東芝から、世界で初めてラップトップPCを投入して25周年を記念したモデルとして、再び「libretto(リブレット)」が発表されました。

一目見て違いが分かるこのlibretto W100。

7.0型のLED液晶を2画面搭載したアグレッシブなミニノートは、ただ目新しいわけではありません。

画面全域マルチタッチに対応することで、2画面目をソフトキーボードにしたり、ガジェット格納ウィンドウに使ったり、縦持ちで電子書籍として活用したりと、従来のノートの枠を大きく超える、新たなジャンルのモバイルガジェットに仕上がっています。

折り畳むことで、液晶を保護しながらも、本体全体をがっちりと掴むことができるほどのコンパクトサイズを実現しています。

この利点は、あのiPadですら真似できない独自の方向性。

“libretto”の名を冠するに相応しい一台です。

矢田寺の紫陽花(アジサイ) - ホンアジサイ -

2010年06月20日 10時17分27秒 | 

さて問題です。

この写真の中に、カタツムリが一匹潜んでいます。

写真を撮っている時には全く気付かなかったのですが、帰って写真データを見ていたら、偶然目に入ったのです。

そう、アジサイの花の右手の葉っぱの上。
そこにいたのは、カタツムリの赤ちゃん。

こんなに小さな、うまれたてのカタツムリを見たのは初めて。

その体だけでなく、渦巻きの殻まで透けていて、いかにもか弱そうな姿をしています。

雨の日偶然に見つけるのは、いつも決まって成虫となったカタツムリなのですが、成長するまでには、当然のことながらこんなにも小さな時があるのですね。

Sony Ericsson Yendo with Walkman

2010年06月19日 17時45分17秒 | デジタルガジェット

一見、Xperia(エクスぺリア)の弟分、X8とそっくりな形とプロポーション。

しかし、本体下に置かれたイヤホンがさりげなく物語っているように、このケータイはウォークマンフォン。

しかもフルタッチでの操作が可能な、新生ウォークマンフォン。

GSM帯域の地域のみの発売なので、日本国内ではお目にかかれませんが、手の中にすっぽりと収まるケータイ&ウォークマンで、本体価格が約1万1千円というのはなかなか魅力的。

加えて、バックパネルのカジュアルな10色のカラバリは、夏らしいクリアな色合いが、コンパクトなボディにマッチしています。

日本で手にすることができないのが残念なモデルです。

矢田寺の紫陽花(アジサイ) - 美方八重(みかたやえ) -

2010年06月18日 23時39分01秒 | デジタルガジェット

可憐で美しいブルースターが特徴のヤマアジサイ、美方八重(みかたやえ)。

星型の小さな花弁が円形に広がる愛らしい姿は、誰からも好まれる人気者。

上りはじめた朝日を受けた花弁の藤色が、とても鮮やかに映りました。

季節はすっかり梅雨本番。
全国各地で雨が続いた今週、じめじめとうっとおしい日が続いていますが、そんな季節にはやっぱりアジサイがないと。

気持ちに潤いを与え、目に微笑みを与えてくれるアジサイは、いつも素敵な表情を見せてくれます。

乃南アサ 「ニサッタ、ニサッタ」

2010年06月16日 17時58分05秒 | 
自分自身に甘く、厳しい現実を時代や周りのせいにし、犯した過ちから学ぶことが無い、どうしようもなく救えない主人公、片貝耕平(かたがいこうへい)。

自ら蒔いた種によって、有り金を失い、住む場所も失い、転落を続ける都会の生活の中で、「希望」が心の中から剥がれ落ちてゆく情けない様は、「これって、俺の事じゃん」と、笑えない気持ちでページをめくってしまうのです。

「耕平があまりに情けなくて見てられない」という、これまでの小説にないストーリー展開がどうにも気になる先には、常にがっかりな結末が約束されているのですが、再出発を誓った生まれ故郷の北海道でようやく灯り始めた小さな希望の火を、自分の不注意によって、またしても消し飛ばしてしまいます。

小さな人間のどうしようもないあがきと現実。擦れ切れてしまった心とあきらめの気持ち。

そんな中で偶然掴んだ、明日(ニサッタ)への希望のかけらを手にした耕平を、今度こそはと心から応援したくなるのです。

故郷、おふくろ、家族。読み進むうちにじんわり泣けてくる、等身大の物語です。

Sony Ericsson Xperia(エクスぺリア) X8

2010年06月15日 20時01分08秒 | デジタルガジェット

もうひとつの“かわいい”Xperia(エクスぺリア)。

Xperia SO-01B(ワールドネーム:X10)は、エレガントかつシャープな“大人”のAndroidスマートフォンでしたが、MOBIFLIPで確認されたX8は、3型液晶のスモールサイズ。

白くて小さなXperiaは、兄貴分とは随分雰囲気が違って見えます。

液晶画面の四隅にアイコンを配したソニエリ独自の、Android1.6インターフェース「Four-corner control」を搭載し、小振りになった表示画面でもオリジナリティ溢れる使い勝手をアピールしています。

iPhone 4の日本デビューのカウントダウンが始まった今、Xperiaも兄弟揃っての迎え討ちとなるのか、正式発表は未だなしです。

矢田寺の紫陽花(アジサイ) - ヒメアジサイ -

2010年06月14日 22時22分57秒 | 

アジサイの寺、矢田寺 本堂の裏山には、四国八十八か所霊場巡りのへんろみちがあります。

一周約4.5KM。閻魔堂の脇を抜け、へんろみちの入り口へと向かう石段を登りながら、後ろを振り返ってみると、ヒメアジサイが沢山の手毬をつけて咲いていました。

この繊細な水色は紫陽花ならではの色。

石垣の無骨な表情を背景に、ヒメアジサイの可憐な様子がとても生き生きとして見え、自然と顔がほころんできてしまいました。

しかし気が付けば脛のあたりがやたらと痒くなっているのです。

こんな季節に虫よけスプレーを忘れてきた自分が悪いのですが、数えてみれば合計9か所。
藪蚊にやられていました。

矢田寺の紫陽花(アジサイ) -日向青(ひゅうがあお)-

2010年06月13日 14時16分03秒 | 

西日本各地では雨の日曜日。
ついに梅雨入りです。

うっとおしい長雨の季節の、数少ない楽しみといえば、やはり紫陽花(アジサイ)。

思いのほか品種の多い紫陽花の、バラエティに富んだ美しい姿が今が盛りと咲き誇ります。

この時期、毎年訪れるのが、あじさい寺として有名な矢田寺。

正式名称は金剛山寺(こんごうせんじ)と呼ばれるそうですが、そういう呼び名で言われることはめったになく、パンフレットや道案内の看板にも全て「矢田寺」と書かれています。

矢田寺の公式サイトを見たら、NIKKEIプラス1でアジサイの名所 全国3位に選ばれたという名誉。

園内の広さもそうですが、扱うアジサイの種類も多種多様。
写真は、山アジサイの日向青(ひゅうがあお)。

青と言うにはやや紫よりの花ですが、この赤みの色付きは土壌の成分によるものなのかもしれません。

GIOS CANTARE(ジオス カンターレ) Vol.7

2010年06月12日 22時37分33秒 | 自転車

愛機、GIOS CANTARE(ジオス カンターレ)にまたがる時、いつも視線に入るこのアングル。

このサドルのデザインがたまらなく気に入っているのです。

ラグビーボールのような、はたまた硬球のような、この存在感のある白いステッチの入った両脇に、セリフ (serif) 付きの極太書体で入れた「GIOS」のロゴ。

木製テニスラケット時代やラクロスを彷彿とさせるような、古き良きクラシカル・スポーツの雰囲気を漂わせるこの作りが、スピーディーな走りのなかにも、どこかゆとりを感じさせる泣かせるポイントなのです。

ロゴデザインとその配置のセンス。素材を生かした作りと仕上げ。トータルバランスと雰囲気作りの妙。

イタリアの頑固職人によって、自分のこだわりの小さな工房から送り出されたかのような、イカした空気を放つこのデザインが、GIOS CANTAREの大きな魅力なのです。